官能教育第四弾「藤田貴大(マームとジプシー)×中勘助『犬』」 公演情報 Produce lab 89「官能教育第四弾「藤田貴大(マームとジプシー)×中勘助『犬』」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 新しい世界。
    週末の夜の港区西麻布、新世界。
    元はあの「自由劇場」だった場所とのこと。
    ドリンクを手に席について開演時刻を待ちながら
    おのずから雰囲気が盛り上がります。

    プロデュースの徳永京子さんが
    「風変わりな寄り道」をさせた作品、と
    記していました。
    確かに今まで見てきたものと違い、
    「リアル」な役者個人が物語の中で立ち上がっていきます。
    そしてその同じ言葉を繰り返し語る同じ役者個人が
    上演の中でだんだんとその立ち姿を変えていきます。

    観ている者も、そのままで同じであることを許さないような
    そんな迫り方を受けました。

    見るたびに
    演劇のいろんな可能性を試しているような感じのする藤田さん。
    劇場の持つ力と相まって
    なんだか触れたことのない時間をすごしたひとときでした。

    劇場入り口の横に貼ってあったポスターの
    寺山修司の笑顔が素敵でした。

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    2011/11/27 12:36

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