劇玉
オイスターズ
G/Pit(愛知県)
2009/03/27 (金) ~ 2009/03/29 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった!!
はじめて観たオイスターズ…
いいよぉ この劇団
独特のユルユル感が
見事 ボクのツボにはまりました
いい!
面白い!!
このまんま東京へ殴りこんで
関東人を笑わせちゃえ~っ!!
異邦人
京都舞台芸術協会
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2011/06/18 (土) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった!
何か凄いものを観ちゃった気がする
本も演出も役者の技量も申し分なし
集団自殺という重たい題材ながら
ところどころに散りばめた笑いでメリハリをつけながら
最後まで一気に駆け抜ける見せ方は巧いなぁ
京都の演劇、いいね!
以下、余談ってわけじゃないけれど
黒木陽子のブルマ…
まさかこの舞台で拝めるとは思ってもみなかった
市川愛里の演技を
ニットキャップ公演以外で見るは初めてだけど
よりナチュラルな芝居に近づいた気がする
それと
押谷裕子の名前は覚えておこう
死立探偵
劇団ジャブジャブサーキット
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2008/10/22 (水) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
BGMは
Jazz、Jazz、Jazz…
もちろん
暗転の際もJazz
いいねぇ
それだけで落ち着きます
内容は
かなり早い段階から
…だろうなぁ
と思ってたとおりの結末
ミステリー物にありがちな展開かな
でも
それぞれの役者がいい味出していて
最後まで飽きることなく楽しめました^ω^
お前がオールドファッション買ってきたんだからお前が食えよ!
試験管ベビー
ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)
2010/11/06 (土) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
試験管ベビーらしい舞台でした
とある雑誌編集部
ドーナツを溺愛する編集長のわがままのため
散々振り回されるスタッフ達
一癖も二癖もある作家に
「ドーナツ」をテーマとした作品を依頼しに行くものの…
と
細かいストーリーを書き始めるときりがないので
思いっきり省略(;´▽`A
次号はドーナツをメインテーマとした特別企画
新人記者・田代を含めた編集者達は
無理を承知で作家の元へ
そこで出てきた作品は
アル中の漫画家・青塚不二夫
「あくまで秘密のアッコちゃん」
ノリがいいのか悪いのか歴史小説家・吉波尚太郎
「隠し剣鬼の爪のドーナツ」
パクリばかりの映画作家・吉崎駿
風の谷出身!?
赤い服を身にまとい
腰には針の剣…
「一人暮らしのウリエッタ」
とりあえずアーティスト・吉渕剛
インタビューの内容は
逮捕歴・広島暴力事件・ギター弾けない&口パク疑惑?
お調子者写真家・ヨラーキー
「は」の文字の右上にドーナツで『ぱ』
「ひ」にドーナツで『ぴ』
ハイキングに出掛け行方不明の漫画家・吉井儀人
無事に帰ってきたものの
編集長の
「夢オチはないでしょ!」
の一言で没
ひとつの作品を
きついパロディで綴る短編集
それぞれを(芝居中の)雑誌記事として
採用か不採用かを決めるのが我々観客
採点方法は
客席に張り巡らされた流しそうめん風のレール
入場時に一人ひとりに渡された5個のスーパーボールを
面白かった作品ひとつにつき1個流し
一か所に集められたボールの多さで
採用・没が決まるシステム
よくわかんないけれど
これも何かの番組のパロディ(パクリ?)らしい
そう
それが今までにない大掛かりなお客様参加システム
確かに大掛かりなセットだ…
なんとなく感じたんだけど
これをやりたかったがために
今回は小さな小屋を選んだんじゃないか( ̄ー ̄;)
ちくさ座のキャパで流しそうめんは大変だもんねぇ
短編一つ一つに
ドーナツの商品名をタイトルとして用いたセンス
ドーナツ(と編集長)に振り回される
編集部記者と作家達のドタバタパロディ
編集長と副編集長の恋話(?)
お客様参加システムを仕切るMCウリエッタ
ウリエッタと少年のおバカなかけ合い…
この芝居にテーマはない(でしょう、きっと…)
ドカッというよりも
ジワジワと利いてくるニヤリとした笑い
いやっ
楽しかったっす!!
後にはスッキリ何も残らない
いいんですよ
その時に楽しければ…
それが試験管ベビーです…よねっ (・∀<)
【余談:1】
今回
いつもは選ぶはずのない
最前列ほぼ中央に座っちゃいました
で
目の前に何度も登場するMCアリエッタ役の奈々さん
極力目を合わさないようにしていたけれど
見ないと話に集中できないし
でも間近で見つめると妙に照れくさくて…
終演後にお声掛けしたところ
ボクが最前列にいたのを認識していたらしく
(当たり前ですよね、最前列ですもん)
奈々さんも目のやり場に困っていたとのこと
そりゃ、やり難くかったでしょうね
知ってる顔が目の前にあったんだから…
次は迷惑かけない席を選びます (´-ω-`;)ゞ
【余談:2】
新人記者・田代役の佐川祐未
以前は
頭なでなでしてあげたくなるキャラだったのに
いつの間にやら素敵な女性に…
何があった???
【余談:3】
漫画家以外の作家陣を一人で演じた吉森さん
吉渕(長渕さんのパロディ)は
あまりに無理がありすぎでしょ
「オォ~ イェ~イ♪」って…
笑いすぎて腹が痛くなった (≧∇≦)
吉森さん
最高 (*・∀-)☆
その穴・・・
シアタームーン2
シアターココ(愛知県)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
自転車英雄
オイスターズ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/10/23 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い!
6畳ほどの小さな部屋(舞台)に
総勢9人の役者と自転車が2台
さらに途中で散らけた
ざる蕎麦の蒸篭が数十個
他にも家具やらちゃぶ台があるし
舞台奥中央には高さ1.48Mのトンネル入口(出口?)が…
入れ替わり立ち代わりの役者
自転車は走る
蒸篭は飛ぶ
狭っ! (;´▽`A
わざとであろうけれど舞台の広さに無茶があるため
役者同士が落っこちないよう気遣いながらの演技が
おかしいのなんの… (^m^ )
肝心の話の展開も奇想天外
どうしてそういうやり取りになるのか
先がまったく読めないバカばかしさは
面白いったらありゃしない ( ̄m ̄*)
これまで
「劇玉(短編3本)」
「トラックメロウ(カラフル3 2nd)」
という短編しか観たことがなかったから
今回のオイスターズは新鮮に感じました
不条理会話演劇
いいですね d(・∀<)
ただ一つ気になった点はといえば
何度か繰り返された長すぎる間
一度二度なら笑えるけれど
くどいくらい繰り返されると
飽きちゃいますから…
次回作も期待してま~す (^▽^)
ここまでがユートピア
劇団あおきりみかん
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
箱を持っている
劇団あおきりみかん
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/06/25 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
重要なことは棚に上げて話す
play unit-fullfull
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2008/11/01 (土) ~ 2008/11/02 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
優柔不断、ウジウジして言いたいことを言えない男たち
我がを通すため、ストレートに感情をぶつける女たち
かすみの夫が何故あんなにモテるのかはおいといて
どこにでもいそうな登場人物に親近感がわきました
あ~っ、いるいる…って感じでしょうか
あれもこれもと話を詰め込み過ぎの感があり
ひとつ間違えばグダグダになってしまいそうでしたが
幼なじみの弘美を上手く使うことにより
最後まで飽きさせることなく観せていたように思います
面白かったですよ
次もまた期待しています
「ハードボイルドエッグズ」「インポッシブルドリームズ」
シアタームーン2
シアターココ(愛知県)
2009/06/24 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
不条理演劇
まだまだ公演折り返し地点なので
当たり障りのない程度のレビューを…
フライヤーや諸々ウェブサイトを見て想像していたものと
全く違った舞台だったため少々面食らっちゃいました
が
この手のブラックスパイスの効いた作品って
ボクの好みの一つでもあり
充分に楽しむことができました
「ど真ん中で右を向いている ちょっぴりタカ派」
のボクとして
ひとつだけ引っかかったところがあった為
出演者のこもる氏に問い合わせたところ
迅速にご丁寧な回答をいただきスッキリした次第です
細かいところにまで
ちゃんとした意味がある…
さすがですね
うん
間違いなく面白かったです
キバコの会 「素。」
キバコの会
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/05/29 (金) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
さすが本物は違う!
いきなり前説として堤監督が登場したり
(前説アシスタントは少年ボーイズの安藤さんでした)
場内アナウンスが山寺宏一氏だったり…
本編を前にしての粋な計らいから始まり
その後は実力派俳優さんたちの舞台を堪能できました
やっぱり違いますね
本物の舞台俳優さんの演技っていうのは…
凄い、ホントに凄~い!(☆▽☆)
そうそう
ベテラン勢の中に混じって
唯一の若手として出演していた柳田衣里佳ちゃん
いやいや
なかなかの演技でした
いずれ大きく化けるんだろうな~
将来が楽しみな女優さんとして
要チェックですよ d(・∀<)
また
本編が終わり
全キャスト揃っての挨拶で終わり…かと思いきや
まだまだ続く憎い演出
楽しかった~♪
でもね
肝心のストーリーが
どうも尻すぼみみたいな気がしてならないんです
え!?そこで終わり???
って感じでしょうか
話終わってないでしょ
あれじゃ…
それとも
次回へ続く布石なのかなぁ?(;´▽`A
パレード旋風が巻き起こる時
劇団あおきりみかん
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2008/07/03 (木) ~ 2008/07/06 (日)公演終了
占いホテル
劇団あおきりみかん
テレピアホール(愛知県)
2009/11/20 (金) ~ 2009/11/22 (日)公演終了
満足度★★★★
レビュー!?
ネットで“あおきりみかん”を検索すると
「以前と比べ大きく変わった」
という発言を度々見かける
変わったからどうなのかと言えば
思った以上に否定派が多いような…
ボクの場合
『「ギャル~閉じません~』以降しか観ていないので
それ以前がどういう作風だったのかよくわからない
DVDで何作かは観たけれど
生で観るとのは感覚が違うだろうしね
ちなみに『「ギャル~閉じません~』は
“あおきり”初となる外部作家(松木麻里子)の作品
したがって
ボクが生で観た鹿目の作品は
『パレード旋風が巻き起こる時』からってこと
だから
「変わった」
と言われ始めた以降の
ほんの数本しか観てないわけで…
その作風を素人のボクが言い切るのはかなり失礼
もしくは的外れかもしれないけれど
一言で言ってしまえば
あえて答えを出さない作品かな
観る者それぞれが微妙に違う感覚を持ってるんだから
当然の如く自身で導かなきゃいけない答えは千差万別…
それを
「不親切」
「わかり難い」
と言ってしまえばそれまでなんだけど
ボクから言わせれば
それが“あおきり(鹿目)”の面白さなんじゃないかな
答えを出さない
それが答えのような… (『OnYourMark』CHAGEandASKA)
↑なんて歌詞が頭に浮かんだ(;´▽`A
複雑な展開に置いていかれないよう頭を回転させつつ
自身の答えを探りつつ…
確かに
それはそれで結構忙しいんだけどね(; ̄ー ̄A
で
それが好きか否かと言われれば
大好き!!です^ω^
人間の表面と深層心理のギャップを
チクリ!グサリ!と皮肉りあざ笑いながら
その憂いに愛おしさを感じさせるような…
そんな“あおきりみかん”が大好きだ~~~!(*・∀<*)
と
全くレビューになっちゃいないけれど
東京公演を控えているから
今回の作品の内容には触れない方がいいかと…
それでもちょっとだけネタばらし
大掛かりなセットがまさか!という展開に…
大道具さん大変だったろうな~
往復ビンタを喰らう新藤(松井真人)の表情が
素を見ているようで◎ ( ̄m ̄*)
何度か出てくるダンスは
大きなステージならではの演出かな?
ついつい
お気に入りの手嶋仁美ばかりを目で追っちゃった(;´▽`A
関東の皆さん
決して観て損はない劇団ですよ~(*・∀<*)
名古屋が誇る“あおきりみかん”
是非とも観てやってください
東京公演
まだまだ席に余裕があるそうです。。。
トラックメロウ
オイスターズ
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
うん、オイスターズだ
期待どおりのユルユル感…
間違いなくオイスターズらしい舞台でした
あの無茶苦茶で理不尽な掛け合いは
他に類を見ない面白さ
ヤル気あるのかないのかわからない演技
独特の間…
グダグダなのに
最後まで飽きさせないのは流石ですね
オイスターズ!最高!!(*・∀-)☆
罪なき子供のヒドイ罪
試験管ベビー
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった~♪
とある小学校の卒業生数名が
20年振りに集まった
呼び出したのは
昔も今も強い女・石川
呼び出された面々は
当時いじめっ子だった富山
皆のまとめ役・横田
いじめられっ子・後藤
石川は
小学校時代の思い出を収めたタイムカプセルを
どうしても掘り起こしたい
タイムカプセルの中には
大好きだった新任教師奈津子先生が
自分宛てに書いてくれた手紙が…
石川に脅かされつつ
アラサー男3人がチンタラ堀り始めるものの
出てくるのは他のクラスや学年のカプセルばかり
諦めかける男たちに
石川が告げる
奈津子先生は
彼らが卒業した5年後
突然亡くなったらしい
自殺との噂もある先生の死
奈津子先生に何があったのか
何故死んでしまったのか…
石川と男たちは
思い出の手紙とともに
先生が死んだ理由を探すため
タイムカプセルを掘り起こし続ける
他人の思い出の中に綴られていたのは
いじめと向き合う奈津子先生の姿
さて
その真相とは…
ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
千種文化小劇場(愛知県)
2011/03/12 (土) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
はかない恋の話でも
試験管ベビー
長久手市文化の家 森のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★
1時間じゃ足りない…
試験管の良さを魅せ切るには
1時間って時間は短か過ぎるよね
も~っと面白いはずだもん
いつものお客さま参加システムは
今回の場合、よくわからないものだった
今回、客の反応(二者択一)によって
その後のストーリーが変わるとのことだったけど
(アーメンだったのかオーメンだったのか?)
その答えを判断している基準が曖昧でしょ
初日、二日目、三日目で
それぞれ違う進行になっていたのかなぁ???
これは突っ込みどころですよね
いつかの機会に
きっちりと説明してもらわなきゃ(^m^ )
全体的には
いつもどおりバカバカしい笑い満載で
間違いなく面白かったです
時間枠の関係上
物足りなさを感じてしまった分
次の舞台にさらなる期待をしています
流される
オイスターズ
千種文化小劇場(愛知県)
2010/06/24 (木) ~ 2010/06/26 (土)公演終了
満足度★★★★
面白かった!
いやぁ
完成度高かったですよ
ちょっぴり“あおきり”っぽい(?)演出もあった気もしましたが
平塚さんならではの台詞・間はさすがとしか言いようがない
これまでも面白かったオイスターズですが
今回のが一番かも…
サルマタンX vs ドクターベン
ニットキャップシアター
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
いい!
子供の頃
いじめっ子“杉浦”に意地悪され
学校でウ●コをもらしてしまった“こーじ”
その屈辱から
以降、二度とウ●コをしないと心に誓う
それから30年
昼間は金塊サギ集団のリーダーという顔を持ちながら
家では明るくウ●コの話ができる家族の長となった“杉浦”
彼はさらにもう一つ
“サルマタンX”と呼ばれるヒーロー(?)という顔を持つが
果たしてどんな活躍をしているのかは不明
一方
あの日以来
血の滲むような努力(?)と研究を重ね
不気味な研究者“Drベン”となっていた“こーじ”
便移行装置を完成させ
30年振りにサルマタンX“杉浦”の前に現れる
すべては復讐のために…
クレームにスマイル2009
ニットキャップシアター
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/11/06 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
自身の都合のみを優先し
怒り、焦り、痛み、葛藤の責任を
その場にいない誰か(何か)に転嫁しようとする者たち
が
本来、その責任は誰か(何か)にあるのではなく
やっぱり自身の中にあるんじゃないだろうか
最初は知らない誰かの死に向けられていた苛立ちが
やがて切ない想いへと変化してゆく…