たらいの観てきた!クチコミ一覧

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で・あること

で・あること

明治大学実験劇場

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2013/04/24 (水) ~ 2013/04/27 (土)公演終了

満足度★★★

ちぐはぐだったかなあと
ごめんなさい、僕にはよくわかんなかったんです。

ネタバレBOX

あんなふうに知らない男が家に押し入ってきて手首を締めあげられて、それでどっきりカメラ?みたいなのとか。
押し入った二人組(三人組?)の先輩のほうが、急に激しく驚く演技とか、無理矢理感がいたるところに。

主人公の女性が殺されないことはわかっているから、最後、どんなふうに逆襲するのかなあと思っていたら。ゴジラが登場。それは面白かったかなあ。

ぼくにはわからないギャグが満載だったので、そういうのがわからない自分自身に対してしょぼんとした気持ちになりました。
班女/弱法師

班女/弱法師

shelf

d-倉庫(東京都)

2013/06/28 (金) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

開演前に始まっていた
開演15分前。入場すると、すでに俳優の皆さんが、舞台上で蝋人形化していて。そこにもう上演の全てが集約されていたかも。

じっとしてるのも大変なエネルギーが必要ですよね。
開演前にエネルギーを消費し尽くしてしまうのではないかと心配でした。あるいは筋肉が固くなっちゃうんじゃないのかなあと。ぼくがそんな心配する必要はまったくないんですけどね。

奥側の男性が向こう向きだったのが残念でした。お顔が見えなくて。

Role

Role

PANCETTA

東京アポロシアター(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★

緊張感というか、硬さが
シュールなコント集でした。いや、コントでもないのかな。なんなんでしょう?
初日のせいか、硬くて。緊張感が。ぴーんと張り詰めたものがあって。コントなのに笑えないという。

でも妙な魅力も。そのへんの隙間というか、そういうのを狙ってるんですよね?
自分でも何言ってんのか、わかりませんが、、、

魅力的な役者さんもいらっしゃって、これからに期待という感じでしょうか。

Midsummer Nightmare

Midsummer Nightmare

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

殺陣もよかった。
全学あげてのこういうイベントがあるのは素晴らしいですね。うらやましい限りでございます。二人の貴公子ってのも、存在さえ知りませんでしたが、拝見することができて。来年は早めに予約してもっと近くで見たいかなと。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

DULL-COLORED POP

アトリエ春風舎(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったです
開演前から猫ちゃんたちのお茶会があって、まったりした雰囲気から始まるのは面白かったです。始まるときは観客も緊張するものですが、そういうのがなくてすんなり芝居の世界に入ることができました。その後は徐々に盛り上がっていき、素直に物語の世界に入ることができました。
猫たちの演技も面白く見ることができましたが、ぼくがいちばん面白く感じ役者は息子役の方でした。素直な感じで舞台に立つことができているのだと思いました。立っているだけでも魅力を感じることができました。お母さん役の方は、狙いをよく考えて作りこんでいるのでしょうが、グロテスクすぎて好きになれませんでした。(そういう役なのかもしれません)
機会があったらまた見たいです。
台本を買いたかったのですが、なんとなく買いそびれてしまいました。

WAをもって尊しと!

WAをもって尊しと!

劇団 晏かけ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/12/27 (木) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

ほのぼのコメディーでした。
ほんわかした感じ。
楽しかったです。

ネタバレBOX

プラネット刑事プラットが事件をまるく解決していく、というお話を書いている台本作家の物語。
マクベス

マクベス

劇団わらく

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/26 (月)公演終了

満足度★★★

舞台美術の雰囲気はすごくよかった
劇団わらく、初めて観ました。

『マクベス』だけど、ちょっと変。
和装でした。

こういう『マクベス』もあるんですね。
勉強になりました。
ありがとうございます。

ネタバレBOX

途中で、『あの鐘を鳴らすのはあなた』や『スタンドバイミー』(だったかな)にあわせて、
それまでおどろおどろしい顔してた魔女たちが、急に笑顔になって、
それまでの衣装を脱いで、ドレスになって踊りだしてました。
すごく変。
違和感ありました。
怖いのか、楽しいのか、、、
うーん、なんかよくわかんないや。

それまで怖い顔してたのに、
どうしてダンスシーンになると急に晴れやかな笑顔になって踊りだせるのか。
踊りで笑顔になってしまうことで、それまでのおどろおどろしい演技が、
ギャグになってしまったような気が、、、

宴のシーンで、焼き鳥食べてたけど、そんなギャグを入れる必要はないのにとも思いました。
それまでの迫真の演技が、やっぱりギャグになってしまったような気が。

自分で自分の演技を嘲笑しているみたいな。
自虐的な感じの演出にやはり違和感がありました。

怖いままで、おどろおどろしいままで突き詰めて欲しかったです。

舞台美術の雰囲気はすごくよかったのに。

でも、いちばん不満だったのは、会話です。
台詞をただ単に順番に言っているような感じに聞こえて。
登場人物の関係性や、心の動きなどが、会話を通して見えて来なかったような。
それがないと、芝居じゃないと思うのです。

基本的に、登場人物は向き合って相手を見ながら会話して欲しい。
そして、相手に反応して、そのときの微妙な感情を演劇的に表現して欲しい。

摺り足の動きなども取り入れていたから、能のような感じにしたかったのかもしれません。
でもそれがいい方向には行っていなかったような。

ひゅー、ゴメンナサイ。好き勝手言ってます。
アンジョルラス

アンジョルラス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

三人組がよかった
三人組かっこよかった。性格的なものも分けられていて。ルパンと次元と、あともう一人はだれかな、わかんないけど、そんな感じの性格づけ。かっこよかった、暴力的な感じが。

ネタバレBOX

最後に死んじゃうのは。なぜ?おっパブって何?さっき検索してわかった。
ミル

ミル

おたんこなす

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/03/20 (日) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

さみしかった
ステージから客席をずっと眺めてました。シブゲキって最前列の座席と二列目以降で、椅子の形が微妙に違うんですね。出演者が三人だとちょっぴり寂しかったです。こっちの客席も寂しかったけど。百人くらい登場人物がいれば面白かったのになあ。
No foodってあったけど、開演前に客席でサンドイッチ食べてしまってゴメンナサイ。お昼がまだで。
出演者が観客っぽくなかったのが残念。
客席で芝居する意味あったのかなあ。

天然1

天然1

ハイブリットハイジ座

早稲田大学学生会館(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了

満足度★★★

映像長すぎ
わし、映像じゃなくて、芝居を観に来たんですけど。

ネタバレBOX

オープニング(?)のダンスがいちばん面白かったです。
これから何が始まるのかなあという期待が高まって、、、

なくなった(テープを貼った)乳首の上に、マジックで円を描いたとき、コントとしていちばん受けました。

客席からは笑い声があがっていたし、隣の兄ちゃんは、ときどき肩をひくひくさせて笑っていました。
だから、ぼくのほうが、こういうナンセンスを理解できないだけなんだなあと。

飽きてきて眠くなってきたなあというときに、ちょうど終了してくれた。
ああ、よかった。
そう思いながら、会場をあとに。

なんにも残らなかったといえば言い過ぎですが、、、
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

ともだち
金曜のマチネは言い値公演なので、狙って観に行きました。このちゃっかり屋さん。

前回の、池袋の芸術劇場の展示室で催された番外公演?『泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)』がよかったので、期待してたんだけど。

芝居の内容はというと。
d-倉庫がちょっと広いせい?いや、そんなことないと思うんだけど。
展示室での演技は、自由で伸び伸びしてて魅力的だったんだけど。
今日はなんとなく違ってた。「頑張って面白いことしなゃきゃ」的な気持ちが強かった?
よくわかんないけど、もうちょっと大人向けに軌道修正したほうがいいのではとも思ったなり。

美術とかね、客席とかね、客入れのときの雰囲気もね、独特で、これからお祭りが始まるんだなあと期待させられる。そういうのはすごくいいですよね。

もう一度行く予定なので、そのときまたよくなってくれてればと。

ネタバレBOX

遠くの客席のほうで、けっこう長い間アラーム音が鳴ってたような。なんだったんだろう、あれ。そういうのもちょっと残念でした、というか、運が悪かったというか。というか、空耳?幻聴?

写真撮っていいということでしたが、さすがに上演中はやっぱり迷惑だろうから、最初と最後のほう何枚か撮らせていただきました。
殺意が死んだ夜

殺意が死んだ夜

ビビプロ

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★

あんなにいがみ合わなくても
兄弟だけど、結局他人なんだよな。でも兄弟なんだよね。やれやれ。

ネタバレBOX

毒が盛られる意味とか、実はよくわかりませんでした。アンポンタンですね。
無垢なもの

無垢なもの

ENGISYA THEATER COMPANY

シアター風姿花伝(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

2012最後の芝居見物
観客席の前方、真ん中部分には、椅子がなく、大きな空間がとられている。
ここで何かあるのかな。
ひょっとしたら、そこで踊る?

いや、踊りはなかったけれども、出退場に頻繁に使われていました。



主役の大村正康さん。怖かったです。
やくざの役で、身体も大きいし。なんか気に食わないことがあるとすぐに暴力的手段に訴えてきそう。

ぼくは通路側に座っていたので、出退場する大村さんが頻繁にすぐ横を通り過ぎる。
ときどき眠くなって、眼を閉じていたときがあったので、そんなときに大村さんが近くを通ると、
「しまったあ、殴られる!」と思ったものです。
舞台上からも睨まれてるような気がして、、、

ま、冷静に考えればそんなことはあり得ないけど。



本編の前に、芝居仕立ての長い前説があって、キャバクラ嬢に扮した女性三人が、客いじりをしてました。
正直いって、本編よりも、こっちの前説のほうが面白かったぐらいで。

本編になると、みなさん、妙に大人しくなって、硬くなってるなあという印象でした。
舞台が遠くに見えました。

ネタバレBOX

脳に障害のある(?)知恵遅れの青年と、やくざが出会って、ちょっとした交流がある、というような話の展開でした。

その知恵遅れの青年は、『レインマン』を連想させました。
既視感があると、つまらなく感じるもので、、、

演技はすごく上手だったのですが、もっと違う演じ方がなかったかなあと。

そもそも設定として「まさし」は知恵遅れでなくてもいいんじゃないのか。
知恵遅れ=純真=無垢なもの、っていう方程式がわかりやすすぎて、魅力的ではなかったかも。
ストーリーは全然ちがうものになってしまうでしょうけど。
地響き立てて嘘をつく

地響き立てて嘘をつく

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了

満足度★★★

エレベーター
アゴラ劇場は、バルコニーがあって、一階と二階はエレベーターで行き来するんですね。
芝居のほうは、そのエレベーターを使ったシーンが面白かったです。
ドアが開くまでの間がなんともいえず、面白かったです。
緊張感もありました。

ただ芝居のタイトルと内容が、なんとなく結びつかないような気が、、、
ぼくが何か見落としたんでしょうか?

ネタバレBOX

平安時代とか鎌倉時代の衣装がもっとゴージャスだったらなあと。
贅沢かもしれませんが。
理想の不幸

理想の不幸

HIGHcolors

「劇」小劇場(東京都)

2016/10/05 (水) ~ 2016/10/11 (火)公演終了

満足度★★★

一生ずっとああだったの?
思い出したのは。小学校のとき先生がですね。「勉強ができる子供は、案外つまらない人生を送るんだよ、普通に会社に就職して働いて。勉強ができなかったり、問題のある子どもが面白い人生を歩む」
それを聞いて子供のわたくしは。「それはマズイ!けっこうそれなりに勉強できちゃうぼくはつまらない人生を歩むってこと?はやくどこかで踏み外さなくては!」
ま、そんな心配しなくても、普通に踏み外すことが出来て、非常にラッキーでございました。てへへ。

ネタバレBOX

白い人、首が太くて羨ましい。どうしたらあんな首が太くなるのか。
高校の先生の演技。わたくし、ああいうの好きであります。もっと出番があればよかったのにな。
眠たくなる場面がちょいちょいあったのは、俳優の演技が台本をはみ出てないからなのかなあ。エラソーでごめんなさい。
冒頭出てくるイタリアンになにか意味があるのかなあーと思ってたけど、なんにもなかった。なくていいんですけどねー。
子供を産んでからもずーっとああいう感じでシニカルで、子どもをストレス発散に使ってたの?
ぼくも子供のときは、母親に対して、大きくなって立場が逆転したら、絶対に復讐してやる!と思ったものでございます。
「ワーニャおじさん」「かもめ」「三人姉妹」「櫻の園」

「ワーニャおじさん」「かもめ」「三人姉妹」「櫻の園」

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2012/12/24 (月) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

女性陣は真面目すぎ?
去年の暮れには、『櫻の園』を観たよ。
『櫻の園』は登場人物が多くて、わさわさした感じだった。

『ワーニャおじさん』はというと、登場人物も少なめで、そういう意味ではなんとなく寂しい感じ。
でもその分、演じる側はじっくりとやることが出来るし、観る側は落ち着いて拝見できるよう。

登場人物それぞれに長い台詞が多いのが、『ワーニャおじさん』の特徴かな。
ひとり芝居的な要素が増えて、役者の力量が問われる演目かもしれない。

それにしても、『ワーニャおじさん』。どうして『ワーニャおじさん』ていうタイトルなの?
主人公は、ワーニャなの?
それでもいいんだけど、なんとなくしっくり来ない。タイトルが。
そう思うのは、ぼくだけ?

ワーニャ役の剣持直明さん、ぼくは前回の『櫻の園』ではじめて拝見しました。
もてない役、恋愛下手役が似合いますね。いや、これは失礼。ごめんなさい。

明後日は、『かもめ』観に行きます。
楽しみ~

ネタバレBOX

違和感があったのは、ひとりになると、突然客席に向かって語りかけるような演出になったこと。
それも客席全体に語りかけるのではなく、誰かひとりを選んでその観客の近くに立って、語りかける。
ああいう場合、語りかけられた側は困っちゃうんだよね。どう反応すればいいのか。
反応する観客はまずいないですよね。みんな固まってしまっている。
前を向いて、役者とも眼を合わさない。
でもそれではつまらない。
観客から、何か反応を引き出すことができれば面白いんだろうけどなあ。

第三幕のピストルを持ち出すくだりはやっぱり面白かった。
撃つとき、ワーニャが自分で、「ばーん」って言ってるのも面白かった。
二発じゃなくて、十発くらい撃ってほしかった。無理?

男性陣は喜劇的だった。
でも、女性陣はというと。
エレーナ(奥さん)は、もっと喜劇的でもよかったのでは。
ソーニャ(先妻の娘)も。
真面目過ぎたかなあと。
4人の被疑者

4人の被疑者

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/01/30 (水) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

もっとゴタゴタして欲しい
芝居見物に何を期待しているかで、この舞台の評価は違ってくるんでしょうね。

劇場では、もっと役者の力が試される演劇的な場面を観たいです。

ネタバレBOX

冒頭から被疑者になる人達が4人それっぽく登場。
すぐに刑事とか警官みたいな人たちが出てきて、逮捕、連行。

どうして捕まったの?
どうしてそんなことになったの?

暗転を挟んで順番にひとつずつ、状況説明的なシーンが続く。

その説明が丁寧、というか長い。
その時点でちょっぴり飽きてたかも。ゴメンナサイ。


丁寧な状況説明に比べて、その後の展開はあっけない。

結構すぐに刑事がどっかの組織に潜入して、結構呆気無く謎解きが終わり。
殺人事件の犯人も、そんなに苦労もなく逮捕。
そんなにジタバタせずに、すっきり終わりました。

やっと状況説明が終わって、ジタバタ、ごたごたする一番観たい部分がこれから始まるのかと期待してたら、そういうのはなくて、すぐに収束へ。

飛行機が滑走路を飛び立ったと思ったら、すぐに着陸態勢に入ったような。


殺された人。松沢だったかな。殺されて当然。そう思えるぐらいいやな人。
子供を虐待して。
そういう虐待の扇情的な場面も、刺激が強すぎてあんまり好きじゃなかった。

それがないと物語が成立しなくなっちゃうのかもしれないけど。
でもそういう場面がないと成り立たない舞台ってのも、どうかなあと。


最後にいじめに加担した男が、地面に突っ伏して号泣してました。
でも唐突な感じで違和感が。
それも登場人物のすったもんだが途中になくて、情緒的な部分が抜け落ちてしまっているからなのでは。

ボン・ヴォヤージュ

ボン・ヴォヤージュ

アカネジレンマ

BAR COREDO(東京都)

2013/02/02 (土) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

最後はほんわか
なごみました。

ネタバレBOX

鉄道好きの男が、最後の運行となる寝台特急あかつきの写真を撮りに行くまでのあいだの出来事。

サスペンス的要素があって、不条理的でもあり、ファンタジー的でもあり。
でもそれらのどれでもない。
単なる現実味のない物語、ということなのかしら。
ぼくとしてはもっと不条理感が出ればいいのになあと思ったり。
昨日観た不条理劇『すなあそび』の影響でしょうか。

登場人物ももっと変な感じだったらよかったのに。
みんな、普通のいい人たちだった。

セールスマン役のひとは、キャラクターが面白かった。
でも滑舌(発声?)が悪くて、セリフが聞き取りにくかったような。
息が声にならず、抜けてく感じというか。

客席が暗くなってないから、舞台の両側に観客がいると、やっぱりどうしても向こう側の観客の顔(反応)を見てしまいますよね。
それで舞台に集中できないところもあったような気がします。
フレネミーがころんだ

フレネミーがころんだ

熱帯

駅前劇場(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了

満足度★★★

気軽なコメディ
俳優の皆さんは、もう信じられないほど上手。
気軽に笑いながら観ることができました。

ネタバレBOX

フレネミーね。
フレンド(友達)とエネミー(敵)を組み合わせた造語ですか。
友達のような顔をして、敵のような行動をとる人?
何が楽しいのか、親切そうな顔をして、人を困らせて喜ぶ。

そんな女が街に引っ越してきて、地元の料理教室なんかにもやってきて、それまで平和に仲良くやってきた生徒(主婦)たちや講師やスタッフの間に、亀裂を生じさせていく。

最後にスタッフの一人と、フレネミーの女が対決。フレネミーは去っていく。

でも物語としては物足りなかった。
このフレネミーによって傷つけられ、とっ散らかった人間関係の問題が、どんな風に収束していくのかしら。
劇が進むにつれて、ぼくの興味と期待はその一点に集中していったのですが。
でもかる~く裏切られた感じ。
フレネミーとスタッフ女性との対決もあっけなかった。
でもそれ以上に、あっけなかったのは。
フレネミーが一人去っただけで、人間関係があんなにまた単純に元に戻るものなの?

フレネミーが残した人間関係の亀裂が修復されるには、もう一悶着必要なのでは。
そこをどんな風に見せてくれるんだろうとワクワクしながら観てたのに。
まったくなかったのでびっくり。残念。
KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】

KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】

声を出すと気持ちいいの会

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★

小説と芝居は違う
てっきり朗読のイベントだと思ってたんです。
会場に入っても、椅子がひとつ正面に置いてあって。
「なるほど、なるほど。あそこに座って朗読するのね」
ずっと思ってた。

でも違ってた。短い芝居がいくつか。
だから最初すごく違和感があった。
おいおい、これ、朗読っていうの? みたいな。
でも、ぼくが悪かったんです。
ちゃんと確かめなくてゴメンナサイ。

企画というか、この狭いキッド・アイラック・アート・ホールで、こういう芝居をするというのは、素晴らしいことだと。できれば続けて欲しいなあ。無責任に言ってますケド。

舞台美術みたいなものは、椅子だけ。あとは暗幕。
そして、役者だけが立っている。
そんな感じの芝居でした。

ネタバレBOX

上演された芝居自体は、ぼくはあんまり評価しない。
(偉そうで、ホントすいません、最近増長してるのかな、、、)

皆さん声がきれいでちゃんと出てはいたんだけれども。
なんというか、『真実のとき』みたいなものは僕には見えて来なかったから。
体をそろえて動かして、上手に順番にセリフを喋ったとしても、器用なだけで、面白い芝居にはならないんだよな。と。

小説と芝居は違う。小説的には面白くても、それをそのまま芝居にしても、だめなんじゃないのかなあ。記号的にしかならない。
演劇的には、物語とは関係のないもっと細かい部分に引っ掛かりや拘りを持たないと。と思うのですが。

みなさん、声が素晴らしかったので、朗読的なものにすると、また違った世界ができるかも。(無責任)

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