革命前夜
troupe▲antLion
スタジオ空洞(東京都)
2022/01/26 (水) ~ 2022/01/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
濱野和貴が中心になって結成したユニットの第1回公演。フランス革命三部作や源氏物語、マレーネ・ディートリッヒを主人公にした「Gloria」をはじめとした秀作群を放っていたものの、主宰の不実さから解散に追い込まれた芸術集団れんこんきすたの座付作家兼演出者だった奥村千里の書下ろし新作でもある。むしろ奥村が自劇団での上演という軛から放たれて、初めて自由に書いた作品ともいえるだろう。
そんな奥村が採り上げたのが1980年代、共産党政権が崩壊するビロード革命勃発直前のチェコスロバキアの首都プラハである(チェコスロバキアと聞くと64年の東京五輪での優美な演技で名花と讃えられた女子体操のチャフラフスカが懐かしくなるワタシは相当に古い…)。
定刻に開演、上演時間1時間20分。
[以下、ネタバレBOXへ]
ネタバレBOX
劇作家であるハヴェルが結成した劇団の団員達は、政府の厳しい監視の下、活動の制限を余儀なくされていた。監視の目を掻い潜って時折集まる彼らのもとに、獄中のハヴェルが執筆した新作戯曲が届けられる。それは本物なのか、本物としたら面会さえできぬハヴェルからどうやって届いたのか…粗末な木製のテーブルと椅子、整理箪笥とコートハンガーがあるだけという簡素なセットの中で濃密な会話劇が繰り広げられる。
ハヴェルの作品を保管しているというだけでも逮捕されかねないのにその戯曲の公演を行なうべきか否か、それはまさに演劇か死かの選択を突きつけられたに等しいものだったのだ。
「観ない人間からすれば、舞台なんてどうでもいい。(中略)あってもなくてもどちらでもいいんだ。舞台は、求められていない」というハイスキーの言葉や、「観に来てくれた人を、自分の舞台で誰かを死なせる覚悟なんて持てない。(中略)きっと、舞台に立てるのは、観に来てくれた人を守れる人だけなんだ」というアタの言葉は、演劇というものに関わる人間にとっては胸に刺さるものだろう。コロナ禍で公演を打つべきかどうか苦悩する小劇団にとっては現実的であるともいえる。
そういえば、「日本を愛し、演劇を愛する。そんな当たり前を取り戻す」という劇場都市TOKYO演劇祭のキャッチフレーズに、「舞台を観たことがない人間にとってそんなものは当たり前ではない」と自称リベラルの舞台女優が噛みついていたが、舞台人自身がそれを理想としないでどうするというのだ。
奥村の新作は、圧政下のチェコというだけでなく、今現在の演劇に関わる人々に覚悟を迫る作品でもあるといえるだろう。いろいろと考えさせられる作品だった。
政府側の人間でありながらハヴェルの友人・協力者でもあるハイスキー役の濱野和貴が殊にスゴイ。れんこんきすたの「リチャード三世」などで冷酷な人間を演じてはいたものの、これほど無感情とも思える冷たさを全身に滲ませた役は初めてではないか。
因みに劇中でチェコの宝としてチャペックの名前が出てくる。カレル・チャペックというと「ロボット」という名前を作ったことで有名で、一昨年は私もチャペック作の舞台作品の上演を3本観ているが、私にとってのチャペックは童話「郵便屋さんのお話」の作者なのだ。私が幼少期に読んだ童話BEST3の1本なのだ(あと2つは有島武郎「一房の葡萄」と小川未明「赤いろうそくと人魚」)。
残念だったのは国がどんどん貧しくなっている象徴として「まともなコーヒーだって飲めやしない」ということで、分けてもらったコーヒーを入れて大切に飲む場面が何回かあるものの、コロナ対策でマスクをしているために、その香りが感じられなかったこと…。
薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還
劇団☆新感線
新橋演舞場(東京都)
2022/11/01 (火) ~ 2022/12/06 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
お話は面白いし、天海さんは可愛いしきれいだしかっこいいしで、お芝居としては★5つでいいと思うのですが・・・
チケット代をケチって3階左席(3500円)を取った私が悪いんでしょうが、3階A席(8000円)との差は大きい。何ならパンフレットを買ってお釣りがくる。
なので、下手は見えないのは覚悟して行きましたが、そこからは舞台中央もほとんど見えないんです。こうなったらモニターが頼りと思ったら、これが全然ダメで、照明が明るいと画面が真っ白になってしまうという、今時それはないんじゃないと言う代物。また、花道を見せたいのかもしれませんが、たまにしか使わない花道よりも舞台中央に重きを置いて欲しいものです。と言うわけで、お芝居中はストレスが溜まりまくり。シアターコクーンのバルコニー席は2度と行かないぞと思っている私ですが、新橋演舞場の3階左右席も行かないことにしよう。
3階左右席は「舞台がほとんど見えない」と公表しておいて欲しいです。
猫、獅子になる
劇団俳優座
俳優座劇場(東京都)
2022/11/04 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ちと問題の焦点がボヤけてたかな。色々盛り込み過ぎたのかも。俳優陣は良かったので星3つ。
『黄泉の国でも愛してる』
縁劇ユニット 流星レトリック
ザ・ポケット(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
親子、兄弟姉妹の思いやり…泣けました。生演奏も、良かったです。
会議は踊る、されど進まず
リンクス
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2022/11/10 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
テンポの良い会話劇。めっちゃよかったです。
花を灯す
劇団水中ランナー
駅前劇場(東京都)
2022/11/11 (金) ~ 2022/11/14 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
水中ランナーは前に観た時と同じく一風変わった設定でありながらとても温かい
癌が分かって病院から帰って来てお母さんが「6秒だけ」と言って泣くシーンは周囲ですすり泣き、こちらも涙腺ゆるんだ
ここだけでなくお母さん役の織田あいかの表情が素晴らしかった
次の場面のキャストが舞台上の別の場所に現れていて、ライティングで切り替えるため、テンポが良かった
最も印象に残ったのは先のお母さんのシーンと長男、次男とその妻たちなどそれぞれの会話がシンクロするシーンだった
開演早々は発声に?と思ったけど、初日ゆえか直ぐに改善された
あとは皆なかなかの好演だった
主宰の堀之内良太は相変わらず
フラワーロックがうまくメタファーに使われていた
しかし、こんなお父さんお母さん最高‼️
お父さんみたいに「楽しかった」って言って死にたい(今のところ大丈夫、ただし家族ではなく〜苦笑)
「潜水艦とクジラと・・・」
椿組
雑遊(東京都)
2022/11/10 (木) ~ 2022/11/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
美術は加藤ちかさん。基本的に板上は素舞台であるが袖を付けて一方の出捌けとした下手上がり口、その対角線上の角を少し開けて出捌けとした他は、四周を高さ二尺三寸、厚み七寸程のグチャグチャにたぐね皺だらけにした布のような素材で囲う。土嚢を積んだ土塁のようにも、塹壕から見上げたその上部のようにも、或いは戦争で破壊された建物の残骸を道路の端に集めた残骸の集積のようにも見える。要は観客の知識や想像力、スタンスで見える物が変わるような美術、色は照明効果も用いてのことであろうが薄い黄土色という印象を持った。(追記後送)
『黄泉の国でも愛してる』
縁劇ユニット 流星レトリック
ザ・ポケット(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
麻衣愛さん出演。
盛りだくさんで理解が追いつくのがちょっと難しかったですが、最終的にはよく分かりました。いいお話でした。
初日に行きましたが、受付の問題は残念でした。自分は時間までに入れましたが、そうでない方は気の毒でした。ただ、初日のお客さんに対して配信無料にされたことは良いかと思います。自分もメールでいただき、配信を確認できました。
ネタバレBOX
序盤の交通事故のところ、聞き逃したセリフがあったようで、多少混乱しました。でもまあ、たくさんのことが起きているので、全部聞いたとしても把握するのは難しいかと。
夫婦に子どもは4人いること、いちばん上が女の子で高校1年であること、左側の2人は猫の姉妹であること。これらはセリフで表現されているのですが、私の頭には入りませんでした。猫のことは知らなかったことで後で驚くことができたので、かえって良かったです。
佑太さんの役が世森響さんの役の弟。終盤まで逆だと思ってました。調べたところ、佑太さん37歳、世森さん21歳。世森さんはチラシにお名前が無いので、配役で何か事情があったのだとは思いますが、ちょっと無理があったかと。
麻衣愛さんの役は。
交通事故に巻き込まれたカップル。2人は元天使の「ネロ」によって助けてもらい、一部の記憶がなくなる。
その記憶を求めて10年。
物語が進んで分かるのは、消えた記憶はお腹に子がいたということ。実は事故の際に死んで天国で天使になっていた、と。というより、ネロの代わりに天使になっていたのは実はその子だった、かな。そしてその子は未来に再び子として授かることがほのめかされる。
良かったです。麻衣愛さんによく合った役、演技でした。
「ビギナー♀」
劇団5454
あうるすぽっと(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回もとても素敵な作品でした!!
ネタバレBOX
チラシ見て、演劇部がどう絡んでくるか気になっていたが、大人青春(?)と学生青春をつなぐ役割を果たしており、面白かった。
シンプルに青春ていいなと思った。
もう私も社会人だけどまだまだ青春していきたいなって思いました!!
温暖化の秋 -hot autumn-
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2022/11/13 (日) ~ 2022/11/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇でしか出来ない面白さ。観客の民度が悪ければ簡単に壊れる繊細な演劇。
キンキーブーツ
アミューズ/フジテレビジョン/サンライズプロモーション東京
オリックス劇場(大阪府)
2022/11/10 (木) ~ 2022/11/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった。
ミュージカルらしさを全面にだしながら、テンポ良く進ストーリー。
思想的な部分も今に通用するもの(おじさんにも分かり易いね)。
演者と観客が一体になりながら、手拍子(一部踊っている人も)などでノリノリ!
ミュージカルらしさで、本当に楽しい!
ネタバレBOX
私が観に行く少し前に、変声期に伴い、子役が代わった。どうかな~、と思っていたら、緊張で体がガチガチ。。。なんとか周囲の役者が動きを合わせて、違和感少なくしようとしていたり、と。声もあまり出ていない。そんな感じでの前半。後半は吹っ切れたのか回想部分でもしっかりと声が出ていたり、動きもなめらかになっていました。ホールで観られるって、やはり緊張しますよね~。
女子トイレの混み具合が相変わらず、大変。。。なんか、「ダッシュしっぱいしたから、次まで我慢する」とかいっている声も。こればっかりは、何処の劇場でもありますね。
キューピー人形は、早々に売り切れ。一幕終わる前に販促。流石。
女の一生
松竹
京都四條南座(京都府)
2022/10/27 (木) ~ 2022/11/08 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
正直、「古い」というのが1番の感想。
勿論、大竹さんの確かな演技や物語の「人間」観察は良かったです。
時代背景の古さ(服装や思想含め)だけではなく、ね。
まあ、それらを理解した上で楽しむ分には問題なし。善き善き。
裸足で散歩
シーエイティプロデュース
兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)
2022/10/01 (土) ~ 2022/10/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽しかったな~。
特に、夫婦が会話の中で徐々に険悪になる掛け合いの場面は、自然流れで進むところは見応えがあった。ドタバタするだけでは無い!
ダンスピアの消失
ENG
六行会ホール(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回観劇
ダンスと音楽は最高、ダンスパートが始まったらなんか知らんが感情が溢れて、説明不能の謎の涙が零れてしまうぐらい素晴らしかったです。プロデューサーの松本稽古さんの熱意をガンガン浴びれて本当に楽しかったです。ただそれ以外(脚本・演出、当日運営)は最悪でした。
中盤の中弛みのキツさがハンパなかったので、もう2,3本ダンスパートを入れてほしかったなと思いました。(役者さんは疲れ果ててしまうのかもしれませんが、、、)
第二弾は別の作・演出家さん、ENG以外のところでやって欲しい!それをとても期待している、という意味で高く評価を付けます。
ネタバレBOX
話はめちゃくちゃ搔い摘むと、男中心世界は終わり!女の子はこれからがんばろーって話でした。全然面白くなかったです。つまらな過ぎて戯曲を読み込みたいという気力もわきませんでした。(あと台本高くない?パンフレットより高い台本って初めて)
中間管理職みたいな女性がいるんですが、責められてたと思ったら、急に一転攻勢して責める側に回ってていや情緒!なんか話を削ったにしてもいい感じにやって欲しい!と思いました。
男側とちゃんと和解できないまま一緒にダンスしてるの、ダンス始まった時はアホなのでワ~!素敵~!となるのですが、後々考えると、ン?でした。ボロクソな男はしっかり描いていたので、ここらへんももっと時間をとるべきだったと思います。
実はこの二人恋仲?でした~→いやそんな素振り一度も見せへんかったやん!目配せするとかもっとあるやろ!すごいラブラブな夫妻がいたのに、なんか参考にするとかできなかったんか!?
客席にケツを向けて棒立ちで喋るな~~~~~~~~~!!!!!上下で会話してても、前向いて喋ってくれ~~~~~~~~~~~~こっちでああ向き合って喋ってるんだなって脳内保管できるから~~~~~~~~!!!!!せめてちょっと動きあってくれ~~~~~~~~!!!!!!!!!
・・・などなど。
役者の演技力というか、実力?の差が酷く顕著に感じました。ダンスできる人だけを集めたからしょうがないといわれればそれまでですけど、観てる方は棒読み棒演技がただただきつかったです。もしかして演出ちゃんと付けて貰ってないのだろうか?と心配に思いました。
演目の話とはちょっと違うんですが、エグゼクティブプロデューサーがまたロビーでスマホ弄ってたり、前説にズカズカ出てきてなんか喋ってたり、前から3列目でちゃっかり観劇しているのが不愉快でした。
どうみてもちやほやされたいかまってちゃんムーブだし、帽子を脱げ、飲み物飲むなというなら客席をうろうろして声掛けして欲しいと思ったし(結局帽子被って観劇している人いたし、、、そんな下っ端女子がやるようなことはしたくないのかな?)演目終わったら中に入って規制退場のお知らせすればいいのに、前から3列目に居座る意味わかんなかったです。
きっと舞台を作る人達や、役者にとってはプロデューサー((笑))業が凄くお上手な方なんでしょうね。ただ客目線は劇場にいる姿しかお見受けできないので、本当にただただ不愉快なおじさんなだけなので何処かに行って欲しいです。
もしかして、演目的にもこういう男を排除したいという意味が込められて作られたのかな!?そうだとしたら、とてもお見事ですね(つまらなかったけれど)
秘密結社のつくり方
ACファクトリー
シアターサンモール(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
シアターサンモールはホリゾントに映写できるよういなっているので、この劇場を使う劇団はこの機能を使うことが多い。今作でもオープニング早々の群舞の背景に実在する著名秘密結社のシンボル等が、見事なダンスアクションの背景を効果的に飾っている。(追記後送)
ネタバレBOX
考えてみれば、しょっぱなから既に陰謀(誑かし)で始まっている点でも如何にも秘密結社をテーマにした作品らしい。というのも5年前東京に役者になる夢を携えて出て来た滝沢慎吾は、いつの間にかマジッシャンの道を歩み始めていた。その慎吾に妹の智子から連絡が入ったのである。父が亡くなってからは母は稼業の魚屋を独りで切り盛りし慎吾が稼業を継がないことにも異議を唱えず好きにさせてくれた。その理解ある母が倒れたとの知らせであった。
花を灯す
劇団水中ランナー
駅前劇場(東京都)
2022/11/11 (金) ~ 2022/11/14 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
色々ある家族の問題が、とてもよく描かれ、自分事として見入って、感動しました。
登場人物各々の個性も、とても際立っていて、良かったです。
会議は踊る、されど進まず
リンクス
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2022/11/10 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
登場人物の個性がよく出ていて、昔の高校時代を思い出しながら、楽しく観劇できました。
ネタバレBOX
アフタートークでの、他のどの役を演じてみたいか?の質問への応えも、興味深かったです。
秘密結社のつくり方
ACファクトリー
シアターサンモール(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
色々な要素が散りばめられていて、最初から最後まで、楽しく観劇できました!!
ネタバレBOX
シャッター商店街、家族、秘密結社…世界から宇宙まで、懐かしい小ネタやダンス、アクション…本当に楽しめました!!
眼帯のQ
ウーテレ合同会社
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2022/11/05 (土) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初めて観ました。根底にあるものは「生きる事の意味」「意味を考える事に対する絶望」では
ないかと僕は思いました。演劇とか見ることがあまり無いので捉え違いかも知れません。
僕がそう感じたという事です。動きが激しかったりするので役者さんはなかなかハードでは
無いかと思います。お疲れさまでした。
花を灯す
劇団水中ランナー
駅前劇場(東京都)
2022/11/11 (金) ~ 2022/11/14 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
人生って平坦な道を歩いてる人って
そうそうはいないんだよなぁって
考えさせられる芝居でありました
1時間45分の作品
舞台セットの作り込みは必見ですよーと(⌒‐⌒)
ネタバレBOX
昭和レトロなブラウン管TVに
フラワーロックの流行った時代
二代にわたって手伝ってくれた方々のいた
生花農家の終焉を
その家族らと関わった人々も交えて
時系列を錯綜して描いた話です
演出上の面白さは感じられたけど
やぱし時間が前後するのは
解りにくいかなぁと個人的感想
素直な時系列で行くと
先代が亡くなった49日の法要で
廃業しようかと思っていたら
四人のうちの一人が跡を継ぐといった話から
過去話を交えて
結局借金が嵩んで廃業となり
遺産整理会社に仕事を頼んで
正式に書類にサインする処で終演となります
連れ子同士の話や
同姓同名での迷惑話
離婚結婚出産失明暴力沙汰と
様々な出来事が提示される舞台でしたが
お腹いっぱいということはなく
テンポ良い会話とか間で
話に引き込まれてしまいました
丁寧に服装とか眼鏡とかも細かく変えたり
大変だったでしょうなぁ
個人的希望としては
過去話は追憶風に
過去の一点から順当に進んだ話を見たかったかしら
それにつけても
登場人物一人一人に
いろんな過去とかしがらみ付けて
設定の細かさは好みだったです(⌒0⌒)/