はみ～にょが投票した舞台芸術アワード！

ショウマストゴーオン。舞台芸術からみたらやはり第1位でしょ。なかなかチケット取れないのがなんですが｡｡｡毎年出来れば観たいですから。ファンクラブにも入っていないのですが、誰でも楽しめると思います。まぁ、これが自分の今年の一位！というのも…別格ですからね。

生きていることの素晴らしさを感じました。生きているから舞台も観ることができるし、出ることもできる。あの世はどんななのかな？みんな踊って漂って…ふわふわしちゃうのかな？あの、ひろい舞台の空間を十分に使って、舞台をつくるうえでの全てがひとつになっていた感を感じました。

抱腹絶倒！！！練り込まれた脚本。そして設定。全身タイツもズルかったが、映像の使い方も、ラジオの使い方も計算されていて、まんまとはまった。帰宅したら、自分の内臓君がいたら怖いもんね。構想からして奇想天外！！！

アパートの1室。…。とにかくコメントしがたいほど面白かった。唐十郎さんの脚本がいいのか、演出がいいのか、出演者がいいのか…。小劇場らしさがまたいいねぇ。

人が来なくなった動物園…、身勝手な人間たち＝たくさんの大人たち。愛。ラストが圧巻！！

裁判員制度・病院・自殺ネットワーク…と現代が抱えている問題をわかりやすく、愛をからめて作られていた。すごく哀しくもあり、未来を夢見よう！と思わせてもくれてどっぷり満腹になりました。

もっともっと公演できる場所があると良いですよね。いまだに頭の中で「ジャジャジャーーーン！！」と、サスペンスのテーマが流れます。野外劇ならではの解放感でいっぱい。犬は幸せなのでしょうか？？？ハートいっぱい詰め込んでいましたからね。きっと幸せです。

舞台セットが何より素敵でした。公園になり、事務所になり、アパートになり…モノトーンな感じも舞台にぴったり。また、外人の役者さんが英語でセリフを云うなんて、なんかおしゃれ。意味も違和感なく感じられたし。もしかして、ここは舞台と同じ場所？と勘違いしてしまうほどでした。

あの多人数の役者たちが、あの舞台で声を一つにして叫ぶ！踊る！ショー的要素もりもりの演劇。衣装・メイクが良い。

ヴァイオリンの生演奏をとり入れた演劇。まだまだ研究の必要あり！という感じですが、セリフがきれいに歌っているように聴こえ、時には演歌も入る。そんな役者が揃えられるって良いじゃないですか。