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タッキー
タッキー様 お世話になっております。獣の仕業主宰の立夏です。 ご来場および観てきた!コメントご記入くださり、誠にありがとうございます。 公演直後にコメント拝見し、大きな創作の糧になりました。 メンバー一同、心より御礼申し上げます。 公演概要と道案内メールの件に触れて下さり、恐縮です。 公演概要は上演の前後でも作品に触れてお楽しみいただければ…という観点から始まったものです。また、タッキー様がお書き下さっているとおり、事前にご覧いただいて少しでも作品に入りやすいようになればと思い配信いたしました。 個人的には、事前に説明して済むことであれば説明してしまおうと考えておりますので…。(とはいえ、事前のネタバレが苦手な方や、主義として作品以外ご覧にならない方もいらっしゃいますので、ご覧になっていない方も作品内で分かるようには創作しております) > しかし、やはり原作を知らなけば理解しずらい。それも悪役「シャイロック」の独白や内省なのだから尚更である。 ご指摘くださり、ありがとうございます。 原作から前後のシーンの順番も弄っている箇所があり、分かりづらさを感じさせてしまったかも知れません。至らなかった点として、今度も精進させて頂きます。 > さらに場面を絞り込むなどの工夫があったら素晴らしい公演になったと思う。 タッキー様の上記のコメントを拝見して、「たとえば、思い切って第五幕の裁判のシーンのみで創作する作品はどうだろう」と考えました。裁判のシーンは原作フルテキストで上演してもおそらく30分ほどでしょうから、ご覧になったものよりも余白が多く、乾いた風合いの作品になれると思います。 既存作品を上演する際に単一シーンのみにする形式は獣では取り組んだことがないので、ヴェニスの商人に限らず、今度既存作品を上演する際に、選択肢の一つとして取り入れてみたいと感じました。 率直で貴重なご意見をくださり、ありがとうございます。 上記以外についても、今後の創作の際に留意し、取り入れさせて頂ければと思います。 # また、今度もよろしければ、また劇場でお会いできることを心よりお待ちしております。 今週土日、吉祥寺櫂スタジオにてオリジナル新作を発表いたします。 よろしければ、公演詳細だけでも、ご覧いただければ幸いです。 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68483
2015/12/02 01:46
ハンダラ
ハンダラ様 お世話になっております。獣の仕業主宰の立夏です。 ご来場および観てきた!コメントご記入くださり、誠にありがとうございます。 公演直後にコメント拝見し、大きな創作の糧になりました。 また、劇場でも興味深いお話しをお聞かせ下さり、誠にありがとうございました。 メンバー一同、心より御礼申し上げます。 ヴェニスの商人に関する獣の仕業のアプローチは、ハンダラ様の書いて下さったとおりです。つまり、「なぜこれが喜劇なのだろうか?(そうではないだろう)」というアンチテーゼから創作を開始したのです。その試みを実践に移した上演後は、「これを喜劇として上演するにはどうすればいいだろうか?」と言うことに思いがお呼び始めました。 その後調べたり友人に話を聞いたところによると ヴェニスの商人の「喜劇としてのおもしろみ」は: ・ユダヤ教の法律である「同胞には利子をつけて金を貸してはならない」をキリスト教であるアントニオが守っていること(劇中に「俺は友人に利子をつけて貸さないんだ」などの発言がある) ・ジェシカが駆け落ちをした後、シャイロックが「仕返しをすることはあなたたち(キリスト教徒)が教えてくれたんじゃないか」と発言すること(= ユダヤ教徒がキリスト教徒の振る舞いをする) → その結果、キリスト教徒に改宗させられ名実共にキリスト教徒になってしまう などであることが勉強させて頂きました。 ただ、分かったところで即喜劇作品として創作できる素地が整ったかと言うとまたそれは別の話なのですが…。 たとえば上記のような「キリスト教徒的ふるまい」と「ユダヤ教徒的ふるまい」をハッキリと舞台上で分けて表現して、シャッフルしたらブラックジョークにはできるだろうか、など考えています。「アンチ喜劇」としての上演は元々のもくろみをほぼ達成できているだろうと思っているので、もし危害があれば、喜劇としての上演にもチャレンジしてみたいと思っております。 ハンダラ様の書かれている「存在の闇を引っ掻きながら落ちてゆく存在なのだ。」という記述がはじめて拝見したときから今でもずっと心に残っています。 喜劇としての上演意欲と同様に、より乾いた・人間意識の外側(または境界)をゆくような手触りでの上演─こちらも高い目標として掲げていきたいと感じています。 また、「What am I?」については、自分たちが表現したかったことを、最も端的に表現してくださり、大変嬉しく思いました。創作している過程ではご指摘の通り綯い交ぜの状態だったものですから…。ハンダラ様からそのようにお言葉をいただいて、自分の頭の中がよりクリアになったように思います。 改めまして、ありがとうございました。ハンダラ様のご感想を拝見して、批評は単なる作品へのリアクションだけではなくひとつの表現なのだということを改めて思いました。至らない点・及ばなかった点はこれからも弛まず精進させていただきます。 # もしよろしければ、また劇場でお会いできることを心よりお待ちしております。 今月、オリジナル新作を発表いたします。 よろしければ、公演詳細だけでも、ご覧いただければ幸いです。 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68483
2015/12/02 01:30
タツ
タツ様 お世話になっております。獣の仕業の主宰の立夏と申します。 先年はヴェニスの商人にご来場および観てきた!コメントをくださいまして誠にありがとうございます。 タツ様のコメントは終演後拝見し、メンバー一同大きな糧となりました。 ご感想・ご指摘、大変ありがたく拝見いたしました。 ヴェニスの商人は、過去の獣の仕業の本公演の中では最も少ない五人編成の作品でした。その中で、いかに少人数を活かした作りにできるかが創作の大きな焦点のひとつでした。 シャイロックが「語る」というフォーマットの中で、それ以外の喜劇部分を担当するメンバーを影絵のように配置するスタイルは、pit北/区域の独特の佇まいに助けられ、効果を発揮できたと思います。 ご指摘をいただいたシャイロックの人間性や生き様についても記載いたします。 タツ様がご指摘くださっている通り、本作品ではシャイロックの人間性や普段の様子などはシーンとしては描かれておりません。それは原作にないシーンの追加を極少にしたためです。それは、本作をパロディではなくあくまで「原作の再構成」としたかった、ある意味では作家のこだわりのような部分でした。 しかしそのために、悲劇性が強く先行し、シャイロックの等身大の人間性が見せられなかったことは、仰っていただいた通りだと感じております。 本来であればそこは、既存のシーンから表現したいところでありました。 至らなかった点として、今後一層、精進させていただきます。ご教授くださり、誠にありがとうございます。 もしよろしければ、また劇場でお会いできることを心よりお待ちしております。 来月頭にオリジナル新作を発表いたします。 よろしければ、公演詳細だけでも、ご覧いただければ幸いです。 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68483 今後とも獣の仕業を、よろしくお願い致します。
2015/11/23 13:03
zeezo
zeezo 様 お世話になっております。獣の仕業主宰の立夏です。 ご来場および観てきた!コメントご記入くださり、誠にありがとうございます。 公演直後にコメント拝見し、大きな創作の糧になりました。 メンバー一同、心より御礼申し上げます。 ヴェニスの商人のシャイロック像に関しましては、原作を読んだ当初から「なぜこれを観て当時の人は笑っていたのだろう?」という疑問がありました。 上演された当時の背景や国の違いによる民族意識の違い、宗教観など、様々な要因があることを調べていくうちに知っていきました。 本作品では、そんな「当時の人々」としてアントニオやバッサニオを配し、 裁判の結果に不服なシャイロックの「控訴」として、上演いたしました。 ヴェニスの商人は演出手法などが過去作品よりも尖っていて、また上演機会があれば再演したいと思っております。 もしよろしければ、また劇場でお会いできることを心よりお待ちしております。 来月頭にオリジナル新作を発表いたします。 よろしければ、公演詳細だけでも、ご覧いただければ幸いです。 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68483
2015/11/20 21:50
ジャコウ
ジャコウ様 いつもお世話になっております。立夏です。 「観たい!」コメントからのジャコウさんからのご声援、大変嬉しく思います。また、別の場所でも応援くださりメンバー一同の創作の糧になっております。 まもなく本番ですが、ご期待に添えるように、またこれからの獣を感じさせるような作品になるよう稽古に励んでおります。 一同、ジャコウさんたちと劇場でお会いできることを心より楽しみにしております。 立夏 拝
2015/11/17 12:38
miss_you
miss_you様 いつもお世話になっております。立夏です。 miss_youさんが書いて下さっているとおり、初めてお会いしたのが、「せかいでいちばんきれいなものに」の時でしたね。勿論、今でも強く覚えております。その時のご縁が今も続いていることも、心より嬉しく思います。 獣をこれまで観て下さった方にも、ご満足頂けて、更にはこれからの獣を感じていただけるような作品になるよう精進しております。 メンバー一同、miss_you様のご来場を心よりお待ちしております。 立夏 拝
2015/11/17 01:10
miss_you
miss_you様 いつもお世話になっております。立夏です。 昨年の「ヴェニスの商人」につきまして、ご来場およびコメント頂けましたこと心より御礼申し上げます。 本作は「オセロ」「空騒ぎ」と続いた獣の仕業シェイクスピア三部作の三作目にあたります。オセロはこれまでの獣の仕業の作風に対しても、オセロと言う作品に対しても、いわゆる正統派のアプローチをしました。空騒ぎは作品には同じように真っ向から向かいつつも、獣の仕業初の「喜劇」と言う挑戦でした。 そして本作「ヴェニスの商人」は再構築と銘打って形式も獣で作り上げてきたものを更に高められるような…と団体のその先を意識しての製作でした。 「観客に語りかける」と言うのは好きなフォーマットです。演劇やライブがその魅力を一番感じられる瞬間と言うのは「今、私に話しかけている」と感じられるときではないかと思います(小説や映画も「これは私のための物語だ」と感じる瞬間が嬉しいです)。 ヴェニス以前に「やりたい」けど「できない」と思っていたことを少し背伸びして詰め込んでいます。舞台の方眼紙などもそのひとつです。ヴェニスの上演によりそれまでの経験が昇華されその後の創作の糧にもなっていると感じています。 ところでコメンタリーはいかがだったでしょうか? 風の噂でmiss_you様が「獣の人達も普通にお喋りするんですね」と仰っていた─と伺ったことがあるのですが…笑。
2015/07/10 17:48
モモ.
モモ様 獣の仕業の立夏と申します。 大変遅くなってしまいましたが、昨年の「ヴェニスの商人」ご来場とコメントをこちらに下さったこと、一同代表して深く御礼申し上げます。 > 劇団さんならではの表現方法や空気感 感じて下さり大変光栄に思います。 フットワークの軽さがユニットの魅力ですが、回数を重ねて団体の履歴を長い目で、ひとつの幹で育てていけるのが私の思う「劇団」の一番の魅力です(単に私がのんびりしているだけと言うのもあるのですが…) 「ヴェニスの商人」ではとにかくそれ以前に積み上げてきたものを踏まえて、これからも自分たちの団体が新しい場所へ到達していけるようにと創作しました。 訓練についてはまだまだ至らない点・未熟な点も多く、これからも精進していく所存です。 改めまして、誠にありがとうございました。また劇場でお会い出来ましたら幸いです。 今後ともよろしくお願い致します。
2015/07/01 18:25
斉藤可南子
斉藤様 いつもお世話になっております。 大変…大変遅れ馳せながら、ご来場とコメント頂きましたこと心より御礼申し上げます。 斉藤さんがいらっしゃってからのこりっちのコメント、いつも楽しく拝見しております。 袖がないのは第三回公演から継続しています。「1シーンだけ出演!」のような例外が1度ありましたら、基本的には獣は、一度舞台に上がったら二度とハケることはありません(以前ご覧頂いたヴェニスもそうですが、後から入りは結構有ります) なんでしょうね…人が入れ替わって見せていくというより、その場にいないはずの人の気配のようなものをずっと残したくて、あるいはその風景のようなものを切り取りたくて、続けています(もしくは1%くらいは無闇な意地のようなものです) 「同じ空気感で進行していくため~…」と頂いた箇所、ヴェニス稽古前に拝読していて仰る通りだと思いまして、次のヴェニスではかなり気にかけてみたのですが、いかがでしたでしょうか…? それから小林のら行の件は…それはもう…そうですよね…。 少しでもご満足いただけましたら、幸いです。 また、未熟な点・至らない点も多かったことと思いますがこれからも精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。 斉藤さんの今後の作品も楽しみにしております。
2015/06/26 18:13
miss_you
miss_you様 いつもお世話になっております。 空騒ぎの上演が去年─2014年の7月になりますので約1年が経過してのお返事となります…遅れ馳せながらも度を越した不義理で大変申し訳ありません。 改めましてご来場誠にありがとうございました。 獣の仕業の「喜劇」いかがだったでしょうか? 過去の公演を複数ご覧頂いている他のお客様には「空騒ぎが一番好き」と仰る方もいらっしゃって、それだけ喜劇の手触りというのが私達の履歴の中では異質で、特別なものだったのだと思います。 俳優や稽古場からの視点に立って考えますと、獣の仕業で現時点で必要不可欠な要素が「熱量」と「圧力」なのですが、悲劇の条件が整えば自然、熱量が生まれてきます。 ですが環境や物語が滑稽であったり軽妙である空騒ぎで、過去作品と同等の熱量を出すのには結構苦労した思い出があります。 結果、空騒ぎではいつも以上の俳優自体からの出力が求められていたと思います。 演出としては、いつも以上に動きのある作品創りを心がけました。 リフトや側転好転バク転など、作風のようにアクロバティックな見た目をと… あれだけグルングルン動くのはどんな作品でもできることでは(私の技量的に)ないので、非常に刺激的な体験をさせて頂きました。miss_you様にも感じて頂けたようで、何よりです。 予断ですが、鮭スペアレさん、公演情報をこれでもかと逃しております。 オススメ頂いたのでぜひ拝見したいので、今年中には…!(劇団さんのご予定次第ですが) 一年越しの感想となりお恥ずかしいですが、時が経って思い出すと改めて感じることもあるようです。 未熟な私達ではございますが、何卒今後ともよろしくお願い致します。 立夏
2015/06/26 17:52
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kazuoga様 いつもお世話になっております。立夏です。 遅ればせながら、ご来場とコメントの御礼を一同代表致しまして御礼申し上げます。この度は体調おしてまでご来場いただき誠にありがとうございました。まずは何よりご来場頂けたこと心より嬉しいです(咳のことを気にされていたようですが、私個人の意見としては、そのようなお気持ちを持って頂けていることで既に十二分ですのでお気になさらないで下さい!) ところで終演後の雑賀が小林を案内した件について、最近になって雑賀本人に話を聞いたのですが、雑賀が認識したところによると「kazuogaさんが小林さんと話したそうだったので…」とのことでした。kazuoga様の心中とは異なったようですが、そういう判断をしたようです。 次は無条件で雑賀のところへ私が責任持ってご案内差し上げますので、次回楽しみにお待ちください!!! 今回の作品に限らず自分が演出をする際に心がけていることが有ります。それは戯曲の余白です。余白・と言いますのは「本来そこに描かれているが文字には起こされていないもの」と言い換えることもできます。戯曲が二次元で書かれていて、舞台芸術が三次元である以上、そこに書ききれなかったナニカがあるのではないか…演出を思考する際にはいつもそのようなことを考えます。(これは自分で作劇したものでも多少有ります) その上で今回の「出口なし」は当然死者3名+客室係の物語であるのですが、その余白全体に私が感じたのは、濃密に充満している作者サルトル本人の気配です。 ガルサン、イネス、エステルが皆同じような考え方や同じ思想論で存在しているのも、「これは全員サルトルではないか」と私に思わせ、「ああ、この作品全体が、サルトルと言うひとつの概念なんだな」と思った際に、妙に腑に落ちたものです。他人が地獄だと言いながらやはり他人に見つめられている「私」が「私」の地獄なのだ…それが私の出口なしの解釈でした。 kazuoga様が「精神界」と評されたもの、そして私が“生前と死後の境目そのものを描きたい”と思ったこと、ひとりの人間をふたりの役者に分割し相対させたのも、余白に存在したサルトルの濃い影が発端となっています。 双身機関と同じ上演枠で立たせて頂いたことが私達にとって掛け替えの無い財産になりました。限られた照明の中で緊密な音が静かに響く空間は、主に視覚で見せていく獣の出口なしとは対局にあるものでした。お客様にもその違いをお楽しみ頂けたのではないかと思っております。 双身機関がボーイのシーンが終わった直後から開演し、ボーイ役がいない状態で創作したのに対し、獣は終始ボーイを中心に置いたこと。また、双身機関はガルサン、イネス、エステルに椅子を一脚ずつ置いたのに対して獣はボーイに一脚。この2点も対照的でしたね。 # 双身機関さんは名古屋の劇団ですが、来年初春にアゴラで「しあわせな日々」を上演するそうです。 最後になりますが、今回の作風はボーイ役の佐藤の雰囲気ありきで、彼の登板が決定してからボーイをあのような雰囲気にすることを決めていることを記しておきます。 空騒ぎでも垣間見せた彼のねっとりとした空気感は結果として獣の出口なしに不可欠なものであったと感じています。 至らない点、未熟な点も多かったかと思いますが、弛まず精進致します。 今度ともよろしくお願いいたします。 立夏
2015/06/25 17:01
miss_you
miss_you様 いつもありがとうございます。立夏です。 遅ればせながらご来場とコメント頂きました御礼を申し上げます。 miss_you様が初日の、開場して間もなくにお越し下さってロビーにいた私は随分と勇気づけられたものです。 今回の作品ですが、言ってしまえば「一幕物会話劇」であり普段の獣の作風とは相反する戯曲でした。その中でいかにこの作品を「獣の仕業の一つの作品として」成立させるか…というところには重点を置いていたように思います。たとえば、これが仮にフェスでなく本公演であっても満足の行くものであること、獣ならではのものであること、それが恐らく10団体揃うショーケース公演の中での創作に敵うものとして一番近道ではないかと…そんなふうに考えていました。 音楽としての要素が強いと毎公演評価されます。 これは私が過去合唱と吹奏楽とあとマーチングですね、諸々音楽系のものに学生時代に触れていたからだろうと思います。 「すべての芸術は音楽の状態に憧れる」と言う格言?がありますが、私達もまた舞台の上で音楽に憧れ、テキストを踏まえた上で、更にそのテキストの意味を越境してみたいという望みが有ります。 d-倉庫は学生時代から憧れのひとつとしていた劇場でした。 それを叶えることができ、また昔から見てくださっているmiss_you様にそれを見届けて頂けたことは一同大変喜びの大きなことでした。 至らない点、未熟な点が多くありましたが、今後も弛まず精進致しますので、今後共よろしくお願いいたします。 立夏
2015/06/25 16:33
ハンダラ
ハンダラ様 コメント頂きましてありがとうございます。獣の仕業の立夏です。 オセロ、空騒ぎと2年掛掛かりましたがシェイクスピア作品を今回含めて三作品上演するに至りました。シェイクスピアの普遍性(と言うよりは懐の深さ)に何度も驚きながら、私たちになりにそれぞれ作風を変えながら上演して参りました。 私たちとしては今回のヴェニスの商人が一旦シェイクスピア作品上演の総仕上げです。それもあり、コメントに頂いたような実験的な要素を取り入れました。原作に存在しない要素が多くございます。この作品でヴェニスの商人の光の当たらない部分にそっと光を差し込ませて、そして皆様に「原作も読んでみたいな」と思って頂けたら…そのような気持ちです。 ご来場、お待ちしております。
2014/11/02 08:13
モモ.
モモ様 コメント頂きましてありがとうございます。獣の仕業の立夏です。 今年は生誕450周年とのことのようで、モモ様がコメントに記載下さっているとおり、色々なところでシェイクスピア作品が上演されており様々な形があります。 ある意味「450年やり尽くされている」作品群ですので、「あのヴェニスをどんな風に上演するか」と言うところに関心をお持ちになるお客様が多いであろう事は、その通りだと思います(私が観客席にいても演出どうするのだろう、と思うでしょう。これは私が演出家だからと言う点も大きいとは思います) 私たちの「切り口」をどのようにご解釈頂けるのかは、モモ様にお任せ致しますのでもしご来場頂けた際にはまたこちらでご指摘、ご感想、ご質問など頂けましたら幸いです。 ご来場、お待ちしております。
2014/11/02 08:08
タツ
タツ様 コメント頂きましてありがとうございます。獣の仕業の代表の立夏です。 確かにシェイクスピア作品は上演が難しい面を持っています。もしかすると原作に全く存在しない要素で作品作りに取り組むと、原作のテーマが強すぎて難しくなってくるのかな、と(自分がイチ観客視点のときに)思ったことがあります。 オセロ、空騒ぎとシェイクスピア作品に過去二作品取り組んで参りました。 それまでの三作品と異なったイメージを打ち出しながら、私たちにとっても獣の仕業にとってもほんの少し、今迄と違ったシェイクスピアをお見せできればと思っております。 スタッフ・キャスト一同、皆様のご来場をお待ちしております。
2014/11/02 08:03
miss_you
miss_you様 いつもありがとうございます。立夏です。 シェイクスピア生誕450周年と言う事で、今年はシャイクスピア作品の上演が非常に多いなと言う印象です。 扱っているテーマや感情が普遍的なものが多く、台詞もシンプルであるがゆえに「いかようにもできそう」ですし、そんなどのようなアレンジにも耐えうる強靱な作家ですが… それゆえ原作根底にまったくない感情を扱う作品にすり替えるとちょっと難しくなるんだろうなあと、個人的には思っております。 KingdomComeは好きな言葉で「あの世」ですとか「天国」と言う、そのままの意味で使用しています。副題の示す意味は曖昧で、直接的な部分では凄く弱いのですが、恐らく、感じて頂ける部分があるかと思います。 miss_you様のお越しをキャスト・スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
2014/10/29 10:46
zeezo
zeezo様 コメントありがとうございます。獣の仕業代表の立夏です。 オセロ、空騒ぎではほぼ原作通りでしたが、今回はコメントに頂いた通り再構成や追加シーンがあります。勿論、原作の味わいは十分に残っているはずです。 楽しみにして頂いている「どのように」の部分は、本番までのお楽しみにさせていただきますね。 またご観劇の後にご意見やご指摘など、こちらのサイトで頂けましたら大変嬉しいです。 ご来場をキャスト・スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
2014/10/29 10:41
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kazuoga様 いつもコメント下さりありがとうございます。立夏です。 お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。 特筆頂いた喜劇か? と言う問い掛けに関しては当時は「え? そうなのか?」くらいのものでした。(少なくとも空騒ぎに挟ませて頂いた仮チラシの時分では) しかし稽古を積み重ねて行くにつれて、それは「これは喜劇ではない」と言う気持ちが私の中では確信に近く、強くなって参りました。 悲劇の裏に喜劇があるように、喜劇の裏には悲劇があります。誰かの正義の反対にはまた別の人間の正義が、そして、誰かの幸せの裏には、踏みにじられた誰かの影があるのです。その幸せを描きながら、幸せが強く輝くほどに濃くなる幸せの影を…、それがこの作品の招待ではないだろうか、そんな風に考えています。 シェイクスピア作品には他にも差別という感情に対して問題提起をした作品があります。kazuoga様もご覧下さった「オセロ」です。 その作品をやる際には黒人差別の項目をフォーカスせずに作品を作ったのですが、今回はその影、そして彼の挑戦と敗北を描くためにその部分は重要な要素でしたので、原作通り(もしくは原作以上に)残してあります。 まもなく本番です。ご来場を心より、お待ち申し上げます。
2014/10/28 19:03
miss_you
miss_you様 いつもありがとうございます。立夏です。 コメント大変遅くなり申し訳ありません。ご感想頂きましたので何を今更と思われてしまうかと思うのですが、ご返信させて頂きます。 獣の仕業の作品のみならず、私や他の出演陣の座組の舞台もご覧頂けており、大変嬉しく思います。心より感謝申し上げます。 獣の仕業という団体ではなく俳優単体と言う事で申しますと、やはり俳優の中ではどの座組・団体に出ようとも自分という軸が貫通しているはずなので、ご覧頂いて何か思われることがあったかと思います。 演出と言う立場から申しますとやはりひとつの団体で照らせる俳優の一面は氷山の一角でしかないのかなと思っていたりもしますので、別の座組で自分の団員を観るのは常に新しい発見がありいつも楽しく拝見しております。 「群集~」が合唱のように感じたというmissyouさんのご指摘の通り、歌を意識しました。 台詞が重なりあって、ひとつのメロディーになるような… 感じて頂けてとても嬉しいです。 次回も、またその次も、ご期待に応えられるよう精進して参りますので、今後とも獣の仕業をよろしくお願い致します。
2014/10/17 10:31
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kazuoga 様 いつもありがとうございます。立夏です。コメント頂いてすぐ拝見しました。暖かいお言葉ありがとうございます。(kazuogaさんが最後に記載されていた私自身のコメント文字数縛りのせいでなかなかお返事できずになってしまって申し訳ありません…! でもこれはしばらくやめるつもりはありませんが…) ◆開場で舞台上にいる件について 開場時点から舞台上にいるのは第四回公演「飛龍伝」から始めました(第三回も若干先行スタートしたのですが確か開演10分前くらいからの開始だったと記憶しています。うちは開演の始めのシーンからバーンと「飛ばして」行くのでお客様がびっくりするかもと言う事で開演前の時点から「うちはこんなムードですよ」と言うのを連絡する意味で始めました。 現在は、kazuoga様を始め獣は開場直後に来て下さるお客様が大変多いので、ありがとうございますの気持ちとして客入れから開始しております。 開場から演じているから早くなるのか、早いから開場中から舞台上にいるのかについては鶏か卵かの話になるので割愛しますが、これからもしばらくは続ける予定でおりますので次回も楽しみにしていて下さい。 ◆定刻開演の件 「オセロ」の時に開演時間を守ることが出来ずこりっちでもテトラパック様からご指摘を頂きあれ以来心がけています。今回の公演でついに「定刻開演予定です」とすべてのステージで宣言できまして…と言いつつ実は2分くらい遅れたのですが…これからも定刻開演で頑張ります。 ◆足拍子 すみません、足拍子と言う名称であることを存じ上げませんでした。(獣では「ここで足をドンってしてね~」ってお願いしています;) この足を鳴らす動きは、私が女優で所属しているDramaticCompany Inhighsで採用されている動きであったり、後は私の大好きなつかこうへい演出の蹴り上げいわゆる(?)「つかこうへいキック」であったり、もしくは鈴木メソッドの足の振り上げであったりなど、私が芝居に触れていく中で「ああ、足格好良い!!」と痺れた経験が原初になっています。それらのどれともちょっとずつ似ているしちょっとずつ違うのですが、自分なりに解釈して取り入れている次第です。 最初はただ単に大きい音が欲しいときであるとか、あとは動きのきっかけとして使っていたのですが、ある時あるお客様から「小劇場だと振動が客席まで伝わってきて、それがいい」と言って頂いたことがキッカケで、「舞台と客席を繋ぐ」ようなものとして大切に使わせて頂いています。 普段色んなものについて「これは西洋」「これは東洋」と言うように分けて考えていないというのもあるのですが、自分が足拍子に触れたキッカケが日本の伝統芸能ではなく現代演劇からなので、「こうではなくては!」と言う気兼ねなく自然に使えているのかも知れません(後付けですが…) 今ふと思ったのですが、西洋/東洋という括りで考えますと、 獣の仕業の芝居は俳優の構図であったりコロスを利用するなど演出的には西洋的なものが多いのですが、足拍子や見栄を切るなど俳優技術としては日本伝統芸能由来のものに依っているかも知れませんね。 ◆俳優について 今回西荻氏には客演俳優であったにも関わらず獣の仕業の今までの系譜のようなものをだいぶ負って貰っていたと感じています。悲劇よりの部分であるとか、怒り・悲しみの熱量で体を進めていくところでありますとか。勿論それ以外にも氏が貢献して下さったものはたくさんあるのですが、特にお客様に最も影響を与えた部分で言うとkazuogaさんの仰るとおり作品に強い「ハリ」を与えて頂いたと言う気持ちです。 反対に小林や横山氏には今回新しく挑戦した「喜劇性」の部分を担って頂いたと認識しています。西荻氏が「陽」だとすれば小林は「陰」の俳優だなあと思っているのですが、今回はその暗い部分が生かせず稽古序盤は本人も相当苦労していたようです。 喰われて・ましたかね? もしそうだとすれば私はそのガツガツ行かれちゃってる様子も結構サマになってたかなあーと思ったりもします笑 。 ヴェニスの商人では小林に食い荒らして貰おうと思っているので、ご期待下さい! 横山氏に関しては熱さや切れ味という点で他の俳優には確かに劣りますが、作品は彼の軽妙さに救われていた部分もあるかも知れない、と考えています…(作品のメリハリと言う意味です)。ただ「軽い」ことと「弱い」ことは意味が少し異なるな…とも思いましたので、これは今の稽古に早速生かしたいと思います。 そして何度かご感想頂いていてkazuogaさんが雑賀のファンだと言うことがよく分かりました!(次回雑賀は出演しませんが…! 申し訳ありません) ◆公演回数について これはありがたいことにたくさんのお客様から言って頂いて何とかできないものかと思案中です。例えば二週連続週末上演するなども考えております。うちは舞台セットがないので、多少無理が利く部分もあるかなと検討中です。初日の翌日が千秋楽というのも少し勿体ないですよね、その通りです。 ◆シェイクスピア そろそろシェイクスピア劇団だと思われそうなので笑、ヴェニスの商人の次はオリジナルをやルつもりです。 いやあ、シェイクスピアを狙っている訳じゃないんですよ…好きになったのがたまたまシェイクスピアなんです…(我ながら言い訳くさいですね…) 私の流石に書きすぎてしまったので、このあたりで…! 「ヴェニスの商人」pit北/区域で、お待ちしております。
2014/09/17 22:51
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