最新の観てきた!クチコミ一覧

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恋愛漫画~鳳凰篇~

恋愛漫画~鳳凰篇~

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/10/22 (水) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

雨の赤坂REDシアター行ってきました。2008年の初演からバンカラ篇、真 に続き4回目の演目なんですね。 期待通り、いや期待以上に楽しまされちゃいました♡
上演時間2時間20分を全く感じさせない 引き込み力!!
帰りに同行者と「あそこは、こうだった! あぁだったのか!」 とアフターまで楽しめました(^^)v

ネタバレBOX

序盤から場面転換と早着替えの連続で早いテンポ!!
伏線を同時進行しているとわかるまで少し時間がかかったけど、最後にはムダがひとつも無いことがわかりました。 
だから2時間20分だったのかと 納得!!
火山火山が描けなかった「恋愛漫画」その理由にあぶなくホロリとしちゃいそうでしたが、次のシーンではクスッとしてしまうのは、やっぱりライオンパーマ流
次回公演は来年の5月のようで・・ いまから今度は何を観せてくれるのか待ち遠しくてしかたありませんよ

カメレオン探偵

カメレオン探偵

人となり

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

不思議な雰囲気の舞台でした。
ストーリーが難解で、きちんと理解できないまま終わり、終演後もずっと考えましたが分からず・・。
若手お笑いコンビが軸となっていましたが、コンビ愛は伝わってきました。
今後の活躍に期待します。

カメレオン探偵

カメレオン探偵

人となり

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

未知のユニットであり、しかも今回は前2回とは趣を異にする公演らしく、中心を担った出演者の説明によれば「人となり」さんの屋根を借りての公演、という事らしい。以前見たホームページに関心のフックに引っ掛かる何か(約めれば多様な要素から成るパフォーマンスとの方向性)が、今回の舞台に見出せず。と言っても元々不知の製作主体であるから、通常モードとの違いは判らず、推測を諦めた。
お話自体には昔~し大学演劇を付合いで観に行った時のボヤッとした「物語を語り切れてない」薄い感触が残り、加えて自分が疲労ゆえ意識が斑な観劇にもなり、行間に埋めこまれたかも知れないものは読み取れなかった。

舞台の中心は吉本の若手(一年目)の漫才コンビ。二人がまず「前説」的に登場し、「拍手」ネタで引っ張るが、漫才の一節でもやって笑いを取る、はなし(やる必要はないのだが・・芸人でーす、と登場するなら多少の「売り込み」があっても・・と)。入りの「いじり」(観客依存度)を凌駕するストーリーの引きを当然期待してしまうが、こちらの語り口、独特だけれども中々本題に移らずの感。ネタ的な枝葉に逸れて行く。それでも肝心の「物語」のとば口が開かれていれば、長すぎるペンディングも耐え得るのかもだが、「カメレオン探偵」というタイトルの振り=「事件(これは最初に殺人として提示されるが漫才コンビの一人が突然倒れるだけで背景は全く不明)」~「探索」~「意外な真実に辿り着く」といった定型を想像しつつ併走するも、斑な意識ゆえ言い切れる訳ではないが「何が謎」「何がその正体」まで語り切れていなかったのでは・・と思った。

参照事項として思い浮かぶのは、このユニットの出自が多摩美である事。
一度だけ観た多摩美での(文化祭か何かで)本域で作られた芝居というのが、内容殆ど覚えていないが(観た直後の印象だけは残っている)、イメージが飛躍するままにセオリー無視で突き進む、逆に恐れ入ったような体験だった。「意味」の担保を何重にも与えられた確立された舞台とは対極の、無意味という言葉が浮かぶようなパフォーマンスが、学生たちの「熱」(だけ)によって成立しているのは、「天晴れ」これである。
多摩美の伝統が何であるか等は知らぬが、同じく多摩美から出た妖精大図鑑、舞踊という土台はあるがイメージの奔放さの点においては共通すると言えるか。
いずれにせよ、今回「人となり」を知った実感を得られなかったので、別の機会を楽しみにしたい。

ネタバレBOX

今はどの芸人も登場して「どうも~~~~~~」と、袖から登場して中央のマイク前に来るまでを高い音程からサイレンのように「お~~~~~」と低い方になだらかな傾斜を描くように発声するのだが、あれ何。救急車の到着かっ。と、登場するなりまず自分でツッコんでみても良いくらいの奇妙さに思うのだが、あれがスタンダードになるご時世(どんなご時世だ)。
あとは最後の「もういいよ」、これも終わりの合言葉的にサラッと言ってるが(これはまあ成立してるんだが)、本来なら「もういいよ!」と相手に呆れたり怒ったりする、というオチだから、(ツービートみたく)切れちゃえば良いのに・・落語みたいなものかな。「しらべをごろうじろ。お馴染み大工調べでござい・・(拍手でかき消える程度の声量)」。別に良いのだが。
ミックスジャム

ミックスジャム

劇団「劇団」

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/10/23 (木) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

C観劇☆
イトウワカナ【我は星の子】笑った〜🎵陽気な母達にポップな衣装も相まって楽しさしかない作品でした🤗バスorタクシーのお話しをここまで惹き込まれ尚且つ大笑い出来る作品に仕上げる構成力が凄すぎる‼️ただ一つ陽一郎の姿がチラッとでも見たかったなーとか思ったり♪同じく参加してるマウスピースリーの三人の誰が扮してもハマるやろから見てみたかったなー🤗
劇団フアム【黒白喫茶店】韓国語と日本語の字幕が台詞の言語が変わる度入れ替わる演出が斬新で面白かった☆韓国ドラマ観てるみたいな世界観でした☆ただ耳が聴こえないのに普通に喋れるのはリアリティを感じれず少し残念←もしかして実は聴こえてる設定やったんかな?て考えてます🤔

星空のジュリエット07

星空のジュリエット07

ゆきんこ劇場

下馬出しホール(長野県)

2025/10/11 (土) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

小上がりのある劇場で、幻想的だったりする55分。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/10/post-46d895.html

銀幕狂想曲

銀幕狂想曲

劇団S.W.A.T!

新宿シアタートップス(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/14 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/10/13 (月) 17:00

映画スターを目指して大部屋俳優となった男が殺陣師から資質を見出され……という本作の疑闘を担当している西本良治郎氏をモデルにした映画界バックステージコメディ。
主に描かれるのが昭和40年代なので当時の映画・テレビ、俳優、流行などをリアルタイムで経験していた身として元ネタがほとんどワカって大ウケ。
また、四大海主宰の映画愛が溢れかえっており終盤で登場人物一人一人が主人公に言葉を寄せる場面やそこでの「フィルムからビデオに代わっていって」というフレーズに目が潤みそうになる。
いいモン視たなぁ♪

シュガーティガーティザー

シュガーティガーティザー

関西大学劇団万絵巻

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

感想遅くなりました。若い皆さんの演技がはつらつとしていて良かったですね。場面転換もよかったとは思いますが、照明を工夫するとかもっと分かりやすくできたらよかったかもです。全体的に分かりやすいエンターテイメントとして楽しかったですし、皆さんが楽しく演じていたのが伝わってよかったです❗頑張ってくださいね。

贅沢ゼロ

贅沢ゼロ

人間嫌い

Paperback Studio(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高でした。腹違いの3姉妹のやりとりに引き込まれました。『海街diary』に匹敵しますね。ぜひあの3姉妹のその後の人生を岩井さんには書いてもらいたいです。わずか45分のドラマでしたが非常に濃厚な時間でした。役者さんも演技がうまく3人すべてに感情移入できました。個人的には彼女たちの父親に思いを馳せてしまいましたが^^; ぜひ3姉妹のその後を描きながらスピンオフで2人のお父さんの人生物語も観てみたいです^^ 岩井さん、ぜひ続編を書いてください。ほんとすばらしい時間をありがとうございました。

人間になりたがったミミズと、

人間になりたがったミミズと、

劇団うぬぼれ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いやー、すごいものを観てしまった…というのが感想です。この作品、観る人によって星5つから星マイナス5つまでになるのではないでしょうか。正直、観始めてすぐ「うわ…なんかの罰ゲームに当たっちゃったかな… 歌もアレだしダンスもアレだし… 完全に素人の舞台だな…」と思いました。そしてしばらくして「うわっ…厨二病的な作品か… 観てられないな…」と思いました。が、2時間10分ほどしてからまったく私の評価変わりました。これはもしかしたら傑作どころか名作なんじゃないか…となりました。そのぐらい最後の20分ぐらいで見る人によっては印象が変わります。最後には歌が下手なのも演技がイマイチなのもすべて好意的に思えてしまいました。ある意味最低な舞台ですけど最高な舞台で、誰にもすすめられないけど一部の人には強烈に勧めたくなる作品でした。ちょっと私のなかで舞台に対する考え方が変わってしまった作品でした。

キュクロプス ─貧民街の怪物(東京公演)

キュクロプス ─貧民街の怪物(東京公演)

清流劇場

駅前劇場(東京都)

2025/10/23 (木) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2500年前のギリシャ劇を昭和の武庫川河川敷に置き換えて、ということに興味を惹かれ観劇しました。お芝居の前に劇の背景となる小噺が演出家よりなされ、ギリシャ劇と武庫川劇がどう関係していくかのヒントがあったため、ギリシャと武庫川河川敷に同時に思いを馳せながら観劇できた気がします。
先般の朝ドラ「あんぱん」では、逆転しない正義という言葉が重要なキーワードでしたが、今日のお芝居でも正義とは相対的なものであり、かつ善と悪だって相対的なものだと感じる次第。
ギリシャと武庫川河川敷のはなしに共通点があるのは、結局人間なんて変わっていないということ。現代でもおんなじことは繰り返される、だからこそ自分でそれをどう受け止めかつ受け流さなければいけないかが大切なんだろうと気づかされたお芝居でした。
アフタートークもあり、ホワイエではとても控えめに役者さんがいてちょっとおしゃべりしたりと観客と舞台がとても近い時間だったのも印象に残りました~

人間になりたがったミミズと、

人間になりたがったミミズと、

劇団うぬぼれ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

色んな意味で驚きました。ミュージカルにしなくても良かったような気もします。長く感じました。

カメレオン探偵

カメレオン探偵

人となり

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

 板上は下手奥コーナーにバーカウンタ。丸椅子3脚、中央に円のセンターを色分けしたマークのついた扉、扉の直ぐ左手に貸鉢に植えられた植栽。上手には蓄音機。出捌けは上手側壁部の袖から。

ネタバレBOX

 オープニング早々、吉本1年目というお笑いコンビが登場するが、寒い。余りにも寒い。芸の理想は夢と現の狭間で夢想空間を現出せしめることだと理解している自分にとって、これ以上の寒さは信じられないレベルの「表現」であった。
 タイトルのカメレオン探偵も一種のSFであるが、内容は乏しく感じられた。残念である。全体の構成も良いとは感じられず、脚本も甘い。役者陣の演技はまずまず。開演後照明は昏め。尺は90分程。
恋愛漫画~鳳凰篇~

恋愛漫画~鳳凰篇~

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/10/22 (水) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

個性豊かな 登場人物たちが繰り広げる
群像劇ともとれるかなー
四度目の再演である
話を作るという主題で
作家や本屋 編集などを交えて
その派生した物語等もを
作中に散りばめた作品である
各エピソードの繋に
もうちょい工夫が欲しかったかなー
とも感じたが
全体的に楽しめた笑える作品

ネタバレBOX

ハンター チャンスウメコが
次々と 派生していく様は
自分的にはツボだった
たまたまロミオとサム・ゲタン

たまたまロミオとサム・ゲタン

市民劇場TAMA

多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)

2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

楽しんで芝居をしている感は伝わるが
今ひとつな雰囲気があり
あまり話に没入 できなかったなぁと
作品内容は説明通りで
基本素舞台に小道具を配した
いつも通りの舞台美術 であった
全席自由

ネタバレBOX

賑やかしの阿佐ヶ谷姉妹風の
スタイリスト二人組によって拡散されまくった解散公演情報は止められずに
お人好しな劇団は急遽
脚本家の未完成話を上演する事にして
時間が無く上演しながら続きを書かせて
ギリギリでロミオとジュリエットの
コメディ 作品を何とか上演しきるのでした
=怪盗サムゲタンがジュリエットを
攫うという内容で
ハッピーエンドに終わらせる話でした
で結末は
脚本家の娘が
大好きな 劇団を終わらせたくなくて
メールを勝手に送ったのでした
薄々わかっているメンバーもいて
解散したくない気持ちを公演に託して
結局劇団は続くという結末に
落ち着くのでした




パレード

パレード

舞台「パレード」製作委員会

シアターH(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/11/01 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

伊藤理々杏の演技が光る!

初日観劇。
原作は『国宝』の吉田修一氏。ストーリーは折り紙付きの面白さで全く飽きさせない。
演出も私好みで、舞台ならではの魅力が詰まっており、観劇後の良いもの観せてもらった感、充実感が大きかった。

役者さんもそれぞれ素晴らしく、まさに役本人かそこに居る、そんな感覚で観る事ができた。
なかでも伊藤理々杏は好演だった。
近年、舞台・ミュージカル・朗読劇などで積み重ねてきたものを、確実に実力として蓄え、発揮していると思う。

口コミでどんどん良さが広まっていく、ぞんな良作だと思う。
観劇が初めて・初心者にもお薦め。

KCL

KCL

演劇集団プラチナネクスト

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/10/24 (金) 18:30

医療ドラマ。サスペンス?要素もあり。でもなにより「死」について終末医療を問う舞台でした。演じるのがプラチナネクストということもあり、重く、でも身近に感じられました。

ネタバレBOX

終末期の患者の声が聞こえたのか?看護する家族の葛藤もよくわかる。
わがことなかれ

わがことなかれ

海ねこ症候群

シアター711(東京都)

2025/10/22 (水) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/10/22 (水) 19:00

Aチーム観劇。
ヒリヒリしながらも温かく見守ることができました。若いっていいねぇ。などと自分、歳を取ったなぁと感慨深く。彼女たちのさらに20年後もみてみたいなぁ。今後が気になる劇団です。

イヴ・プリマ・パンドラ〜幻想都市の魔女〜

イヴ・プリマ・パンドラ〜幻想都市の魔女〜

ヅカ★ガール

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2025/10/22 (水) ~ 2025/11/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/10/24 (金) 19:00

初見のユニット。月組を観劇。世界観芝居だが「怪盗」に焦点を当てて、楽しめる舞台だった。(4分押し)125分。
 2019年に初演した作品だそうだが、「黒蜥蜴」「怪人二十面相」へのオマージュとして書かれたこともあり、壮大な展開で興味深く観ることができる。独特の世界観で描かれた都市に現われる怪盗と探偵の物語だが、貴族がいる一方で遺伝子捜査をしているなど、微妙な違和感が逆に楽しい。登場人物が多いが描き分けもできていて、最後まで楽しく観た。推しの岡本麻妃呂は少女探偵団の一人という役でダンスも演技も魅せてくれて満足。

恋愛漫画~鳳凰篇~

恋愛漫画~鳳凰篇~

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/10/22 (水) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ジェットコースターのようにめまぐるしく変わる舞台。それがとてもテンポ良く心地良い。笑えて泣けて皆愛おしい。必見です。これぞライオンパーマ!
恋愛漫画、続けてほしい。

ネタバレBOX

ラスト、感動しました。そうだったのか!鳳凰美し過ぎる。素晴らしく収束して、満足感でいっぱいになる。
脚本もキャストもひとつになって、あの熱量。
女性達の美しさにうっとり。
ひとつひとつの場面が笑える。京王線ウケました!笑いのテンポがツボ!笑わせるのは大変だけど嫌味なく上品で好感度大。
天堂さんのキラリと光った涙はしっかり受け止めました。ありがとうございました。おつかれさま。
残る回も頑張ってください。
三文オペラ

三文オペラ

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2025/10/04 (土) ~ 2025/10/07 (火)公演終了

実演鑑賞

このプログラムもシアターX主催、例の井田邦明氏演出の音楽系舞台。
三文オペラをオペラで観たのは初めて。女性も男性も高音の野太い声を音程差極大のビブラートで出すと、この作品の興趣が殺がれるような・・恐らく中盤以降、太い声で歌う場面が増えたのか、繰り返し耳にしていて許容量を超えたので耳について聞えて来たのか・・こう申すとオペラ歌手(の声で歌える方)の方には申しわけないが、先に知っていた演目であった事もあり、声質と作品のマッチングに若干ではあるが違和を感じた所である。
だがクルト・ヴァイルの曲は名曲揃いで、既にガーシュインが居たが前世紀前半のドイツでも先進的な楽曲として聴かれたのでは、と思ったりした。現代はもっと複雑な和声と旋律の絡み方のある楽曲があり、ふと林光を思い出したりした(その先駆としてあったのでは、と)。
そうか音楽畑の人々にとっても「三文オペラ」は取り組むべき範疇の作品なのだな。
しかしブレヒトという人は人間の一筋縄で行かなさを軽妙な台詞と意外な展開(人物の行動)で描いてみせる。主人公である女垂らしのメッキー、彼と対峙することとなる物乞いを牛耳って金儲けしているピーチャム、メッキーに借りがあり敬愛している警視総監のブラウン、メッキーの新妻ポーリー(ピーチャムの娘)、結婚の約束をしていた別の女、彼が出入りする娼館に居るかつてのメッキーの恋人ジェニー。それぞれの独特な行動により、メッキーは追い詰められて行く。
娼婦ジェニーはメッキーを警察に二度も「売る」のだが、その感情は明かさず、行動だけを観客は見せられる。しかし人生を最大限「遊んでいる」(勝負している)感のあるジェニーの女としての振り切れ方は、メッキーに極上のカタストロフ(破滅)を与えているようにも見えるし、それぞれ流の法外(法は二の次)に生きる人物たちの躍動が、世相を皮肉り笑っている。そこにこの作品の底知れない魅力がある事を再認識。

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