レイ・ラヴェリータの記憶
メガバックスコレクション
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2011/03/11 (金) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
お薦め出きる作品
一つのストーリー内に、人間の全ての感情である喜怒哀楽が詰まった良い作品。
前半と後半で話の流れというかテンポが切り替わるのも、観る人を飽きさせないための要素がうまく取り込まれていると思った。
また、ごく一般的に話の流れは、起承転結を使って描かれるんだと思いますが、その使い方のお手本となるような作品だなと思う。
自信を持って人にお薦め出きる作品です。
劣る人
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2011/03/16 (水) ~ 2011/03/23 (水)公演終了
満足度★★★
タイトルの意味は?
どうして劣る人なんだろう・・
劇場で配られるチラシ内のご挨拶に書かれているのだけがその答えなんだろうか。
それとも、単に僕がこの物語の登場人物より劣っているから
その意味がわからないだけなんだろうか。
説明から推測し、もっと邪悪な印象で観ていたせいかインパクトに欠けるような気がした。
最後までみて、不明な点も残るし、最後も中途半端なような気がした。
ただ観た人自身それぞれの想いや想像に任せるという狙いがあるのなら、それはそれでありなのかもしれない。
ここは個人差があると思いますが、僕個人としては、すっきりしない終わり方はモヤモヤ感が残りどうも苦手意識がある。
それでも、本作には最後まで見入ってしまうだけの力は役者さんからなのか、また別のものなのかはわからないがあったと思います。
南へ
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2011/02/10 (木) ~ 2011/03/31 (木)公演終了
満足度★★
よくわからず・・
正直、「NODAMAP」「妻夫木聡」「蒼井優」というブランドに惹かれてみてきました。
けど、ぶっちゃけよくわからなかったのが感想です。舞台での迫力、演じる上手さは十分伝わってきましたが、話の流れを理解するのが難しすぎました。
野田さんがこの作品を通して何を伝えたいのかが理解出来ませんでした。
introductionを読んだ感じでは、面白そうだと思えたんですがここまで難解とは・・。この良さが理解できる人に是非解説をお願いしたいと思いました。
野田さんの作品は、今回が初めてになりますが毎回こんな感じなのかな~。
サザンカの見える窓のある部屋
カムヰヤッセン
小劇場 楽園(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★★
頭脳派らしいストーリー
ストーリーが展開されていくにつれて、さすが頭脳派集団らしい内容だなって思えた作品。それでいてわかり辛くもなく、楽しめた。
記憶がテーマとなる本作品繋がりで、記憶は徐々に忘れていくものだが、ずっと貯めていられればいいのにーと以前私はよく思っていたけれど、それはそれで辛いことなんだろうなってある時期からそう思えるようになった。なんだかんだいって、人間の脳は人それぞれ違うにせよ人工的に手を加えて性能を良くするよりは、今のままで丁度いいんだと思う。
話が脱線してしまったが、ストーリーの良さもさることながら役者さん達も皆が皆個性の光る役ではなかったがとても好感が持て、今後も応援したくなった。
逆に失礼になってしまうかもしれないが、あえて言うと無難に楽しめる作品でした。
Lust -ラスト [色欲]- 【再演】
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/03/04 (金) ~ 2011/03/08 (火)公演終了
満足度★★
いまいち集中できず
物語とは関係ないが、自由席の場合私はいつも決まったある一転が見通せる位置に座るのだが、今回も運よく取れたが席をずらされ見えづらくなり正直終始集中できなかった唯一の作品。
話の内容としてはよくまとまっているが、ストーリー上事件の説明が多いせいか、その台詞の多さと速さに途中ついていけずちょっと退屈だなと感じてしまったのも事実である。
そういうところからか、最上部に書かせて頂いた理由からかはわからないが記憶にほとんど残っていないシーンもいくつかある。
ただ、それでもシリーズを通して観てみたいとは思えた作品、及び役者さん達です。
ドロシーの帰還
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ただ一言。「良かった。」
今年が始まってまだ間もないかも知れないけど、空想の世界が好きな僕の今年一番期待していた作品。
舞台のセットが中央にどーんと伸びていて、初めは舞台上は動き辛くないのかな~と感じたがいざ始まってしまうとそんな印象もなくうまく表現されており、なんでも使い方次第なんだな~と思った。
クリエイターには、「影響力があるんだよ」という見せる側、役者さん、舞台関係者にも改めて初心を思い出させる(関係者じゃないからよくわからないけど)のかなと思えた。
当初自分の中で描いていたストーリーはとは全く違っていたけど、
オズの魔法使いの主要な登場人物とクリエイターをそれぞれシンクロさせオムニバスチックに描きながらもトータル的にまとまりがあり、焦点の当て方がうまいなと思った。
タイトルの【ドロシーの帰還】とは、「そっちのドロシーの帰還かよ!」と最後に理解出来ました。
内容自体もわかりやすく良い作品でした。
あえて言えば、もっともっとファンタジー感が欲しかった。
役者の皆さんもそれぞれ良かった。
この世界が続くのであれば、ブリキくんとウェイトレスさんの今後の関係が、気になった!
また、友人との約束を守りあえて嫌われ役に徹した北間さん。こういう役って現実世界ではなかなか出来ないよな~。自分自身も面倒くさい人間だと自分でも思えるし、足りないものだらけの自分にとっては、自分の世界とこの舞台の世界をシンクロして改めて考えさせられました。
ホテルロンドン
国分寺大人倶楽部
王子小劇場(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
もっと理解したい
腑に落ちないストーリー展開、結末にもやもやの残る舞台だった。最後は「あれ、終わりなの?」って感じだった。
自分ごとだけどはっきりした結末じゃないと納得出来ないんだなとわかっただけでも観て良かったかなと思えた。
舞台の配置が初めてのタイプで新鮮さはあったが、観る場所によっては、見辛い座席配置だなと感じた。だが、逆に言えば自分の好みの部屋がある場合はその近くで観ることができる。でもまあそれは内容を知ってての話である。
僕の位置からそれぞれ3部屋の観やすさのレベルを最大10で表すと、
10、7、1だった。1での演技中は、正直たいくつだった。
本作のページの説明にあるように、「どんだけ悔やんでも元に戻せないものだったり」が座席の場所の話に例えると、「座席選びに失敗しても、演技が始まってしまえばもう戻せない(変更できない)」んだよという教訓を与えるがためのものであれば、大いに感じられた作品だった。
「王子小劇場支援会員セレクト公演」なので作品自体は良いものなんだと思う。ただ、この作品に限らず、この類の作品の良さが自分ではよくわかないのが本音かな。「何が面白いんだろう?」と帰宅中場面場面を想い返すんだが、謎のままの終わってしまいモヤモヤした気持ちだけが残ってしまう。
なので、この作品をもう少し理解出来ればきっともっと楽しめるんだろうなと思えるし、演劇自体の楽しみ方にもバリエーションが増えるのかなと思えた。
不機嫌な子猫ちゃん
青年団若手自主公演 田川企画
アトリエ春風舎(東京都)
2011/02/15 (火) ~ 2011/02/21 (月)公演終了
満足度★★★
本音の世界
イライラする反面、これだけ言いたいこと言えるのって逆に清清しくさえ思えてくる。
他国に言いたいこと言えない日本のお偉いさんに見習ってほしい!
パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】
隕石少年トースター
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了
満足度★★★
新しいカチカチ山
初見になります。
普通のカチカチ山の内容すら記憶が曖昧な中、ホントのカチカチ山の話というところにひかれて見ましたが、自分の思い描いていた内容とは全く違ってました(勿論良い意味で。予想通りではつまらない。)。
説明とそんな気持ちから残酷なイメージを描いていたため、期待を裏切られた感はありますが新たなカチカチ山がみれた気がします。
ちょっとしたことだけど、時計がちゃんと動き出したのには感心した!
劇団の方や客演の方は頑張ってる印象がありました。
大阪からわざわざ出てきてやるってことは、相当な意気込みだと思う(勿論ノリでの場合もあるでしょうが・・・ノリできちゃったみたいなw)し、その反面受け入れられない怖さもあって普段以上のプレッシャーなどもありベストパフォーマンスを出すのはなかなか難しいでしょう。
しかしながら、そんな中での演技~最後の挨拶まで、僕は好感の持てる方々だと思いましたし、これからも応援したいと思いました。
きっと大阪でみるとまた違うんでしょうね。
是非、本領が発揮できる大阪での演技もみてみたいと思いました。
サイキックバレンタイン
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/02/11 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了
満足度★★★★
チョコ食べたくなった!
アニメにはありがちなキャラ構成に、途中からアニメが実写されたかのようにシンクロして見えてしまった(アニメには詳しいわけではないけど、頭の中でどこかで見たことあるようなないようなそんな感じ。結末もそんな気が・・・)。
しかしながら、見ていて飽きのこない演出や役者さんそれぞれの表現には今後も応援したくなるような気持ちになったし、アフタートークなども含め好感の持てる皆さんでした。
12ヶ月連続公演ということで、是非次回も観てみたいですね。
あ!衣装も素敵でした。
ロクな死にかた
アマヤドリ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了
満足度★★★★
震えた!
初見の劇団でしたが、なんか凄かった!震えました(寒かったわけではありません。多分。)。精鋭とはこのことなんだなと実感。役者さんが圧巻で、僕だけだと思いますが役者さんに見取れてしまい内容がよくわからないまま終わってしまいました・・。台本買ったので見直します、はい。明日は無理そうなので再演があれば是非観たい作品です。
アフタートークで聞こうか迷った内容
「本公演で、一人いくらくらい分配されるんだろう・・・と」
あまりに生生しいのでやめました。
グレート、ワンダフル、ファンタスティック
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/02/09 (水) ~ 2011/02/13 (日)公演終了
んー・・・
う~ん・・・終始よくわからなかったかな~。学園祭の出し物を観ている感じを受けました。おそらく期待しすぎたせいかな・・。それとこちらの劇団初見だったし、観る人がみればすごいのかもしれない。あー、においをテーマにしてたってこともあって、僕が鼻炎だったせいで良さが伝わらなかったのかもしれないな。次回に期待。
恋する、プライオリティシート
コメディユニット磯川家
王子小劇場(東京都)
2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★
元気が貰えます
終始パワフルで圧倒されます。コメディなんだろうけど、ストーリー的にもよくまとまっていてテンポが良い内容です。ストーリーが特に気に入りました。雪の中行ったけど、帰りは笑顔でハッピーな感じで帰ることが出来た。観て損はないと思えたし、また観たいとすら思えました!観劇後もお見送りではないけど、気遣いにはとても好感の持てるスタッフさんや役者さんだと感じました。行ってよかったです!
雨と猫といくつかの嘘.
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了