miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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空想、甚だ濃いめのブルー

空想、甚だ濃いめのブルー

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

無題936(13-375)
19:00の回(晴)。18:30受付(真嶋さん)、チケットレス、開場。何もない会場、入って右が客席、途中で役者さんが出てきます、BGMなし、19:00前説(75分)、19:05開演〜20:20終演。リジッター企画、脚本演出、中島さんのお芝居ということでみに来ました。「Bチーム」。前にコメントありますように、事前に、骨子+即興という説明がありましたが…すみませんそう思っていませんでした。過去、演出家が割って入ってくるもの、受付の時から芝居(あるいは稽古)が始まっていたもの…いろいろありました。ですので会場に入ったら…。バンドがインプロ演るのとは違って、毎回、セリフを変え、筋を変え、ということができるのかなぁと思いながらみていました。

KUDAN  ~この地球(ほし)の汚れた片隅で生まれた命~☆無事終演致しました。ご来場ありがとうございました!☆

KUDAN  ~この地球(ほし)の汚れた片隅で生まれた命~☆無事終演致しました。ご来場ありがとうございました!☆

TOKYOハンバーグ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題935(13-374)
14:30の回(晴)。2回目、今年は3作。今回は前に座ります。14:38開演〜16:17終演。歌がよく聴こえ、細かい仕種、表情も。黒い衣装、黒く光る眼、闇、森、喪われた大地、白い人間、白いマリア、種の崩壊と異種の誕生、大量絶滅の危機、生態系の変化。

太く、高く、響く歌声、野性の舞。どちらもTOKYOハンバーグでは初めてみました。

ティティプー見聞録

ティティプー見聞録

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/17 (火)公演終了

満足度★★★★

無題934(13-373)
20:00の回(晴)。19:20会場着、受付(チケットに整理番号あり)、そのまま階段で待ち、19:40開場。此処は初めて、入ってすぐカウンター、奥が舞台、間に椅子、壁際にシート席。足下を埋め尽くしているのは絵が描いてある紙…風刺画のような。正面にスクリーンがあり粗い画質の映像「The Mikado」、右上に字幕。「紙」を眺めると、hiroshima 、fukushima…尖閣諸島らしきものも。19:59前説(70分)、20:03スクリーンが上がり、開演〜21:13終演。アフタートーク21:25〜22:27。お話しは奇怪、トークは難解。

こちらは初めて。「朝日一家の挑戦状(@吉祥寺シアター)」で金崎さんを(2回)みて、またどこかでみたいなと思っていたこと、丸房さんはd'UOMO ex machinaで数作みているので、今夜、みに来ました。ちょうど会場にd'UOMOの大石知奈さん。金崎さんとお知り合いのようで、「朝日一家」見ましたよとお伝えすると、ちょっとその時の役をみせてくれました。

「ミカド」は、帰宅後ウィキペディアで内容をおさらい…で、実際の舞台は奇妙な展開、お話しはどこが面白いのかよくわかりませんでしたが、「観ている」ものはとらえどころがないのに、意外と面白いのでした…きっとそれは「なにが」「どうして」「なるほど」ではなく「なんで?」「?」「?」だからのようです…特に初めてだったので。

オレの妹は8年前に死んでいる

オレの妹は8年前に死んでいる

Island

Gallery&Café FIND(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題933(13-372)
17:00の回(晴)。16:20会場着、1Fで待ちます。昨日に続いて2回目、そういえば、以前、此処でみたお芝居も2回みました、不思議に魅力的な会場です。
本日は座って観劇、5分おし。昨日は時間前に開演(相撲の時間前みたいに)、受付の時にはまだ明るかった戸外はもう真っ暗。17:05開演~18:07終演。観劇中、1Fで炒め物をしているのか音が聞こえ、しばらくすると美味しそうな匂いまで。「十条の住宅街にある小さな喫茶店。その二階が俺の住居兼職場。」そのままの会場。8年前に亡くなった妹、想いを大切にしていた恋人、鋭い勘の持主(1F喫茶店の従業員)、その中心に妹思いのWebデザイナー。兄にしか見えない妹とのつながり、生きている者の幸せこそが大切だと説く従業員、兄と妹の葛藤と思い遣りに満ちた作品。コミカルな会話を挟んでテンポよく進みます。兄はどちらを選ぶのか..昨日はずっと考えていましたが、今泉さんが見せてくれたのはIslandらしいオチ。わかっていても心地よいものでした。

「さらける。」

「さらける。」

Performed GUILTY

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

無題932(13-371)
13:30の回(快晴)。12:57会場着。サイトの案内に従って予約メールを先週金曜日に送りましたが、返信がありませんでした。本日朝も送りましたが同様。もし予約になっていて連絡なしでキャンセルということだと迷惑をかけるので会場まで行って、状況によって対処することにしました。もちろんいい感じはしませんが、入ることができるということでしたのでお願いしました。観劇のコメントは控ます。

追加席がでるほど盛況、13:33前説(105分)、13:38開演~15:26終演。

Modern Dance Performance

Modern Dance Performance

日本大学藝術学部演劇学科

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/14 (土)公演終了

無題931(13-370)
14:00/17:00の回(快晴)。1時間前受付(整理券あり)、30分前開場(やや押しで)。此処で昨年(11月)、今年(10月)と3年生による「Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~」をみましたが、そのときとは相当違いました。

玉川大学の卒業公演でも感じたのはなんだかおとなしい..それは女性らしい感性なんだろうと思いながらも躍動感あふれるダンスよりも静止画的な、パフォーマンスに近い印象。

安定した、(きっと)高い水準だという気はするのですか、一方ではそれでいいのかとも思い、なんというか「ここ一番」というくらい突き抜けたものが...。

ネタバレBOX

先日、日本女子体育大学+高襟(深見さん)の再演(拡大版)をみていたからでしょうか、物足りなさを強く感じました。広い会場に数人ずつ分散、異なる動き、ゆっくり歩く...が各チームかなり似かよっていたように感じました。
オレの妹は8年前に死んでいる

オレの妹は8年前に死んでいる

Island

Gallery&Café FIND(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題930(13-369)
19:00の回(晴)。前の予定が早く終わっての帰り道、思い立って途中下車、会場着18:55、当日券(キャンセル待ち)があるか訊いてみると、席を作ってくださったようです。一番奥、見にくければ立っても良いということでしたので立ち見。私が最後、お客さんが揃ったので18:59開演、約60分の作品。3作目、今泉さんは「まちづくりproject(@八幡山)」の作品でも。明日の公演を予約しているので2回見ることになりました。劇団員4人によるお話し、最後はどう締めるのか…妹か恋人か…さすが今泉さん、そうきましたか。寒い冬、マフラーの温もりのように感じた良作。

KUDAN  ~この地球(ほし)の汚れた片隅で生まれた命~☆無事終演致しました。ご来場ありがとうございました!☆

KUDAN  ~この地球(ほし)の汚れた片隅で生まれた命~☆無事終演致しました。ご来場ありがとうございました!☆

TOKYOハンバーグ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題929(13-368)
19:30の回(曇)。18:45会場着、受付(整理番号券)、8作目になります。外で待っていると主宰の大西さんが出ていらしたので少しお話。今回、最後列の席がお薦めということです。以前、別のお芝居で後方が見やすいですよというのを無視して前のほうに座ったら仕掛けが全然見えなかったことがありましたので、お薦めに従い最後列通路側に座りました(正解!!)。また、今回24人が出演、多いですね..と問いかけると「観てもらえれば」ということでした。

舞台は2階建て、左右の展開も大きく「動」的、仕掛あり、高低差あり。客席もひな壇の段差がありとても観やすく、パイプ椅子+ザブトン。19:16/31前説(100分、上階のスタジオからの音漏れの可能性について)。19:34開演~21:11終演。

10月に加入された風戸さん(前作が初めてでした)、ダンスシーンでひとりだけ足が高く上がっているので、終わってからお訊きするとダンスをしているそうで、帰宅後調べると10月にk.a.n.aさんと共演(@キッド。アイラック~)していますね。私、7月に「k.a.n.a's wonder world vol.1」みていて、次も..と思ったのに忘れていました。チラシの写真...風戸さんでした。

「百光年の詩」に続いてリアルな表現とは違う作品。もう一回観たいのだけど、月曜しかない...

光藤さんのまっすぐ前を見つめる眼が好きなのですが、それは本作でも健在

もう少し追記します。

猛烈浪漫狂詩曲

猛烈浪漫狂詩曲

高襟〜HAIKARA〜

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/13 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題928(13-367)
(12/22)もう一つの方に書き込んでいたのでこちらに転記

19:00の回(晴)。17:50会場着(1F外)、既に女子高生グループ(15人くらい)が待っています。それほど寒くはなく、開場予定時間になってもスタッフが下りてこないので、グループの方に「上に行ってみては?」と提案、しばらくして受付OKの返事、18:32エレベータで4Fへ。(代金振込済み)チケットを受け取り、ドリンク券+おつまみをみをもらって座席へ、桟敷と椅子席。

2013/5、「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん'13」でみた演目のパワーアップ版。19:12前説(アナウンス)、開演~20:57終演、途中休憩なしなので桟敷はけっこう辛いです。前半「猛烈浪漫狂詩曲」..多くの方が5月でも出ていました。後半「わがまま口紅」...深見さんと蜂島さん(唄)、佐藤さん(キーボード)、ダンサー5人(タンバリン、トライアングル、そろばん等)。

やはり妖艶(真赤な唇、爪、ハイヒール)、あらわな太もも、タイトな衣装、過激な食事、ミラーボールが輝きクラシックが響く(「運命」が鳴っているシーンは撮影可)。腰が痛くなりましたが、やはり深見さん...刺激的。

ネタバレBOX

「高襟」と食事…初めてみたのは2011/3「快楽晩餐舞踏会」…以来、食事はつきもの、今夜はポークソテーでしょうか、ポテトサラダ、人参。フォークで突き刺し、真っ赤な唇を小さく開き、食す。匂いを嗅ぎつけたのか、いつの間にかお腹を空かせた集団に囲まれ、饗宴ははじまるのでした。椅子とテーブルを使い重層的に展開、細かい振付、コミカルな動き。

全員揃ったマスゲーム(のような?)、短いリズムの繰り返し、ヒールが床を叩く音が場内にあふれます。
猛烈浪漫狂詩曲

猛烈浪漫狂詩曲

AkiyoGeneration♡

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/13 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題928(13-367)
19:00の回(晴)。17:50会場着(1F外)、既に女子高生グループ(15人くらい)が待っています。それほど寒くはなく、開場予定時間になってもスタッフが下りてこないので、グループの方に「上に行ってみては?」と提案、しばらくして受付OKの返事、18:32エレベータで4Fへ。(代金振込済み)チケットを受け取り、ドリンク券+おつまみをみをもらって座席へ、桟敷と椅子席。

2013/5、「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん'13」でみた演目のパワーアップ版。19:12前説(アナウンス)、開演~20:57終演、途中休憩なしなので桟敷はけっこう辛いです。前半「猛烈浪漫狂詩曲」..多くの方が5月でも出ていました。後半「わがまま口紅」...深見さんと蜂島さん(唄)、佐藤さん(キーボード)、ダンサー5人(タンバリン、トライアングル、そろばん等)。

やはり妖艶(真赤な唇、爪、ハイヒール)、あらわな太もも、タイトな衣装、過激な食事、ミラーボールが輝きクラシックが響く(「運命」が鳴っているシーンは撮影可)。腰が痛くなりましたが、やはり深見さん...刺激的。

ささやかな/午後

ささやかな/午後

ピタパタ

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2013/12/09 (月) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題927(13-366)
19:30の回(曇)。19:01受付、開場、入ってみると雰囲気が違います…お洒落。数点、絵がかけられ、小さな灯りがいくつも、床に重ねられたレンガ、壁際に渋い色の陶器、舞台にはテーブルと椅子、そこには「百年の孤独(未読)」が置かれています。座席は対面式ではなく、奥が舞台、真ん中の通路を挟んで左右に座席。こちらは初めて、7名の役者さんも初めて。
ソンブレロさんは「パンとサーカス そして再び(2013/6@原宿)」をみていたこと、あとで調べたら、その前には「売り言葉(2012/1@楽間)」という作品で「声の出演/音響照明」とクレジットありまして、そのつながりでみに来ました。

19:15/25前説(上品なアナウンス、90分)、19:35開演〜21:05終演。10のショートストーリーがつながっています。架空の動物、餌となる架空の不味い木の実、蜂蜜とジャム作りの二人、脱走兵、詩人と作家そしてお店をシェアする二人。ゆったりとした気分で観劇。

おつまみダンス vol.1

おつまみダンス vol.1

À La Claire

pit北/区域(東京都)

2013/12/10 (火) ~ 2013/12/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題926(13-365)
19:30の回(晴)。19:03受付(名前入りのテープを受け取り、奥でドリンクのカップに貼ってもらいます。受付横から階下へ、ビニールシートの上を歩き、客席へ、カメラ横に座ります。「ttu」→岩崎さん→「群青シーカー(2013/5)」からで2作目。19:31前説、19:34シート撤去、19:36開演~20:01休憩、20:12~20:39終演。音楽と自然に一体になったように感じました。全10演目、衣装を替え、演技のニュアンスを変え、特にオープニングの「Kaze Kogi」は、まだ遠い春を想わせ、音(♪)が風に舞うようにみえ、とても新鮮に感じました。

後半、スタート...どう聴いても「Yes」なのですが聴いたことはない、それ以上にこのギターはS.ハウじゃない...帰ってから当パンをみたら当たっていました(!)。「90125」のYesですね、私は「危機」「Yessongs」「海洋地形学の物語」辺りですので初めて聴きました。

他の曲も、よく演目とマッチしていて、タイミングなどキレもよく楽しませていただきました。

ボンボン

ボンボン

みどり人

北品川フリースペース楽間(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

無題925(13-364)
13:30の回(晴)。12:30受付、開場。此処は半年ぶり(2013/6「(飲めない人のための)ブラックコーヒー」)、今年、「みどり人」は7月の公演と2作、さいじょうさんは、5月に客演「よく見ると小さい水槽」をみていて3作。会場を横に使い、表の通りからみて、右に客席(桟敷席、椅子席)。手を伸ばせば届く位置に「柱(4本)」、お菓子とドリンクが振舞われました。13:26前説(さいじょうさん、7〜20分の寸劇、123分、演目5の時間は兼休憩、撮影可、上演中トイレ可)、13:31開演〜15:32終演。オープニングから全9演目。一人として個性的ではない役者さんがいない(回りくどいか)。怪優そぎたにさん、テンパるトツカさん、宮本さんに生中継され悶える松下さん。突然、劇団員と逃避行する主催、何言ってるのか95%わからない爺い、大食漢らしいOL、あまり美味しそうでないトマト…。わいわい…哀しくもあるお話でした。

くろいの×しろいの

くろいの×しろいの

COMBO×COMBO

アトリエ・カノン(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

無題924(13-363)
19:00の回(晴)。住宅街の中、正面に来ないとわからないかも…18:20会場着、受付け、1階のカフエで待ち、18:30開場、地下のフロアへ、スタッフの応対はとてもよい、客席は対面式、桟敷(大きなザブトン)と椅子の2列、入り口側にアップライトピアノ、譜面があります。床はフローリング、壁はコンクリート、天井は低く、ひんやりした雰囲気。ダンサーのお二人が桜美林ということでみに来ました。お客さんも桜美林の方が多いのでしょうか顔なじみのようす。

19:02前説(60分)、19:05開演~20:04終演。前半、判治さん(コミカル、リズミカルな動き、小道具)、後半、井草さん(この大きな動きは、セッションハウス公演「SQUAREは待っていた(2013/9)」でみていました)。

作風が異なるお二人、判治さんはもう少し照明を明るくしても良かったかなと思いました(サングラスが似あうくらいに)。

ソロなのでシーンごとに「間」があり、どうしても流れが途切れたように感じてしまうので、何か工夫があってもよかったかなと思いました。

余談:桜美林関係では、「ピュア魂2(2013/7)」、木村愛子さん(6〜7公演)、芝居では「劇団はへっ」…「白米少女」のやないさんもそうだったか…。

小宇宙

小宇宙

フジフォー

atelier SENTIO(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

無題923(13-362)
13:00の回(晴)。12:30受付、開場。ジグソーパズルのピースのようなチケットに靴を置く場所の番号。舞台中央、四角い箱の椅子が逆Tの字に、周辺には青い照明を受け、水を張ったプラチックの容器、一つだけ中に何かが入っていて、そこにはピンクの照明、BGMにピンクレディー、天井真ん中に電球、周りに薄いカーテン(白/黒)。

「生活図鑑」手塚さんのお名前があったのでみに来ました(生活図鑑では河合さん客演「ラフレシア(2013/10)」をみに行きました)。当パン、(作・演出))山下さんが大学3年生と書いていらっしゃるので、みなさん、大学生(日大?)でしたでしょうか。※来週、@江古田でのダンス公演(卒業制作)に行きます。

12:56前説(60分)、13:04開演~13:58終演。

感想です。
SENTIOは壁が白く、そこに白い衣装...非日常という意味では「黒い」舞台と同じかもしれませんが、視覚が白に固定されるので演出が難しいのではないかと思っています。想像力を刺激し、「色」を変え、「非」なる時間へ引き摺り込むものは「物語(作)」と「役者さん」。世代がずいぶん離れているので(経験的に)同期できる部分が少ないことは自覚していているのでそのギャップも観劇の一部だと思っています。

「生活図鑑」の次回作は4月とのこと...4月は人事異動の季節...そろそろかと思うのですが、大丈夫でしたら。

ネタバレBOX

どういう状況(時間、場所)なのかあいまいなままお話が進みます。大学生、売れないスナック(系列店は繁盛しているらしい)でのアルバイト、白い仮面の母親、母への抵抗(?)、耳のないパン(はちみつ?)、イヤホン、受験勉強(拓殖..)、セックス、繰り返されるコトバ、肉親の死...ゆっくりとかき回されてゆくかんじ。それぞれ何かを現しているようで、それをつかむのが難しい。

喫煙シーン(必要でしたか?)がありますが、多くの劇団は前説でそのことを告知するなりしています。たばこ、酒が必要な(手放せない)理由まで踏み込むとよかったと思います。

会場が少し寒く感じました。

ちょっと追記します。
古今集「われを思ふ 人を思はぬ むくひにや わが思ふ人の 我を思はぬ」、帰ってから調べてみました。これを冒頭に持ってきたということは、本作のテーマなのでしょう。でも、知らなかったので素通りしてしまいました。もう少しゆっくりと、区切って、言葉にして、ここは2回繰り返してもよかったのではないかと思いました。

時間の推移、場所の転換がはっきりしないところがあり、お話の進み具合と自分の中の展開とを合わせるのに手こずりました。

他のお芝居でもそうなのですが、(セリフ、シーン)繰り返しが苦手なので、どうしても、その部分で「なぜ繰り返すのだろう」と余計なことを考えてしまいました。

みんな死んでいる、と言って…目覚める…始まりと終わりが、同じ場所(舞台中央)にしているのは「みく」の小宇宙を現していている…と思うのですが、せっかく地球儀(に見えたので)があるのだから、そこにも照明を当ててみると効果的だったように思います。
Eternal Malice ~英雄の作り方~

Eternal Malice ~英雄の作り方~

劇団C2

萬劇場(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題922(13-361)
19:30の回(晴)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場、椅子席、前2列はフラット、3列目以降は備え付けの椅子。舞台は左右対称、石段(3段)、奥に通ずる門、手前の床面が広くとってあり、アクション(殺陣)が繰り広げられます。こちらは初めて、前田綾香さん(トツゲキ、ノーコンタクツ)のお名前があったのでみに来ました。

19:28前説(アナウンス、120分)、壮大な音楽が響き19:35開演〜21:37終演。ストーリーは「説明」の通り、冒険譚…英雄免許(永久資格)、魔界との協定、魔王の真実、異世界間の恋、最後の決戦…見せ場がいっぱい。

殺陣のシーンが多いのですが、効果音とピッタリあっていること、「みせる」剣さばきにキレがあり、もちろん男優さん/女優さんとも、それは最後まで続き、よくここまでできるものだと思い、確かに「剣と魔法(Sword and Sorcery)」でした。

性病はなによりの証拠

性病はなによりの証拠

ブラジル

王子小劇場(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

無題921(13-360)
19:30の回(晴)。18:50会場着、受付(開始は18:45、渡されたチケットに整理番号…受付順、あり)、そのまま並ぶようにとのこと。19:00開場、チケット事前購入済みの方から中へ。中央に黒いシートで覆われた正方形の舞台、囲うように客席(4面)。入口からみて、左右2列、手前・奥4列(パイプ椅子)。説明に書いてある通り…シートの下はボートだとわかります。周りは人の「海」。

ボートは対角線上にセットされています。真横(舷側)よりも、やや斜め、ボートの前or後もみえる位置がお勧め、役者さんはポジションを変えるので、どこがみやすいということはほとんどないと思います。

19:31前説(120分)、嵐が近づき、19:35開演〜21:32終演。

ネタバレBOX

すみません、ちょっとあいませんでした。

明転、ボートに8人すし詰め、そもそも大波くらってこの状態でいられるのか、服装(救命胴衣はどうした)も嵐に備えていたように見えず、交わされる会話に切迫感なく、病気(竹毒…松竹梅の「竹」だそうです)だけが確実に進行、反吐を撒き散らし(最前列の方はご注意)、マシュマロが飛び、一人また一人と海に消え、ボートのスペースは拡がるが、このタイミングで感染者が最後を迎えるのはできすぎと思ってしまう。

炎天下…強い日差し…明るい照明のためか物語に入ってゆくのに苦労する。

狭い空間に各人が背負っているものも無理やり押し込み、一皮剥いたらグロテスクな顔がみえてくる。

設定は面白いと思うのですが、「動き」が制限される状況なので「会話」中心。それをここで話してどうなる???…「苦笑系密室劇」…なのに笑えませんでした。
言 コトノハ

言 コトノハ

劇団fool

シアター風姿花伝(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

無題920(13-359)
17:00の回(晴)。16:30受付、開場。舞台はチラシ裏面のイメージ、石の階段、門、鳥居。16:45ツイキャス〜16:57前説(110分、2幕)、17:04開演〜19:16終演。上演中、少し寒く感じることがありました。

ネタバレBOX

生と死とを分かつところを描いた作品は少なくありません。お芝居や小説でも何作か、なかでもお気に入りの作品は、死者と一度だけ再会させてくれる「使者」のお話…『ツナグ(著 辻村さん)』。

本作で少し違和感を感じたのは、「狛」が感情をコントロールできていないところ…子どもという設定だからでしょうが、「死」を前にしてあまりに無邪気…寺社を守る存在であるはずだし、姿は子供でも(物語の中心として)遥かに深いものを持っていてもいいのではないかと思いました。もっと親子、恋人部分の比重を高め、「相談所」は脇役ではないかなと思うものの、それではこの芝居とは違うものになってしまう…難しいものですね。
半神

半神

絵空箱 共同演出企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題919(13-348)-2回目
19:30の回(晴)。19:04受付、開場。2回目なので位置を変えようと思っていたのですが前回と同じところにしました。衣装、床、壁、ベンチとも白系...時に、溶け込み、入れ替わりあうのでした。

19:35開演~20:49終演。

確認したところ、蜂谷さん、「ベルナルダ・アルバの家(2011/9@シアターX)」をみていました。チラシのなかに12/20のコンサートのものがあり、出演者をみると...なんと開座(舞踏)岡庭さんのお名前(開座は森下のアトリエによくみに行くのでした。七生さんも一度客演されたのをみました)。当日は予定がありみに行けず残念です。佐々木さんの「〒機巧ぽすと〒」はたぶん大丈夫。

よ~くみると天井にマイク、ピアノの下に見えるのもそうですね。奥行きをだしたり、ディレイがかかったり。

萩尾さんの作品が舞台で再現できるとは思っていなかったので、本作..目から鱗がボロボロと音を立てて落ちるのでした。初日だけでは足りなかったのか、今夜もポロポロと。役者さん、ピアノ、照明、演出、そのどれもが記憶に残ることでしょう。

呪い

呪い

ジェットラグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

無題918(13-347)
19:00の回(晴)。18:30階下に下りると開場していました(指定席)、席は「C列」から、舞台は膝高、床に布団が敷かれ、壁のような、ドアのようなものが隣立、正面の壁に小さなラジオ、BGMはサントラなのでしょうか…「Tublar Bells」しかわかりませんでした。
及川さんが出ていらっしゃるのでみに来ました。及川さんは「類類」というユニットで「Vol.1」「Vol.2」をみていて、前作は予定が合わず、そのかわりということでもないのですが…。

18:55(前説、アナウンス、原作/演出のおふたり…録音) 、19:06開演〜20:39終演、20:44〜29:59(アフターイベント、涼風花さん、及川さん)。

話(呪い)がバトンリレーのようにつながっていて面白かったです。

ネタバレBOX

いなり寿司は妙に「生」っぽくてグロく、衰弱してゆく様子が面白いだけではなく、一見生真面目に対処しようとする周囲の反応に笑ってしまう。「BAR 思い」になってからは「呪い屋」の実態と再現シーンでつなぎ、物が飛び、みそ汁が散る、壁は表と裏とを使い分け雰囲気を出していました。

元カノに呪いをかけてもらおうと依頼に来る男が至極普通なのが惜しい。

酒巻さんは鵺的(前作)に出ていらしたのをみに行きました。江古田のガールズはちょっと前になりますが「東京(2011/9@OFF OFF)」。

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