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エブリ・ブリリアント・シング 【高知公演中止(2月29日(土)・3月 1日(日))】

エブリ・ブリリアント・シング 【高知公演中止(2月29日(土)・3月 1日(日))】

東京芸術劇場/新潟市民芸術文化会館

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2020/01/25 (土) ~ 2020/02/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/01/30 (木) 19:00

価格5,000円

観客参加型というのを最初にアナウンスする。
チラシにも載っているので観客もそれを前提に観る。

約1時間20分の作品だが、「演劇にこれほどの可能性があるのか」とおもわせる作品。

演劇人、非演劇人問わず、観て欲しい。

ネタバレBOX

開場中から佐藤隆太さんが約70枚のカードを客席の至るところにいる人物に配る。
この日は挙手制でカードを配っていた。

芝居が始まると、最前列の観客5人位に、実際に舞台に上がってもらったりして芝居に参加してもらっていた。

ある人はお父さん役で「どうして?」と何回も言ったり
ある人は教授役で本のあらすじを説明したり、
ある人は恋人役でプロポーズをしたり。

大前提として佐藤隆太さんの人柄だったり、全くプレッシャーなく相手を誘い込む上手さはもちろんあるが、それ以上に驚いたのは観客の言葉(しぐさ)に込められた豊かさ。

実際に芝居で参加している人はもちろん、カードを読み上げる人の声にさえ何重ものイメージが見えた。

これは一人芝居でもあると同時に「100人の観客がいれば101人芝居」になる作品だと思った。

メモリアル

メモリアル

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/12/03 (火) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

会話の表層的な意味を追っていると、とたんに分からなくなる、そんな作品。


戯曲も演出も俳優に負荷をかけて会話させているような感じだった。

その負荷の理由とか構図やら関係性やらがなかなかわからず、観客にもかなり付加がかかった気がした。

デバイジング作品に少し似た気もしたな。

気になった俳優さんがいたけど、当日配布の資料はなかったのが少し残念。

ゴン太のクリスマス

ゴン太のクリスマス

さんらん

ギャラリーしあん(東京都)

2019/12/21 (土) ~ 2019/12/25 (水)公演終了

満足度★★★

ギャラリーしあんがまもなくなくなってしまう、ということでこの劇団を通して最後の来場。

さんらんは何度もこの会場を使っているからこの会場の魅力を余すことなく作品に落とし込んでいた。

演出も役者の素朴な表情をシンプルに魅せていた。

しかし物語の世界観や関係性の謎は最後まで明かされず、もやもやが残ってしまった。

森は生きている

森は生きている

劇団仲間

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/12/21 (土) ~ 2019/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★

60年以上の上演を重ねてきた劇団の代表作。

児童演劇作品を通しても代表作5本のうちにははいるのではないだろうか。

若手たちが動物なので見せる若々しい演技の一方でベテランたちがしっかりと土台を支えている、劇団の芯の強さのようなものを感じる。

しかし、所々テンポが遅かったり間が全体的に長かったりというのもあった。

暴力の歴史

暴力の歴史

東京芸術祭

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

ビデオを使ってライブ映像を流す演出はいろんな所でやられているが、ここほどうまく使っていたところはなかった。

まだ若いながら、ドイツの俳優人の演技にほれぼれ。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

演劇集団円

吉祥寺シアター(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

台風の影響で急遽千穐楽公演となった日この日。

芝居が始まった最初は二人くらいのベテランの役者さんの台詞がやや聞き取りづらく、どうなるかとも思ったが、いいテンポ感と飛び道具的なネタもあり、飽きさせなかった。

全体の四分の三くらいのところで休憩があったが、裁判のシーンの導入を考えるとなるほど、となった。


衣裳以外の小道具、大道具は最低限。
役者の負担はかなりのものだが、どの役者も挑戦していたし、遊び心もあった。

最後の舞台装置と演出は見事。
これが本公演初演出なら次もまた観てみたい。

夕食の前に

夕食の前に

劇団1980

下高井戸 HTS(東京都)

2019/07/13 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/07/19 (金)

劇団1980さんの「夕食の前に」を観てきましアトリエは初めて

舞台美術が凄い良かった。

何度も起こる演出効果に最後まで意味を見いだそうとして、明確な答えはなかったように思える。

自分なりの仮説は最後にいくにつれて立てられるが、その前段階で「?」となる観客は多そうだ。


イスラム圏ということと、空爆下であるということを少しでも忘れるとこの戯曲の緊張感と繊細さが失われてしまいそう。


これは製作側の配慮というよりは観客が観る側として知らなければいけないことが多く思えた。

闇にさらわれて

闇にさらわれて

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/06/23 (日) ~ 2019/07/03 (水)公演終了

満足度★★★

日色さんの芝居はすさまじい緊張感と説得力があり、その上で飄々と対峙しているところが素敵だった。

最後の台詞はこの芝居の核であり、ピークモーメントだったとおもう。

しかしそこに至るまでが、役者は若手もベテランもそれは上手いのだが、「今この芝居をやる」という切迫感のようなものが薄かったのは残念。


舞台装置や照明も見事だった。

つながりのレシピ

つながりのレシピ

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

アイデアは良いし、この題材を取り上げた劇団の意向も良いと思う。

しかし、主要登場人物の動機だったり、壁を越える、変化する描写がややシンプルすぎた。


ホームレスとそうでない人の間には何があるのか、何が理解を、認識を妨げているのかという現代への問題提起した点を評価できる。

マクベス

マクベス

劇団東演

シアタートラム(東京都)

2019/03/24 (日) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトル通り、初めてこの劇団を見に行った。

演出家が超有名ということでまぁまぁ期待していったら良い意味で裏切られた。

マクベスをこんなふうに上演できるとは。

やはりド頭からラストまでこの芝居を引っ張っていったロシア人俳優達は見事。

東演の俳優達も、個々の演技力などより、アンサンブルとしての存在が素晴らしかった。

物凄くシンプルなムーブを効果的に使い、その切り替えも良かった。

そしてこの作品を小道具1つ使うことなく上演することで、スピード感が出て、観客を連れていっていた。

また観たい。

ミカンの花が咲く頃に

ミカンの花が咲く頃に

HOTSKY

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/10/03 (水) ~ 2018/10/07 (日)公演終了

満足度★★★★

実話がベース、ということが物凄く「今」に突き刺さった。

集団の中では、このような現実と理想の問題がついてまわる。
それを最小単位の「家族」を中心に描いたのは見事だった。

ベテラン俳優が軸となり、若手の熱量・瑞々しさが混ざりあった良い公演だった。

悲しみよ、消えないでくれ

悲しみよ、消えないでくれ

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ていくうちにタイトルが染みてくる。

劇団いんの方も、客演の方も公演。

この作品が始めててしたが、これからも来ようと思います。

脚本・演出共に好きだが、ダブルトークだけは上手くいってなくて、ただのノイズになってしまっていた。

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/05/15 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

イキウメは今回で8回目。

毎回非常に楽しく観させてもらっている。


今回は短編集ということだったので、また新たな観点から観られるか、とも思ったが、いまひとつ、といったところ。


一つ一つは人間こころを描いているのだけれど、いつものSFらしさや、伏線を見事に回収するようなものは見られなかった。


それぞれの話がつながってはいるものの、それがそこまで効果的でもなかった。

客席に語りかけるというのも、前川さんの演出では珍しいような気もしたが、そこまで効果的ではなかった。

ただ、役者は秀逸だし、空気感を変えるところなどはさすが。

最後の炎

最後の炎

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2018/04/14 (土) ~ 2018/04/28 (土)公演終了

満足度★★★★

文学座はこれで3回目の鑑賞。

アトリエは初めて。
まず、素晴らしい空間に驚く。

あとはネタバレに

ネタバレBOX

舞台装置が抽象的な木が一本のみ。

小道具はいくつかあったにしろ、家具などの出道具はなし。
テンポ感と想像力を出したい演出家の意図が汲み取れる。

演出家と俳優陣がテキストにまっすぐ伝わったのがよく分かった。

男性陣も良かったが、特に女性陣が良かった。

ただ中盤、単調になるところが多々あり、年齢が上になるにつれて寝ている人が多かった。

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