カタロゴス-「洗」についての短編集-
劇団5454
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/05/25 (水) ~ 2016/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
洗濯機と火と水
「洗」についてのお話らしく、洗濯機とその内部(前半は、ちゃぷ台に見たてている)をメインの舞台美術に、オリジナルの音楽にのせて「洗」に関する芝居かシリアスに進行していく姿はよかったし、終盤の水を使った演出がすぱらしかったです。
渇いた蜃気楼
下鴨車窓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/05/13 (金) ~ 2016/05/15 (日)公演終了
満足度★★★★
猛暑の風景
夏は暑い京都から来た劇団らしく、定番の風鈴の音とセミの声と扇風機をBGMに、水不足と猛暑をどうしのぐのかを男女3人それぞれの視点から会話と表現さを作者からの解釈なりにできたのがよかったし、見てよかった、95分でした。
カンパニー・レ・ギューム「ストイック」
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2016/05/05 (木) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★
派手なパフォーマンス
大男な男性と、小柄だけど、運動神経がいい女性との二人芝居風パフォーマンス。フランス風な身体表現と大人も子供も楽しめる派手な芝居だった、60分でした。
わかば
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/05/01 (日) ~ 2016/05/09 (月)公演終了
満足度★★★★
キーワードはハイヒール
大胆な男性とわかままだけど、理解できる女性との二人芝居。劇中のキーワードに、ダンス用のハイヒールが登場し、二人で社交ダンスや、ちょっと暴力っぽい場面もあって、「幸せ」らしい二人芝居だった、75分でした。
ザ・レジスタンス、抵抗
Wけんじ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/04/28 (木) ~ 2016/05/11 (水)公演終了
満足度★
まるでエロシリアスコメディ
Wけんじ(山内ケンジさんと山内健司)さんの企画で笑えるコメディな芝居になるとおもいぎや、ベットシーンや、エロシーンも入った、大人のエロシリアルコメディになってしまったのは、残念ですね。でも、Wけんじのコラボはちょっと失敗作に近くて、よくなかった、135分でした。
『カガクするココロ』『北限の猿』二本立て公演
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/04/07 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★
2作品通しで見て
「カガク」は、あるプロジェクトをいったいどうするかを、現代口語演劇を通して青春科学もの、「北限」は、終盤に、大きなぬいぐるみの猿が登場し、人間から猿への進化途中の過程を若者たちからの視点で描いたのがよかっちし、2作品通してみると「変化」が見えましたね。
対ゲキだヨ !全員集合
コトリ会議
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/04/01 (金) ~ 2016/04/03 (日)公演終了
満足度★★★★
お祭り気分に酔った、145分
あまり見られない 短距離男道ミサイル、オレンヂスタ、コトリ会議の短編演劇の競演らしく、幕があって、案内役もあって、BGMは、コミックソングという変わった演劇イベント。とくに、短距離の人間型ロボット演劇は、とにかく笑い、オレンヂの調理器具を使った会話劇もよかったし、コトリのシリアスな暗い劇には、シリアスもあった、お祭り気分に酔った、145分でした。
東京ノート
ミクニヤナイハラプロジェクト
吉祥寺シアター(東京都)
2016/03/24 (木) ~ 2016/03/28 (月)公演終了
満足度★★★★
激しさの増した、75分
オリジナル版では、イスに座りながらの、会話劇でしたが、ミクニヤナイハラ版では、歩きながら、時には走りながら、体力を使い、激しさに増した、超スピード劇といった感じて、75分間凄さに圧倒した内容でした。
アストライアー
ぱすてるからっと
千本桜ホール(東京都)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
ワークインプログレス・子どもたちは未来のように笑う
遊園地再生事業団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/03/05 (土) ~ 2016/03/16 (水)公演終了
満足度★★★★
いかに9月の本公演につながる、110分
本編では、寸劇や、リーディング(名作戯曲や妊娠や出産にまつわる本)や、妊娠や出産に関する表現で構成ながらも、どのように未来のように笑うのかという過程の一部が見られたこと、9月の本公演では、分厚くしっかりとしたコンセプトで望んでほしい、110分でした。
クラッシュ・ワルツ
刈馬演劇設計社
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/02/26 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
衝撃的なサスペンス風会話劇
名古屋からやってきた寄せ集め的な劇団らしく、加害者、被害者の双方の視点から、なぜこういう事故がおきたのかが衝撃的な表現で表しており、緊張感あふれる、凄い内容だった、85分でした。
売春捜査官
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2016/02/16 (火) ~ 2016/02/21 (日)公演終了
満足度★★★
一年に一度は売春捜査官
今年も観劇。歌、ダンス アクションに、かしこいセリフに、ラブストーリーなどのいろんな要素を盛り込みながらも、難なくこなせたね。やはり一度に一度は、これをみなきゃ春が来ない気持ちのだね。
バベルの塔Ⅱ
あごうさとし
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
無人劇の楽しさとは?
オールスタンディングに、モニターが8台、ヘッドホン、昔なつかしの電話機に真ん中に四角いマット。登場人物(?)であるはずの俳優二人は、モニターやモザイク姿での映像での出演ながらも岸田國士のテキスト三作品を丁寧な日本語での表現は、よかったし、クライマックスシーンは、まるでディスコのようで、踊りそうになったし、仕掛けと無人劇の楽しさを知った、45分でした。
しあわせな日々
双身機関
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
衝撃の厄介な戯曲
山に見立てた舞台美術に、真ん中に、顔だけの出演者ひとりと、声と影だけの出演者ひとりの二人だけながらも、中身は、ほぼ一人芝居で語りかけながら。動作と表現で難しいながらも、厄介な戯曲をこなした表現がよかった、105分でした。
タンバリン
劇団 go to
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
女性の意識とは何か?
素舞台で、衣装は、トレーニングウェアで、小道具は、いすと、タンパリンなどの楽器も、90分間、女性4人出ずっばりながらも、なぜ、ボクシングをやりたいのか、進化なのか、健康維持なのかという4人それぞれのエピソードを交えながらも、前に向いて進化するという表現さが光った、90分でした。
合唱曲第58番
田上パル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/01/17 (日) ~ 2016/01/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
ちょっとギャグっぽいつるの恩返し
二部構成ながらも、前半は、児童劇仕立ての内容でコントも織りまぜて。後半は、田上バル風にアレンジした、劇中劇「つるの恩返し」は、けっこうギャグっぽくて、一時は、ぶちこわしになるのではという心配しましたが、こういう構成も田上バル作品では、異色の内容的だった、2時間でした。
アマルガム手帖+
リクウズルーム
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/01/08 (金) ~ 2016/01/13 (水)公演終了
満足度★★★★
寄せ集め型エンタメ
単なるヒール型演劇ではなく、正統派だけど、寄せ集め型数式エンタメという難しいものを取り上げたね。優雅なダンスもあって、エンタメ感たっぷりあった、90分でした。
珈琲法要
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/12/31 (木) ~ 2016/01/06 (水)公演終了
満足度★★★★
三者三様の生き方って
三人芝居による幕末時代劇。河村さんの語り部、山田さんの津軽弁を使った、大胆な笑い菊池さんのアイヌの女らしい助演と三者三様な世界観は、とてもよかった、80分でした。
書を捨てよ町へ出よう
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★
いろんななショーがみられた、135分
テラヤマワールドそのままに、鉄骨ハウスの組み立て、バラシに、ドラムパフォーマンス、穂村さんや、又吉さんの映像パフォーマンスショーに、昭和の匂いそのままのファッションショーなどなど、総合芸術のショーのような感じの内容でしたが、出来はもう少し。
川のもつれホー
新聞家
The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★
特殊な空間で見れた、60分
目黒のビルの8階特殊な空間と、少人数のお客さんとともに、簡易な小道具と衣装ながらも、長いセリフがつつく、表現には、静かで、あまりみられない表現演劇がありましたね。本当によかった、60分でした。