満足度★★★
楽しめたけど
なんか、勿体ないような・・・もう、ちょっと、観たい感がありました。何人かの役者さんが、何役もやって、いろんな顔が見れたのが、良かったです。願いなんて、キリがないなぁ~って、思いました。
ネタバレBOX
個人的には、社長役の月野木歩美さん、女社長ならではの、憂いが良かった。
渋谷八公前さん、マネジャーを思う気持ちも、伝わったし、女社長の後ろで控える、緊張感も良かったです。
浜田龍司さん、アキバ加減?が、とても、出てたけど、上野も良かったです。
他の役者さん方も良いけど、この3人が、特にもっと、観たいと、思いました。
満足度★★★★
ボクシングの目的は?
学生時代、くだらない事に、メチャメチャ盛り上がった気分を、思い出した。馬鹿馬鹿しいんだけど、体育会系のカッコ良さと、サボりのお気軽さと、前半は面白かったのに、後半は、ちょっと、流れが変わってしまい・・・残念。ちょっと、下ネタの質がイマイチ嫌・・・でも、違う作品も、又、見たいと思う、面白さが、ありました。
ネタバレBOX
ボクシング部では、全国大会目指すナオキ(星野秀介)に、憧れて入部希望の、もっすー(善積元)は、いじめられっこ。ただの、付き添いだった、づん(松居大吾)も、入部するはめになるが、2人共、練習もついていけない。自称、世田谷一の悪、トム(目次立樹)が、ナオキに喧嘩売るが負けて、ボクシングに目覚めて、入部し、ナオキと友情さえ芽生えたよう。コーチのエリコ(加賀田浩二)と、服部(本折智史)は、ナオキとトムが、うざいし、イマイチやる気もなく、ボクシング部室の隣の、女子トイレを覗く穴を、開けていた。もちろん、その経緯も、コメディーらしく、笑わせてくれる。
ナオキの弟、優太郎(東迎昴史郎)は、生徒会の優等生だが、実は、覗き穴の協力者で、全国大会時に、女子高校生が、我が校に、たくさん来る情報を、持ってくる。せっかくのチャンスを、逃すものかと、全国大会に出場できないように、策略を考え出すまでは、まだ、笑えたのだが、その方法論が、悪質になり過ぎて、苦手なタイプになってしまった。殴り合いをとうりこして、スパナ等凶器が出てきて、死んだのかと思わせるまでは、やり過ぎと思いました。
もっすーが、ボクシング始めたのは、ビール飲んで暴れる父親から、母と弟を守るためと、聞いたナオキが、教えてあげようとしたり、男の友情的なのも、見えてただけに、後半は、とても残念でした。
満足度★★★★★
人気がある訳わかりました!
ガチガチの本格的、時代劇に、こだわる方には、イメージが違うかも?コメディの様に、大笑いしながら、今時の言葉使いや、BGMに???と思ったりしたが、そんなことより、心に響く事もあり、私は楽しめたし、好きです。着物や刀の扱いに、慣れきってないのが、見え隠れしてしまう方も、いたのだが、キャスト全員のノリや勢いもあり、観客に楽しんでもらおうと言う気持ちが、強く感じられ、☆4,5の気分だが、おまけの5かな?初日だもんね~。もっと、もっと、良くなりそうです。次回作も、楽しみにしています。
***伊之助の愛(?かみ・・?)を、受け取ると、良い事が、あるかも?
ネタバレBOX
元奇兵隊士の老人・五郎のもとに、記者が訪れ、山縣や高杉晋作や『奇兵隊』の話を聞きたいと申し入れ、五郎の回想として、物語は始まっていく。
幕末の期、長州藩では、高杉派と俗論派と分かれる中、高杉晋作の元、『奇兵隊』が、結成される。身分に関係なく、一般大衆が、集まるのだから、当然、志も違えば、剣の腕も度胸も違う。
高杉派の赤根を、崇拝する隊士達の中、五郎は、武家の出だが、剣の腕も度胸も、イマイチで、いつも姉にドヤサレル。伊之助は、剣の腕もピカイチで、志もある。そんな2人が、恋も知り、友情も育てていく。
奇兵隊達も訓練ばかりの日々に、嫌気もさしつつ、何かで名をあげたい者、何者かになりたい者、やはり死への恐怖が強い者、それぞれが<死>を意識する。
浄土真宗の教え(だったと思う・・・)で、人は2度死ぬと言う。1度目は、肉体が滅びる時。そして、その人を覚えてる人が、死んだ時に、本当に死ぬと言う言葉に、皆、生きる意味の大切さを知るのであった。
伊之助は、高杉の命を幾度と助け、高杉の信頼を得ていく。頼り無い藩主の下、情勢も又、揺れ動く。
赤根が俗論派の企みにより捕まり、又、その手下共という事で、伊之助の仲間達も捕まり、皆、処刑される。納得いかない伊之助は、切り込みに入るが、又、伊之助も・・・五郎は、助けに入ろうとするが、どうする事も出来ない事を知っている姉に止められ、生き残る。無念の五郎だが、伊之助ら仲間の事を、決して忘れないと、誓うのであった。
約30人出演するので、正直、演技力のバラツキや、殺陣での、気になる点は、あったが、主力の役者さんが、強い引力で、物語を引っ張っていったので、ドンドン引き込まれていきました。個人的に好きなのは、五郎(上岡一路)、伊之助(佐藤祐司)、高杉(キムラシゲオ)、山縣(鈴木雄二)
満足度★★★★
南の島の大人達
大人達それぞれが、抱える問題や現実、立場が違えば、悩みも、目指すものも違うのは当然で、意外なことが、その人を支えたり・・・又、大人を目指す若者たちも、それぞれ。。。
ネタバレBOX
ゲストハウスの窓から差し込む朝日、夕日と、とても雰囲気があり、素敵でした。
ウクレレとハワイアンが、明るさと、どこか物悲しさを秘めていて、それが、人生でもあるかの如くで、味わい深かったです。
佐紀子が、10年経営してたゲストハウスは、亡き夫への想いより、意地が強かったのは、ちょっと、空しいけど・・・、十年頑張れば、周りの協力や理解も得られる証も描かれていて、良かったです。
満足度★★★★★
観劇できた、幸せ!
私事ですが、観たいけど、スケジュールが・・・でも観たく、なんとかギリギリ最終公演の予約とれたけど、電車が遅れて、小竹向原駅到着は、開演10分前・・・ていねいな、道案内メールを頂いてたのに、忘れてしまった私は、慌てて劇場にTELをする事、3回・・・慌て過ぎて、劇場前を行ったり来たりのマヌケな私の為に、劇団の方が、迎えに来て下さって、無事、開演に間に合いました。お忙しいのに、ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした。お陰様で、こんなに素晴らしい舞台を、拝見でき、本当に、ありがとうございました。
ネタバレBOX
サラサラと流れ落ちる、砂時計のように、僅かでも、確実に積み重なる速さに、流されながらも・・・
すべてに、おいて、柔らかく包みこんでくれるような、心地良さもあり・・・
感覚に、呼び起こされる思い・・・
思いがあるからこそ、おこしてしまう出来事・・・
同じ事は、何一つおきないのに・・・立ち止まってしまう・・・
忘れる為に、書きなさい。
の一言に、とても、癒されました。
やけにリアルでありながら、はるか彼方の蜃気楼にさえ見える、空間と全役者さんの力量が、素敵な作品を、ますます輝かせていました。次回作も、必ず観たいです。
満足度★★★★
プレゼントの中身は?
<Sexy>と<Crazy>バージョンが、あります。と聞いただけで、ドキドキ?ワクワク?私は<Sexy>バージョンで、谷間?が、羨ましく!(笑)、ドキドキしてきました。でも、残念ながら?エロくは、ないです。コミカルショー的で、楽しかったです。
ネタバレBOX
友達作りが苦手だけど、自分の世界を持っている女の子が、道を誤り?そうになりながらも、素敵な人を見つけられる物語。
ビックリ箱的なセットから、飛び出すのは、おしゃべりできる、お花だったり、可愛い子羊や人形だったり、とカラフルで華やかな世界が繰り広げられます。テーマ別の衣装やカラーの使い方が、きれいでした。
リンの母(CHO)や、雑誌社トリオ(BOSSY・寿々翠・海田眞祐)と女(佐藤絵美)の場面での、迫力とノリが、面白かったです。
女が下着泥棒というのが、子供の頃の絵本の記憶といえど、少々???ですが、華やかな世界への、憧れでしょうか?
満足度★★★★★
すばらしい仲間達!
昔からの仲間達、新しい仲間達、それぞれの魅力の違いが、お互いの良さを、輝かしていく大切さ。そして、変わることのない魅力と、変わらなければ、いけない魅力も感じた、素敵な物語で、良かったです。又、次回作も期待してます。
ネタバレBOX
蛍子(森下 智香)が経営する海の家のテラスで夢を見る。<子供の頃に、蛍を見た!・・・のに、その時の仲間には、勘違いと笑われ・・・でも、私は絶対に見た!>・・・と思い出を手繰り寄せると、懐かしい仲間達の顔が。。。
直人(堀内 克哉)万亀男(川原 勇一)彰介(平山 和宏)(浦部3馬鹿トリオ)が久しぶりに会うと、楽しかったことばかり思い出すのが、3人のマドンナ的存在だった蛍子から電話があったことが、気にかかる2人・・・「オレだけ電話が、なかった・・・」と、スネル彰介を、笑う2人に「オマエ携帯の番号が、変わったからだろう」と指摘され安心するのだが・・何か、ひっかかる3人は、懐かしい蛍子の待つ海に帰る約束をする。だが、直人の様子も、何か違うことを感じていた2人であった。
あの頃と変わらない海に、戻った直人と万亀男、懐かしさで思わず触れたサーフボード・・の持ち主である純ちゃん(りょうすけ)は、ちょっと生意気な若造だが、気のいい奴で「サーフィンやるなら、この辺、仕切ってる文ちゃん(梶山 潤也)を紹介してやる」と、だが元々、仕切ってた2人には、文ちゃんは舎弟分だったりして・・・世代交代や、意外な世間の狭さを感じつつも、広い海である。離れた一角では、自殺?を思わせる瑞恵(吉田 まゆみ)に、「何があったか、とりあえず話そう」と瑞恵の腕を必死に、抑える栄ちゃん(村松 さとし)「腕を放して!」と瑞恵、「話そう!」「放して!」「話してみて!」の掛け合いには、場内大爆笑でした。このもみ合いを見かけた彰介が、止めに入り事情を聞いている所に、文ちゃんが通り掛り、再会を喜ぶ2人を見つける、蛍子。瑞恵が気に掛り、海の家に誘う。
海の家は、蛍子を慕う麻衣(村沢 有希子)や、蛍子の娘・夏海(林 さくら)の学校の真鍋先生(新濱 卓)も遊びにくる、居心地の良い場所。バイトの幸ちゃん(ヨシクラ メグミ)は、蛍子よりも、しっかり者。3馬鹿の憧れてた、昭(あき)ねぇ(音無 ミ弥)も、3馬鹿に会いに来る。そんな賑やかな空気に誘われたのか、旅のカメラマン(亀ノ上 孝雄)も、みんなの笑顔を、写真に収めたいと、滞在する事になり、和気あいあいの幸せに喜ぶ蛍子だが、・・・突然の涙・・・蛍子は、ガンに侵され余命1年という重荷を、1人で抱えていたのであった・・・それを知っていた直人自身も、健康に心配があったのだが、蛍子への想いを忘れられずにいた。そんな直人の気持を察して、仲間達の後押しで、プロポーズするのだが、昔2人に遠慮して身を引いた直人に、「今更・・・」と、素直に、なれない蛍子であった。
仕事に戻らなくてはいけない3人・・・海の家も暇な時期になり、幸ちゃんも帰ってしまい、ちょっと寂しくなった蛍子と夏海の元に、大阪での生活を捨てた直人が戻り、3人の幸せな生活が始まる。蛍子も手術をうけ、退院祝いに、又集まる仲間達。蛍子の、昔みた夢を見せようと、蛍の飛ぶ景色を創った。あまりの美しさに、写真!写真!と叫ぶ面々。シャッター押すと、フラッシュが・・・あれっ?・・・蛍って、純ちゃんが、飛ばして・タ・ノ?バレちゃって、場内、大爆笑!だけど皆、蛍子の笑顔が見たかったんだもん!
そして、1年後。蛍子不在の海の家では、直人と夏海で切り盛りしてる元に、幸ちゃんが又、バイトに来てくれる。そして、懐かしい、あいつらも戻ってきて、3馬鹿トリオ健在、そして、文ちゃん純ちゃん栄ちゃんの、新馬鹿トリオ?も加わり、波乗りに!
そんな、切ないけど、温かい物語でした。
母が退院した時、夏海(林さくら)の母を気遣う仕草が良かったです。ちょっと生意気だけど、母を思いやる、優しい子という難しい役でしたが、好演。まだ、中学2年生の彼女は、公演の度に、役者としての成長ぶりをみせてくれ、これからも、楽しみな存在。
文ちゃん、純ちゃん、大ちゃん、の間や空気感が、良かったと思います。ドクター役の田口 和さん、お疲れさまでした。
衣装も普段着といえども、皆様、考えて着てるのが、伝わってきました。男性でも、赤やピンク等の明るい色の洋服、着ている方もいて、良かったと思います。色の与える印象やイメージは、大きいので、いくら日常劇と言えども、舞台栄えを、考えてる配慮が、みえて良かったです。
作風、イメチェン?でしょうか?以前は、「そこまで言わなくても・・・」と言ってしまいそうなくらい、丁寧すぎる箇所があり、今回の方がすっきりしていて、好きなのですが、録音テープ?が、多すぎたように感じました。個人的趣味で、申し訳ありませんが・・、2月公演<すれ違い~>の時は、オープニングとラストの、あれがあるからこその魅力で、大!大!大!感動したのですが、今回は・・・
パンフレットには、客演の方のホーム入れて頂きたいです。公演は、いろんな意味でチャンスだと、思いますので、少しでも、活かして頂きたいと願います。
満足度★★★★
渡り鳥達の
迷いを包み込んでくれる銀河鉄道が、走り抜けるようでした。初見だったのですが、想像と違い、私・・苦手・・・かも?と、思ったのですが、物語に引き込まれ、楽しめました。
ネタバレBOX
1人何役をも、やったり、シーンが変わるのが、唐突過ぎて、最初、ついていけなかったです・・・。役者さんに、よって、判り辛い方が・・・でも慣れきて、物語に引き込まれました。
身体表現が、とても良かったです。ダンスでもなく、パントマイムでもなく、まさに、シルク風味が、活きていると思いました。特に、ストップモーション的な動きが、感情を良く表現してたし、手のひらでの渡り鳥も、綺麗でした。
天の川や、空を駆け抜ける隕石も、綺麗でした。
木の椅子達も、いろんな姿を見せて、いろんな話も、聞かせてくれました。
ラメの平ゴムで見せる銀河もリンゴも、良かったです。
銀河鉄道の、スピード感や安心感が、輪廻転生を、思い起こしたのですが、アフタートークで、そんな言葉が、でてきて、安心しました。
満足度★★★★
なんとな~く!なんとな~く!
なんとな~く、始めちゃったことや、なんとなく、当たり前だと勘違いしてることが、狂騒するけど、恋愛程、常識通りに、いかない事はナイ!って、感じの面白い作品でした。
バンビさんだけでは、ないのですが、当日パンフには、必ず配役名も、いれて欲しいです。役者の皆様方、お気付きでは、ないでしょううが、その時その役の顔つき、空気に、なってるので、顔写真だけでは、判り辛いです。とくに、客演の方のホームは、必ずお願いします。せっかく、ファンになっても、その劇団を観に行けないので・・・
ネタバレBOX
彼氏と別れて、会社も辞めた妹が、姉の経営するスナックの元に、転がりこんだら、姉の恋愛関係に、ビックリ!!でも、自分も・・・
姉の彼氏は、ヤクザ風なだけでも、怖いのに、店のバーテンとも、なんかあるらしい?それなのに、元彼(幼馴染の)別府が旅から帰ってきたら、あっさり、縁り戻し、三つ又に・・・その、男たちにも、パートナーがいて、大騒ぎ。そんな事は、なんとも思わない姉。騒ぎを収める為に、妹は必死なんだけど、姉の、いい加減さに、嫌気がさす。
でも、そうなった理由の一つと思われるエピソードを、幼馴染の別府から聞かされ、ホロリ・・・なんと、両親は再婚で、父の連れ子の姉と、母の連れ子の妹、だから父は、姉より私を、可愛がってくれたのか・・・?それを、知っていながら、姉は私に、優しくしてくれた。父の愛に物足りなさを感じたのを、他の男達に、求めてるのか?と、姉を理解しようとする。
別府は、姉の、ダラシナイ男関係を知りながら、
「なんとな~く、結婚して、なんとな~く、子供つくって、なんとな~く、幸せになろう」と、姉にプロポーズ、で収まるかと思いきや・・・別府は、又旅に出てしまう。
結局、他の男達も、元のサヤに収まるのだが、・・・姉は又、違うターゲットを見付けて・・・やっぱり、懲りない女でした。
と、騒ぐだけでなく、姉の恋愛観念の背景も、描かれていて、良かったのですが、他の人の背景も、もう少し、見たかったかな~
フンドシ姿も、多すぎ?あんなに度重らなくても・・・、コメディーなので、当然とも思いますが・・・
水辺で溺れる回想シーンも、必死な表情が、可笑しかったです。でも、せっかく、女装してるんだから、他のシーンは、もっと女らしい、しぐさ等が、見えた方が、見た目とのギャップで、笑えたのでは?
ヤクザ風の人の妻は、女装の作り込みも良かったし、ヤクザの頭が上がらない強さ優しさが、出ていて良かったですです。
バーテンさんの目の動きが、とても活きてました。
満足度★★★
罠の向こうに、見えたのは?
見えたのは、情?錯覚?現実?救い?絶望?近寄らなくては見えない真実は、危険でした。
ネタバレBOX
どうやら、どこかに、軟禁されてるようだが?正面で、パントマイムのような、動きの人は?両端で椅子に座ってるだけの人達は?・・・私の足りない頭では、不思議なまま、物語は進み、クラウドの使命が判り、やっと、意味が、納得できました。後半、動きが出て来て、ドンデン!ドンデン!で、驚かされました。
スパイス<斉藤範子さん>の淡々さは、魅力的でした。
ラルフ<三枝貴志さん>のスパイスを恋する瞳と、シニータ(妹)を見る瞳の、使い分けが、良かったです。
満足度★★★★★
感動しました!
ドリブル→ドリブル→パス→パス→シュート!で、決める!って感じ!・・・・・?
あなたが主役の人生、1人で頑張らなくては、いけない時もあるけど、頑張ってれば、仲間も増えるし、助けてくれる。そして、決められるのは、あなただけ!それを、押しつけるでもなく、説教じみてもなく、教えてくれる作品です。頑張れ、頑張れと、励まされるのでなく、肩の力を抜けさせてくれる感じです。それを、キャスト自身の輝く笑顔と、ノリと勢いで伝えてくれます。ロック過ぎずオペラでもなく、どちらかと言うとミュージカル風?でも好みやこだわりのある方には?・・・分かれるかも?これは、語るのでなく、体感する価値あると、思います。私は、好きです。
ネタバレBOX
太郎(という名の自分達)が生まれて、何を求めて何処へ逝くのかと言う物語。
太郎は、自分が何を求めているのかも、わからないのに、応援団的なのやら、敵だか、正義の味方か解らないのが、集まってくるのに、戸惑う・・・なんか怪しげな奴らなんだけど仲間のようだと気付くが、どうやら、何かを始める為に出発しなければ、行けないらしい?
出発しても、悩んでると、「そ~っと・・・そ~っと」つぶやきながら、近付いてくる女性がいる。その人は、先導者になるべきか、守護神になるべきか、悩みつつ、消えてゆく。母の子守唄の優しさに包まれたような太郎も、そんな頼れる事でも人でも、欲しいのだが・・・
不安の中でも、続けていけば、いろんな出来事や人と巡り会い、発見もある。不思議な西遊記一行らしき(かなり怪しげ?)に、出会ったり・・・その中の男が、なんだか気になる女の子と巡り会い、彼女の助けになりたいので、一行と別れを告げたのに、彼女はツレナイ・・・遠慮がちに見守る男は、ただ!眼が悪いだけだった~?彼女は、塊にしか見えないけど、光が違う!!!そう!彼にとっては、光り輝く存在なのだ!そして、二人寄り添い歩き出せる~~眼が見えなくても、ちゃんと守ってくれるハズ。と、そのシーンは光を存分に使い、幻想的でもあった。一番好きなシーンです
・・・とまだまだ続くのですが、文章にすると、堅苦しすぎて・・・、なんか違っちゃてきて、申し訳ないです。途中、途中での出会いは、もっと怪しく、お気軽な、個性的な面々で、マツタケさんも、すっとボケた感じ?(もちろん!褒め言葉!)で、絡んできます。出会いがあれば、別れ(死)もあるけど、記憶に残れば、寂しくない!という所も、好きです。
なんだか、わからないけど、ゆる~く心地良い!感じは、体感しないと、解らないかな?又、搭乗したいと、思いました。
オープニングのハンドライトや、マッチでの一瞬の輝きも、きれいでした。
生バンドの迫力は、良いのですが、素敵な歌詞が、かき消される部分が有るのが、残念でした。
満足度★★★★★
晩夏
帰り道、いつのまにか増えた、秋を告げる虫達の調べ、消え行く入道雲・・・いつもと変わらない日々のはずだったのに、忘れられない夏に、なった物語でした。
ネタバレBOX
結婚間近の彼が、事故で亡くなり、必死で日常に戻ろうとする真知子<相原奈保子>が経営するスナックに、知らない子供、蓮(増田亜美)が訪れる。なんと、亡くなった彼は、バツ1子持ちで、蓮が彼の娘だと聞かされ、現実を受け入れられずに悩む真知子なのに、蓮をあずかるよう、客らに説得されてしまう。店の従業員であり、おそらく真知子より水商売を知っている神埼由美<長澤美紀子>が、店や客らも見守り、真知子と蓮の良き理解者として、助けてゆく。この由美さんが、温もりのある良い空気感を、醸し出します。
蓮ちゃんが、初めて、お化粧するシーン、今迄、母に求めていたけど、できなかった事・・・を、どこかで、ずっ~と憧れていた(父が大好きだった女性)けど、現実は、受けいれてもらえそうもない真知子と、やっと共有できた喜びを、トビッキリの笑顔で見せてくれます。言葉ではなく、2人の笑顔に、書いてあるって、心に、響きます。とても良かったです。
夏休みも、もうすぐ終わるころ、常連客らが、蓮ちゃんのために、海に行こうと提案しながら、大人の男達のほうが、大はしゃぎする姿も、素敵でした。夕闇が迫り、もう帰らなければならない時間になっても、真知子と蓮は、海を眺めている姿(まさに、フライヤーのあの姿・・・)に、釘付けになっている私(最後列にすわっていた)の目には、2人の絆を、見ようとする観客一同の体制を整える姿も、入った。
ラストは、切ないけれども、カランコローンと告げる扉の音色と一緒に、温もりも残る素敵な作品でした。
夜空に張り付く星とは、蓮ちゃんが過ごした長野のことだったのかなぁ~?
★大西さんのアフタートークが、ありました。(私の解釈に、誤りがあったら、すみません。劇団の方、フォローお願い致します)
大西さんが初めて亜美ちゃんに会ったのは、彼女が、まだ小学校2年生で、まだまだ小さな女の子の時。でもその時から、光るものがあったそうです。まず、台詞覚えの良さは、ピカイチ!そして、言葉尻のニュアンスを理解しており、語尾を正確に、伝えられる事は、脚本を書く大西さんにとっては、とても大切な事であり、嬉しいとの事。
劇団公演のオーディションに訪れてくれた相原さんの、役者としての力量に魅了されて、劇団員に誘ったそうです。やはり、大西さんも自分の脚本の主役は、自分の劇団員の中から、出したいと言う思いがあったので、嬉しかったとのこと。
そんな2人が在りきで出来た作品と、いろんな役者さんや関係者の方の、力添えで、公演ができた等々、大西さんの想いを、伺えて、次の公演も行きたいと思いました。そして、又、アフタートークお願いします。
満足度★★★
沙金が良かったです
劇団も作品も、初見だったのですが、楽しめました。盗賊の頭領、沙金(中村梨那)と天麩羅判官(添野 豪)をめぐる、敵と味方の助けと裏切りの物語。舞台のセットを活かした動きも、良かったです。
ネタバレBOX
沙金(中村 梨那さん)は、小柄な可愛い女の子なのに、声も通り、迫力も凄みも出せるので、他の役も見たいと思いました。猫(淺川薫理さん)も、いい味
出してました。他の女性陣も、良かったです。女3人組は、帯止めで着物を縛るだけの着こなしが、程よい、だらしなさと、空気感を、かもし出していて、よかったです。
男性陣は、 括舌がイマイチ・・・声の通りも迫力も、やや物足りなかったのですが、スピード感は、ありました。まぁ~手下共なので・・
木の柵(?)が動き、いろんな空間を、造り出すのが、良かったです。階段が動いて、カウンターの様になるのには、驚いたが、折角、動くのなら、もっと使って欲しかったです。棒1本で馬の躍動感や、ライトでバイクの爆走シーンは、とても雰囲気が出てました。
満足度★★★★★
ハマっちゃいました!
巧妙な罠に、ハマった!って感じ。はまって、悔しいのではなく、あまりに見事なので、賞賛の拍手をしてしまうような感じです。ハイ!次の作品も必ず観たいと、思ってしまいました。
他の方々の素敵なレビューがあるので、ネタは、個人的な感想です。
ネタバレBOX
リレーの様に、演じる役者さんが変わるのに、何の違和感も感じさせない、役者さん方が、見事でした。
服を着る(変える)事で、<なお>の喜びや時を感じ、服を脱ぐ事により、悲しさや苦しさを、拭い去りたい心を感じました。演じている横での、生着替えなのに、ドタバタ感もなく、床に散らばる洋服達が、<なお>の心の中で、積み重なる痛みの様でもあり・・・<なお>の親友が、過去の恋愛を語りながら、服を脱ぐのも、<なお>とは違う、前向きさを語り、その辺の服を無造作に、おなかに入れて妊娠を告げるのさえ、彼女の、あっけらかんとした楽天的な性格を語ってくれたように思えました。
私も、もちろん!ハッピーエンド好き(ハッピーエンドでなくても、かすかに差し込む光の気配が無ければ、嫌!)ですが、この作品には、重さもあるが、一種の解放感が残りました。<なお>の思い出には、愛も優しさも温もりもあるが、その陰で、本人も気付かない振りをしてきただけの辛い事を、あのような形にしてでも、やっと、解き放すことができ、安らかになれたと思う。
どんなに抵抗しても、どんなに戦っても、勝ち目の無い、{眠り}と同じ引力によって・・・
それが重すぎるかもしれないが・・・
終演後、劇場を出たら、きれいな満月が・・・見ることができる喜びを、感じさせてくれた舞台に、感謝です。
満足度★★★★
光と影
劇団も脚本も初見でしたが、良い仕上がりで、楽しめました。各キャラの抱える光と影も、あの時代の空気感も、出ていたと思いました。影絵的シルエット表現も、美しかったです。
ネタバレBOX
お絹1人の時は、良いのですが、古賀と二人で映ってしまうと、やはり影と思って、覚めてしまったので、お絹1人のままで、充分だったように思えました。海から三人が、戻ってきたシルエットは、効果抜群でした。
衣装も家具もセピア色の本も、とても雰囲気がでてただけに、どうでも良いスプーンの色が、やけに違和感を感じてしまいました。木製か普通のシルバーの方が、なじんだのに・・・意味の無いスプーンですが、色の印象やインパクトって、嫌がなんでも、観客に与えてしまうので、もったいないと、思います。
満足度★★
個性?
暑さより、ライブハウスの雑音の方が、気になりました。最後列のソファー、舞台に向かい中央やや右側に、座っていたのですが、私の前列、通路のパイプ椅子に、ガタイの大きい男性2人・・ソファー側の床と通路の床で、段差は、あるものの、ソファー自体が、低い作りなので、見え辛かったです。ソファーに座ってからでないと、通路に椅子出せないので、仕方ないと思いますが、椅子の高さは、配慮頂きたかったです。
私の左隣の女性は、暑さに耐えきれないらしく、パンフレットで、始終パタパタと、顔の前で、扇ぎ、又、私の前の列で、2つ左隣(左斜め前)に座った女の子が、カンカン帽被りっぱなし・・で、青木社長のゴルフの練習シーン等左側が、見えづらかったです。カンカン帽は、トレンドだけど!可愛いんだけど!つば幅10㌢位なんだけど、・・結構な障害物でした。私も開演迄、パンフレット見ていて、気付かなかったのですが・・・本人の自覚の問題ですが、スタッフの方も、ご注意お願い致します。
ネタバレBOX
健常者だから、まともだとも、限らないーーーーー私も、そう思う
1+1が2とも、限らない ーーーーー私も、そう思う
大多数、意見が、正しいとも限らない ーーーーー私も、そう思う
等等を表現する方法が、特殊し過ぎで、不気味な不快感を、強く感じた。体勢も顔つきも、あそこまで徹底し、各々違う動きをしながらも、妙な一体感を醸し出す役者さん達には、ひたすら敬服致します。それでも、不気味と感じる私に、心がないのかと、自問自答を繰り返したが・・やはり自分の好みでないと痛感。メッセージ性も独自の世界観もあると思うが、私は苦手です。勝手な個人的趣味で、申し訳ありませんが、これも、個性として、お許し下さいませ。
満足度★★★★★
透明感が良かったです
ミュージカルも、子供が多数出る舞台も、初めてだったのですが、子供ならではの、声も風も透きとおり、良かったです。
☆グループをみたのですが、声を揃える部分は、かなり、あっていました。大人が演じると、どうも、胡散臭く濁り、雑音になってしまう事が多いので嫌なのに、子供の声の透明感だけで、こんなに違うのかと思い、心洗われました。衣装も空間も素敵で、何よりキャストの笑顔が、ご褒美で、又、観たいです。
ネタバレBOX
空と海の境目が無くなる時に、子供たちや、ジルとメリッサも和解したのに、仲間を守る為に、ジルは海に出なくては、ならない・・・風が導いてくれることを、祈ってしまいました。
ジル(雪乃さずき)さん、メリッサ(小早川千恵子)さんが、特に、好きです。
開演前、休憩中も、楽しませてくれる、心使いも、ありがたいです。子供たちが、のびのび輝ける空間を、作り出せる、素晴らしい劇団だと思いました。
満足度★★★
気の向くまま
実在人物の特技も生き方も、自由気ままに、した感じです。アニメの演出を舞台上で表現したいのが、演出家の主旨との事で、面白い表現も、ありました
ネタバレBOX
歌もダンスも有り、楽しめるのですが、ショートコントが、つながっていく感じでした。
鬼の居酒屋シーンのパントマイム的なのが、イマイチ・・笑えなかったです。きちんと決める人と、サボってる人が、いれば、その後の、足がしびれたのも、笑えたと思うのですが・・・。椅子の高さは、各々でも、つまみ食べる机と鬼がお酒を出す高さが、違い過ぎて・・・で、なんか、お気楽過ぎに、思えてしまいました。あのキャラ達は、勝手気ままに動く面白さなのですが。。。
茨木役<原田明希子さん>、違う役も、観たいと思いました。
衣装も、頑張ってました。壁面の鬼の絵も、良かったです。
満足度★★
末広がりの?
メビウス公演と、銘打ってましたが、広く・・・広く・・・
ネタバレBOX
広げ過ぎて、広く浅くになって、しまった感が、否めません。初見なので、今までの作風が、わかりませんが・・・、日常芝居だからこそ、わかり易い半面、誤魔化し効かない怖さが、ありますよね。犬好きの私は、ヨネスケの行動は、理解できるけど、ラストの姉妹が噛みつかれたいのは・・・???等等??
魅力的な役者さんは、いるので、今後に期待します。
満足度★★★★★
めちゃ!かっこイイ!
作品は、もちろん!生き方も、役者さんも、殺陣も、かっこ良かったです。
夢、誇り、愛、義理、人情、・・・忘れては、いけないことばかりです。
次回11月公演も、絶対、観たいと思いました。
ネタバレBOX
見せ場は、たくさん、あるのですが、主役だけではなく、各キャラの、かっこ良さに、泣かされます。でも、もちろん、笑いも有り。追い続ける故に、消えてしまった人々の志を、引き継ぐ苦悩もあるけれど、新しい明日(夢)を、見つけて見詰める大切さも、語ってくれます。
魅力的な役者さんばかりでしたが、藤原周作さんが、二役だったなんて、・・・全然、気付かない程、見事でした。
照明は、控え目なんだけど、とても、活きてたと思います。刀に映る、淡い赤、青と・・・いろんな場面で、光が語ってました。