Magnoliaridaの観てきた!クチコミ一覧

101-120件 / 143件中
ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった!
橋爪功さんと石倉三郎さんじゃなかったら観ることはなかったかも・・でした。そしてこの『ゴドーを待ちながら』は岩切正一郎さんの新訳とのこと。時間と空間が不確かなのが面白かったですし、台詞が軽快で柔軟、そして詩的でリズミカル。待つことの哀しさが美しくも感じました。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/04/23 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

好きな緊張感
再演とのこと。とても面白かったです。最初から最後まで緊張しっぱなしの舞台は久しぶり。好きな緊張感です。ストーリーは、既存のSF小説や映画にあるようなものだったので奇抜じゃなかったけれど、演出が面白かったです!!音楽も美術も好き。
横浜はプレビュー公演なので、先ほどシアタートラムのチケットを購入しました。

芝浦ブラウザー

芝浦ブラウザー

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2011/04/02 (土) ~ 2011/04/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

すごく好き!
面白かった!!!!めちゃめちゃ好きです。もっと早く観ていたら、もう1回観に行かれたのにーと思うほど好きなタイプのお芝居でした。
登場人物それぞれのキャラが大変面白いです。ただのBGMではないお芝居にぴったりの音楽もよかったです。

weekly2【或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり】

weekly2【或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり】

アヴァンセ プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了

満足度★★★

坂上忍さんって・・・
放送禁止用語の連発、お下品な行動には驚いたーーーけれど、まぁあれがフェチさんたちの日常ですからね(きっと?まさか?)、フィクションなんだと割り切って見れば、興味深いし、なかなか面白かったし、なんと最後はあたたかい気持ちにまでなっていました。
それにしても坂上忍さんって・・・なんなんでしょうねぇ。なにフェチなんでしょうか(潔癖性らしいですが)変なひとですね。ドSですね。そんな忍さんをかっこいいと思っている私がいます。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

劇団AUN

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2011/04/06 (水) ~ 2011/04/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

贅沢な時間でした〜
美術はとてもシンプル、カーテンの開け閉めだけで場面転換。そのカーテンに映す照明が効果的に使われている舞台でした。ロマンチックなギターとマンドリン(?)とアントーニオの歌もよかったです。衣装もシンプル(キリスト教徒は白系、ユダヤ教徒は黒系)で一目瞭然なのが嬉しい。

役者さんたちの台詞がテンポよくて・・というか超早口です(しかも長台詞!)。なのに美しい調べのようにスッと入ってきました。あんなに早口なのに・・さすがです!!とくにシェイクスピアは言っていることがわからないと楽しめないですから。アドリブもあり、ホントに面白かったです。途中休憩10分入れて約2時間45分があっという間でした。

廃墟

廃墟

時間堂

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく面白かったです。
戦後まもない設定が、この度起きた震災直後の今とだぶってしまいますが・・・ 女性たちの台詞が重いです。とにかく2時間半集中できたのは、演じる皆さんの上手さもありますね。表情もですが、皆さんすごくきれいな日本語を声にしてくださるので、心に響きました。
三好十郎さんって・・面白くて可愛げのある方だったのですね(多分)
時間堂さんの作品を初めて観ましたが、ファンになりました。

スピリチュアルな1日【初日を30日(水)から4月1日(金)に延期】

スピリチュアルな1日【初日を30日(水)から4月1日(金)に延期】

アミューズ

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

個性派勢揃いで面白かった!!
大切なひとに伝えたいことは、ちゃんと伝えないと。明日ではなく今日!気持ちを伝えないと!!
霊能コメディーですが、ちょっぴり切ないラブストーリーにもなっていました。
個性的で強烈なキャラクターばかりのなか石田明さんが “ふつう” でよかったです!!最初にスピリチュアル体験するシーンから面白かった。勘違いぶりもいいし、きっと「間」がいいんでしょうね。

南へ

南へ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/03/31 (木)公演終了

満足度★★★★

アンサンブルの演出が好きでした。
震災前に観て、戯曲を読んで、震災後にもう一回観ました。
舞台上と今回の震災後に直面している日本の状況とが重なっていて凄まじさを感じました。日本人の災害に対する危機管理とか、マスコミは現実をドラマティックにして煽っているような、煽られる側の無責任さとか、敗戦後の神や信仰の不在により信じたいことだけ信じるとか・・。日本人のアイデンティティがテーマだと私は思うんですが、天皇制やら太平洋戦争やら・・これでもかってくらい畳み掛けてきます。私の許容範囲を越えて、かなりこぼれてしまった感があります。野田さんについていくのは大変です。
でも、無関心でいてはいけない、流されないよう自分がしっかりしなくちゃと思うことができたて、よかったと思っています。
最後、野球中継を見ながら里長(いっけいさん)が叫んだセリフに背筋が凍りつきました。野田さんから指摘されたような日本人的だったので。

好きな役者さんソンハくんの道理っぷりとソンハくんの太鼓を堪能できたのは嬉しかったです。

シングルマザーズ

シングルマザーズ

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2011/02/20 (日) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです。
肝心なときに子どもが病気になったりするので正社員につけないし、養育費は途絶えている、出来れば生活保護は受けたくない、もう笑わなくちゃもうやっていられない・・それくらいギリギリな生活がリアルなセリフから伝わってきます。そして舞台には出てこないけれど、シングルマザーたちが子どもに支えられている姿に涙止まらずでした。そんなシリアスな内容なのに軽快に笑わせてもらえるお芝居になっていました。

ローヤの休日

ローヤの休日

ゲキバカ

王子小劇場(東京都)

2011/03/16 (水) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!!
ゲキバカバージョン、面白かったです!!劇団名を見てどれだけバカっぽいのかしら?と楽しむつもりで行きました。笑いました、たくさん。でもラストは、まさかのまさかでまさかでした。とても重くせつなくて、最後は自分でもまさかの “ヒカリお母さん” の優しい笑顔にも涙しました。
場面転換もすごく上手いな〜と思いました。楽しいし。牢屋内がメインの舞台なのに囚人服だけじゃない衣装替え(?)もあり、メリハリがあります。ダンスもキレがあり、コミカルかつダイナミックで楽しかったです。下ネタはこの劇団のご愛嬌ですね。脚本と演出も好きでした。

ネタバレBOX

『ローヤの休日』というタイトル、窃盗で死刑?という疑問。「最後くらい一緒に過ごしたかった」「最後の休日」「裏切るなよ」という真田のセリフが最後に効いてきます。辻褄があいました。
カラスの国

カラスの国

サスペンデッズ

シアタートラム(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/23 (水)公演終了

満足度★★★

佐野陽一さんの声が好き
緊張感のある美術と照明がステキ。ミステリーのなかにも笑いがあって面白かったけれど、私のなかでそのミステリーが解決出来ず・・・でした。ほんの少しなんですが、二組の親子関係が・・なにかちょっと・・足りなく思いました(私には)。

冬の旅

冬の旅

アル☆カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/23 (水)公演終了

満足度★★★★

繊細で詩的
ほんとうに繊細で詩的・・おもしろかったです。二人の会話とモノローグの境界線が絶妙。
会話しているのに、ふたりの会話がずれていたり・・、きっとその時その場で話し合わないでいたりすることって、お互いの中に違う印象で残っていたりする、そんなふうに。大人の芝居に魅せられました。

デンキ島〜松田リカ篇〜

デンキ島〜松田リカ篇〜

モダンスイマーズ

あうるすぽっと(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/16 (水)公演終了

満足度★★★★★

感動しました。
この力強い作品を今回の震災で被災された方々にも観せてあげられたらって心から思いました。開演前に流れていた潮騒の音にも癒されました。
リカとスミエとマコとの関係は、設定は違いますがイメージは西原理恵子の「女の子ものがたり」のようでした。
日本が落ち着いたら、またやってほしいです。力強い感じだけれど、心があたたかくなれる作品でした。そのときには東北公演をぜひ。
私が今夜もらったパワーはとても大きな何かに変えられると思っています。ありがとうございました。

カチューシャの人(再演)

カチューシャの人(再演)

けったマシーン

シアター711(東京都)

2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

巻き込まれる男 と私
島村抱月と松井須磨子の物語かと思っていたら違いました。ちょっとミステリーっぽい、そんな鳥越永士郎さんの脚本と演出が面白かったです。演出家が女の「劇」に巻き込まれていくところが面白かったです。私も巻き込まれました。

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/02/25 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。
テンポよく時間の流れを表した演出が好きでした。梅ちゃんとカッキーがカウンターにいる木曜日にエビス駅前バーに寄って話を聞いてもらいたいな。そしてカッキーの作ったおつまみ食べて(その日の私にぴったりのネーミングをつけてくれるでしょう)たまにちょっと気になるひとを連れて行って、恋に効くおつまみを作ってもらおう。
飲みに来るお客さんたちがワケアリで、予想できない展開になっちゃうのが面白かったです。
かものはしさん、楽しかったです!!

ドロシーの帰還

ドロシーの帰還

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ザ・ファンタジーでした。
すごく面白かったです。ファンタジーにダークさはつきものなので、とんでもない暗さは感じませんでしたが、凄い緻密な2時間でした・・現実と本の世界がふんだんと絡み合っているのにゾクゾクとストレートに伝わってきたのは役者さんたちの技量なんですね。
暗い部分をこれでもかと見せられたのに、ラストで高峰ドロシーに手紙を出したのがるりこだとわかった場面から涙が止まらなかったし、 私は清々しい気持ちで劇場を出ました。
作家の人、とくにスランプの人には刺さる台詞が多かったでしょう。私も分岐点などで本や歌の歌詞に影響を受けたこと多かったな〜って改めて思い出しました。作家ってもしかしたら、どんなものづくりする人より、人の人生に関わる職業なのかもね(自分の思わぬ方向にいったとしても)。それだけ覚悟して書いていかなければいけないし、自分に迷ったとき原点に返ることも必要なんだろうな。私たちは好きとか嫌いとか小枝の恋人のように言いたい放題言うけれど、大変な仕事ですね。
舞台美術もとてもよかったです。

ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしかったです。
広田淳一さんの本と演出がすばらしかったです。大胆そうで繊細な演出。今を生きる若者たちのリアルな会話。『ロクな死にかた』というタイトルがまたいい。美術も照明も衣装もすばらしく、死を扱うシリアスなテーマだというのに大きなパワーで弾けていました。
もしかしてファンタジー?と思ったけれど、違いました。ミステリーの謎解きも早いうちに解かれました。それにもある意味びっくりしました。
土曜日がサイドブロックでしたので、どうしてもセンターブロックで観たく、日曜にもう一度観させていただきました。よかったです。楽しかったです。

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

真心一座 身も心も

本多劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

このバカバカしさったら!!
ファイナルでした。もう終わってしまうんだと思ったら、悲しいシーンじゃないのに最後少し泣けました。もうバカみたいに笑えないんだ・・たつこさんのピンクのバスタオル姿も、末次ちゃんの黒いセカンドバッグももう見られないんだ・・(T^T)

ゾウガメのソニックライフ

ゾウガメのソニックライフ

チェルフィッチュ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/15 (火)公演終了

満足度★★★★

レイヤーの妙
ずれている会話、ずれている心と体、ちぐはぐなカップルたち、えっ?どのカップルがそのカップル? スクリーンに映し出された僕を語る僕がいる。僕が話しかけているのはだれ? あれ?(゚-゚) 少しずつずれている時間と空間。コミュニケーションのずれ。でもすごくフラットな感じがする関係性。←という自分の思いが最後にひとつに組み立て上がり、さっぱりした?スッキリした?感じ 。
渋谷慶一郎さんのfor maria、さりげないけれど記憶に強く残る素敵な曲でした。

く・ち・づ・け

く・ち・づ・け

むーとぴあ

駅前劇場(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/10 (木)公演終了

満足度★★★★

ニクイいほどラブコメ
内容を全然知らなかったので、もっとお堅い舞台を想像していまし。びっくり〜すごく面白かったです。笑いっぱなしでした。ラブコメだけど、脚本がしっかりしているステキなハートフルコメディでした。音楽もオシャレ。劇場を出たときにはほのぼのした気持ちでいっぱいになっていました。
ラブコメらしくハッピーエンド!!場面の転換で入るナレーションが、昭和の時代にあったテレビのホームドラマみたいでした。狙ったのかな(笑)

このページのQRコードです。

拡大