Dの観てきた!クチコミ一覧

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♥♥♥~Don\'t catch me !~

♥♥♥~Don\'t catch me !~

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

最近のエンクラの傾向。
開始から3分くらいどういうスタンスで観ればいいのか途惑ったなー。してやられた感もあります。
15mm時のろりえ、企画公演「JETS」、そして今作。脚本単品を読み物として目を通した場合、果たしてそれが特別に面白いか?と考えるとかなり微妙な判定になりそう。彼らの挑戦を評するには演出に注目したほうがいい。という事で、気になる人は観に行ってください。クチコミだけじゃ分からないと思う。
そういう芝居なので、物語が今何処に向かっているのかこそを重視して観る人にとっては合わないかも。でもそういう見方って損すると思いますよ。芝居は、「目の前に人間が存在して何かをやっている」のを観るべき。

【追記】
これを書いてから「休みに似たり」を見て、思わぬ合致に吹き笑い。偉そうに記してもあくまで私個人の観劇感ですのでお気になさらずに。

ネタバレBOX

意図してなのでしょうが、役名クレジットがないのが残念。万引きの後のダンスの時だっけかな。そもそも上手い人を全面に配置するのはあるでしょうけども、上手から2人目の女性キャストの方のキレに感心。恐らくは普通に踊れる方なのでは?
愛にキて

愛にキて

アマヤドリ

王子小劇場(東京都)

2008/02/15 (金) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

そういう事だったのか。百聞は一見に如かず。
一時期『観てきた!』に「オススメしない」のマークが連立して不安になったものの、観たら安心した。これまでが良かった分の観客からの期待に応え切れなかったのかもしれない。団体としてやるべき事はやれていた様に思う。個人的には充分楽しませてもらえました。惜しむべくは強風で電車が遅れて序盤の15分を観られず…(泣)。
気になったのはキャストのバランス。主要な人がいないとまでは感じませんでしたが、能力差のバラつきは目立った。「その台詞をその人が言ってもちょっと説得力が…」なんて瞬間も。役者の力不足を責めるよりも、采配した演出の非か。それを再度感じたのがラスト。しばらく間があった後の部分。同じ言葉を語調を強めながら何度も繰り返す事で何かが生まれていく過程は見えた。が、役者の能力に合わせた演出ではなかったと思います。根岸さんはこなせていたけど、青木さんは段々とこなせなくなっていった。今日だけの事ではないはず。
コロさんがダンスを好きらしいのはブログで拝見していましたが、流石にキレがいい。昔サッカーなどをやっていたそうなので身体能力値がそもそも高いのでしょう。柿ではああいうキリっとしたダンスがないので、観られてよかった。

誰も寝てはならぬ

誰も寝てはならぬ

国道五十八号戦線

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/25 (月)公演終了

安心して不安になれる。
危な気なく安心して観られる完成度はいつもの通り。それでいて挑戦的な部分もある。なので最終的にどうなるか思案を巡らせつつ、上手く納めてくれるだろうと結論を出した上でヒヤヒヤ出来た。
まだ2日目だ。極々些細なミスは見られたが、芝居の進行には何ら支障がなかった。ナイスフォロー。場数を踏んでいる証明だ。回を重ねる度に絶対まだ面白くなると思う。
荒井さんのあの役、はまる人はめちゃめちゃ好きなキャラクターかも。

ネタバレBOX

「閉鎖空間+役名なし」。設定としては過去にも何処かでしらやってる感じがある。実は自分もやった。この場合、人物の行動に説得力があってこそ物語は紡がれる訳だ。今回、紡がれていたと思いますよ。
ハマカワさんは客演先では結構刺激的な役をやっている印象がある。対して自団体では地に足の着いた役が多い気が。そのバランスは大切だと思う。どちらの役どころが好きかは人によって分かれるかもしれない。そういえば、度々かわひさんが彼女についてコメントしていますね。今回はどうでしょうか?
キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

毒性が高い。迂闊になれない。異常。
何をどうぼかせばネタバレにならずに済むのか…。一幕は台詞だけ取れば原作に近いけど、早くも異常事態が起きます。そしてニ幕でも異常事態(笑)。三幕以降は何が起きても驚かないつもりだったけど、それを上回る更なる異常事態が(爆)。
物語を楽しむ為の芝居ではないかもしれません。何が起きるかのほうに重きがある。「ロミオとジュリエット」をよく知らずにこれで初めて観るというのはオススメ出来ないかもしれないなぁ。だからパンフレットにも予め原作のラストまでのあらすじが載っているのでしょうが。
どうしても気になるのは、キラリ☆ふじみが「市民文化会館である事」。これを周辺の住民が何気なく観に来てこの地域で芝居に興味を持つ人が増えるか?という疑問。個人的には非常に楽しませてもらいました。しかしこれが初めての観劇だったりした場合、表現が斬新過ぎて消化が難しい部分もある。観慣れてる立場からしたら「深く考えないでいいんだよ」と言ってあげたいけど、考えるだろうなー。

ネタバレBOX

一幕ではロミジュリが不在。ニ幕ではロミジュリだらけ。三幕以降は誰もが一時的にロミジュリになったりそうでなくなったり。場面ごと3人による演出なので違いだらけですが、結果的に見るとそれぞれでやってる事とやってない事を補完している。
ニ幕の子供さんがちょっと…。せっかくロミオとジュリエットの名前を呼ばせるならそこはこだわって欲しかったです。
霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

こゆびちだった。
「しょうしち」って言う人がいるし、自分もどっちなのか曖昧になりつつ漸く観に行けました。でも小指値としての公演はこれで最後。行って良かったー。
あの手この手で楽しませてくれる演出。芝居を見慣れない人からしたら「こんなのアリ!?」なんて思う事も多いでしょうが、同時に芝居の窓口の広さも知ってもらえそう。上演時間も長過ぎないから観やすい(予定時間よりは延びたみたいだけど)。役者にもそれぞれ異なる魅力があるし、注目出来る部分はいくらでもあります。
あと、制作体勢が気張ってなくていい。アットホームとは違うんだよな。フレンドリーでもなくて、なんだろう。フランク?一見軽そうな割にちゃんとしてる(失礼!)。気楽に観られる空間作りが出来ていると思います。大事。

ネタバレBOX

ヨシヒロに嫌われたくないから、サブロウが存在しないと言い出すヒドミ。ヒドミに嫌われたくないから必死になるサブロウ。でもヨシヒロには見えない。その三角図がとても切ない。ウザく思えていたサブロウが愛らしくさえ思えました。報われて欲しくなったなー。死んでるけど。
革命日記

革命日記

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/12 (火)公演終了

10年前にも観たかった。
その頃の自分はまだ芝居というものを観た事がありませんでしたが。
確かに若手公演。他の青年団の芝居に比べると重厚さが足りない様に感じました。でもね、それは不足感ではないのです。長年やっている人々と今から同レベルだったりしたらそれはなんて手に負えない化け物か。ここからですね。出演していた彼らの今後を期待します。

繭

reset-N

シアタートラム(東京都)

2008/01/23 (水) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

非常にコメントに困る。
何かと断言がしにくい。正直、なかなか入り込めなかった。詰まらないという事ではない。透明度が高過ぎて観るべきものが見えなかった様な気がする。観ている時には「うーん…」と思ったりもしたものの、終わってから「いや、でも…」と顧みたりしてイマイチ綺麗に消化出来ていない。

ネタバレBOX

基本的に舞台上の動きが少なく、いよいよという時にだけ動く演出については二騎の会の「五月の桜」にも似ていた。久保田さんと長谷川さんと原田さんはこれまでにも別団体への客演で姿を観ている。久保田さんはバズノーツにて。この時は彼を凄いと思ってreset-Nを観たくなった。長谷川さんはヒンドゥー五千回にて。この時は彼女がまるで輝いてなくて同団体への興味が薄れた。原田さんは時間堂にて。印象に強く残る役柄ではなかったが、悪い気はしなかった。そんな浮き沈みがあったので、個人的にreset-Nって謎の人々だったのです。今もまだ謎。個人的にAB型の人に対する印象に近い。夏井さんはA型らしいですけど。
reset自体を初見なのでもしや慣例なのかもしれませんが、アンケート用紙がない事が気に掛かりました。自分の分だけ折り込み忘れてるのかと思って、ついまだ来ていない隣の席にあったチラシの束を捲ってしまいました。彼らにとって客の存在とはどういう位置取りなのだろう。アフタートークで聞くべきだった。
投げられやす~い石

投げられやす~い石

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2008/01/24 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

あんた、凄いよ。
勿論この企画を立てたジェットラグも評価すべきではある。が、何はともあれ岩井さん。芝居の醍醐味である「人が演じてこそ」の面白さ全開。これを小説にしても絶対に面白くならない。なってもライトノベルみたいになっちゃう気がする。そうじゃないんだ。決して軽くはない。いいものを観た。

ネタバレBOX

以前に岩井さんのお姿を観たのは東京デスロック「演劇LOVE」の「3人いる!」。その時はクレバーなお兄さんという印象でした。それがなんだ、今日は。作中で時間の経過があるのですが、経過後に登場してもしばらく彼だと判別出来なかった。数秒間は「あれ?これって4人芝居だよな?5人目が…?」と本気で思っていました。
プリッツを盗む振りをした事で起きる、店員との遣り取り部分。あれは誰がやっても面白くなる訳ではないですね。技を見た気がします。
隣にいても一人

隣にいても一人

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

べた褒めしたい。
【青森編】上演時間役60分の内の何分を笑って過ごしただろう。爆笑もしたけれど、劇中人物の遣り取りを微笑ましく感じてそういう表情をしていた時間が長かったです。客席にいた他の方々もそうではないでしょうか。大人な年代の多い客席でしたがずっと笑い声が聞こえていました。始まりの出来事にはまるで説得力がないのに、そこを突付く気になれない。これはやはり役者の在り方がそう思わせるのかな。実に濃密な4人芝居でした。
私はこのバージョンがイチバン面白かったと思っています。予定的に1回しか行けないからこれを観られてよかった。でもきっと他のバージョンを観てもそう思っていたんじゃないのかなんて気も。全部観る人が羨ましいです。

ネタバレBOX

「義理義理」がツボにはまりました。
愛の続き/その他短編

愛の続き/その他短編

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/21 (月)公演終了

兵どもの鬩ぎ合い。
【Bバージョン】これだけのメンツが同じ舞台に乗るなんて、小劇場オールスター戦みたいですね。まだ序盤なのでこれからどうなるのかも期待。
当日パンフには役名と共にその人物の立場も書かれてあるのですが、場合によっては読まずに開演を待ったほうがいいかもしれません。劇中では関係について明確に語られる部分があまりなく、熟読するかどうかで作品に入り込むまでの時間が変わると思います。個人的には多少その時間を掛けてでも芝居そのものから情報を受け取るほうがいいと思うので。現に開演前に熟読した私はなんだか先に枠を知ってしまった様な感じになりました。

ネタバレBOX

●愛の続き(の続き)
Aバージョンの「愛の続き」の人物設定を男女逆転させているそうで、とはいえこれ単品でも観る事は出来ます。ヴァーチャル彼女ってそういう意味だったんですね。楽しかったあの頃を思い出す為にもう一度、みたいな形なのかと予想していました。中盤以降、見えない箇所で何かあったのでしょうか?袖からヒソヒソ声が聞こえてきました。

●5分だけあげる
教育・親・学校の乱れを描いた、現代だからこその内容。こっちのほうが好みに近かったです。小学生を演じた2人の違いが気になりました。松下さん演じるシュートくんはいかにもその年齢を演じている感があり、対して辻沢さん演じるミサちゃんはかなり大人っぽい。確かに女子のほうが精神的な成長は早いのですけれど。意図的にそうしたのでしょうか。
「感じる事よりも考える事が大事」という旨の台詞があるのですが、芝居をやる身としては感じる事こそ大事なんじゃないかなと思ったりしました。
TRAGEDY2

TRAGEDY2

MWORKS

成田市市民ホール(千葉県)

2004/10/22 (金) ~ 2004/10/24 (日)公演終了

心に残り続けている1作。
転機とでも言いますか、観た事で自分の何かが変わった作品の1つです。勿論、そんなに多くない内の1つ。
西洋の何処かの国。王子は父親である国王の死期が近付いている事に思い巡らせていた。いつ死んでしまうかという事にではなく、どうやって死なせてやるのが最良なのかについて。
とにかく綺麗でした。演劇は「空間を演出する芸術」という見方も出来るのだなと思いました。

ママチャリ★ロック

ママチャリ★ロック

上智大学劇団リトルスクエア

上智小劇場(一号館講堂)(東京都)

2004/11/12 (金) ~ 2004/11/14 (日)公演終了

これっきりになったけど。
ママチャリレースがオリンピック種目になって、国民から無作為に出場選手を選出。その人々が嫌々にも合宿をしたりする話。
上智にはそれっきり行っていません。でも、これは面白かったのです。だからまた行くかもしれません。

ネタバレBOX

中山ゴンみたいな人がハイテンションでママチャリを漕いだ、とか覚えています。馬鹿馬鹿しくてよかった。遣り切るのは大切。
サウザンドサウンド

サウザンドサウンド

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2004/11/12 (金) ~ 2004/11/14 (日)公演終了

祭り。3つ目。
これが、いちばん好きでした。5つあったこの時の活劇祭りの中で。運命に翻弄される少年少女達のお話。正体を知らずに友達を殺してしまう流れは結構ベタだけど、芝居自体がノっていればかなり訴えてくるものがあります。
その後何度となくお姿を観る事になるハマカワフミエさんとの出会いの作品でもありました。合わせて劇団3WD改め国道五十八号戦線のみなさんとの出会いでも。早めに会えてよかったです。

The DRAGON PAW

The DRAGON PAW

立教大学演劇研究会

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2004/11/04 (木) ~ 2004/11/07 (日)公演終了

初めて立教大学へ侵入。
当時観ていた大学サークルの中では群を抜いた出来でした。本もしっかりしていたし、役者もいい。高野さんという役者をこれ以降チェックする事になります。先日久々に別団体でお名前を見かけたものの、そのチラシを紛失。行くつもりだったので非常に残念でした。

Session!

Session!

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2004/10/30 (土) ~ 2004/11/01 (月)公演終了

祭。2つ目。
比喩表現でもなんでもなく、一切覚えていません。観劇中の私は寝ていたんでしょうか???

partner

partner

n企画

Studio WUU(千葉県)

2004/10/26 (火) ~ 2004/10/26 (火)公演終了

近隣。
恐らく自室から最も近隣で観た芝居ですね。当時はよく分からずに観ていましたが改めてキャストを見たら箱庭円舞曲にいた増子直子さんが客演していた様です。ほう。帰りに稽古中の様子を納めたDVDが貰える特典付きでした。

フラフープにまきついた針金をほどく猫と

フラフープにまきついた針金をほどく猫と

創像工房 in front of.

慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)

2004/10/23 (土) ~ 2004/10/29 (金)公演終了

コント。
行ってみてから「あ、コントなんだ」と思ったのでした。今思うとラーメンズの「タカシと父さん」っぽいのと、ごっつええかんじにあったコントっぽいのがありました。個人的には上田さんという方が気になって観に行っていたので、当時は気にしませんでした。

東京御国ロック

東京御国ロック

創像工房 in front of.

慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)

2004/10/14 (木) ~ 2004/10/17 (日)公演終了

初、日吉。
知人に誘われて遥々。荒唐無稽な話だったけれど、役者の演技がそれを補っていました。行った甲斐がありました。なのでこれ以降もこの団体の為にこの地に何度も足を運んでしまったのです。

AC・Broken

AC・Broken

創作集団MidNight-Care

銀座小劇場(東京都)

2004/10/23 (土) ~ 2004/10/24 (日)公演終了

マルチエンディング?
ラストシーンがそうだったそうで、それが売りらしい事がチラシなどで告知されていました。が、結局どういう意味か分からず。回によってのバージョン違いだったのでしょうか?客席は開演から終演まで何の物音もしないままでした。

PINK-JET JACEKR'S HIGH

PINK-JET JACEKR'S HIGH

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2004/10/22 (金) ~ 2004/10/24 (日)公演終了

祭。1つ目。
秋の活劇祭り、みたいなのがありました。特に知人もいないけど何となく制覇したくなって観に行ったのです。その後、何人かを小劇場で見かける様になりました。
これに関してはやりたい事がイマイチ見えなかった残念な記憶があります。結構なテンションで騒いでいた印象。「BANK BANG LESSON」っぽかったかな?

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