コマコ。の観てきた!クチコミ一覧

61-80件 / 205件中
最後の料理人

最後の料理人

味わい堂々

OFF OFFシアター(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

満足度★★★

毎度お馴染み
荒船泰廣さんの映像、物語の内容を汲み取るセンスがいつも良くて今回も楽しませていただきました。芝居は店長である「おかか」の存在を強くし過ぎないで控えめに進み、7人の居場所がきちんとある感じ。ゆったりした時間が長く感じたかな。以前のお試し公演でやった役柄が前半登場します。おかかさん、愛おしい。

東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2009/11/13 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

傍聴席より
傍聴席からしか観てないですけど、視力良ければ席によってメモの内容まで見えて面白い。何も言うことないです。なので感想も書かずにきました。もう言葉は必要なく拍手に込めました。
子供の頃、教頭先生が顔を真っ赤にして東京裁判の不公平さ、滑稽さを懸命に話してくださいまして、君たちは黄色い猿と呼ばれない態度で生きなくてはならん、まずは日本産を食べなさい日本産の服を着なさい、と。小さい島国です。意識が薄まれば簡単になくなってしまう怖さもみました。野木さんこそなんとか賞にノミネートされて欲しい。硬質な芝居が好きな大人の方に。

ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★

おはつ。
今までのチラシが肌に合わず興味を持てなかったけど(すみません)やっと観ることができました。1時間20分。

ネタバレBOX

後半の展開。普通の動物的な感覚を思えば邪魔者は消すというのはわかりやすい。動揺そこそこに手は動かすよ、強制されなくったって人くらい刻めるよ、やるときゃやるのよ誰だって、解体するにしたがって人間が物体に変化し、魂はどこへやら目の前にあるのはただの肉片。ざくざくざく。

あとお恥ずかしながら、どなたも触れてらっしゃらないようなので私の完全な見間違い、妄想違いがあり・・・・
酒巻さんのお腹に人間の手のシルエットが浮かび、その指が時々動いて見えたんですね。なので片腕が義手でど根性ガエルみたいに笑いをとるのかしらと待ってしまったあんなに緊張している場面だのに。それかその手がボトッて床に落ちて自分も人を殺してることがばれる・・・・の展開があるのかと思いきや、全く違ったわけですが・・・ 薬、酒やりません。
最後もう一声!と感じました。たとえば15秒くらいでたたみかけるような追い込みがあれば良かった。終わりの予感があってから、あのラストがあればまた違った後味に。小林タクシーさんが静かに光る。いい意味で彼はこわい。
JUNK

JUNK

PLAT-formance

千本桜ホール(東京都)

2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

清潔感。
役者二人+作家の三人組、PLATさん。コントというよりも、二人の掛け合いが洗練されているので演劇を観た印象が強く残る。小刻みな短編が続くのかと思いきや、最後は繋がる面白さがありました。どことなくクールで清潔感がある、汚い言葉を言ったとしても汚くきこえない、そもそもそんな言葉は使わないのだけど。この方たち私好きです。
暗転時の照明と音にも色々工夫されていて記憶に残ってます。換気扇からの光など格好良く。★3と4の間くらいで。

いらない里

いらない里

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2009/11/07 (土) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

どこだって必要な里。
劇団初見なるもほぼイメージ通りでさくっと楽しめる。宇宙っぽいセットとキャラの分かり易さもあるのでもう少し短い時間であれば親子で観劇、も良さそう。小玉さんの演技は立派な小玉芸であり彼女が登場すると嬉しく思う。背骨に金属が入っているかのようなシャキーンッとしたキレ。玉置玲央さんの子犬っぽい役柄はとても新鮮。最初登場した時、最前列のお客さんの顔を確認しているように見えてなんでかな?と思っていたら最後に嗚呼・・・・・これも芸術。印象に残ったのは全員踊ってる時の表情の良さ。一人一人ぐるり、観察。★は3と4の間くらいで。

百合の季節

百合の季節

劇団朋友

俳優座劇場(東京都)

2009/11/04 (水) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

熟れた乙女の貫禄。
客層はぐっと上の世代であれど、若い子達には新鮮だったのではないでしょうか。若干24歳、脚本担当相馬さんの人の見つめ方が、優しく言葉に出ていました。
休憩15分あり。全体で2時間15分。

ネタバレBOX

ぱっと見て面白いのが、背後のセットの木。意図的でないのかもしれないけど墓地を連想するグレーの色合いにしているのがシュール。
死ぬまで生きる!死ぬまで女!のメッセージとして受け止めました。

どの場面もうんうん頷きながら観ましたが、その中でも林檎の皮のエピソードが良かった。林檎の皮が剥けなかったらかっこ悪い、情けないという感覚、今の子供たちにもあって欲しい。

インシュリンの注射、働きながら「ちょっといってきます」ってトイレで注射打つ人をたまに見かけるので、病気、手術の話を自慢話のように話す日が私にも来るのだ、その時は笑って話していたい、好きなおじいちゃんやら青年の話やらできるようでいたい、そう思うのです。
おばあちゃん達がお粧ししてゆく姿が乙女で可愛い。


リフラブレイン

リフラブレイン

MCR

駅前劇場(東京都)

2009/10/29 (木) ~ 2009/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

あ〜なんと
面白い。前回は男と男の友情が強かったせいなのか初日を観たからなのか、あまり入ってこなかったけれど今回はもう、MCRの強さを堪能。カッコつけてない本当に経験したことから生まれる台詞ががつんっと胸の内に入ってくる。最近のMCRの中ではダントツ好き。笑いの中にもピリッとした緊張とスプライト。叱られたい。

甘い丘

甘い丘

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

春の声。
KAKUTA KAKUTA KAKUTAっ ああ、ああ、あああ。
休憩なしの2時間5分。

ネタバレBOX

夫が他所に女をつくり自分が捨てられてしまった後、逞しい人達の中で生きているうちに許す気持ちが芽生えていたのに、探偵から相手の女性が妊娠していると知らされた瞬間、憎悪の感情へ舞い戻る様子はみていて辛かった。一瞬で怒りが復活してしまうほど子供の存在とは大きい。
桑原裕子さんの役どころ(シュロ)が声とキャラにぴったりでとっても良かった。首を吊ろうとして止められてキレた時、一番まともに思えた。まともに爆発していてなんて可愛いのだろうとも思った。

「約束守れなくてごめんね」
「してないよ、そんなの」  のとこが特に熱くなりました。

いい役者が多くてお腹いっぱい。
コンプレックスドラゴンズ

コンプレックスドラゴンズ

The end of company ジエン社

d-倉庫(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

初 ジエン社。
なんといっていいのだろうとずっと悩み今日になってしまいましたが。山手線の車内での互いの距離感、決して富士山が見える街を走る電車ではなく山手線の。近くにひとがいるな、あの人は具合悪そうだな、でも皆音楽ばっかり聴いてゲームばっかりして漫画ばっかり読んじゃってまったく人でなしだな、そうだよ爆弾が落ちるならあの、優先席なのに携帯いじってハチクロ読んでるリーマンに落ちるといいよね、なんて清き心で思う。そういう不健康な感じが面白かったと思う。
個人的に9月のてあとろ50'新人公演に出演していた藤村和樹さんが出てきてびっくり。胡散臭い感じが良かったんじゃないでしょうか(←褒めてる)。あとアンケートにあった、不快に思う演出は何か、の問いが凄く細かくて面白かったです。☆はパッと数が浮かばないので付けてないだけです。

映画「曲がれ!スプーン」【12月より舞台版全国ツアー開始!】

映画「曲がれ!スプーン」【12月より舞台版全国ツアー開始!】

映画「曲がれ!スプーン」製作委員会

※劇場情報は公式HPにてご確認下さい。 (東京都)

2009/11/21 (土) ~ 2009/12/31 (木)公演終了

米。
ほんとに小劇場で活躍されてる役者のオンパレード、ソフトなトルネード。夜、ただの飛行機を謎の飛行物体だ!と騒いで追いかけた誰にでもある幼少の頃。主人公の米(ヨネ)が信じたい超能力は結果、それプラス人の優しさをも信じられることになった。小さく小さく絡み合う前後の出来事にずっと笑いっぱなしでした。子連れのお客さんにも良さそうです。舞台の芝居を作ってゆく過程と同じく稽古を充分してから撮影に入ったとのことで、それがよく伝わります。来たお客さんが家に帰って検索し、小劇場に行くきっかけとなれば。

島あつめ

島あつめ

トリのマーク(通称)

ーーーー(東京都)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/21 (水)公演終了

満足度★★★

島。
通称トリのマークさん、トリの絵はなんと読んでもよいので通称なのだとか。私はガー子さんと読みます。場所から発想する芝居ということで、東向島の近辺の雰囲気を外側から掴んで身体の内側へと取り込み、昭和二年建築の木造住宅へすんなり溶かしていました。芝居だしここは東向島だと認識しているのだけれど、さほど遠くはない一段ずれた世界へ紛れ込んだ面白さがありました。ウトウトしてしまったのはつまらないからではなく、私は気持ちの良い人ばかりの空間にいるとふわ〜となってしまうせいです。柱時計の17時の合図でスタート。確か50分の公演時間だったと思うのですが、柱時計では1時間40分経っていたような・・・気のせいでしょうか。異次元という演出であれば楽しい試みで、またガー子さんの芝居を観たいです。
柳澤明子さんはへびとダンスが踊れる可愛い妖精のような、山中正哉さんは繊細に米を研ぐ手品師のような、原田優理子さんは美しく水上を散歩するバレリーナのような。三人共好きな感じの役者さんでした。私は知らない土地で夢をみてきたんだわ。

ヒマラヤと嘘

ヒマラヤと嘘

ハイバネカナタ

調布市せんがわ劇場(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

ブルの小島聡さん
が客演だとどんな感じなのか興味があって行きました。身体の線が細いので少年のイメージでしたが嘘を纏った役も合いますね。セットの使い方がわかりやすく、何も動かしていないのに情景が浮かびます。人が丸まって岩石となりヒマラヤの頂上に見せるとか大人の芝居になるとあまりやらないせいか新鮮。図工の時間。
「うちも今年も暮れてくよ」だったかな、定食屋に哀愁が漂った瞬間が良かった。年配の役者がいるといいなと。淡々とした印象が残る。

劇読み! vol.3

劇読み! vol.3

劇団劇作家

TACCS1179(東京都)

2009/10/07 (水) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

あ、リーディングなのね
と、しばらくしてからやっと気付く。リーディングを観たことなかったのとセットが用意されていたので、こういう演出なのかと思って(笑)
「痩せてたまるか!」を観ました。この本の芝居をやる劇団を募集という、お披露目&売り込み企画が面白いです。他所でもこういう企画はあるものなんでしょうか。今回出演されていた役者でそのまま芝居できそうなキャスティング。もしくはもっと年配か、必死に痩せようとする大人達を小馬鹿にしてる意味で小学生だけで演じるのも面白そう。作家の人柄がうかがえる丁寧な言葉の運びでした。
90分くらいだったかな?会場は駅から2、3分。短篇を観られなかったのでまた機会があればと思います。ト書きを読む人も動きで役者に絡んだり、ハンバーガーを食べてる風の表現が面白かった。

「ここで光ってみる」 「飛ぶ布団」 「愛愛愛愛愛愛愛っ」

「ここで光ってみる」 「飛ぶ布団」 「愛愛愛愛愛愛愛っ」

ロロ

スタジオ・ガンボ(東京都)

2009/10/03 (土) ~ 2009/10/03 (土)公演終了

満足度★★★★

ロロ色。
実際は55分近くになった三本立て。

ネタバレBOX

一本目から二本目へと流れる展開がもう自由過ぎて可笑しい。
どれもロロらしいキュートさはあり、中でも三本目の「愛愛愛愛愛愛愛っ」は今までの公演の中でこの箇所もっと長くやって欲しいなと感じていたシーンを一本にしていた。(「○○ちゃんのことが好きですっ」というモジモジ加減)なので非常に満足。三浦さんもやりたかったんだと思う。

昨日のことは覚えていないから、10年間毎日毎日、渾身の力で勇気を振り絞ってウルシちゃんに「好きですっ」ていうコク役の三浦さんが最大限の愛を発していたのが凄く良かった。
フラれたことを忘れないように紙に「ウルシにフラれた」って書いて胸に貼るシーンなんか涙が出ますよ。なんだろうロロっていつも泣きたくなる。
篠崎大悟さん、森本華さん、三浦直之さんだけでの企画ですが、あのちいちゃい会場でもしっかりロロ。説明しにくい良さ。
夢幻燈 ヒトデナシノコイ

夢幻燈 ヒトデナシノコイ

箱庭コラァル

遊空間がざびぃ(東京都)

2009/09/26 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★

人形への本気。
映像を見てから気になってしょうがなかった箱庭さん。基本的に谷崎が好きなのでそのへんの空気を期待して観劇。演奏と芝居は半分ずつの割合で、開始前からずっと場内でウ"ァイオリン演奏を続けているので気持ちが良く軽く寝てしまう(笑)
夫の愛情が自分へではなく、人形へそそがれていることを確認する妻のシーンが一番盛り上がる。愛人がいるのではないかと夜中出掛ける場面、展開がわかっていてもドキドキするし妻の化身(久堂英明)の喋りでより暗闇が密になる。
後半、人形に嫉妬した妻は人形をめちゃめちゃに傷つけてしまうのだが、それを見つけた時の夫の驚きが控えめに感じたのは、暗いシーンであり表情が見えなく動きも小さかったせいかな。最後死骸になったはずの人形が起き上がって演奏するのだけど、展開に少しぎこちなさを感じました。
音楽担当の人と芝居担当の人と共存するスタイル。映像を障子に映すのが良かった。
印象に残ったのは「手紙を読む者」という役の山田晴久さん。

『天才バカボンのパパなのだ』『マザー・マザー・マザー』

『天才バカボンのパパなのだ』『マザー・マザー・マザー』

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2009/09/18 (金) ~ 2009/09/26 (土)公演終了

レレレのおばさんと飴の人。
観たのは先週だのにだのにっ 私にはなんだか言葉にするのが難しいのです。『天才バカボン〜』はバカボンの強引な流れそのままにカラフルな衣装であの、バカボンっぽくはあるのだけど、レレレノおじさんはレレレのおばさんであり、主役がバカボンパパではなく署長であったのもあり、例えば韓国版バカボン、とかそういうよその国での芝居のような面白さがありました。
『マザー・マザー・マザー』は実際に起きた78年のガイアナ人民寺院集団自殺事件をモチーフにした作品とのこと。バカボンからあったステージ左よりの電信柱がここでもそのまま使われていて、神に背く人をその電信柱に縛り付けられたり音楽がない中、一定の速度でボールを壁に投げ続ける音が妙な不気味さがあり。後半人形の首吊りを見せしめのように狐の嫁入り行列っぽく運ぶ絵は本当にゾクッとします。人形なのに自分の子供と思い込んで悲鳴をあげる女もまた同じく。集団心理が引き起こす連鎖反応が気持ち悪いはずなのだけど、なぜか清いものを観た感じがします。
しかし役者も良いですねえ。あの空間でできるって自慢ですよやっぱり。

そしてまたいつもの飴を食べる人がいらっしって・・・・袋から出しておいて小さいプラスチック容器に入れておくってどうですか。台詞がない時だからいいかといえばそうではなく、その「間」も演技は続いているのです。後ろのお客さんは顔を覚えているらしく「あの人アチャコで開始10分で帰った人だ」と・・・(笑)

阿呆船

阿呆船

劇団5本指ソックス

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

満足度★★★

本を読んでいないけど
台詞は本そのものの言葉が多いのかな、衣装の配色が細かく吟味されていてグロさはなくポップな色調、詩を聴く感じで観ました。ダンスが多いのですがあまり繋がりは感じないというか寺山なので、ね。いつもとはがらっと違うということで、普段はどんな感じなのかしらと気になります。それでも澄んだ空気が底辺にある人達の気が。役者の年齢に幅をつけると良さそう。ほぼ素舞台ですが衣装がカラフルなので視覚的に楽しめる作品でした。
はなまるうどん、肉屋さんを過ぎたら狭い路地を左です。小さい看板出てます。何度も往復してしまった自分。

赤紙 JAPプライド ご来場ありがとうございました。

赤紙 JAPプライド ご来場ありがとうございました。

獏天

SPACE107(東京都)

2009/09/15 (火) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

赤チーム白チーム。
誰も欠けることなく鍛えている肉体と男臭さで溢れる漠天。前回と違うところは特に男性陣の演技が光っていたかと。その為いつもなら笑いが客席から起こるのだけど今回は真剣さとテーマがテーマだけに笑うのが遠慮しがちであった。←周囲

ネタバレBOX

男と女の言い合いでは勇気ある描写の台詞が多かった。
ステージと固定椅子との間隔が広く感じるので前列の方が臨場感あったはず。漠天は役者と距離を感じない会場の方が合ってる気もするなあ。

赤紙が家に届く時は本心では愕然とするはずで、お国のためにとバンザイする妻と素直に悲しむ妻が両方いたのが良かった。特攻隊が飛ぶ時に滑走路に妻が「行かないでーっ」と飛び出てきた話を聞いたことがあるが、やはりお国のためにと喜ぶふりをするのは辛かったと思う。

なんとなく作演のイデさんの苦悩が見えたような。バランスよく女優さんも出番を作らなくてはいけないとかそういう(笑)前回も感じたけど一人で喋る台詞はもっと短くても良さそう。サービス精神旺盛な方なのかも。

2時間20分。もくもくは少ないのであまり後ろに座らなくても良し。
全体では★3,8  肉体美に★5

前回のようなポールのある美術で、また忍者みたいな動きが観たいなあ。。。
「ロミオとハムレットの夢物語」

「ロミオとハムレットの夢物語」

アイサツ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/09/08 (火) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

あ、参戦作品を4つ
順々にやるのだなと席についてから知る。ロミジュリ、ハムレット、夏の夜の夢、冬物語を均等に。筋は拾いながら次々と展開してゆく形がおかしな面白さがあり漫画のように・・・4、違う、12コマ漫画(滅多にないけど)をみてる感じ。展開が急なので驚くけれど、最後、野球ボールで倒れるなど面白い演出だと思うし4つの作品を存分に遊んでいた。玉葱みたいな帽子を被ってた人がなんとも愉快。

水の王国

水の王国

るぼわーる

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2009/09/09 (水) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒーリング効果。
初、るぼわーる。チケット購入してから楽しみにしていました。自然を強調というよりも桃源郷を守る戦い、恋心、裏切りがメインで分かりやく、なんといっても森・水の妖精が印象的。空 智さんの圧倒的な存在感、音楽を体に馴染むまで幾度も聴き込んだ姿が目に浮かぶます。小川になり雨水になり時に風になる。ダンサーを観て泣きそうになったのは初めてです。
リーピーターが多いのか、さほど宣伝しているように思えないのにお客さんが入るのも納得。普段は大正時代の芝居だそうでそちらも観たいです。力強い作品でした。

このページのQRコードです。

拡大