新年工場見学会2011『ヤンキーのニセモノ』
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/01/02 (日) ~ 2011/01/04 (火)公演終了
満足度★★★★
気になるプーチンズ
プーチンズがツボにはまりました。6月にあるという本公演が気になります。
黒田さんが職務質問され,かばんの中から「国民傘」のチラシが出てきたのも気になります。
いろんな仕掛けがさりげなくしてあって、とても楽しめました☆
大きな豚はあとから来る
渡辺源四郎商店工藤支店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/02 (日) ~ 2011/01/03 (月)公演終了
満足度★★★★
綺麗な嘘
嘘は、嘘であればあるほど美しく…
人は〈ことば〉で作られた嘘を信じ、
〈ことば〉で作られた夢を信じるんだなぁ…と。
そんな〈ことば〉によって紡ぎ出されたたくさんの作品に
今年も触れたいなぁと感じさせられる、
新春初観劇(ならびにこりっち「観てきた!」初投稿)でした☆
ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
美しきものの伝説
NAT
シアターバビロンの流れのほとりにて(東京都)
2012/01/20 (金) ~ 2012/01/22 (日)公演終了
新訂・ワーグナー家の女
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻
調布市せんがわ劇場(東京都)
2011/01/20 (木) ~ 2011/01/22 (土)公演終了
売春捜査官
北区つかこうへい劇団
田端文士村記念館(東京都)
2011/01/15 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
最前列がお勧めです(^^)
つかさん独特の叫びまくる舞台。
役者さんが怒鳴り,走り,のたうちまわり,
全身が顔が唾と涙と汗まみれになって
自分をみんなさらけ出したあとに見えてくるもの、
そんなものがみつけられる作品なんだろうな…とおもいました。
だからこそ、【卒業公演】の演目としてふさわしいものなのかと。
上演後、観客が出演者への評価を記入するシステム。
この研究生から
黒木メイサ、チョウソンハ、内田有紀、小西真奈美、石原良純、高田万由子らの方々が輩出されたのだそうです。
グレート、ワンダフル、ファンタスティック
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/02/09 (水) ~ 2011/02/13 (日)公演終了
再演あるかなぁ
初日にうかがいました。ツイートを見ると…2日目からだいぶ変わったらしくて、あ。これは再演して欲しいなぁ。とおもっちゃいました。
ロロは「旅、旅旅」と、再演の「―第三小学校」、そして今回と三回見ましたが自分の中では再演の「―第三小学校」が大ヒット。上演していく中で変化し〈成長〉していく劇団なのかなぁ、なんておもったので。
くちびるぱんつ
ぬいぐるみハンター
王子小劇場(東京都)
2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了
Dogrunner’s High 千秋楽満員御礼にて終了致しました。ご来場の皆さまありがとうございました!
junkiesista×junkiebros.
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
両方観たくなります。
茨城暴走族ミュージカル。junkie bros. を観ましたが、男性だけのこちらをみると女性だけチームはどんなふうにお話アレンジしているのかな、と両方観てみたくなります。実際、「こっちはまた違ったね」なんて話し声が終演後にちらほら聞こえました。
みなさん身体のキレがよく、また「名曲」があちこち取り入れられて楽しいひとときでした。いろいろ難しいのかもしれませんが「名曲」の歌詞が欲しかったです。劇場外でも歌いたいなあ、とおもいました。
愉快犯
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
ちょー愛してる
アフタートークを聞きながら、俳優と作・演出とお互いにリスペクトし合っている劇団なんだなぁ…としみじみおもいました。みんながそれぞれを好き好き大好きな。
街などない
岡崎藝術座
横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)
2011/02/13 (日) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
大切なものは、目に見えない
大地の上の「領土」とか国境とか
横浜と川崎の市境とか
歴史とか 革命とか
「大切なもの」は、目に見えない、の? かな?
なんていう作品だと思いました。
雨と猫といくつかの嘘.
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了
あはれ
「あはれなり」の訳を〈しみじみとした趣がある〉なんて現代語訳をするなぁ…その感じがとってもあてはまるなぁ…とおもった公演でした。
繰り返されるシーン、繰り返されるセリフを聞きながら、こうやって人の営みも繰り返されてきたのだなぁ、と。
いくつかの嘘をはらんだ人生がこれまでも紡がれてきたように、これからを生きる若い人にもいくつかの嘘は受け継がれていくのでしょう。遠い昔から続いてきた雨音が、今も同じ音を立てそしてこれからも続いていくように。
雨音を聞きながら一人過ごすときにおもうような、幻想のひとときでした。
ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】
バジリコFバジオ
OFF OFFシアター(東京都)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
ゾウガメのソニックライフ
チェルフィッチュ
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/15 (火)公演終了
初見でした。
自分があまり触れたことのない…触れることを避けていた、防御していた部分の感覚に迫ってくる、そのあたりを掘り起こされてしまうような刺戟を受ける作品でした。身をゆだねてしまうとやばい、連れて行かれる、ここで〈自制〉しなくちゃ、という感覚というか…。
で、その〈連れて行こう〉とする勢いは強くないので、気楽に〈自制〉することはできてしまうのです。けれど、おい、そんな傍観者でいていいのかい? なんて声が自分の中から出てくるような…そんなことを感じる公演でした。
焼肉ドラゴン
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/02/07 (月) ~ 2011/02/22 (火)公演終了
並んだ甲斐がありました
休みの取れた平日、思い立って朝10時に当日券獲得のため新国立劇場に行きましたがすでに長蛇の列。Z券は取れずキャンセル待ちに並びましたが無事入場できました。
自分の、個人史的な部分に迫るところがあったせいもあると思いますが、泣きました。時折飛んでくる旅客機の爆音にかき消される会話。同じような地で生まれ育った記憶がよみがえったりしてきて…かなり、やられました。〈客観〉的な〈観客〉であることができませんでした。子どもの頃一緒に遊んだ彼はいまどうしているだろう…
ほんとに素晴らしい公演でした。一人で来てよかった。いや、ちょっと涙腺が。
ハッシュ【終演しました。ご来場ありがとうございました。】
らちゃかん
王子小劇場(東京都)
2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
いつかこの場を去らなければ
究極のモラトリアムとでもいうのでしょうか、そんな場面設定。
今までとは毛色が違うふうのらちゃかん、と当日パンフレットにはありましたが〈いつかここから去っていかなければならない〉、その決断を迫られる物語は前回初見だった『エンプティ!』と同じなのでは、とおもいました。
設定は「人間再生支援センター」なんて非現実的なものですが、役者の演技は現実的でお気に入り。特に永峰さんが気になります。
りあるな場面設定でないことはかえって普遍性ある寓話にも思えてよかったです。人を好きになる、ということはこんなにも人を動かす力があるんだなぁ…とも思えました。
年度末を控えて実際にも〈ここから去っていかなければならない〉場に立ち会うことが増えそうでもあり、時期にも合った作品でした。
初日でまだ絡みが一部固く見えましたが、こなれてくる予感ありです。
雑種愛
角角ストロガのフ
王子小劇場(東京都)
2011/11/24 (木) ~ 2011/11/28 (月)公演終了
ジジ・ぶぅさんが、いい!
ジジ・ぶぅさんのような16歳の高校生が学校にいたらきっと楽しそう。
人気者間違いなし、と思うけど、周りとの違いを受け止めきれないのが高校時代なのかも、とも感じさせられました。
高さ奥行きがある装置の上で並行して進む物語。
この美術・装置が緻密に作られてますよね。小道具や衣装にもこだわりがあるし。ほんの一瞬見せて暗転するシーンとか、音響照明の細かいところもあちこち作り込んでるなぁとおもいました。
内容的に重くもなるものを個性的な音楽とともに軽妙に料理するのが角田流かと。
官能教育第四弾「藤田貴大(マームとジプシー)×中勘助『犬』」
Produce lab 89
音楽実験室 新世界(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
新しい世界。
週末の夜の港区西麻布、新世界。
元はあの「自由劇場」だった場所とのこと。
ドリンクを手に席について開演時刻を待ちながら
おのずから雰囲気が盛り上がります。
プロデュースの徳永京子さんが
「風変わりな寄り道」をさせた作品、と
記していました。
確かに今まで見てきたものと違い、
「リアル」な役者個人が物語の中で立ち上がっていきます。
そしてその同じ言葉を繰り返し語る同じ役者個人が
上演の中でだんだんとその立ち姿を変えていきます。
観ている者も、そのままで同じであることを許さないような
そんな迫り方を受けました。
見るたびに
演劇のいろんな可能性を試しているような感じのする藤田さん。
劇場の持つ力と相まって
なんだか触れたことのない時間をすごしたひとときでした。
劇場入り口の横に貼ってあったポスターの
寺山修司の笑顔が素敵でした。
新年工場見学会2012
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2012/01/02 (月) ~ 2012/01/04 (水)公演終了
森は生きている
劇団仲間
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2011/12/23 (金) ~ 2012/01/05 (木)公演終了
子どもと観たい「定番」
10年ぶりに観ました。
かつても今も、子どもの視線は舞台に釘付け。
物語と演技の力とでぐいぐい引っ張っていってくれます。
そして何よりも舞台美術の美しさ、変化に改めて驚かされました。