1
まったく新しい‼︎宇宙創造論
演劇ユニットG.com
G.comの舞台を観るのは5年前の『雨季』以来。レムの「新しい宇宙創造説」をモチーフにしてるというから難解なのかと思いきや、いやー、面白かったなあ。あのスペースを縦横無尽に使った芝居で、充分に楽しませてもらった。
2
野外劇『嵐が丘』
東京芸術祭
昨年の「野外劇」はプレイハウスでの上演になってしまって残念だったが、今年は無事グローバルリングでの上演。話の細かな部分等かなり端折っているので、原作を知らないと観ていて戸惑うかもしれないが、刺激的な時間だった。
3
花柄八景
Mrs.fictions
Mrs.fictionsは「伯爵のおるすばん」もよかったのだが、今どちらがもう1回観たいかとなると本作。本当に面白かった。それに尽きる。
4
空蝉
あやめ十八番
休憩10分を挟んで160分という長尺だが、充分に楽しませてもらった。皆さん熱演だけど、舞台全体に何とも言えない軽みがあるのがいい。
5
GIRLS TALK TO THE END-vol.3-
藤原たまえプロデュース
藤原たまえプロデュース初観劇。話の展開は予想を大きく超えるものではなかったのだけど、なんだか観ていて嬉しくなってしまった舞台。
6
ナイゲン(R04年新宿版)
feblaboプロデュース
出演者交替のお知らせメールが入る度にドキドキしていたので、無事楽日を迎えられたことにホッとした。やっぱり面白い芝居だというのが素直な感想。
7
たぐる
ここ風
開演前の薄暗い舞台上のセットからもう引き込まれた。変にはしゃぐこともせず、淡々ともちょっと違う、とても緻密に綴られる数日の出来事。いい時間だった。
8
小刻みに戸惑う神様
SPIRAL MOON
葬儀の話だけど、DMに「決して湿っぽくも暗くもありません」と書かれていた通りの舞台。美術もいいし、とても緻密で、しみじみと可笑しい。
9
インディヴィジュアル・ライセンス
24/7lavo
説明文というか、introとして書かれた文を読んで想像していたものとは違っていたけど、なんとも身につまされる家族劇。面白いのに、こちらにグサグサ刺さってくるシーンも多くて、痛いのなんの。
10
ある母の記録
NonoNote.
正直なところ、旗揚げ公演でここまでのレベルの舞台になるとは思わなかった。後半は何度もうるうる。