長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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Collected Stories

Collected Stories

Art-Loving

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/04/27 (水) ~ 2016/04/29 (金)公演終了

満足度★★

なんか濃厚というよりは・・・
激しい がなりあいの印象が強く残った芝居でありやした・・

15分休憩の入った2幕構成2時間15分作品でした

自分的には合わないなぁと感想・・

ネタバレBOX

まっ結局売れた弟子に僻んでゆく先輩作家の悲しみをラストに持ってきて終劇です・・そのきっかけの弟子作家の2作目が先輩作家のプライベートを暴露したようで怒りに油を注いだ形になった作りでしたが。あまし共感できなかったし・・先輩のカミカミにも引っかかったし・・です。なんか病気も発症したらしい先輩作家の悲劇3段重ねも何かわざとらしくて・・・・・とも感じたんですよ。

着替えで時間経過表すのはいいけど・・その間の暗転が長くて音楽かけてるけど・・演出上でも時間経過的月日や場所とかをライト字幕投影とかして観客の飽きを軽減する工夫も欲しかったかなと感想です
名も知らぬ遠き島より

名も知らぬ遠き島より

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

極端にとまでは言わないが・・・
そこそこ強調したり・・たぶん緩和しての表現もされてるとは思う戦後の準収容所状態の病院での話なんですが。 平和ボケした今の日本では想像つかないんじゃなかろうかと観劇を強く薦めたくなる作品でした。

さよなら、先生

さよなら、先生

おおのの

シアター711(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

「桜桃忌」の6月とかに公演できたら・・とか思えたですわ
わりと普通に出来上がっていたかと思えたです

でもチョット動きのあるシーンと
静の表現とかがギャップ感強く感じたかなぁと
思えた90分強の作品

水石亜飛夢一人芝居 「二十歳の暗殺者」

水石亜飛夢一人芝居 「二十歳の暗殺者」

メジャーリーグ

シアタートラム(東京都)

2016/04/19 (火) ~ 2016/04/19 (火)公演終了

満足度

熱量は感じたんだけどね・・
頑張ってる感は伝わったが
何というか今一つで
眠気が多く出たですよ

今一だったなぁと思えた1時間45分ほど

開演時間は3分遅れ

観客は9割が女性でしたね~うら若き年齢の方々が多かったかな

ハッピーアイススクリーム

ハッピーアイススクリーム

santacreep

OFF OFFシアター(東京都)

2016/04/18 (月) ~ 2016/04/20 (水)公演終了

満足度

割と単純な話を複雑に見せていた感ありです
90分の作品です

何というか自分的に合わなかったんでしょうね・・眠くなったし・・・

開演前普通はかけてるBGMとか無し!
まったくの無音で
開演時間は守られていました

ネタバレBOX

男性がとある部屋で刺殺され容疑者3人の女性が取り調べされ
その女性たちや男性とのつながりがパタパタと積みあがってゆく話

取り調べの刑事さん2名は
マカロニとジーパン刑事です(^^;)

ギターの生演奏&歌付きで作中でも歌があります♪

そこそこ笑えるトコもあるんだけど・・・
今一つだったなぁと感想です

舞台セットはテーブル1卓に椅子が3~4脚です
(1脚は上手に固定で生演奏用でありんす)

カニ足で心臓を直撃して刺殺・・
残り二人が隠蔽擁護で3人共謀の殺人事件でした

細かな笑い取りあるも・・でね・・
根

PANCETTA

小劇場 楽園(東京都)

2016/04/12 (火) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

よく考えてあったなぁとは思えたが
小品感は消せなかったかしら・・
それなりにまとまっていて
どこをどうとは言えないけど
何か一味+は欲しいかなぁと思えた
約100分強の作品

ネタバレBOX

タイトルの映像投影やら
素舞台である分(=書き忘れましたが素舞台です)
(で登場人物は全員白ツナギでの演技であります)
戸の音とか音響さんなど頑張っていたです

物語はオムニバスで一巡してラストに各話のオチがつきます
表現やら三角倒立頑張ってました!

なんだけど・・何となく今一な感があったなぁと・・感想
―ハムレット― 愛、解れて絡まり殺しあう

―ハムレット― 愛、解れて絡まり殺しあう

剣舞プロジェクト

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2016/04/14 (木) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

う~む 一言でいうと・・ 連度が足りない・・かな
やはり物語を追ってる感が強く
手のひらで転がして
間とか空間とかをコントロールする感じは
しなかったかなぁ~って思えた約1時間50分の作品

ネタバレBOX

超有名な物語です簡単にネットで調べることができますでしょうが
ざっくり言うと
昔のヨーロッパで父王の地位を奪った悪い身内と
相打ちになってしまう悲劇の主人公ってとこかな

リアルサーベルの剣戟音が気に入ったが
やぱし若いなぁいろいろとって思えたですよ
オペラ 『椿姫』

オペラ 『椿姫』

府中シティ・ミュージック・ソサエティ

府中の森芸術劇場(東京都)

2016/04/10 (日) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったけど・・・・・
集中力を使わされた~(^^)

まったく睡魔が襲ってこず
物語に没頭できた約3時間(途中休憩2回=各20分づつ)でした

ネタバレBOX

あらすじ[Wikから]
<前奏曲>
第3幕冒頭の場面の哀愁をおびた旋律が奏でられたのち、第2幕でヴィオレッタがアルフレードに別れを告げる場面の旋律が引き継ぐ。華やかに装飾しつつも、どこか物悲しい気分を作り、静かに終わる。
<第1幕>
ヴィオレッタの住む屋敷。今夜も賑やかなパーティーが開かれており、女主人は来客をもてなしている。そこへアルフレードがガストーネ子爵の紹介でやってきてヴィオレッタに紹介される。歌を1曲歌うよう勧められた彼はいったん辞退するが皆の再度の勧めでグラスを片手に準備をする。一同の沈黙と緊張のなかアルフレードは情熱を込めて歌い、ヴィオレッタが加わってデュエットになる。さらに皆が加わって華やかに歌い上げる(「乾杯の歌」)。
皆が別室に行こうとしたときにヴィオレッタがめまいをおこして椅子に座り込む。何でもないからと一人部屋に残った彼女の所にアルフレードが来る。アルフレードはヴィオレッタに、こんな生活をしていてはいけないといい、1年前からあなたを好きだったと告白する。ヴィオレッタは最初は軽くあしらうが、彼の真剣さに少し心を動かされる。ヴィオレッタは椿の花を渡して再会を約し、「この花がしおれるころに」という。有頂天になるアルフレードに「もう一度愛しているといってくれますか」とヴィオレッタが尋ねると、「はい、何度でも!」と彼は応ずる。
アルフレードに続き来客が去って一人になったヴィオレッタは物想いにふける。「不思議だわ」(作品を通じ、彼女はこの言葉を各幕で1回、計3回繰り返す)と純情な青年の求愛に心ときめかせている自分の心境をいぶかる。そして、彼こそ今まで待ち望んできた真実の恋の相手ではないかと考える(「ああ、そは彼の人か」)。しかし、現実に引き戻された彼女は「そんな馬鹿なことをいってはいけない。自分は今の生活から抜け出せる訳が無い。享楽的な人生を楽しむのよ」と自分に言い聞かせる。(「花から花へ」)彼女の中でアルフレードとの恋愛を肯定するもう一人の自分との葛藤に、千々に乱れる心を表す、コロラトゥーラ唱法を駆使した華やかな曲で幕切れとなる。
<第2幕:第1場>
パリ郊外のヴィオレッタの屋敷
二人の出会いから数か月が経った。ヴィオレッタは貴族のパトロンとの華やかな生活を捨て、この家でアルフレードと静かに暮らすことを選んだのである。彼女との生活の幸福を語るアルフレード(「燃える心を」)は、丁度帰宅した召使いから、この家での生活費のためにヴィオレッタが彼女の財産を売却していたことを聞き、気付かなかった自分を恥じるとともに売ったものを取り戻そうとパリに向かう。
そこへヴィオレッタが登場し、彼のパリ行きを聞き(理由は知らない)、いぶかる(2度目の「不思議ね」)。そこにアルフレードの父親ジョルジョ・ジェルモンが突如来訪する。驚きながらも礼儀正しく迎える彼女に、あたりを見回し「息子をたぶらかして、ずいぶんと贅沢な暮らしをしていますな」といきなりなじったため、ヴィオレッタは「私の家で女の私に失礼なことを言わないでください」と毅然と応じ、たじたじとなるジェルモンに秘密を打ち開ける。彼女が自分の財産を息子との生活のために手放しつつあることを知ったジェルモンは非礼を詫びる。アルフレードをどんなにか愛しているかと理由を説明する彼女に対し、ジェルモンは本題を切り出す。息子と別れてくれというのである。駄目ですと即座に断るヴィオレッタに、彼はアルフレードの妹の縁談に差し支えるから、助けて欲しいと迫る。ついに要求を受け入れ、彼女は身を引くことを決心する。しかし単に家を去ってもアルフレードは追いかけてくるだろう。方法は任せて下さいと請合うヴィオレッタに礼を言って、父ジェルモンはいったん去る。
一人になったヴィオレッタは一計を案じ、アルフレードに手紙を書く。彼女はアルフレードと別れて元のパトロンとの生活に戻る、という偽りのメッセージを送ろうとしたのである。そこへアルフレードが帰宅する。彼は父が訪ねていくという手紙を見て、すでに父が来たとは知らずに、ヴィオレッタに大丈夫だなどという。ヴィオレッタは、アルフレードの父が来るなら席を外して庭にいると言いその場を去る。別れ際に彼女は「アルフレード、いつまでも愛しているわ、あなたも私と同じだけ愛して。さようなら」と第1幕の前奏曲の後半の旋律で歌う。アルフレードは彼女の様子を不審に思うが、父親が来ることに動揺しているのだと思い込む。アンニーナが登場し、ヴィオレッタが急遽出かけたこと、手紙を預かったことを告げる。不安にかられつつ手紙を読み、アルフレードは自分が裏切られたと思い込んで激怒する。そこに父ジェルモンが再登場して、息子を慰め、故郷のプロヴァンスに帰ろうとなだめる(「プロヴァンスの海と陸」)。しかし息子は自分の受けた恥辱を濯ぐのだといい、パリに向かう。
<第2幕:第2場>
パリ市内のフローラの屋敷
相変わらず貴族と愛人たちが戯れあう日々である。丁度仮面舞踏会が開かれている。フローラとオビニー侯爵、グランヴィル医師らは、アルフレードとヴィオレッタが別れたという噂話をしている。ジプシーの占い師やマタドールなどの仮装の後、アルフレードが登場、彼らはカードの賭けを始める。そこにドゥフォール男爵にエスコートされたヴィオレッタが登場、ドゥフォールはアルフレードを避けるようヴィオレッタに指示する。アルフレードはつきまくり、ヴィオレッタへの皮肉を言う。それに激高したドゥフォールも賭けに参加するが、ドゥフォールはアルフレードに大負けする。そこに夕食の準備ができ、一同退場する。アルフレードとドゥフォールも後ほどの再戦を約束して退場する。アルフレードの身を案じたヴィオレッタは彼を呼び出し、自分のことなど忘れ、逃げて欲しいと訴える。それに対してアルフレードは復縁を迫るが、ジェルモンとの約束で真意を言えないヴィオレッタはドゥフォールを愛していると言ってしまう。それに激高したアルフレードは皆を呼び出し、これで借りは返したと叫んで先程賭けで得た札束をヴィオレッタに投げ付ける。自分の真意が伝わらず、皆の面前で侮辱された彼女は気を失う。一同がアルフレードを非難しているところに父ジェルモンが現れ、息子の行動を諌める。自分のやったことを恥じるアルフレードと、真相を言えない父ジェルモンの独白、アルフレードを思いやるヴィオレッタの独白、ヴィオレッタを思いやる皆の心境をうたい、ドゥフォールはアルフレードに決闘を申し込んで第2幕を終ぬわる。
<第3幕の前奏曲>
第1幕前奏曲と同じ音楽が、やはり弦楽合奏で始まる。いっそう悲痛な調子で演奏され、アルフレードに愛を告げる音楽はもはや登場しない。切れ切れになったフレーズでひっそりと、弱々しく終わる。
<第3幕>
パリのヴィオレッタの屋敷
数か月が経った。アルフレードは男爵と決闘して勝ち、男爵は傷ついたが快方に向かっている。国外に出たアルフレードに父親は手紙を書いてヴィオレッタとの約束を告白し、交際を許すことを伝えてヴィオレッタの元にもどるよう促しており、そのことをヴィオレッタにも手紙を書いていた。しかし、皮肉なことにヴィオレッタの生命は尽きかけていた。持病の肺結核が進行していたのである。
幕が上がると、ヴィオレッタがベッドに寝ている。彼女はアルフレードの帰りを今か今かと待ちわびている。何度となく読んだジョルジョからの手紙をもう一度読む(ここは歌わずにほとんど朗読する)。読み終わった彼女は一言「もう遅いわ!」と叫び、過ぎた日を思って歌う(「過ぎし日よ、さようなら」)。「ああ、もう全ておしまい」と絶望的に歌い終わると、外でカーニバルの行進の歌声が聴こえる。
医師がやってきてヴィオレッタを診察し励ますが、アンニーナにはもう長くないことを告げる。そこにとうとうアルフレードが戻ってくる。再会を喜ぶ二人は、パリを出て田舎で二人楽しく暮らそうと語り会う(「パリを離れて」)。しかし、死期の迫ったヴィオレッタは倒れ臥す。あなたに会えた今、死にたくないとヴィオレッタは神に訴える。そこに医師や父ジェルモンが現れるが、どうすることもできない。ヴィオレッタはアルフレードに自分の肖像を託し、いつか良い女性が現れてあなたに恋したらこれを渡して欲しいと頼む。
彼女は「不思議だわ、新しい力がわいてくるよう」といいながらこと切れ、一同が泣き伏すなかで幕となる。

この通りでしたわ・・・・凄いなぁと感想です
(でも開演5分遅れセオリー発動したのは少し笑えたなぁ)
Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/11 (月)公演終了

満足度★★★

登場人物たちは楽しめたのだが
見せ方というか
説明台詞の挟みとかを上手にしてほしく思えた 約1時間40分

ネタバレBOX

話は地方都市らしい(こーゆーバックの説明欲しく思えたんですよ)町内でのミニFM局が1か月の防災よう用にと行っていた試験放送を終える最終日の騒動話です(大体午前中から夜の9時前ぐらいかな)

町の状況とか人物関係の基本を少しづつ説明台詞で積み上げて欲しかった

パッと見には町内文化祭上演みたいな感じで
内輪で受けてれば風な感が否めなかったっす

最終日が舞台なら
開演前の座の温めで
アナウンスとかナレーション風なラジオ放送を
場内に流しておいて開演近づくと諸注意に
舞台上につながる
いよいよ今日が放送最後の日ですとかいって
盛り上げてたりすれば良かったのにと思えたですよ
(録音なら上演前のあわただしさとか少しは軽減できるだろうにとか思うし)
「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/14 (木)公演終了

満足度★★★

「ニコニコさんが泣いた日」観劇です
子ど向け風に楽しく動物さんたちを擬人化しての上演でしたが、自分的には笑いとシリアスのバランスが取れていなかったなぁと思えた約2時間。

ネタバレBOX

ライオンさんゾウさんなどツナギの色での擬人化は可愛いくは思えたが

積みあがってゆく戦争という悲劇の波が
あんまし上手に見せられていなかったと感じたですよ

緑色のツナギのワニさんよりも
黒いツナギでのクロヒョウさんとかにした方が
同じ肉食つながりで
ライオンさんとの共演が生きたのでは?
とかも感じました
(ライオンさん・・・ほんと~にキャラ合ってましたが
も少し傍若無人でも・・とか感じましたです(^^)
レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

再演観劇が ここのところ多いでんす
異種との付き合い方を描いた話ですが
いろいろと時間が経っても答えは見つからないのかなぁと考えさせられた
約2時間~

20分ほどのアフタートークは
主人公を演じたツジ氏の宇宙話でありました
ブラックホールの話が本屋さんと合わないのがチョット笑えました♪

<パンフの間に挟んである人物相関図・用語集は参考になりました>

ネタバレBOX

故郷の星の資源枯渇で地球に移住してきたらしい”レドモン”と言われる異星人=砂を食べ赤い尻尾を持ち人類と交配可能であり、生まれたハーフ=まじりとか地球人純潔種や、とりまく環境での法改正等を掲げたストーリーです。

種族・民族の争いに通じる話であり、いつまでも無くならない問題ですよね。


ぼくの好きな先生(再演)

ぼくの好きな先生(再演)

enji

OFF OFFシアター(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

6年前かぁ・・・・・
見事にブラシュUP出来てたなぁと感心した1時間50分

[る]Ver.を観劇です

「いじめ」についての話ですが
今ではネットの利用もあり
より巧妙に隠れてたりとか
サイバーな感じが強く出そうですが
今作ではそのようなトコは出さず
根源的な人と人のコミュニケーションの話に言及してて
琴線に触れたなぁと

ネタバレBOX

舞台セットは主人公の本棚に囲まれた部屋であります

34歳の中学教師である河合優は校内のいじめ対策に力を入れてる熱血教師
付き合ってる女性との間に子供が出来て近日には共に住む予定の部屋に引っ越すつもりなのだが・・・勝手に部屋に出入りする不登校児=馬場翔太が引っ越し先までについてゆくなどと言いだして困っております

いつも通りに二人で言い争ってる部屋に汽車の音が響くと壁に貼ってあるポスター通りのヤヌシュ・コルチャック先生が本棚スライドさせて出てきます・・・”世界教育者会議”の開催がこの部屋だというので来たと。 そして次々と現れる主人公の尊敬する”先生”達。 馬場君も交えて”いじめ”の話を聞きいったん現代のいじめ問題を探りに行く先生方・・。 

物語が進むと手話しかできなかったアニー・サリバン先生は日本語で会話できるようになったりして馬場君の正体も判明し20年前に起きた悲劇が話されて、いじめについて向き合って担いで生きてゆくことを示唆して主人公が「引っ越し」を決意し馬場君も好きだった主人公のもとを去ります。

印象の強い金八先生は前説(紙芝居が受けましたわ(^^)とチョット出&オチの「おしまい」ボード提示役でした

コルチャック先生の言う「子供の集団はライオンと同じ、ジャレて遊ぶ時が一番危険だ。」が印象強く残ったです

馬場翔太=主人公の同級生。20年前にいじめが原因で鉄道自殺し、以後主人公のそばに幽霊(?)として存在・・成長しなくてずっと中学生のまま=持ってる=読める漫画も変化無し・・・
河合優(かわいまさる)=主人公。舞台となる部屋の主。教職に憧れ教師となりいじめの根絶に向け日々健闘している。中学の同級生だった玲子との間に赤ちゃんが出来て引っ越しをする予定。
田中光一=通称「おつかれちゃん」口癖がそのまま仇名に・・。
金田玲子=馬場君も好きだった同級生の女の子、二人で映画に行くような仲であったが。いまでは主人公の彼女。実は彼女にも馬場君が見えているが、彼女の馬場君は主人公の見ている詰襟制服の彼ではなく赤いのチェックのシャツに黒のスラックス姿で剽軽な性格です。
馬場昌平=翔太君の父親。20年前の息子の郵便が届き、主人公に見せに来る。内容は明るい翔太君のボイスメッセージ(カセットテープ)で本人と親友であった主人公の似顔絵が入っていた。息子の自殺について「恨んではいないが、赦すことはできない。」と主人公たちに伝える。
つじたく2016

つじたく2016

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2016/04/02 (土) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

よしもと新喜劇かなぁと
開演前の前説にハレルヤシスターズが座の温めをしておりまして
写真タイムもありの盛り上げでありました

4本オムニバスの再演で2時間40分近かったかな

ラストの観客プレゼントは生写真なのですが
5人分の半券抽選で
当選者は舞台上で決めたリアクションをとるようにと強制(^^;)
罰ゲームと化してました・・・
(宅間氏談)

関西色の強い感じの舞台は
好みが分かれるかなぁと感想です

朗読劇「雲は湧き、光あふれて」

朗読劇「雲は湧き、光あふれて」

トライフルエンターテインメント

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い青春、球児たちの話・・・・。
2時間の作品に25分ほどのアフタートーク付でした

自分的には第2話が涙腺のツボでした

舞台セットも工夫があって朗読劇らしくて良かった

ネタバレBOX

舞台セットは球場内の雰囲気でバックに本の挿絵風に動画・静止画の投影あり=雰囲気は朗読劇の名の通りに本の挿絵風で雰囲気良いですな 開演前からのBGMはスタンド風な音を流してました アナウンスとかはウグイス嬢風でしたし

OPは第3話の冒頭からスタートで
回想に入って暗転して第1話上演です

#1:オチはオープンエンドで、この盗塁で甲子園に行けるか!ってとこでEND
#2:新人記者の記事掲載にまつわる経緯で関わった球児二人と自分自身が成長し前向きになるところが心打ちました♪
#3:野球が出来なくなった大東亜戦争時の話を反目しあっていたバッテリーが和解し納得する生を生き抜く話かな 全力をもって投げた球が見事に打たれてケリがつくオチは清々しかった

セオリー通りに開演が5分遅れというのはいただけないと思えたが

アフタートークは終演5分後に開始で
自由すぎる役者さん相手に司会が苦労していて笑ってしまいました(^^)
愛、あるいは哀、それは相。

愛、あるいは哀、それは相。

TOKYOハンバーグ

「劇」小劇場(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

正解の見えない問いを投げかける話かな
良く練られた物語に
上手な役者さん
人のやさしさが沁みこむ約2時間の作品

プレビュー公演観劇なのですが
気持ちの悪いくらいに観客みんながマナーが良い(^^)
緊張感も薄っすらと感じました
こ~ゆ~環境=方々と観劇を楽しみたいなぁと個人的感想♪

ネタバレBOX

次代を生み出す女性を主人公に据えた分
考え深さも増したんだよなぁと分析できた物語

亡くした相手が恋しいから故郷を離れたくない

”子供”が大事だから危険な可能性のある故郷から離れざるを得ない

悲しんでる人を・・・
騒いで楽しくさせるのか
そっと寄り添い悲しみを分かつのか

考えさせられ=ともに考えましょうという姿勢が好ましい作品であります

今回は三女の夏帆には転校先の高校で出来たのは同性の親友でしたね~
(前回再演時は彼氏みたいな異性の友人(^^)

舞台セットは喫茶店(ビル店舗=3階の部屋はマスターの秘密基地=プラモ置き場だったトコに疎開してくるのが主人公家族)の内部を再現=テーブル3つに、花札のテーブルTVゲーム筐体を配し右側がカウンターで飲み物等リアルに提供され。卓上固定の電動コーヒーミルでリアルにコーヒーを入れたりもしましたね。ブレンドコーヒー¥350 (コーヒー券11枚つづり3300円)

来年は伊勢神宮の「式年遷宮」がある=舞台時間は西暦2012年(平成25年)9月からの開始で翌年の03/11に避難音等で暗転しての終劇です

うた物語「手のひらを太陽に」

うた物語「手のひらを太陽に」

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

俳優座劇場(東京都)

2016/03/24 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

思ったよりも子供向けだったかな
でも内容は大人も楽しめるミュージカル仕立てであり
童心に返れたかなぁと感じた70分♪

ネタバレBOX

「手のひらを太陽に」が暗いパターンで歌われると
かつて深夜TVでデーモン閣下が行っていた歌指導=
明るい歌を暗く歌おう!でを思い出しました・・・
歌い続けて皆が暗くなりアングラ系の芝居よりも落ち込むよ~と
泣き崩れた芸人さんのセリフなどを回想してしまいました・・・

まぁ今作はそんなこともなく
明るくアンパンマン誕生の経緯なども表現して
楽しめました♪

同劇場同時公演出演の弁当のおかずやら
対抗のバイキントリオなども出てきて楽しめましたですよ
リア王

リア王

人形劇団ひとみ座

県民共済みらいホール(神奈川県)

2016/03/24 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

これで開演時間厳守されてれば・・・・
すまない!
今年からのマイルールで開演時間厳守できないと
5つ星は出さないようにしています
(基準が辛くなったのです)

それ以外は満点だ~♪と語れる2時間20分途中に休憩10分あり

ネタバレBOX

シリアスながらもユ~モラスに
解り易く上演されたリア王でした!

子育て誤った頑固爺が不運に見舞われて悲しみを増大し受け取る話ですよね
まぁ悪人と元凶が死ぬのはいいけど
優しかった三女が殺されるのは悲劇ですね・・・・

道化のマペットのキャラクターとか
独特の風貌の人形たち
色分けされた衣装で
より登場人物が判別しやすく
本当に細かく出来が良かった♪

二人組のリコーダーもよい雰囲気で
フランス軍お抱えのドクターが
音楽をとリコーダー呼んで
報酬にさりげなくペロペロキャンディー渡すのが
自分的にユ~モラスで受けたですよ(^。^)
ミュージカル「お・ど・ろ」

ミュージカル「お・ど・ろ」

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

俳優座劇場(東京都)

2016/03/24 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

食事は大切だよなぁと再認識させてくれます(^-^)
結構好みに合ってたけど
未就学児には小難しい理屈のトコは解り難かったかも~
と思えた2幕2時間の作品♪

~内容は説明通りです~

ネタバレBOX

アンパンマンのミュージカルもこんな感じになるのでは?と感じた出来でした(^^)

カビとハエと菌のトリオの休憩に入る歌が受けたですよ♪
タルタロスの契り

タルタロスの契り

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

時代背景の用語などを詳しく知らなくとも・・・・
賭博の凄さは伝わってきたなぁと感じた約2時間強の舞台

世の中にはギャンブラーとギャンブラーでない奴しかいないという言葉を思い出し=自分はギャンブラーではないなぁと再確認させてくれた話でした

ネタバレBOX

原作:さいふうめい氏の台本でしたのね・・・漫画は読んでないですけど

戦後・昭和22年の北海道・函館を舞台に、麻雀牌を使った手本引「牌(ハイ)ホンビキ」(親の出す数当て)によるギャンブルで、玄人(バイニン。- 博打打ち。)たちの命を懸けた駆け引きを描いていく物語。舞台は賭場である”五稜郭”という雀荘内。中央に1卓だけある雀卓で命の駆け引きである博打が繰り広げられてゆきます。

函館中の賭場を荒らしまわる1人の玄人(バイニン)がいた。その名は「フクロウ」と呼ばれ、「牌ホンビキ」で幾多もの賭場を潰していった。女郎屋・開陽楼の主人・ミィは雀荘・五稜郭のマネージャー・ガミに、フクロウに対抗すべく強い玄人を探させ、集めたコゲ沼、ヒー坊、そしてガミのかつての親友・ラバと呼ばれる打ち手を雇いフクロウを迎え撃つ…。

フクロウ=函館中の賭場を荒らしまわる玄人。牌ホンビキでは百発百中出目を当てる凄腕。長髪とアイヌ民族風の衣裳を纏っている。実はレイテ島に一兵卒として出兵し、本土の兵の盾とされたアイヌのたった1人の生き残りであり、本土の人間を憎んでいる。
ガミ=雀荘・五稜郭のマネージャー。本名「三上(みかみ)」。ミィに依頼され、フクロウに対抗すべく玄人を探す。また勝負の解説もしてくれて話が分かりやすかった(^^) 冒頭では来年が万博で明日には五稜郭を閉店するという話。
ミィ姉さん=女郎屋・開陽楼の女主人で五稜郭を仕切る責任者。ガミをこき使う策士でもある。ため込んだ金を狙った悪党に刺され死亡・・・。持ち金の半分を女郎の墓にと、もう半分は教会の鐘の再建の寄付にと遺言する。
ラバ=ガミの幼馴染で親友。本名「桜庭浩一朗(さくらば こういちろう)」。ステッドラーの6Bの鉛筆を持っている。戦時中は特攻に出兵して生還した強運の持ち主。しかし、それ以来博打の話ししかせず、不貞腐れた風貌となっていたが、ガミに「賭場が立つ」話を持ちかけられそれに乗り、勝つことを前提にフクロウに挑む。ガミ曰く「昔から喧嘩は滅法強い」。話の冒頭は20年ぶりにガミと五稜郭で再会するシーンからです。フランスで画家として有名になっての凱旋なのですが本当はフクロウとの約束の絵を渡しにきたのでした。
コゲ沼(コゲぬま)=室蘭の玄人。2年前の室蘭大空襲で「真っ黒コゲ」になっても生き残った強者。牌ホンビキでは、胴(親)においては子が何人いようがその出目をかわす「かわしの天才」の異名を持つ。右頬に火傷の跡がある。1番勝負で狙い撃ちされ100万の借金を負うも、2番勝負で起死回生し妹の女郎屋流しも免れて博打にコリて足を洗った。
ヒー坊=長万部の玄人。医者の息子で医大生・・・・・のふりをしていた貧乏な家の出であり、ヒモやってた・・。大量のタネ銭を背景にフクロウに挑むも2番勝負で大敗し自刃する。
碧(みどり)=フクロウの女。空襲で家族を失い失語症となっていた。記憶力が良く、牛骨竹背の麻雀パイの竹の目を覚えてフクロウに伝えてイカサマして勝たせていた。
チヨ=コゲ沼の妹。絵を描くことが好きで東京へ絵の勉強しに行くために5千円を貯めていた。
仁美(ひとみ)=ヒー坊の女。ストリッパー。何とかヒモであるヒー坊を博打から・・せめてレートの低い博打へと変えて欲しく言うも伝わらず・・・。

パンパンとかヒロポンとかの時代用語説明とかは販売パンフに載ってたのかしら・・?
「 肉弾 」ご来場ありがとうございました。

「 肉弾 」ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/03/28 (月)公演終了

満足度★★★★

見事に映画を舞台化していたなぁと感心
人間賛歌で噤む異色の戦争舞台がよく表現されていました

観客は結構年配の方が多いかなぁと
(高齢&若年の2極化していたように見受けられました)

面白いと悲しいとが何か絶妙に混ざった感がユニークだった約1時間50分

ネタバレBOX

舞台セットとして既にラストのドラム缶=銀色の新品に括りつけられた魚雷が配置されていました。 そして最後の特攻シーン後の漂流現場から回想風に物語が語られてゆきます・・・。(開演前からのBGMは波音のみ・・)

昭和二十年の盛夏。魚雷を脇に括りつけたドラム岳が、太平洋に漂流していた。この乗組員、工兵特別甲種幹部候補生の”あいつ”は、まだ終戦を知らなかった。あいつが、ここまで来るには可笑しくも悲しい青春があった。演習場のあいつ。候補生たちは、みな飢えていた。あいつは、めしと死以外を考える余裕はなかった。乾パンを盗んで裸にむかれたこともあった(反芻の小芝居がけっこうインパクトあったさぁ)。それから、広島に原爆が落ち、ソ連が参戦した。そして予備士は解散され、あいつら候補生は特攻隊員にされた。一日だけの外出を許されたあいつは、無性に活字が恋しくなって古本屋へ行った。だが、活字で埋った本は、電話帳だけだった。。そこには、B29に両腕をもがれた爺さんと観音さまのような婆さんがわびしく暮していた。店主に薦められた本は「聖書」で、あいつは気に入って代金を払おうとするが、店主はションベンを手伝ってくれればタダでよいと・・・。手伝うあいつ。 あいつは、やりきれなくて焼跡の中の女郎屋に飛込んだ。けばけばしい女たちの中で、因数分解の勉強をしているおさげ髪の少女(=ウサギ)が、あいつに清々しく映った。だが、あいつの前に現われたのは、前掛けのおばさんだった。再び雨の中へ飛出したあいつは、参考書を待った少女に出会った。なぜか少女はついて来た。やがて二人は防空壕の中で結ばれた(なかなかにインパクトあるシーンでした)。翌日のあいつは、対戦車地雷(明日本物の火薬が届くまで砂で代用しての予行演習)を抱えて砂丘にいた。少女、古本屋の老夫婦、前掛けのおばさん、そして砂丘で知りあった少年。あいつが死を賭けて守る祖国ができた。そして、その夜の空襲で少女が死んだ。それから、作戦が変更されあいつは魚雷と共に太平洋に出た。あいつは、ドラム缶の中で少女を殺した敵をじっと待ったが、敵機の機銃掃射を受けて、彼のメガネは飛び散ってしまった。日本は敗けた。だがあいつはある朝、大型空母を発見した。あいつは執念をこめて九三式魚雷を発射したが、魚雷は泡をたてて沈んでしまった。それから間もなくあいつは、空母と錯覚したし尿処理船に助けられ、終戦を聞かされた。し尿処理船に曳航されながら港に向かったあいつだが、腐ったロープが切れてしまい取り残されてしまった。しかしあいつはそれに気づかずに怒号していた。それから二十年余、海水浴客で賑わう同じ海に、ドラム缶が浮いていた。その中で、北極を回って冷凍されたあいつが発見される・・・・。(映画ではドラム缶内で白骨化してましたが) ・・・・・その後、解凍・・・蘇生したのか・・・・”あいつ”はドラム缶から出て劇場の隅のエレベーターに乗り退場して終劇です。

可笑しみありインパクトあり
こんな反戦の表現もあるんだなぁと感心しました

勝手な想像ながら”あいつ”は敵兵を殺したいのではなく
敵の使う武器の破壊=無力化がしたかったんだろうなぁと解釈しました

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