SUNらいず 公演情報 劇団光希「SUNらいず」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    すばらしい仲間達!
    昔からの仲間達、新しい仲間達、それぞれの魅力の違いが、お互いの良さを、輝かしていく大切さ。そして、変わることのない魅力と、変わらなければ、いけない魅力も感じた、素敵な物語で、良かったです。又、次回作も期待してます。 

      

    ネタバレBOX

    蛍子(森下 智香)が経営する海の家のテラスで夢を見る。<子供の頃に、蛍を見た!・・・のに、その時の仲間には、勘違いと笑われ・・・でも、私は絶対に見た!>・・・と思い出を手繰り寄せると、懐かしい仲間達の顔が。。。

    直人(堀内 克哉)万亀男(川原 勇一)彰介(平山 和宏)(浦部3馬鹿トリオ)が久しぶりに会うと、楽しかったことばかり思い出すのが、3人のマドンナ的存在だった蛍子から電話があったことが、気にかかる2人・・・「オレだけ電話が、なかった・・・」と、スネル彰介を、笑う2人に「オマエ携帯の番号が、変わったからだろう」と指摘され安心するのだが・・何か、ひっかかる3人は、懐かしい蛍子の待つ海に帰る約束をする。だが、直人の様子も、何か違うことを感じていた2人であった。

    あの頃と変わらない海に、戻った直人と万亀男、懐かしさで思わず触れたサーフボード・・の持ち主である純ちゃん(りょうすけ)は、ちょっと生意気な若造だが、気のいい奴で「サーフィンやるなら、この辺、仕切ってる文ちゃん(梶山 潤也)を紹介してやる」と、だが元々、仕切ってた2人には、文ちゃんは舎弟分だったりして・・・世代交代や、意外な世間の狭さを感じつつも、広い海である。離れた一角では、自殺?を思わせる瑞恵(吉田 まゆみ)に、「何があったか、とりあえず話そう」と瑞恵の腕を必死に、抑える栄ちゃん(村松 さとし)「腕を放して!」と瑞恵、「話そう!」「放して!」「話してみて!」の掛け合いには、場内大爆笑でした。このもみ合いを見かけた彰介が、止めに入り事情を聞いている所に、文ちゃんが通り掛り、再会を喜ぶ2人を見つける、蛍子。瑞恵が気に掛り、海の家に誘う。

    海の家は、蛍子を慕う麻衣(村沢 有希子)や、蛍子の娘・夏海(林 さくら)の学校の真鍋先生(新濱 卓)も遊びにくる、居心地の良い場所。バイトの幸ちゃん(ヨシクラ メグミ)は、蛍子よりも、しっかり者。3馬鹿の憧れてた、昭(あき)ねぇ(音無 ミ弥)も、3馬鹿に会いに来る。そんな賑やかな空気に誘われたのか、旅のカメラマン(亀ノ上 孝雄)も、みんなの笑顔を、写真に収めたいと、滞在する事になり、和気あいあいの幸せに喜ぶ蛍子だが、・・・突然の涙・・・蛍子は、ガンに侵され余命1年という重荷を、1人で抱えていたのであった・・・それを知っていた直人自身も、健康に心配があったのだが、蛍子への想いを忘れられずにいた。そんな直人の気持を察して、仲間達の後押しで、プロポーズするのだが、昔2人に遠慮して身を引いた直人に、「今更・・・」と、素直に、なれない蛍子であった。

    仕事に戻らなくてはいけない3人・・・海の家も暇な時期になり、幸ちゃんも帰ってしまい、ちょっと寂しくなった蛍子と夏海の元に、大阪での生活を捨てた直人が戻り、3人の幸せな生活が始まる。蛍子も手術をうけ、退院祝いに、又集まる仲間達。蛍子の、昔みた夢を見せようと、蛍の飛ぶ景色を創った。あまりの美しさに、写真!写真!と叫ぶ面々。シャッター押すと、フラッシュが・・・あれっ?・・・蛍って、純ちゃんが、飛ばして・タ・ノ?バレちゃって、場内、大爆笑!だけど皆、蛍子の笑顔が見たかったんだもん!

    そして、1年後。蛍子不在の海の家では、直人と夏海で切り盛りしてる元に、幸ちゃんが又、バイトに来てくれる。そして、懐かしい、あいつらも戻ってきて、3馬鹿トリオ健在、そして、文ちゃん純ちゃん栄ちゃんの、新馬鹿トリオ?も加わり、波乗りに!

    そんな、切ないけど、温かい物語でした。


    母が退院した時、夏海(林さくら)の母を気遣う仕草が良かったです。ちょっと生意気だけど、母を思いやる、優しい子という難しい役でしたが、好演。まだ、中学2年生の彼女は、公演の度に、役者としての成長ぶりをみせてくれ、これからも、楽しみな存在。

    文ちゃん、純ちゃん、大ちゃん、の間や空気感が、良かったと思います。ドクター役の田口 和さん、お疲れさまでした。

    衣装も普段着といえども、皆様、考えて着てるのが、伝わってきました。男性でも、赤やピンク等の明るい色の洋服、着ている方もいて、良かったと思います。色の与える印象やイメージは、大きいので、いくら日常劇と言えども、舞台栄えを、考えてる配慮が、みえて良かったです。

    作風、イメチェン?でしょうか?以前は、「そこまで言わなくても・・・」と言ってしまいそうなくらい、丁寧すぎる箇所があり、今回の方がすっきりしていて、好きなのですが、録音テープ?が、多すぎたように感じました。個人的趣味で、申し訳ありませんが・・、2月公演<すれ違い~>の時は、オープニングとラストの、あれがあるからこその魅力で、大!大!大!感動したのですが、今回は・・・

    パンフレットには、客演の方のホーム入れて頂きたいです。公演は、いろんな意味でチャンスだと、思いますので、少しでも、活かして頂きたいと願います。


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    2010/09/09 01:22

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  • 詳しいネタバレコメント、本当にありがとうございます!

    録音のシーンについては、なるほど…ですね!

    客演の所属については、村沢有希子だけがコントロールと言う事務所に所属しており、
    その旨、パンフにも記載いたしました。
    他は、みんなフリーで、今回が初舞台の役者や、学生もおります。
    その辺も考慮して、今後は載せたいと思います。

    丁寧なアドバイス、誠ににありがとうございましたm(__)m

    また次回も是非いらしてくださいね!

    リピーター割引も始めました。
    半券をお持ちいただければ、2000円で、入場いただけます。
    よろしかったら、是非ご利用くださいね1

    2010/09/10 09:17

    Rezarさん、早速のコメントありがとうございます\(^o^)/

    喜んでいただけたようで、ほっとしました!

    感想の続きをたのしみに待ってま~す(*^^)v

    2010/09/09 09:06

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