羽球魂
劇団EOE
千本桜ホール(東京都)
2011/10/11 (火) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
バトミントン格闘技!
スポコン丸出しの舞台。ファイティング溢れる舞台にこちらもハイになって見入ってしまった。役者の汗や唾も飛び散りながらの演技で頑張っている姿勢に感動した舞台だった。次回は剣にちなんだ舞台らしいので、次回も観たい。
国家婚活支援法
ジャイアント・キリング
しもきた空間リバティ(東京都)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
チェイサー
ZIPANGU Stage
調布市せんがわ劇場(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
深く考えずにゆるりと楽しめる
バーを舞台に幼馴染の男女が月日を過ぎた今、昔、交わした約束を叶えるまでの物語をコミカルに編んでいく。お酒のうんちくが出てくるが、私はそっちの方は勉強不足のため、新鮮だった。楽しめた。
やわらかいヒビ
カムヰヤッセン
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
ちょっと解りにくいところもありましたが
板倉チヒロさんと 奥田ワレタさんの演技が群を抜いていて圧巻でした。劇場がもうちょっと駅に近いならいいのに・・。
不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
テアトルBONBON(東京都)
2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
前編からの繋ぎに苦しむ
コメディとして見れば楽しい企画だ。やはり1編目を担当した作家が一番楽なんじゃないかと感じた。後半になって、やたらとぐちゃぐちゃになり、これを一つの物語として見ると作品としては劣る。しかし役者を観ていると楽しめるという番外編だ。
『CHORIKO』 チョリ子
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
新宿が舞台?
数十年前の新宿、大久保あたりが舞台のような。韓国人の異常者が暮らすバラック街を舞台とし、チョリ子の生い立ちから集落が破壊するまでの物語。一部の聞きづらい台詞があり、また会場が暑い。熱気と共に観た舞台だったが、出演者も汗だくでさぞ辛かったろうに。舞台があれだけ広いとセットを作るのも大変だろうと。本物のトラックが設置されてたのに驚く。判らない点はあったけれど楽しめた。
糞尿譚
劇団俳小
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/22 (土) ~ 2011/01/29 (土)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい!
舞台の上の風景は臭いが漂ってきそうな場面。主人公が住居としている長屋。糞尿桶、柄杓、舞台衣装・・・それらは、そのままリアルに見える。そしてそれをまことしやかに演じるキャストらの演技力に、ただただ、感服した。
特に気弱で卑屈で流されやすい主人公が、終盤には今までの鬱憤を吐き出すように糞を撒き散らし暴れるところは壮絶で、小気味良かった。
ただ、丁寧に描写するあまり、上演が長すぎて疲れたのも事実。
Live forever
キコ qui-co.
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
地震をテーマに
震災前と震災後の神戸の町並みを描いた作品。描き方は断片的だけれど全体の構成は見事にまとまり絶妙だった。所々、クスッと笑える箇所もありテンポも絶妙。
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー
劇団6番シード
萬劇場(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
全体的に役者の演技力で押し切った感じ。メディアでの内情も解りやすく見せていてリアル感があった。笑あり、涙ありの楽しいお芝居でした。
ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】
バジリコFバジオ
OFF OFFシアター(東京都)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
満足度★★★★
面白い!
不気味な人形がやたらリアル感があって楽しい。ジョンも似てるし。前説も楽しい。豆腐はいただけなかったが(食べ物は粗末にしてはいけない)、全体的にキャストも観劇者も戦っていたような空間だった。
関ヶ原でダンス
劇団6番シード
吉祥寺シアター(東京都)
2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了
満足度★★★★
関が原で始まり、終わる
物語の軸は足軽百姓たち。彼らが戦に出陣する前の心境の表現に徹した舞台だったと思う。戦いたくない気持ちから、雨が降れば戦は始まらないだろうと、関が原で雨乞いのダンスを始める足軽百姓たち。とどのつまり、何がどうなったということもなく失笑するようなコメディ。全体的に楽しめた。
可愛い怪物
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2010/12/24 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了
満足度★★★★
意外や意外!
もっとお堅い物語なのかと勝手に想像していたのだが、ハートフルコメディだった。親子の確執から引きこもりを経て大学生になった主人公が過去の過ちを訂正しに行く心情劇。楽しくて面白いちょっぴりジーンな物語。
俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】
七里ガ浜オールスターズ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
観客の椅子の配置にどぎまぎする
舞台もそうだが、観客もほどよく目立っていた。いつものようにのんびりとしていられなかったが、目の前の会議ものんびりしていられない状態で、ここぞという踏ん切りがつかない社員らの焦りと心の動揺が見ものだった。
スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜
劇団 東京フェスティバル
シアター711(東京都)
2010/10/19 (火) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★★
公務員の日常に
殆ど起こりそうもないリアクションを投入し、汚い金だからこそ警察にも通報できない設定がなんとも愉快だった。実際に演じてたのは公務員だったりして。公務員なら演劇との両立も可能な気がする。
恋する、プライオリティシート
コメディユニット磯川家
王子小劇場(東京都)
2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかったっ
この劇団はとにかく勢いがある。しかも客席には関西弁が飛び交い、関東ではない雰囲気。それもまたいい。コメディだけではなく、ピアノの生演奏も素敵で、また本の筋も良く出来ていた。素晴らしいひと時だった。
『いいえ、ヴィンテージです』
山田ジャパン
駅前劇場(東京都)
2011/04/08 (金) ~ 2011/04/11 (月)公演終了
満足度★★★★
前半と後半のバランスの見事さ
前半はコメディで突っ走り、後半は人間の黒の部分を表面化していた。心の中の闇の描写は多少とも誰にでもあるものだが、居残る女もやめた男も己に対しての自信のなさが膿のようにじわっと露出して、その描写も裏打ちされたものだった。もしかしたら、男も女もこうして一人で自分の人生を消化していくんだろうな・・。と思わせる舞台だった。悲しいような感覚もあった。素晴らしいと思う。
線のほとりに舞う花を
てがみ座
王子小劇場(東京都)
2011/04/12 (火) ~ 2011/04/18 (月)公演終了
満足度★★★★
叙情的な音楽劇
物語は境界線の向こうとこっちで離れ離れになった姉妹を軸に、手紙によって繋がれ育まれた心理を表現していたように思う。歌は勿論のこと、衣装や舞台セット、そして全ての情景が叙情的に感じてとても美しかった。
また物語の進行役を勤める牛が彼の記憶の中で語り継ぐような構成になっており、それも斬新だった。全体を通して好みの舞台だった。
ともしび
劇団芝居屋
ザ・ポケット(東京都)
2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
ベタで安定した作品
初めから終わりまで安心して見られた人情劇だ。ベタ、というと何となく古臭いイメージがあるが芝居の基本だと思う。後半は亡き父の心持を理解できた息子が己の心を氷解していくのだが、それまでに、お節介な人々が交錯する心情の表現が面白い。
正劇ラグナロク
劇団Please Mr.マーベリック
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
なるほど・・
良く出来たストーリーで感心した。リングを巡る物語って素敵なファンタジーだけれど、多くの出来事を全て取り入れようとして、ちょっとごちゃごちゃ感があった。だけれど全体的には楽しめた舞台。
オレンジノート
劇団TEAM-ODAC×演劇カンパニー曲者
六行会ホール(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
描いた夢
二つの組が縄張り争いを発端に、街を舞台に大抗争となる。これらを若手の跡継ぎたちが治めようとする友情と恋愛を絡めた暴力団青春群像劇だ。物語は解りやすく終盤は感動した。
また、オレンジノートの意味も含めて素敵な舞台だった。