miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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さよなら、なつやすみ

さよなら、なつやすみ

劇団EOE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

無題428(12-171)
17:00の回(晴、暑)。今日はお祭りではありませんでした。16:35会場着、もう受付しているということだったので下へ、当日券で。もともと開演時間に間に合うか予定がはっきりせず、間に合えば当日券でと決めていました。

役者の保坂さんが退団されるということをお聞きし、ご挨拶したいと思っていました。たしか千本桜の1階で少しお話したのが初めて、これからどんな舞台を…と楽しみにしていました。保坂さん、覚えていてくださいね、ひとりファンがいたということを。

去年、同じ会場でみました(外ではお祭り)。今回、メンバーが大きく代わり、初めての方が多い。冒頭で平澤さんが客席のひとりひとりと目をあわせていました。その目をみていた気がついたこと(終演後、大将にもお伝えしました)、平澤さんの目には沖縄の蒼い空、青い海がはっきり見えていて、その目を通じて私にもそれが見えてくる、今日はそんな思いでいっぱいでした。2012組もきっとそうなっていくのでしょう。

人通りが少ない商店街を駅に向かい、夏はまだこれからだと暑さを感じるのでした。

平澤さんと菊池さん、ガラ違いの同じ衣装。

『孤独の惑星 (コドクのホシ)』ご来場ありがとうございました。

『孤独の惑星 (コドクのホシ)』ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

劇場HOPE(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題427(12-170)
19:00の回(晴、暑い)。18:03受付、中(受付の奥)で待っていても構わないということでしたので涼しい所で待ちます。18:30開場。原作が「ソラリス」、とても複雑な気持ちのまま階段を下り、舞台が目に入ってくると...。

午前中、浦和のIMAXで「THE DARK KNIGHT RISES」みてきました。IMAXをみたことがある方はわかると思いますが、壁一面のスクリーン、高画質。大音量で椅子がビビります。絵と音と音楽と。それを持ち続けながらのお芝居でのSF作品、それも個人的に特別な思い入れがある「レム」であり、「ソラリス」。ほぼ同時期に「2001年宇宙の旅」をテアトル東京(シネラマ版)でみていて(余談ですが、シネラマ版は通常版と違うところがあるとネットにあります)、両作品が劇場でのSF作品のスタートであり、頂点でもあります(実は、SFの映像では、TV放送されたB級作品も大好き)。

そのソラリスが目の前に。湾曲した部屋、銀色に輝くテーブル、ワインとグラス。左右の柱も銀(鏡のイメージかな?)、舞台手前の床に白い..湿布薬みたいなものが何枚も。インスト曲が控えめに流れ、正面上の(青紫)照明が宇宙ステーションの冷ややかさを感じさせてくれます。

ここでおこるであろうこと、「お客さん」が来ること、理解するにはあまりに遠くにある「海」のことを思いながら、18:55三浦さんの前説、BGMに代わり嵐のような音が聞こえてきます。暗転、そうかこれは海の音なのか...21:03終演。

理解できないもの、ソラリスの海、「星からの帰還」の100年以上先の世界、「砂漠の惑星」の機械、「エデン」の異星人...異質なものを描くレムの世界。

終演後、前作のDVDを購入、三浦さんにお声がけさせていただき帰路へ。続く、

ネタバレBOX

正直、よくここまでまとめられたものだとビックリしています。映画のシーンと重なる部分...ああ、ここはこんな風に仕上げたんだ、おやっ、これは映画にないけど...いいな、とか。登場人物は「日本人」になっていますが、名前にもひねりがあり、終演後、「ハル」は「HAL9000ですか?」とお聞きしたほどで、「猿田」は「火の鳥」からきているそうです。タルコフスキー版は水とゆったりとした映像の中でお話が進み、こちらではそれを照明がセリフ以上に語りかけてきます。

役者さんたちも大好演、男性は「人」、女性は「お客さん」。もう一人の登場人物、「海」は赤と青のふたつの太陽のひかりを受け様々な面をみせてくれます。

ハルが(場面としては出てきませんが)ドアを突き破るシーン、蘇生するシーン..どれもいい。お客さんは4名、飛ばしたロケットの音は3つ、で間違ったのかなと思っていたら、残っていました。柳葉のお客さんが本人の自殺後も残っていたのは数にいれていいんですよね?

タルコフスキーのラストは絵的には嫌いなので、どうなるのかなと思っていたら..おおっ、海に降りるのか.....で、ふたたび「お客さん」、海との対話が始まったのか....オドロイた。「2001年」で「スターチャイルド」がでてきたくらい驚いた。

今借りている「物理学、まだこんなに謎がある(小谷太郎著 2012/4刊)」に、「ソラリス」と「2001年」に関する記述があり、「地球外生命探査」という章に「火星年代記」なんて洒落た副題がついています。

余談:袴塚さんと園田さん...「おおばんぶるまー」でみていました。
MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MU

BAR COREDO(東京都)

2012/07/23 (月) ~ 2012/07/31 (火)公演終了

満足度★★★★

無題426(12-169)
19:30の回(曇)、職場から歩き、18:55会場着、受付していただき中へ。入って両サイドに椅子席。左側前列のみ丸椅子、中央にテーブル2卓、赤いクロスが掛けられフリマ開催中、衣装、シャツ、ジーンズ、帽子、靴…CD、本、本公演台本等々。「5分間だけあげる」に続き2作目。

さて、あらためて「ブートレグ」ですが、洋楽の世界では(いいのかわるいのかありますが…)「海賊盤」というものは広く流通、近年、ネットでの音源入手も簡単に。「beatleg」という専門の月刊誌もあって、必携、もちろん一般書店で買うことができます(以前はもう1冊「Goldwax」という雑誌がありましたね)。毎月、何十枚という「新譜」のレビューが載っていますが、全部、海賊盤(!)。

でもです、本作と大きく違うのは、どんなブートレグであってもそれは「本物」なのです、正規盤ではないけど、本人(バンド)のヴォーカル、演奏、アレンジ…、どこまで行っても「オリジナル」。ライブ盤を出していないバンドのライン録りを見つけたら速攻です。

漫画原作と同人誌との関係ではそこが違います。でもですね、たまに、オリジナルバンドよりいいもの(カバー曲、コピーバンド風)もあります。それにとどまらず、バンド自らがブート音源を正規盤として発売してしまうことが珍しくなくなりました。「説明」のところにブートレグ=偽物、とありますが、少なくとも洋楽でいうブートレグは(ダークサイドの)本物であることに変わりがないのですが、なんだか曖昧になっているようです。

フリマをみると「渡辺まのレディース衣料雑貨・小物一点500円」...19:25撤収、19:32開演~20:51終演。最初はただの「作家対オタク」かと思っていましたが、いやいやなにがオリジナルなのか、求められているのはどっちだ、みたいに重心が移動してゆくお話でした。すみません続きます。

漫画家役の古屋敷さん、リジッター企画「林檎ト~」客演ですね。佐藤美佐子さんのB組に行く予定なのであります。

ネタバレBOX

ボーイズラブ、読んだことがなくWikipediaをみると「少年愛」。ということは「風と樹の詩」か「トーマの心臓」か。後者ではないが、前者は内容を忘れてしまったので判断できず。

漫画家とマスターの「関係」、女性3人の関係、漫画家と女との関係の3軸。緩やかな間隔が狭くなり、触れるか触れないかのところで反発するも、なおもその距離はゼロに近づき、いよいよ「痛み」すら感じてくる。

相手を傷つけながら溶け込むか、どちらかが飲み込まれるか、終盤、緊張感が高まります。で、ここで、原作者としての権利などではなく、もっと「描けない」苦しみを体の奥の奥までねじ込み、周囲を巻き込むとか、自身の重みで潰れるか…でもよかったかなとちょっと考えました。
のばらのばらのばら

のばらのばらのばら

ヅカ★ガール

上智小劇場(一号館講堂)(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

無題425(12-168)
14:00の回( 曇)。大学の教室が会場、上智は2回目、3月に「Sophia Modern Dancers」をみてます。雨になるかなと思いましたが大丈夫でした。1号館、教室の前に受付、当パンだけではなく、冷房がないのでおしぼりと冷えた飲み物をいただきました(このことは、午前中メールで案内あり。とっても親切)。用意された椅子で開演を待ちます。廊下を見渡すと、なんとなく学生時代を思い出すのでした。開場、中へ入ってみると、前(黒板側)が客席、最前列はベンチシートにクッション、2列目ミニ椅子、3列目、パイプ椅子。窓に暗幕、客席両サイドから照明が当たっています。舞台、後方(後の出入口)に仕切り、中央はスクリーンになっていて、劇中、影が映ります。手前、左右にバラ模様(だと思うのですが、違います?劇団のブログにあるハンカチの模様。映っている教室が会場かな)の衝立が2つ。中央に人が一人立てる大きさの円形舞台。床は板目、頭上に大きなモニター(終演後みたら三菱製)…授業で使うのでしょうか。14:10開演(「のばら」シューベルト)〜15:25終演。

ネタバレBOX

み終わって、実はまだあまりスッキリしていません。芸術家や風俗嬢は苦労する役回りで、少々、ふつうの展開、お芝居が終わって、意識が冒頭のシーンに戻り、そこからから一気にラストまで駆け抜け、「ソウダツタノカ...」と感じる、そんな展開もできたのではないかと思いました。書けない作家、描けない画家、撮れない監督、挫折や諦め、そこから這い上がるか、真っ暗闇に落ち込むか、そのどちらか。

真っ赤なチケットにはリボルバー、タイトルが「バラ」となるとハードボイルド調かと思っていました。でも、お芝居で使っていたのはオートマティック型(かな?)。また銃で始末する、というのはこの日本ではその筋の「組」のひとくらいだと思います。

売るために書く(描く)ことはよくあることで、古今東西悩みは尽きないわけです...画家でも彫刻家でも陶芸家でも...。とはいえ、怪しい壺あたりとは一緒になりたくないもの、ここらの葛藤が弱かったかなと。

狭い会場、教室...制約のなかでよく創りあげたと思います。
僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題424(12-167)
19:30の回( 曇)。18:40受付、19:01開場、入って左右に座席、四角い舞台の2辺にパイプ椅子席(座布団2枚)、客席と対面する壁一面に這う葉、緑の照明に不気味なほど映えています。天井からも葉が伸び、その先に電球。2辺には紐が張られ、劇中、これが何かが明らかになります。足元にも太めの紐。正方形の舞台、客席との間を役者さんが通ります。黒いテーブル、2種の椅子が2脚ずつ。こちらの劇団は初めて、白雪姫で知っているのはリンゴくらい(終演後、Wikipediaをみる)。なんとも(心情的に)ダークなお話。19:26前説(場内アナウンス)、トイレ確認、19:35開演〜21:08終演。赤い糸、黒い紐などで情景を描写(食器には紐を巻き付けている?)、役者さんはみな白い衣装。

ネタバレBOX

ひとつのスタイルと思って興味深くみることができました。白い衣装/床に他の色が映えて綺麗だなと感じつつ、おひとり、靴のかかと部分にメーカーの「ロゴ」があり、これはあっちゃダメだよと思いました(不用意にファンタジーの世界に日常をもちこまないほうが...シンデレラ城の向こうに舞浜駅がみえるようなかんじ)。

スローになるところ、セリフをあわせるところはもっと揃えたほうがいい。

少年~7人~1人~大人、というみせ方に感心。

繰り返しの部分が単調になりがち。

照明によって枯れはてた葉のようにみえた…おぉー。

Shambles

Shambles

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題423(12-166)
14:00の回( 雨)。13:30受付開場、最前列はミニ椅子、2列目から備え付けの(ゆったり)椅子、今日はこちらに座ります。劇団3作目、竹内さんは客演みているので5作目、辻さんはバッコスでみています(出演予定に「鋼鉄村松」…みに行こーっと)。開演前は暗かったのでよく見えませんでしたが、白と黒の居室、左右に木製ベンチ(白)、中央にテーブル…アタッシュケース、いかにも「入ってますよ…ほらほら」と言わんばかり。その向こう、奥にソファ。上手の壁には小さなガラス窓が2つ。14:05前説、14:06開演、雨&カミナリの音〜15:20終演。バーベキューにやって来た5人、死んでいる3人。本編(BBQ組)に、再現シーン(死人組)を絡ませたお話、最初、ゾンビかと思ってしまいました。

ネタバレBOX

死人組のシーンでは、オレンジの照明にかわり、BBQ組は思い思いの場所で成り行きを見守っていますが、あまり近づかれると少し避ける。反対にBBQ組のシーンでは、死人組は所定の位置でじっとしている(死人だし)。本編の間に特撮(謎解き)シーンが挿入されていて、実はどれもが最初から破綻している…にしても中根さんの跳ね具合はいいなぁ、笑ってしまいます。

銃で3人も頭を撃ち抜かれたら室内は真っ赤になるんだろうなとか、靴はいたままでいいのかなとか、骨はのこぎりで簡単に切断できるのかなとか、BBQ組には埋葬義務がないし、放置するだけなら死体遺棄罪にはならないんじゃないかなとか…(マミは違うけど)

最後のシーン、振り向いた表情…映画でこのようなシーンをみることがありますが、お芝居でこんなに冷えびえとする表情は初めて。
少女教育

少女教育

シンクロ少女

王子小劇場(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題422(12-165)
19:30の回(雨はひとまず上がっています)。19:00会場着、受付は始まっていて下へ降り整理券を受け取り....すぐ開場。本日は、奥が客席、入り口側が舞台、椅子席。こちらの劇団は初めて(劇団名はよくみました)。かもめマシーンで横手さんを(リーディング、稽古、本公演)と3回みていたので、劇団のものをみてみたいと思いやってきました。舞台は「島が3か所」、正面奥、他に比べやや高めの舞台に白いテーブルと椅子(2脚)、手前に島が2つ(左右に分かれ、たぶん同じ大きさ)。下手、木製の小さなテーブルと黒い座椅子、上手、白いソファ(破れ目あり、赤いラインが映えています)。追加席が何席かでました。弱めの空調で開演前、ちょっと蒸しました。19:24前説~空調が止まり19:34開演~あぁTrue Romance(H.Zimmer)「You're So Cool」じゃないですか!!21:25終演。出口に横手さんがいらしたのでご挨拶。

ネタバレBOX

確かに、冒頭、同じ横縞の衣裳だったけど、途中、現在と過去のふたりのことかと思ったり、「ふたりのベロニカ」みたいなお話かと思ったり、双子とわかるまで、いろいろ想像しました。左右の舞台、鏡に映ったようなふたり、始めてみる様式でした。ひとは受けたことのなかでしか伝えられないのか、良くも悪くも。次の世代へ自身の影絵を伝えるのが「生」の目的なのでしょうか。
墓場にて、竹。

墓場にて、竹。

7%竹

小劇場 楽園(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

無題421(12-164)
19:00の回(曇)。18:40会場着、すでに受付は始まっていてそのまま中へ。やっぱり、右側へ行く。客席側2辺に緑色のネットが張られていますが、物は飛んでこないそうです、上の方に付いているのは「うまか棒」…昨夏に続いて2作目。宮本さん(26.25団、浮世企画、みどり人)出演なのでみにきました。舞台では白衣姿(上から下までみんな白)のお二人が物販(500円均一)の最中。最前列の椅子は少し小さめ。
前説で、開演が少し遅れるとの説明。遅れてくるお客さんのため席をつめ、19:06開演~20:30終演。お話(筋)はよく分かりませんでしたが、隣に座った女性の方が終始とっても楽しそうに笑っていらっしゃるので、つられてちょっぴりよかったです。

ネタバレBOX

物販しているTシャツ(赤)や去年のとか(紫...買いました)を着ての舞台、パロディのようなシーンがありましたが、元ネタを知らないので、もうひとつ。上手いのか下手なのかさっぱりわからないところが終盤面白く思えてきました。
カナヅチ女、夜泳ぐ

カナヅチ女、夜泳ぐ

悪い芝居

王子小劇場(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題419(12-162)-2
18:30の回(晴、暑、強風)。信号機が風でブンブン揺れてます。そのくせ頭上、青い空の綿のような雲はノンビリしている。昨日に続き、2回目。45分前受付と思っていたら、入口横に「18:00受付開始」…あれれ、早く来過ぎた…でも、メール(定形文なんだろうけど)には45分前と書いてあるし…と待っていると、スタッフの方が出てきて説明してくださいました。連日の観劇は眼科画廊に続いて今年2回目。何度でもみたい。

未来の担い手たちに告ぐ

未来の担い手たちに告ぐ

ThreeQuarter

池袋GEKIBA(東京都)

2012/07/15 (日) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

無題420(12-163)
12:00の回(晴、猛暑)。11:25会場着、1階に数人並んでいらっしゃいます。11:29照明のトラブルで開場が5分遅れますとのこと、エレベータ前は風が通らないのでかなり蒸し暑く、それでも20人ほどの列。12:36受付、開場。外から入ると空調が効いていて快適、劇中、特に寒くなったりはしませんでした。1-2列目、木製ベンチに座布団2枚、3列目から椅子席、なお、1-3列は平地、満席のようです。舞台は中央に緑色の長細い(石の)ベンチ?左右に白壁、木柵に絡まる葉…墓地?開演時間直前、遅れているお客さんをもう少し待つとの案内。後ろをみると通路側の席が何席か空けてありました。12:05開演しますとの案内、12:08開演〜13:54終演。こちらは初めてで、終演後、社会人劇団とおっしゃっていました。

ネタバレBOX

以下、気になったことを書きますね。

■物語:世界的な労働力の流動化は実現しなかったし、あい次ぐ海外進出による国内産業の空洞化でもない。どんな社会になっているんだろう。「記憶刑」導入の経緯が不明なのは気になっていて、日本独自の技術のようだけど、政治や法曹界、医学界(これってロボトミーに似てないか?)での議論、世論、マスコミなどはどんな反応を示したんだろう、法改正するんですよね、国際的にも人権面で批判が出ると思うけど。それと官房長官拉致とは次元が違いすぎないかなぁ、なぜなら、国民は納得しているはず…だから制度となって受け入れられている。そうなると、これはただのテロ活動に過ぎなくなってしまう。でも、攻めるほうも守るほうも、装備や計画がちゃっちい。むき出しのビルじぁ空からやられたらおしまいだし。そこらが曖昧なので、私怨ですか…で終わっちゃう。物語の設定や構造に疑問を持ってしまうと楽しめないのでした。

■芝居:TVドラマをみているようでした。ここです、と入ってくるBGM、シリアス、ボケと突っ込み、刑事の殉職、組織外の行動、偶然すぎる父の登場等々、もう少し絞り込んでもよかったのでは。大声の場面が多く、これは好き嫌いがあるかもですが、そこまで必要はないと感じました(その間、棒立ちになりがち)。

■舞台:やっぱり墓地のようですが、最初と終わり、合わせて数分しか出てこないのに、ずっとそのまま。正面がスクリーンになっていて何回か奥を見せていたけど、メインは手前。もうひと工夫あったら。

「108の記憶」は除夜の鐘で祓うべきもの、バベルの塔は崩壊か…。
記憶:「トータルリコール」「アイランド」「ロボコップ」あたりも記憶がからんだ作品。
カナヅチ女、夜泳ぐ

カナヅチ女、夜泳ぐ

悪い芝居

王子小劇場(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題419(12-162)
19:00の回(晴、暑い!!)。今日は最寄りの駅前でお祭り、おかげでバスが遅れ、
電車も途中で小休止、受付開始に間に合わず...18:20受付(整理券あり)、少し前から整理番号順に整列、黄色の先行予約~オレンジの順。18:31開場、最前列は桟敷、2列目ミニ椅子、3列目から椅子。最前列は、当然、役者さんが迫ってくるので荷物を預ける方、多数。舞台..にはいろいろなものがありました。下手から、E.ギター(アリア プロⅡ)MAC-STDZっぽい。ソフトケースにテーブル、スピーカーに襖、上手、テープル。舞台上、アーチ状に有名企業(店舗名)のロゴ、ユニクロ、スタバ、マックに吉野家、コンビニ、居酒屋、薬局、激安店に家電量販店、外食にハンズ、信号機、バス、サザエ?道路標識。タンスにテトラポット。オレンジの照明が場内をぐるぐる照らし、ゴゴゴっという音が響いてきます。19:02場内アナウンス、19:05、Eギターのアルペジオで開演~21:03終演。 吉川さん「ハリーポタ子」、呉城さん「夏も」、村上さんは柿喰う客で。まだ途中

ネタバレBOX

終始ハイテンション、よく続くものです。「今」←→「「12年前」の行き来かと思っていたら、2020年になったりで????、そこは勢いで見続けます。そうか、覚えている自分、忘れてしまった自分、忘れようとしている自分。そんな自分をちょっぴり覚えているだろう11人。場面が再現され、カラダが浮く。東京へ、東京へと向かった12年前と今。

椅子がカタチを変えてシーンを彩ります。ベッド、ビル、ファミレス、王将。舞台奥には小道具が準備されているようでした。桟敷前を走り抜け、迫り、思いを吐き出す者たち。12年前の自分と対峙する今の自分。

絶望の中での帰還でなく、凱旋でもなく、ただ帰ってきたのは夢破れて、いやいや、もともと、いうほどの夢もなかった...のか。

楽器が4つ、Eギター、Bギター(これは手入れができていなくて、ピックアップ周辺にホコリ..音楽を志す者、ピカピカに磨き上げるように)、アコースティックギター(これは、生音は出てるけど別に録音済みの演奏と重ねている)、ハーモニカ。
Doll Castle ~人形の城~【当日券あります】

Doll Castle ~人形の城~【当日券あります】

Souse

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

無題418(12-161)
14:00の回(雨)。13:13会場着、先にいらしていた方から受付をしていると教えていただき、手続き(整理券あり)、13:31開場。1列目が椅子で2列目からベンチシート席。13:56場内アナウンス。14:03開演、背景に映像(実写+アニメーション)、赤い三日月、男がひとり、なぜここに来たのか覚えていない。15:57終演(My Revolution)。お芝居とダンス、ダンスはよかったと思うのですが、舞台が少し狭かったかなと感じました(たまにダンスもみますが、この会場をひとりで使うかんじ)。人形、人形使い、生きているものと生きていないもの、その間に揺らぐもの...でしょうか。「男」の衣裳になにか(この屋敷に来た)ヒントのようなものがあればよかったなと思いました。

靴の中の小石

靴の中の小石

Toshizoプロデュース

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題417(12-160)
14:00の回(晴/夏です)。受付時間がわからなかったので早めに到着、3階へあがると待っているようにということで...で、受付が始まってから開演まで少々行き違いあり。舞台は...四角い椅子が4つ(2つずつつながっている)だけですね。客席最後列の後ろにカメラが3台、左右のキャットウォークにマイク。初めて見たのですが、「活動紹介」を読みますと「小道具を排除」「影絵」「シルエット」という語がありました。劇中、藤城清治さんの作品(一度、原画展に行ったことがあります)を思いだすわけです。現場に集まってきた「それぞれを背負っている」者たちが「監督」の磁力に魅かれ、グラデーションを繰り返し、美しく輝くようになるまでが、型と色と動きで演じられ、オーロラのような背景に浮かぶ黒い像として結ばれる。それはただの影ではないことを観客のわたしは知っている。

ネタバレBOX

森下さん客演ということで観劇、こちらの劇団は初めてです。始まってからは、なんでこんなに勝手で、いやなヤツばかり集まってくるのかな、と思っていましたが、だんだんと...それぞれが背負っているものが少しずつ顔をみせ、一方では監督の想いが伝わってくる。

芝居をよく見るようになる前は映画ばかりみていて、ドキュメンタリー映画も
本数は少ないもののみることがありました。たいてい監督ご自身のアフタートークがあり、その強い意志に感心するばかり。

本作、監督役の平野さん、その監督さんたちと比べても負けていません。
これにベテラン俳優と自身の出生をからめたお話のうまさによってさらに引き込まれます。

父と娘、娘と男、男と女と息子、俳優の迷いと気づき。長い間、じっと氷漬けにして抑えていたものが、ゆっくりと解け、清流となり集まり作品として結晶してゆくさまをみせていただきました。

それにしてもシルエットは綺麗だな。
Where the streets have no name (Rattle & Hum) ..古い、以来の感動だ。

で、わたしもDVDを予約したのでした。
不協和音

不協和音

teamキチキチ

萬劇場(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

無題416(12-159)
19:00の回(曇)。18:15会場着、18:30受付(全席指定)、開場。こちらの劇団は初めて、萬はほぼ1年ぶり。lovepunkのお二人が客演していらっしゃるのでみにいきました。指定席でほぼ中央の位置、舞台正面、左:大きな窓、右:手前が開いている小部屋、上に行くためなのか階段がかけてあり、そこには小さな、人が屈んだら通ることができるような扉。いただいたチラシをみてみると(予習していないので)、ここは古い5階建てマンション...ということはこれはロフトか、でも、ここで寝たら確実に落ちる。客席側にあいているのはオープンキッチンだからかな。18:54前説、19:00ナレーションが入ります、カミナリ、雨の音、開演~20:27終演。なんとここは「人生を変える部屋」。終わってみると、おっとそういうことでしたか...というしめくくり、なるほどー。

終演後、小宮さん、安城さんにご挨拶(10月、11月と少し先ですが次回作も)

ネタバレBOX

物語の大枠が最後に明らかになります。少し前にみた青ひげマシーンの「その後、、」とよく似た枠組みでした。本作は拠点を構え、青ひげは出張型。セリフのやりとりが実に面白い。口が悪く、おせっかいなようでちゃんとモノの道理を示し、一押しをする。父-娘-男-妻-初めの父に戻る、と連なった不倫2組、(似てない)3姉妹の相続合戦、バージン娘対草食男、男女対決集団。最初は異次元への扉かと思いましたが、アンドロイドDJ...なるほどです、気が付きませんでした。ということは、「奥の部屋」へ10人以上入っていたはずですが、(設定上)屋上に控室がつくってあるのか。

えーと、マンションの室内を案内する場合、靴を脱いで用意したスリッパに履き替えるものだと思うので、少し違和感あり。

途中、開演前、空調を切ったのか、暑くなりましたがまた入ったようです。観劇中は気になりませんでした。
夜と耳

夜と耳

シアターオルト Theatre Ort

atelier SENTIO(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題415(12-158)
21:00の回(雨。曇り、板橋から歩いていると小降りに)。20:15会場着、小柄な女性が受付、雨が降ってきたのでお客さんが濡れないよう対応、20:30開場、靴を脱ぎ中へ、役者さんが座席の案内、下手、照明に輝くシルバーのテーブルワゴン、テーブル食器が一揃い、オフィスにあるような革張りの黒い椅子(低い位置でセット)、中央の床にはトラ目の敷物、上手イスが2脚、洋書が積まれ、照明が椅子の後ろから頭上を覗き込むようにセットしてあります(アパトサウルスみたいにもみえます)。

BGMなし、チラシをごそごそがさがさ、電車の音、バッグを空ける音、咳、電車の音、受付の声、水を流す音、電車の音。20:54主宰の前説、20:00再度登場、お客さんをあと2分待つとのこと、21:02開演~21:51終演。続く

ネタバレBOX

男性2+女性3によるお芝居。女性の衣装(赤)はデザインや膝+膝上+膝下など少しずつ違う。ちょっと間隔を空けての観劇だったからか、とてもフレッシュ。安吾は読んだことがないし、「桜の森の満開の下」というと人間椅子だけど。

前説とあらすじのミックス...「という物語かもしれない」、そして一夜が始まる。
999夜目のお話から始まるながいながいお話、1000夜目は昨晩の続き、岩波文庫385ページから、そして1001夜へと続きます。

坂口の作品は「白痴(4月)」に続いて2作目。当パンによりますといろいろな作品から言葉を引用しているそうですが、ひとつもわかりませんでした。




甘い感情

甘い感情

キミエドリ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題414(12-157)
13:00の回(晴)。12:32受付、開場。12:15頃着いたので入口扉前で待ちます。珍しく扉は開いていました。どこかに受付時間を書いたものがないかなと、中に入ってみると、喫煙コーナーにいた方が「30分前から」というのでそのまま待つ…並んでいるのは10人位でしょうか…12:30になっても誰も来ません…、12:32、勝手に降りて「受付いいですか?」と聞いて…ようやく受付。開演10分遅れはみなさん書いていらっしゃる通りで、追加席が出るわけでなし、開演時間過ぎた前説で「おタバコは」はないと思います。※余談です:「超<集客力>革命」人気美術館が知っているお客の呼び方(蓑豊著)、を読んでいます。こんなタイトルは嫌いですが、書いてあることは、当パンに、主催/演出家のお二人が書いていることと大きな違いはありません。ただ、スタッフ陣がそれを自身のこととして受けとめ、実行したかどうかだと思います。開場時間、開演時間を宣言しているのだから、説明責任あるのでは?
13:11開演〜15:25終演。

舞台、現代アート(デザイン)と古風な趣き(素材)を感じ、照明の使い方、BGM、どれも好み。ただ、2つのソファ、PCがちょっとそぐわない気がしました。

複数のお話が並行/平行して、よく見えない部分(特に前半)が多く、また、みなさんほとんど同じトーンなので整理できないまま時間が過ぎて行きました。当パンに役名+簡単な役柄紹介があるとありがたいです(登場人物の関係が理解しやすいので)。

評価:難しいです…Q:みてよかったでしょうか。A:はい、とてもそう思います。

7/9追記:本作の前にみた競泳水着(2回目のほう)もそうだったのでしょう、今の「自分」と、重なるもの、感覚に染み込んでくるもの、奥底から引きずり出されるもの…それは一つのセリフかもしれない、役者さんの表情かも、笑顔、泣き顔、諦め、混乱、屈しないこと、這い上がること、いろんなもののなかではっきりとしないけど大きな振動となって伝わってくるもの、そういったものがあるんだな、と。なので評価しました。

NYということはこれでおしまい?

ネタバレBOX

不思議なもので、終盤、ぐぐっと情感が伝わってくるようになり、もし、このあと予定(会社へ…)がなければもう一回みていました。

最近、時間に追われているせいか、そのときの「気持、気分」によって、みているものに対する反応が相当違っていることを自覚しています。みているとき、終わってからの電車のなか、一晩おいた翌日、でも微妙に違ったみえ方をします。

今回、2回みたら…そう思いました。映画では、ロードショーの次にDVDで、という機会がありますが、お芝居では、「そのとき」とDVDとでは別物…、美術展での原画と図録との違いみたいなものでしょうか。

懸命にもがいても指先からこぼれてしまうもの、しっかり握っていたのに突然崩れてしまうもの、否応なく足に絡みついてくるもの。そうであっても、なんとかするしかないと…

時間が流れているはずのに、その感覚がなく、いつも同じ場所、同じ時間のように錯覚してしまいましたが、それぞれの終わり方(まずは前に進む)、今の自分によくあいます。

さくら+

さくら+

ENBUゼミナール

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/07/03 (火) ~ 2012/07/04 (水)公演終了

無題413(12-156)
19:30の回(雨)。19:00受付、開場。入口のドアが開かれ奥へ進むと見かけたお顔、場内スタッフの方、こんにちは〜、とごあいさつ。舞台に近付いて見渡す。細かいところまで覚えていませんが、前回とほとんど同じ(はず)。机、椅子、汚れたガラス、トイレ(のドア)、正面の壁には何かが貼ってあった跡。上手、消化器の文字。

前回のお話+増員(10人版)の卒業公演。客席はパイプ椅子(クッションなし)、追加席が出てました。内容に大きな変更はなく、役者さんが違うことによって、かなり印象が異なりましたし、たぶん、約1年半、いろんなお芝居をみてきたこともあるのでしょう、少しとっつきにくいかなと感じました。


「観てきた」が500になっていました。コメントしていない(タイミングを逃しました、ゴメンナサイ)のもありますし、こりっちに載っていない(ダンスが多い)のもありますが、ひとまずキリのいい数字。

ネタバレBOX

平日なので半ば仕事をおいての観劇、開演前の舞台をみただけで期待度は上昇。※ふと、あいかわらずチェーホフは読んでいないことを自覚。

で、今回、なんとなく感じたのは、舞台上、情景にピッタリ収まっていなくて、役者さんごとに少しずつズレているような、一つの「お話」感ではなく、上手い/下手とも違う違和感、この部屋に馴染んでいる雰囲気が薄いので楽しむところまで行きませんでした。前回も決して上手い!と唸るようではなかったと思うのですが、もう一度このメンバーでみたいという気持ちはまだ覚えています。

人数を増やしたためか、中途半端なシーンが気になりました。
Goodnight

Goodnight

劇団競泳水着

王子小劇場(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/07/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題405(12-148)-2
18:30の回(雨)。初日に続いて2回目です。「りんごりらっぱんつ」も2回みていますが、「競泳水着」はそのときが初めてで、終わってすぐもう一回みたいと思い即予約。今回はというと、2回みることに決めていました。
17:45受付でしたが、時間を間違え早めに着いてしまったのに、すでに待っている方がいらっしゃいました。17:45受付、18:00開場、下に降りると細野さんがいらして、あまりにビックリしたので話しかけることなく頭を下げつつ場内に...。
間、1週間以上ですが、先週末、2年間携わったある地方の業務が終わりました。ひとつのけじめ。
本作、それぞれの「決断」が描かれていて、初日には感じなかったものが観劇中湧き上がってきました。これは今までなかった感情です。同じ作品をみているのに、初日とこれほど印象がちがってくるものかと、自分でも驚いています。続く

正義について (公演終了・ご来場御礼)

正義について (公演終了・ご来場御礼)

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/06/27 (水) ~ 2012/07/03 (火)公演終了

無題412(12-155)
19:00の回(晴)。18:00受付(整理券あり)、18:28開場。「アフター企画お題」の紙をいただきます。この回は板垣さんによるアフター企画がありました。前作「シーザー真田」に続いて2作目。舞台は公園。下手に男子トイレ、下草がのび、黄色いテニスボールがひとつ、壁に張り付いているのはやもりかいもりか..よくみえない...。切り株型の腰掛けがふたつ、上手を占領しているのは大きな「テント」、その前に白い椅子...雰囲気はデッキチェア。背もたれには海のイラスト..青い海、紺の空、白い灯台。
中央、奥の公園を囲む背の低い円柱のひとつに鳥がとまっています。そして水道がひとつ。お母さんの声か「ごはんよ!」という声が聞こえてきます。BGMはG,D,Bによるインプロっぽいインスト曲、Gがエフェクターをきかせワウワウいってます。

1-2列はミニ椅子(クッションなし)、18:59場内アナウンスでの前説、19:03BGMが変わり、後方でカーテンをひく音が聞こえ、19:04暗転~20:49終演、休憩後アフタートーク21:19終了。

ネタバレBOX

クリーニング店(人々)と公園(人々)、この2点をからめたお話でそれをつなげるのはクリーニング店の元主。どうもお話が散らばったままで、もしかしたらそれが狙いなのかなと思ったり。
でもなぜ「テント」なのか最後までわからず。
「見て見ぬふり」をすると後ろめたい気がするし、一方では、時間がないとかの理由で関わりたくないことを正当化、すぐ忘れてしまうし。
やっぱり、ここは公園の一角だとしても長居はできなかろう。
アコギのチューニングあってないし、ギター慣れしてないし、「ブルーベリー・チェリーパイ」のシーンではとちったのかしばし妙な苦笑い。
「速攻でおいしい水」のパッケージは作ったんですね。RAMONESのTシャツは意図的?クルマ、バイク、鳥、セミ、いろんな音。

裏を返せば「偽について」。新聞を開けばそんな話題ばかり。
パンザマスト【ご来場ありがとうございました】

パンザマスト【ご来場ありがとうございました】

青春事情

駅前劇場(東京都)

2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題411(12-154)
19:30の回(曇)。18:45着、受付、19:00開場、受け取ったチケットは「明向小学校」同窓会の案内葉書、ロビーではPCで前作のDVD、「静かの海」からですので3作目になります。パイプ椅子にクッション。小学校の教室、少子化…机の数は少ない。下手、窓(ガラスはいい汚れ具合)の外は校庭、順に、先生の机、デスクライトに15-6本の鉛筆、後に書棚、その上にT V。何かのトロフィー、大きな黒板、時間割表、もうひとつの書棚、「ムーミン」?バスケットボール。廊下側ドア、壁にお知らせ、日本地図、吊ってあるのは体操着?机(ノートなど入っている)と椅子5セット。夕方なのか室内は薄暗い…校庭から子供たちの声が聞こえてくる。19:25松本さんの前説…校内放送、ややエコー。19:30チャイムの音、開演、黒板にタイトル文字〜21:02終演。続く

ネタバレBOX

真近でみる役者さん、教室の左右に分かれ旧友達の喧騒とは「別の所」にいる役者さん、どこをみてもみな優しく豊かな表情、迷いのしぐさ。くすっと笑う、そのなかにちょっぴり涙腺への刺激。一瞬にして深い所から浮かび上がる後悔…、繋がっていたはずのもの、実はまだ繋がっているもの、チップスターに想いをのせ繋ぐ親友、それを受け全力でトップを走る、走る、15年ぶりのリレー競争。

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