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寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この演目初めての観劇でしたが、いかにもつかこうへい氏らしい昭和の喧騒(かなりハラスメントでちょいとバイオレンス)に溢れた芝居でした。劇場でしか味わえないですね。演出は令和ですけど。

小林秀雄先生来る

小林秀雄先生来る

ハルベリーオフィス

駅前劇場(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

壱組印が2003年に初演、2008年に再演した演目で、当時の舞台に出演していた藤﨑卓也氏が企画し念願を叶えた舞台という事らしい。壱組印で大谷亮介が演じたカッコ付き「小林秀雄」を、藤﨑卓也氏が演じる。この作品の勘所は禁ネタバレであるが、よく書けている。作者の原田宗典の娘が、原田マハだったのネ(関係ないが)。

ネタバレBOX

青森のど田舎でブンガクを志す若者たちがこなれた方言で夢を語り、同じ女を巡って悶着を起こす。彼らにとってはどちらも崇高で切実な「夢」に属するらしい。素朴で単純な心の形が、観客の感性の地ならしをする。この心の地面に、言葉が滴り、沁みて行く。
正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「正義の人びと」6度目の上演という。Corichの過去公演ページの2公演を見ると役者数が少しずつ減り、今回は戯曲上の役は5名(他一名は作者の役)、上演時間も1時間45分で、大胆にテキレジを入れていると思しい(俳優座での上演と比較してもだいぶ削られている)。

演出が印象的だ。地下の一室の会場は、中央に地上階から階段がくの字に下り、奥側に大きく死角があるが、タイプ机が置かれ、作者カミュらしい男がタイプを打ったり佇んだりしている。役者も役人物として奥か上手ドアから出入りする以外は、ゆっくり移動したり佇んだりする。奥からの光が中央の「オブジェ」によって幻想的に動き、ドラマを胚胎す場所(あるいは歴史、あるいは人間の想念)であるかのように揺らめく。

物語は帝政ロシア時代の末期、大公暗殺に至るテログループの群像劇であるが、「正義」とその「実行」(暗殺)との乖離に揺らぐ人間心理が活写される。女優5名の内4名は男の役をやり、これが殆ど違和感も不足感もなく、非情な任務を自らに課する事となった緊迫感が、それぞれの個性において表現されていた。
ストレートな俳優座の上演より、戯曲の中心軸をとらえ、回した独楽の如く整然として切れ味がある。

ただ、暗殺を遂げ囚われの身となったカリャーエフの元に届いた大公夫人(未亡人)からの手紙が読まれるくだり、何処か冗長な感じがしたのだが、今言葉にしてみると・・
それまでの「内向き」の言葉の世界を表すに相応しい劇場環境と演出が、この時初めて、「外からの」声によって心がかき乱される、その瞬間として何等かの変化を見たかった所、「声」は相変わらず内なる心の問いのように響いている(演出的な工夫として、散在していた縦長の板(実は鏡だった)が彼を囲い込み、罪責感と向き合わせられるといった意味を付与していた)。
その声は、カリャーエフが元来持つ繊細で豊かな感性が、自らの良心から発する言葉とも思えるので、外界の、つまり実在の他者が物理的存在として現前した感じがしない、という憾みだ。
(そこが星5にはもう一歩、と思わせた要因のようである。)

しかし繰り返しになるが、愛を信じる故に悩むカリャーエフ(岩澤繭)、その恋人で爆弾製作を担うドーラ(あべあゆみ)、メンバーの扱いに長け理解力を示しつつグループの規律を重んじるアネンコフ(磯崎いなほ)、絶望と心中するかのように復讐の徒として暗殺計画を遂げようとしているステパン(加藤翠)、最初の計画で実行部隊となり、失敗によって心が折れた若いヴォワノフ(嶋木美羽)と、その演じ分け(役人物の内面化)には深く感じ入った。
最後は奥で作者を演じていた長堀博士氏(立ち姿を初めて見た)がつかつかと前に出、一人挨拶して終演を告げたのも、そぐわしかった。

ネタバレBOX

演出の高木氏の肩書「照準機関」は何時だったか目にした記憶があるが、職務的には「演出」の事をそう表現しているようである。同ユニットは2010年代に年2~3公演(3日間5ステージ)をコンスタントに打っているが自分は知らなかった。
見沢知廉の文章を取り上げていたりトークゲストに鈴木邦男氏の名があったり、取り上げる題材、関心対象が特徴的、「闘う人」の中でも独特な立ち位置がある。「正義とは何か」、そして孤高の存在。「正義の人びと」の舞台を手掛かりに問題関心の奈辺にあるかが推察できそうではある。正義を追求すれば先鋭化し、過激化しかねない。それにより(支配構造の中に生きる)大多数の人々の感覚から離れて行く。だが、だからと言ってそれが「正義でない」事になるのか。芝居を観る者と芝居の中で行動する者との間にあるのは時間差であって、歴史上の現時点での通念が、果して将来歴史を眺める観客の目にさらして「正しい」と言えるのか・・こう問うならその者は孤高への一歩を踏み出している。
バカの声

バカの声

ツツシニウム

キーノートシアター(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シャッフル②を観劇しました。
独特の雰囲気で、緊張感のあるストーリーでした。
伝いたいテーマは分かったような・・でも、果たして自分は本当に理解できたのか?という感じです。
内容や音響、役者さん達の演技に、何とも言えない怖さを感じました。
濃密な時間を過ごせました。

白きレジスタンス~約束の行方~

白きレジスタンス~約束の行方~

ピウス

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2022/06/30 (木) ~ 2022/07/06 (水)公演終了

映像鑑賞

ドラマチックな展開が続いて続きが気になる終わり方でした

今まで通り映像を使った演出が多かったですが
今回(多分)1シーンだけあった影を使った演出が印象に残りました

畳屋のあけび

畳屋のあけび

CROWNS

シアター代官山(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

https://twitter.com/HQFlqpEtJipeZRk/status/1544666685395070976

まるで二時間ドラマを見ているかのような安定感で穏やかな空気感でした。
空調もぬるかったです!

美しきものの伝説

美しきものの伝説

劇団東演

俳優座劇場(東京都)

2022/06/16 (木) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

有名な戯曲だが舞台を初拝見。島村抱月(鍛冶直人)の、日常的でしたたかな存在が印象的だった。文学座かなとおもったら、やはりそうだった。渡辺美佐子は、松井須磨子(=カチューシャ)役で、うぶな少女カチューシャを演じて、ユーモアがあった。89歳で(女囚服の背中「19231023」と、さりげなく渡辺の誕生日が書いてある)この青春群像のなかの松井須磨子をやるとはすごいことだ。

同じ題材を扱った木下順二「冬の時代」があある。木下もあだ名で登場人物を命名していたから似ている。宮本のこの戯曲は演劇青年たちも絡めたところが違っている。

戯曲としては二つの対話が肝になる。「幸せな民衆に芝居はいらない。祭りがあればいい」と語る抱月と久保栄の演劇対話と、権力奪取か権力否定かの堺利彦と大杉栄の革命対話である。特に大杉の語る極端な権力否定論は空論なのだが、空論ゆえのというか、妥協を排したひたむきな議論の美しさがある。初演当時には、既成左翼政党批判という側面も持ったのかもしれない。最後、真っ白な服を着て、陽光の中、パラソルを指して歩く大杉と野枝。まぶしく、まさに「美しきもの」の姿だった。

正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇場的には使いにくかろうな
中央部の階段とか
地下スペースの配置を
テロリストの隠れ家的に用いての
臨場感・緊張感を伴った芝居でした
普通に用いてたドアや扉なども劇中で
そのまま使用したりと使い方が巧かった

ネタバレBOX

壁に馬車の種類のイラストや
市中と思われる街路の地図が貼られていたりと
細かな点もGoodでした(^ー^)

爆発は音の演出かと思っていたら
赤いライトで効果的に見せていました

爆破後の逮捕~裁判~処刑までも描き切り
タイピング音にて
今作が書物上の再現なのかも
とったメタな表現も自分受けたデス

・・・濃厚でした
寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

予告通り小山さんの台詞が半端なくたくさんあって、汗だくの大熱演でした。又千穐楽を観に行きます。

ネタバレBOX

思わず笑ってしまう程馬鹿馬鹿しい話だけれど、最後ほろっときました。
ナイゲン(2022年版)

ナイゲン(2022年版)

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2022/06/21 (火) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/06/23 (木) 14:00

偶然だが12日の試演会と対角に近い位置だったので2年生・3年生の表情に注視。終盤のどさまわりの表情の変化はやはり本作の見どころのひとつだよなぁ。
また、試演会の時は省いたあるいはその後に書き加えた部分もあり、演技も含めてブラッシュアップされた印象。
さらに、毎度のことだが終盤の「あの二人」のやりとりの「十二人の怒れる男」オマージュの見事さに感服。

ノートルダムの鐘【1月6日~8日公演中止】

ノートルダムの鐘【1月6日~8日公演中止】

劇団四季

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2022/05/21 (土) ~ 2022/08/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第一幕80分、休憩20分、第二幕55分。

原作者は『レ・ミゼラブル』のヴィクトル・ユーゴー。
自分は多分、サイレントの『ノートルダムの傴僂男』を観ている筈。(1923年公開)。エスメラルダを抱きかかえて暴れるカジモドは悪役の描かれ方だった印象。
カジモドはフランス語で「ほぼ」、「殆ど」の意味。亜人的なニュアンスで名付けたのだろう。

1996年、ディズニーのアニメ版を映画館で観て、余りのつまらなさにショックを受けた。(今観ると違うかも)。美男美女の恋愛物語を醜悪な奇形がアシストするような都合のいい話。そもそもこんな話だったか?何もかもがディズニー調の嘘臭いヒューマニズムで安っぽく味付けされた粗製品に変えられてしまう昨今。その時の失望感があるので逆に今回どうアレンジするのか、妙に気になった。

結論から言うともう一回観たいくらいの良い出来。話は例によって『醜男の叶わぬ恋』と見せつつ、もっと深みにまで到らんとする。手塚治虫×荻田浩一の『アラバスター』も同テーマだった。一人ひとりの歌声が素晴らしい。大小六つの鐘が音もなくスルスルと降りてくる舞台美術の厳かな完成度。今回、役者陣は額に極小ピンマイクを貼り付けていた。(よくあるのはもみあげ部分)。

真の主人公、フロロー大助祭(司教に次ぐ高位、その下に司祭)役は野中万寿夫氏。キリスト教に人生を捧げた筈が、まさかの情欲(リビドー)に襲われ惑わされていく。
先天的に背中と眼の上に醜い瘤を持つ傴僂男・カジモド役は金本泰潤氏。二つの声を見事に使い分け、いざ歌わせれば絶品。劇中にてメタ的に醜い被差別者を演じるという演出がズバリ嵌っている。
ジプシーの踊り娘、絶世の美少女のエスメラルダ役は松山育恵さん。雛形あきこと仲里依紗を足したような美人。この娘が象徴するものは哲学的命題。神への信仰を裏切ってでも我がものとしたい本能的衝動。理性を簡単に捻じ伏せる、動物に本質的に組み込まれたDNAの強さ。彼女の美しさの前で貴賤の誰もがひれ伏し、理由も解らぬまま崇拝していく。
大聖堂警備隊長フィーバス役は佐久間仁氏。職務を裏切ってまでエスメラルダに惚れ抜く。

金本泰潤氏が登場すると傴僂の甲羅のようなアイテムを装着、顔を指に付いた黒のドーランでこすると一瞬でカジモドに变化。声も嗄れ、醜い傴僂男が現れ物語が滑り出す。

ネタバレBOX

第一幕ではエスメラルダという情欲が男達を狂わせていく情景。「この女が手に入るなら全てを失っても構わない」と男達が狂っていく。ノートルダム寺院に幽閉されていたカジモドは怪物の石像・ガーゴイルを唯一の話し相手として育つ。無論、彼等はカジモドのイマジナリーフレンド(想像上の友達)。
第二幕はトーンダウンしてディズニー調に。悪いフロローから善いカジモドとフィーバスがエスメラルダを救う展開。
エスメラルダとフィーバスが歌う『いつか』の歌詞も唐突で受入れ難い。冤罪で火炙りの刑に遭う前夜に、「いつか皆が平等に暮らせる日が訪れる」なんて夢想するのは余程の思想家だけだろう。

原作ではエスメラルダはカジモドの醜さを嫌い、顔を逸らす。ただ一方的に恋をするだけのカジモドは処刑されたエスメラルダの亡骸を抱き締め、一緒に死体置き場の中で死ぬ。数年後、掘り起こされた二体の白骨遺体、女性の身体を強く抱き締めている畸形の姿。

原作とディズニーの中間のような舞台、個人的にはもっと嫌なものが観たかった。
ラスト、皆が黒のドーランで顔を汚し、逆にカジモドだけが素顔に戻る。「醜さとは何なのか?」を端的に表現。「美醜を決めるのは大衆、貴方達自身なのだ」と云う結末。
ここで観衆が思うのは、「何故エスメラルダに皆狂わされたのか?」である。生まれながらの外見的な醜さ(主観的な美醜)を理性で否定してみせたところで、カジモドがエスメラルダに夢中になったことは事実。理屈不要の生物学的本能(子孫繁栄)なのか?それとも未だ解明されていない何かがあるのか?
『うましかやろう × 三等フランソワーズ』

『うましかやろう × 三等フランソワーズ』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2022/07/05 (火) ~ 2022/07/05 (火)公演終了

満足度

内容は良かったが、観客マナーができていない。後ろの客は椅子💺を何度も蹴るは、気が狂ったアヒル顔のオバサンは観劇中に声をかけてくるは…。さんざんでした。前説で注意して欲しいものだ。

室温~夜の音楽~

室温~夜の音楽~

関西テレビ放送

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/06/25 (土) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ケラ独特の恐怖と笑いとナンセンスの不条理劇だ。これほど、Absurdを「不条理」と訳した訳語の生硬さに辟易する作品はない。馬鹿々々しい話だし、出てくる人間も皆いい加減、事件もまさかの展開だが、どこか人間の真実を衝いているところがある。ぞっとして笑ってしまう。
21年前のケラの作品で鶴屋南北賞や読売演劇大賞を受賞した作品と言うがすっかり忘れていた。ケラ作品は東宝が旧作をクリエで新しい若い演出者で年一本上演していて、新しい発見のある面白い企画になっているが、これは関西のテレビ局の制作、演出者は河原雅彦。初演は「フローズンビーチ」の大ヒットの後、急上昇中だった三十歳半ばの作者の戯曲によるナイロンの俳優たちの舞台も想像できるが、今改めて、河原雅彦の演出でこの作品を見ると、ケラ・ナンセンス劇-の特質が出た戯曲の良さがよくわかる。ことにその戯曲展開の用意周到さ。リアルとの距離感も絶妙である。
今回はファンクバンドの在日ファンクが音楽を担当していて(金管3名、リズム3名、浜野謙太は大きな役で出演もしている)挿入された楽曲は五曲、河原雅彦上演台本によるナマ音楽劇になっている。これも戯曲に華を添える出来で新しいケラ作品の魅力になった。この手で再演してほしい作品は幾つもある。
俳優は、ケラーナイロンにはあまり縁がなかった人たちだが、地道にうまい。インチキな霊言で商売をしている中老の男(堀部圭亮)も、同居しているその娘で、姉を若者グループに虐殺されている妹(平野綾)、十年の刑期を終えて出所して線香を上げに来るその犯人の一人(古川雄輝)、何時も入り浸っている警官(臺蔵由幸)や。道が分からなくなってやってくるタクシー運転手(浜野謙太)が戯曲を忠実に追っていて、それでいて俳優個々の味も出していて面白い.縁のない俳優で演じられた無残な作品も見たことはあるからだれがやってもできるという本ではないが、俳優も演出もよくこの作品を一本の作品にまとめ上げている。
残念ながら世田パブで入りは1階が八分。「キネマと恋人」ではチケットがなかなか手に灯らなかったが、今回はサービス券やリピート券がほぼ三割引きで出ている。毒気満々だったケラの本領の分かるすぐれた公演ある。

バカの声

バカの声

ツツシニウム

キーノートシアター(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シャッフル公演キャスト③観劇。サスペンス調の密度の濃い舞台。実に引き込まれますね。ただ視覚障害者への状況説明にクロックポジションが出ないのは不自然で気になりました。あっちこっちなんて分かる訳ないです(視覚障害者から申し出ることが多いのですが・・・)。

NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-

NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-

『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』製作委員会

シアターGロッソ(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台の高低差と映像、音響を駆使し、アニメ等の世界観を見事に再現した迫力ある舞台でした。原作等、全くの未見でしたのでストーリーがやや難解でしたが、それでも十分楽しめましたので、原作等を知られている方はより楽しめるかと思います。観劇後ですが、これから原作等に触れてみたいと思います(笑)

NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-

NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-

『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』製作委員会

シアターGロッソ(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

プロジェクションマッピングで自在に彩られていく舞台美術、響く重低音、最先端の照明技術は光の洪水みたい
そこに役者さん達のキャラクター体現力が加わって完成となるSFアニメ2.5次元の世界。

逃げる者(超能力を持った兄弟)と追う者(国家保安部隊)
案外古典的なストーリーなのかと思っていたらとんでもなかった。
最近のテレビアニメはこんなに凝っているの?
スピリチュアルな世界観も相まって、結構難解なストーリーだったのには驚きました。
たぶん取りこぼしがあっただろうけれど、う~んこれはアニメの方で多少なり内容を把握していなければなぁ 仕方ないと思う。
それでも刺激的なシーンの連続、途中で躓くのじゃないかという心配など全く感じさせないのでした。

雪鳴の環 -YUKINARI no WA-

雪鳴の環 -YUKINARI no WA-

劇団ZTON

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2022/05/27 (金) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽日観劇。
誰も悪くない、避けられない戦、国民の飢え恨み辛みに国主は…
1st狭しと殺陣は格好良く、無情の想いは雪に包まれ、美しかった。

憎しみの連鎖の起点『咎灯の環』前日譚は美しく苦しい物語でした。
ZTONさんをまた拝見できて(物語は悲しいが)幸せだ。

HOT DOGS

HOT DOGS

演劇ユニットひとふさパフェ

オドラボスペーススタジオ1(大阪府)

2022/05/27 (金) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

出張切上げ帰宅の妻、予定より早い帰宅に慌てる(不倫中の)夫。
ドタバタハートフルコメディ、離婚の危機に奔走する犬達が可愛い!

良くできた奥様にダメな夫、犬に免じて許して…

犬と人の二役演じてるのだが、二役の行き来で、ハラハラドキドキしつつ、ほのぼのとした感じで良かった。

最近、あちこちで拝見する岩田尚也さんの素な感じの演技が好きですが…
今回は不倫夫という汚れ役も良かった。
奥様・向井佐和子さんもわだかまりを抱えた感じの演技、良かった。
山本絵理さん、飛鳥さんは流石!そつない感じでした。

ps.スモモがGoodJob、でもトイプ好きなのでミロ推しでお願いします。

ps2.3度目のオドラボスペーススタジオ1さんでしたが、塚本駅は美味しいラーメン屋さんなどが多数あるので、食事も楽しみ♪
今回は食事時ではなかったので伺えず、残念!

かえるの? 王子さま

かえるの? 王子さま

AI・HALL

AI・HALL(兵庫県)

2022/05/28 (土) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日観劇。
お子さま向けだけど、十分、大人でも楽しめた。
凄いマイムをさらっと見せながら、掛け声やら、風船やら、フープやら、お子さまが喜ぶ内容が盛り沢山。
終始笑いの絶えない良い公演でした。
最後のシーン、突然現れる○○!
凄っ!
お子様含め皆全員、驚いてた。
にくいね!
愉しかった。

【Strong Punch】

【Strong Punch】

劇団1mg

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

TEAM Punch観劇。
最弱のヒーロー戦隊に、涙しました。
前半は少しタンタンとした感じだったが、後半への持って行き方、観せ方が秀逸で、涙なしでは観られなかった。
😢😢😢😢
久しぶりの1mgさん良かった。
元気貰えた!

欲をいえば、前半に後半への伏線がもう少しあっても良い気がした…

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