東京-名古屋 公演
東京-名古屋 公演
実演鑑賞
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
他劇場あり:
2008/11/01 (土) ~ 2008/11/02 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.fullfull.info/
期間 | 2008/11/01 (土) ~ 2008/11/02 (日) |
---|---|
劇場 | 愛知県芸術劇場 小ホール |
出演 | 杉木隆幸、広瀬喜実子、遠藤友美賀、金子亮、鹿野良太、山本美月、根津茂尚(あひるなんちゃら)、松木美路子、そぎたにそぎ助 |
脚本 | ヒロセエリ |
演出 | ヒロセエリ |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2008/09/20 前売り 2700円(日時指定) 当日 3000円 学割 2500円(前売り・当日共通 学生証提示) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ものがたり ダム建設のため村が沈んでしまう。順に転居していく村人達。 その中、転居を拒み蔵を改造し住み続ける男。 兄弟や幼なじみが村を出ようと説得に来るが聞く耳を持たない。 ・・・・言われるがまま村を出て行くことでいいのだろうか? 今までなんとなく生きて来た男達は、この蔵を出て行くのだろうか・・・? ごあいさつ 私にはちょっと困った妹がいます。この妹と言うのがやっかいな性格で、かなりの利かん坊なんです。気に入らないことがあれば、容赦なく喚き散らしますし、大きくなってからは女の子とは思えない力で暴れます。自殺するぞと家族を脅すようにもなりました。勿論働いていません。家族が妹を中心として回ってきているため、幼い頃から親に甘えることが出来ず、我が儘も言えず、本音の言えない、可愛げの無い女性に育ってしまいました。そのせいか、家族は利かん坊な妹を辟易するどころか、私よりも愛して大事にしているみたいです。それに気付いてしまった23歳の夏から、私の中で何かがちょっとずつズレてきてしまいました。家族の中での、妹のポジションが羨ましくて仕方ないのです。 ああ私も限界です。思い切ってちょっとした反乱を起こしたいと思います。蔵に立て篭ってやろうと思うのです。 ………という夢をみました。人の夢の話を聞くこと程、くだらないことはないですよね……ごめんなさい。私には妹はいません。双子の姉がいます。潜在意識にあるのか、何かのお告げなのか、ぜひとも夢占いをしてみたいです。心配かもしれませんが、お芝居はコメディになる予定です。ぜひとも見にいらして下さい。お待ちしております。 play unit-fullfullヒロセエリ 「重要なことは棚に上げて話す」東京・名古屋公演にあたり、コメントを頂きましたっ! 劇団ジャブジャブサーキット はせ ひろいち(劇作家・演出家・劇団ジャブジャブサーキット代表) 流石に最近は「若い世代」って奴を認めざるを得なくなってきまして、自分では決して書けない世界観なんぞに不幸にも触れてしまった時には①「さっさと年寄りを装って褒め殺す」か②「無視したふりをしながらちゃっかり盗む」のどちらかで対処してるのですが、この「ヒロセエリ」なるカタカナお嬢様には、正直、戸惑っているのです。なにせ彼女の作り出す芝居には「懐かしさ」を覚えてしまうから。それどころか見終わった後に「そうだよな、物語に照れちゃいけないよな」とかって、反省したり背中を押されたりするからなぁ。大御所の劇団だったり、伝説の集団ならともかく、明らかに自他共に認める「若い世代」から、どうして「懐かしく学ば」なくてはいけないのか? 芝居を愛し、言葉を愛し、何より観客を大切にする…その辺りに謎が隠されていそうなのだが、今回は初の凱旋公演らしいので、じっくり見極める覚悟です。その上でちゃっかりと……結局盗むのね? B級遊撃隊 佃 典彦 (劇作家・俳優) 世田谷の戯曲セミナーで講師をした時、生徒の中にカノジョがいました。 大勢いる中で<書ける人>ってのは何となく判るもので、カノジョもきっと<書ける人>だろうと感じたのです。 すでに他人に自分を曝け出す作業(表現)をやっている顔をしてましたから。別にセミナーなんか受けなくていいのにと思いました。 台本を読んでみたらやはり完成品として作品を書き上げているので何もアドバイスすることはありませんでしたし、 それどころかライバルとしてカノジョの存在を認識してます。 タイトルのセンスが良い人はやはり内容もセンスが良い。今回のタイトルも僕は大好きです。 カノジョの作品は押し付けがましくなく、だけどしっかりとした、それでも柔らかい喜劇であり悲劇でもある。 人間がキチンと描かれているからだと思います。きっとカノジョは子供の頃から何か大きなコンプレックスを抱えているんだと思います。 そういう人は演劇をやり続けるしか他に生きる術は無いのです。だからヒロセさん、この先も良い仲間達と良い作品を創り続けて下さい。 『真っ当な人達』 MONO 土田英生 (劇作家・演出家・俳優・MONO代表) 前回公演『ゆんぼーさんが来る』はとても優しい舞台だった。 そしてそこで出会ったplay unit-fullfullのメンバーは前向きでありながら謙虚な人達だった。真っ当な人達だった。 狭い『演劇村』の中には色々な人たちがいる。派手に集客だけを誇り威張る人達、理解不能な芝居を創りそれでも威張る人達、 意味なく威張る人達。威張る人たちばかりになってしまった。 きちんとした舞台作品を地道に創りながら、それでも微かな野心を持つ人達はその『村』の理不尽な掟に翻弄され傷つく。 威張らない自分たちがおかしいのではないかと時には不安になりながら、それでも自分たちの信念を曲げずに活動を続けるしかない。 play unit-fullfullは良質な舞台を創ろうと踏ん張っている。人が生きることの哀しみや業を描いて好評を得ている。 その理由は……彼らがとても真っ当な人達だからであり、おかしな掟に従わず信念に基づいて活動している劇団だからだと私は思う。 |
その他注意事項 | ☆東京公演information☆ 公演期間中に色々企画しております!ぜひぜひご参加下さいませ。 *『臨時フルフル宣伝部長さん』大募集!初日公演限定10名様ご招待! フルフルからお願いです! 「私、メルマガやってるっ!」「オレ、ブログやってます~」などなど、 情報発信源をお持ちの方!10月24日の初日公演を観劇頂いて、観劇の感想や宣伝などをして下さいませんかー?よろしくお願いします。 条件:メルマガ、ブログ、情報誌、ラジオ、TVなど、ご自身で情報発信源をお持ちの方。10月25日中に情報を発信できる方。 お申し込みの際には、『臨時フルフル宣伝部長さん』と明記の上、 1.お名前 2.連絡先(TEL・e-mail) 3.情報発信源先 以上3点をご記入の上、 下記連絡先までお願いします。お待ちしております。 *『10月 25日19:00終演後、アフタートーク!』 素敵なゲストを迎えてアフタートーク!詳細はHPで!(詳細は10月中旬頃HPで発表) *『フルフルのチラシを見掛けたら、要チェック!』 折込みチラシや劇場置きチラシの中に、アタリシールが貼ってあったら公演を無料でご招待!当日受付でアタリチラシとチケットを交換します! お申し込みの際には、アタリチラシと明記の上、1.お名前 2.連絡先(TEL・e-mail) 3.観劇希望日時 4.どこで受け取ったか ご記入の以上4点をご記入の上。下記連絡先までお願いします。 お申し込み先 e-mail:info@fullfull.info FAX:03-3481-0538 ☆名古屋公演information☆ *『11月 1日終演後、はせひろいち×土田英生×ヒロセエリ アフタートーク!』 はせひろいち氏(劇団ジャブジャブサーキット)、土田英生氏(MONO)を迎えてアフタートーク! 『☆play unit-fullfull 名古屋公演連動企画☆ 演劇ラボ 短期集中講座 本番使用中の舞台を使って発表公演をしよう!』 愛知県芸術劇場でのfullfull本公演終演後、本番の舞台でそのまま、劇場空間を使ってワークショップ発表公演!! 『重要なことは棚に上げて話す』を課題テキストにしてワークショップを行います。 一つ一つ段階を踏んだ練習を積み重ねて、最後は1シーンを作品として完成させ、実際の本番使用中の劇場で、 音響・照明をいれて発表します。 臨場感溢れる舞台に立って、感動と達成感を味わってみませんか?? 稽古日/10月3日・4日・5日・29日/11月2日発表 稽古場所/演劇練習館アクテノン 詳しくは、東海シアタープロジェクトまでお問合せ下さい! 問い合わせ/東海シアタープロジェクト TEL:052-433-7438 e-mail:labo@butai.org 演劇ラボ ホームページ/http://labo.butai.org *東京・名古屋公演共に、未就学児童入場不可です。 |
スタッフ | STAFF 照明:山口功一 照明オペレーター:長尾祐介(LEPUS) 音響:松丸恵美 舞台監督:西廣奏 演出助手:中路英仁 衣装:東京ストロー 小道具:プリント 宣伝美術:川本裕之 WEB・イラスト:キミコ 舞台写真:及川あき 制作:山上まゆ子 製作:fullfull 協力:自転車キンクリーツカンパニー あひるなんちゃら 劇団ジャブジャブサーキット MONO 有限会社キューカンバー 東京公演:サンモールスタジオ提携公演 撮影協力:石川酒造株式会社 企画・製作/fullfull |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー2
ダム建設のため村が沈んでしまう。順に転居していく村人達。
その中、転居を拒み蔵を改造し住み続ける男。
兄弟や幼なじみが村を出ようと説得に来るが聞く耳を持たない。
・・・・言われるがまま村を出て行くことでいいのだろうか?
今までなんとなく生きて来た男達は、この蔵を出て行...
もっと読む