jokermanの観てきた!クチコミ一覧

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あなたたちを凍結させるための呪詛

あなたたちを凍結させるための呪詛

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2022/10/21 (金) ~ 2022/10/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/30 (日) 13:00

個人によりインスパイアされるものが様々だと思う。(3分押し)38分。
 主宰の綾門優季が実際に出会った人に起こったことを推測して創作したと思われる脚本を、中野坂上デーモンズの松森モヘーが演出しつつ自分で演じる。実話っぽい(一応の)物語はリアルだが、それをリアルに演じるのではなく、一種幻想的に演じたことにより、観客それぞれの中に様々な感情を引き起こそうとしているように思う。照明、と言うか、ライト(暗闇も含む)の使い方が巧い。

クランク・イン!

クランク・イン!

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2022/10/07 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/29 (土) 18:00

岩松らしい舞台だった。(2分押し)115分。
 岩松の特徴である、会話をしているようで会話になっていない展開が続く。映画の撮影のため、大女優(秋山菜津子)・その付き人(富山えり子)・ベテラン女優(伊勢志摩)・若手女優(石橋穂乃香)が山のペンションらしき所にきている。監督(眞島秀和)は結婚しているものの女にだらしないが、そこの新人女優らしきジュン(吉高由里子)がやってくる…。1年前の女優の死の謎も含み、ミステリー仕立てではあるが、解決の安堵感は少ない。秋山は不安をつのらせる女優役を公演。吉高は映像圭で活躍するが舞台経験は少なく、存在感はあるのだが声が心配。

南極ゴジラの地底探検

南極ゴジラの地底探検

南極ゴジラ

王子小劇場(東京都)

2022/10/27 (木) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/27 (木) 19:00

初見のユニット。すげーバカバカしい(誉めています)。111分。
 ジュール・ベルヌの「地底旅行」「月世界旅行」を彷彿させる物語で、加えて平行世界も扱う本格的SFコメディながら、使う道具のチープさや細かいギャグの「古さ」がバカバカしくて、笑って観ていられる舞台だった。終わり方もなかなかいい。ただし、物語の構造がちょっと分かりにくいのが惜しいし、BGMが大きくセリフが聞き取り難い場面がちょっとあった。また、配役表は是非とも欲しいところだ。ウッカリ上手に座ったが下手が良い。

ひとよひとよに呱々の声

ひとよひとよに呱々の声

世界劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/10/21 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/22 (土) 19:00

初見のユニット。なかなか刺激的な舞台だった。90分。
 竹取物語をベースにしつつ、竹から生まれた女子の物語を女優2人で何役も演じて描くが、物語的には現代的なテーマを扱い、古い言い回しも活かしつつ現代語の台詞も多く、また同じセリフを違った意味で繰り返すなど、刺激的な作品を展開し、歌やダンスっぽいところも見せる。愛媛大医学部の演劇部を母体に医師や医学生を中心にした劇団で、作・演出の本坊由華子は現役の医師だと言う。テーマは「人であるということは…」であろうか。タイトルの「ひとよ」は「人よ」の意味。

ひとはなれていく

ひとはなれていく

箱庭円舞曲

浅草九劇(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/21 (金) 15:00

2007年から観てる劇団だが、本作も箱庭らしい丁寧な会話劇だった。(2分押し)112分。
 海に近いシェアオフィスの30年。慣れる人、変化する人、さまざまな人の絡み合いが、ちょっとした笑いと少しの嫌な感じと、ほんのりした人間への信頼とともに描かれる。セリフから時代の変化が分かる脚本も巧いが、劇団員とベテラン客演があいまって、いつもの箱庭らしい独特の雰囲気が沸き上がる。ザンヨウコの佇まいがいい。

みんな大好きだったっしょ!

みんな大好きだったっしょ!

劇団癖者

駅前劇場(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/20 (木) 14:30

初見のユニット。ベタと言えばベタだけど、面白い!観て損はない。(2分押し)87分。
 女優しか出ないというので観に行ったのだが(^_^;)、予定調和的ではあるが深みもあって楽しい舞台だった。平成の渋谷ギャルサーNo.1だった「自由慈愛(フリージア)」のメンバーが令和に同窓会をする。すっかり落ち着いたメンバーだったが、そこに20年間ギャルをやっていた「かなぼぼ」が現われ、卒業イベントをしたいと言う…、の展開。なぜ卒業イベントを、という物語を回想しながらギャルサーの展開を見せて、最後は…、というあたりはベタだけど、ベタにはベタの良さがあると思わせる物語は見事だった。ギャルがそのまま、というのは、ありそうだけど観たことがなくて、その意味で新鮮だった。平成と令和を行き来するために暗転が多いのは、已むを得ないけれど、もうちょっと工夫が欲しい気がした。

碌な夜がいねえ

碌な夜がいねえ

みさくぼ

王子小劇場(東京都)

2022/10/15 (土) ~ 2022/10/24 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2022/10/15 (土) 19:30

作・演出の大石晟雄による新ユニットの旗揚げ公演。不条理系?91分。
 夜の街の道路と覚しき所を通る、ユーチューバーの女とその先輩の男・夫婦・アパート持ちの男とその友人・夫婦と絡む酔っ払いの女、の4組が交互に現われて、とりとめもない会話を展開する。会話そのものは理解できるけど、脈絡・繋がりがなく不条理に展開される。基本的に上手(ロビー側)から下手(楽屋側)に登場人物が動くのを、「円形に使う」と言っているようだ。私のテイストではなかった。

いびしない愛

いびしない愛

ばぶれるりぐる

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/10/13 (木) ~ 2022/10/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/14 (金) 19:00

初見のユニット。全編土佐弁(幡多弁)で展開される会話劇だが、ニュアンスは分かるものだなぁ。106分。
 かつお節工場の控室を舞台に、後を継いだ次女・謎の男・古くからの職人・出戻った長女・若い職人、が展開する物語は、焦点は姉妹の葛藤にあるようだが、ゆったりした展開でやや見えにくいのが惜しい。細かい言葉には分からないところもあるが、ニュアンスは伝わり物語には影響はない。細かいエピソードが多く、私の好みより会話がゆっくり進むので、ちょっとテイストではないなとは思った。役者陣の巧さは伝わる。

「ストロング」「山の声」

「ストロング」「山の声」

坂井水産

RAFT(東京都)

2022/10/05 (水) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/10 (月) 16:00

「ストロング」Bを観劇。いやぁ面白い。80分。
 男(日下部そう)のアパートを友人(用松亮)が訪ねると、男が女(豊田可奈子)と出会いとかの顛末を語る、…とかいう物語。昨年末に「稽古初日」という企画でも観たが、そのときはリーディングで、今回は稽古をした上で上演というわけで、両方観た人に「同じ話だと思わなかった」という話を聞いて観ることにした。全然違うインパクトで、特にBはベテランの3人ということで冒頭から強烈な印象を受けた。用松のアドリブに見えるのも、きっと演出なんだろうな、とか考えつつ観てた。劇場ではないところなので、独特の照明のアイデアが面白いし効果的。

「ストロング」「山の声」

「ストロング」「山の声」

坂井水産

RAFT(東京都)

2022/10/05 (水) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/08 (土) 19:00

「山の声」を観劇。いい芝居を見せてもらった。90分。
 昭和初期の登山家である加藤文太郎と後輩の吉田登美久の遭難を題材に、15年ほど前に大竹野正典が書いた戯曲で遺作。いろいろな団体が上演する2人芝居で観たのは初めてではないが、今回は独特の面白さがあった。冬山へのチャレンジということで、暴風の轟音を流しているときは登山(遭難)の様子、静かなときには回想シーン、という切り分けが見事で、静と動の切り替えも鋭く、登山の場面ではリアルな印象をしっかり持たせてくれた。ライブな会場で、微妙にエコーする声や、面白い照明プランも含め、勝れて演劇的な魅力に溢れた作品だった。

「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛

「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛

ガレキの太鼓

OFF OFFシアター(東京都)

2022/10/05 (水) ~ 2022/10/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/10/07 (金) 19:00

久々に観た劇団。すげー面白い。観るべし。92分。
 随分前から活動しているが、調べてみたら8年ぶりに観る。実話だと言うが、本当にありそうな出来事が芝居になっている。東京でイラストレーターをしているシングルのイラストレーター36歳女性が、「田舎」出身の純朴な青年と知り合い結婚するが、その「田舎」に行くと、旧態依然とした姿に翻弄される…、という、いかにも、な物語が展開される。スライドで「実話です」と表示されるところが凄くて、あれよあれよという内にいろいろなことが起こる。とにかく面白い。出突っ張りの異儀田が見事だが、いろいろな役をコンビネーション良く演じる役者陣も見事。

マクダバタリーク

マクダバタリーク

劇団フェリーちゃん

王子小劇場(東京都)

2022/10/05 (水) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/06 (木) 14:00

再演だが初演は観てない。独特の世界観・美学によるファンタジー。98分。
 本劇団を観るのは3回目だと思うが、いつも独特の世界観を持った作品を上演する劇団が2018年に上演した作品を再演。今回はアラビア・テイストだろうか?役者陣の演技もしっかりしているし、作・主宰のなにわえわみがストーリーテラー的に語り、時に歌うのが効果的に思った。基本的には私のテイストではないのだけれど、一定程度楽しめたのは、芝居にさまざまな「工夫」が見られるからだと思う。結構言葉遊びがあるなと思った。

きっとこれもリハーサル

きっとこれもリハーサル

エイベックス・エンタテインメント

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2022/09/29 (木) ~ 2022/10/13 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/29 (木) 18:30

いわゆる商業演劇だが、#石野真子 #川島海荷 #鈴木福 を舞台で観るのは初めてなので、興味を持って観に行った。とてもいい芝居を観せてもらった。98分。
 近所の葬式に出た妻(石野)が、あまりのグダグダぶりに心配になり、夫(羽場裕一)の葬式のリハーサルを友人の葬儀屋(しゅはまはるみ)の力を借りて行い、娘(川島)・息子(鈴木)もいやいや参加するが…、という展開。ある種のドタバタコメディなんだけど、「途中から、あれっ?、という展開になり、もしや、と思わせて、その通りになる」という、見事な脚本である。ちょっと過剰な役を5人の役者陣がしっかり演じるが、最終盤の重いセリフを担う羽場の演技に、ちょっとシンミリさせられつつもホッコリする芝居だった。

桜か雪の散るか降る

桜か雪の散るか降る

劇団身体ゲンゴロウ

王子小劇場(東京都)

2022/09/28 (水) ~ 2022/10/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/09/29 (木) 14:00

初見のユニット。平家滅亡期の人物名を使っての壮大なフィクション。若い。132分。
 平敦盛が生き延びて平泉の藤原家に身を寄せ、源義経として生きるが、…という物語。後半の戦闘シーンなど時代考証をブッ飛ばした荒唐無稽な物語で、筋もしっかり通ってるワケではないが、若さで見せてくれてるとは思う。東京藝術大と東京経済大の学生を中心として結成されたそうで、若い役者陣が揃う、と言うか、若い役者しかいない。オープニングはなかなか独特だし、舞台美術も工夫があり面白いが、若干の不手際がありピタリ揃わないところは惜しいと思う。同じ役者が衣装だけ変えて様々な役を演じるので、ちょっと区別が付かないことがある。役者にも今一つの人がいるが、次回に期待は持てる。北条政子役ほかを演じた柳町明里が抜群に巧い。残念ながらタイトルは活きていない。劇団名は東京藝大の講義の「身体言語論」からだそうだ。

新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス

新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス

NICE STALKER

スタジオ空洞(東京都)

2022/09/21 (水) ~ 2022/09/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/24 (土) 19:30

17世紀に書かれた戯曲を新訳で上演しようとする試みのワークインプログレス。すげー面白い。105分。
 戯曲を全部やるのではなく、主な場面だけを上演して、間を東京ドム子が繋ぐ形がなかなかよい。「妹萌え」とか言ってるけど、それは受け入れやすそうにしてるだけで、本来の狙いではないような気がする。原作の戯曲が17世紀に書かれたのにカトリックへの反発を扱っていて、そのことをフィーチャーした作品という解釈を示しているようだ。ストーリーテラーの東京ドム子を中心に観てると、基本的に舞台から下がらないけど表情を変えずに観てるのがちょっとつまらない。もっと過剰に反応してもよい気がする。イグロヒデアキはちょっとやり過ぎな印象も。初見ではないはずなのに、チカナガチサトの可愛さに圧倒される。
 「耳障りのいい」というセリフは絶対許せない。よくある誤用。ここはせめて「耳当たりのいい」にしてほしい。これで星1つ減。

 蓼喰ふ虫

蓼喰ふ虫

TOKYO PLAYERS COLLECTION

OFF OFFシアター(東京都)

2022/09/21 (水) ~ 2022/09/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/23 (金) 18:00

谷崎潤一郎の有名な小説を舞台化。丁寧な作劇で面白い。105分。
 仲の冷えきった夫婦が子どものために離婚するかしないかで悩む…、というような物語を、緻密な描写で描いた小説だが、それをしっかり舞台化した。100年ほど前の小説なので、現代に置き換えるかとも思ったのだが、時代はそのままで、しかも現代に通じる解釈で描写したように思う。谷崎の転換点となる小説で事実に基いた小説のようだが、こういうことってありそう、と思わせてくれる。時代をそのままにしたことで、今では使わないセリフ回しがあって、そこでは若干違和感を覚えるのだが、演出かもしれない。現実の夫婦である秋本と榊が夫婦役を演じているそうだ。

長い夢

長い夢

シタチノ

王子小劇場(東京都)

2022/09/22 (木) ~ 2022/09/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/09/23 (金) 13:00

初見の劇団。丁寧な作劇だが、やや冗長な感じも否めない。115分。
 仕事はできるが人に嫌われることを避けるウェディングプランナーの詩織(若松春奈)は、ふとしたことで小説家志望の藤波(國島直希)と出会い一緒に住むようになる。仕事に逆に張りが出てくる詩織だが、周囲からは藤波はヒモに見え…、の物語。高校時代の回想を加えた状況の説明から、2人の出会いまで40分弱かかるという辺りに冗長感を感じる。全体で2時間弱だが、もっと場面やエピソードを絞って90分くらいにしたら、もっと見やすくなると思う。役者陣に巧さを感じるし、前半で現在と回想を照明で区別するあたりも丁寧。ただし回想シーンで女性の役を男性が演じているのだが、何故だろう。
 いろいろな芝居で見たことがあるらしい役者が多いが、男優なので私が覚えていないのが問題(-_-;)。

全部あったかいものは

全部あったかいものは

コトリ会議

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/09/14 (水) ~ 2022/09/21 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2022/09/19 (月) 15:30

主に神戸で長く活動してる劇団らしいが初見。私のテイストではなかった。90分。
 ドリンク工場の休憩室で起こるあれこれ。リアルに演じているが、中身は不条理で、冒頭から腑に落ちなかった。役者陣の力量は感じられるだけに、不条理な展開が???

ネタバレBOX

「1192」を「いいにく」なんて間違えないよぉ。

途中で「夏は来ぬ」を歌うシーンがあるのだが、
「卯の花の匂う垣根に」の「匂う」を「ni-o-u」と歌うのはいかがなものか。
ここは「ni-o-o」と歌ってほしい。
真っ赤なブルー

真っ赤なブルー

U-33project

王子小劇場(東京都)

2022/09/15 (木) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/15 (木) 14:00

2劇団のコラボ企画で短編を2本。面白い。(1分押し)43分(転換4分)45分。
 U-33projectとroute(C)の2劇団が、それぞれの作・演出が書いた作品を他方が演出して上演する企画。単なる短編コラボでないところが面白い。どちらも若さを感じる脚本だが、感触は大分違う。
『U』作:結城(U-33),演出:平安(route)
 自分の意見を持てない少女・正見が自分を客観的に見て分析しようとする物語。若さゆえの苦悩が巧く表現されているが、客観的に見る正見と見られる3人の正見という構造が抜群に面白い。オチと言うかエンディングも見事。
『愚者の恒心』作:平安,演出:結城
 一人称で「僕」を使う少女ペケの生き辛さを描く。ペケは屋上で真里恵ちゃんに出会うが教室では同級生に疎まれ…、の物語。本来なら嫌な気分になるはずのシーンが続くが、なぜかそんなに嫌にならない作りは、脚本の力か演出の妙か。ペケを演じる市原麻帆の佇まいが魅力的だ。平安の書くセリフがさまざまに美しい。

スコトーマカフェ 他7篇

スコトーマカフェ 他7篇

♯Q

新宿眼科画廊(東京都)

2022/09/09 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/09 (金) 19:30

初見のユニットのコント集。面白い!89分。
 マンガ家小山コータローの原作によるショートコント8本を女優5人で上演するのだが、コントそのものも、演じる力も見事で、存分に笑わせてもらった。
「オープニング」4分。
「埋没女子」埋めた女と埋めるのを手伝った女と埋められた女。9分。
「リベンジ!」田中に、鶴の恩返しの更なる恩返しに来た鶴。9分。
「逆に」逆に、の使い方が問題だ。7分。
「猫なで声とインカムと」不思議な女子3人のオフ風景。9分。
「断捨離イン・ザ・ダーク」プロ断捨離ニストvs片付けられない女。13分。
「グッドモーニング」引っ越し前夜の姉妹。8分。
「目撃談」目撃された女と目撃が違う女。10分。
「スコトーマカフェ」とあるカフェでの2組の会話と店員たち。20分。

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