伯爵のおるすばん
Mrs.fictions
吉祥寺シアター(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Mrs.fictionsとの出会いは2017年のオムニバス公演『15 Minutes Made Anniversary』。
そして2019年、初めて観た本公演『伯爵のおるすばん』(再演)が衝撃的におもしろくて感動&ボロ泣き。以来チェックしている劇団なのだ。
そしてその演目がまた上演されるという。が、伯爵役は若い女性とな。前回伯爵を演じた岡野康弘さんがとてもよかったので残念、且つそれって成立するんだろうかという不安。まあ何とかしてくれるんだろうけども。
っつー訳で、不安と期待をぶら下げて初日に行ってきた。
結論。
やはり脚本が良いので、しっかり楽しめた。
笑いどころたっぷり、ずっとケラケラ笑ってたのに最後はグッとくる。うおーん。
でもやはり、彼女が演じる伯爵はどう観ても華奢な女の子なので、違和感はずっと残ったままだったな。特によっちゃんとの話は男同士だということに意味があるんだけど、それがちょっと判りにくいというか。
キャストの前田悠雅さんは好演だったし、ひとつ前の講演『花柄八景』での燐ちゃん役がとても魅力的だったので好感を持っているのだけど。
SNSで感想を掘ってみたけど、この件について触れてる人はいなかったので私だけなのかな。アタシが2019年版のイメージを追いすぎなんだろうか。記憶を無くしてまっさらな状態で観たらどう感じるのかな。
ネタバレありの感想
http://mizki4.seesaa.net/article/491068286.html
鶴かもしれない2022
EPOCH MAN〈エポックマン〉
本多劇場(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/02/23 (水) 19:30
2020年版の駅前劇場と横浜の2回観たので、今回はいいかなと思っていたけど、やはり気になり初日に飛び込んだ。
2020年のもとてもよかったが、今回はまた色々と違っていてそれも含め堪能した。痛々しくて悲しくて美しい。本当に観てよかった。
やはり演劇は生でないと。素晴らしい体験を得た。
パンフレットも創作メモやリアルなお金の話などもあり読み応え・見応えありでマスト!
月の姉妹
(旧)下北澤姉妹社
シアター711(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
満足度★★★
チケットプレゼントにて鑑賞。
本多さんと井上さんを楽しみにしていたけれど、期待が大きすぎたのかもしれない。言いたいことはわかるけど、なんというか「腑に落ちない」感じ。
つまらなくはないんだけど、友だちにはお薦めしないかな。
役者さんはみな素敵だった。それは本当。なので☆ひとつ増やしてみっつです。
もしも、シ〜とある日の反射〜
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
吉祥寺シアター(東京都)
2016/03/06 (日) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★
「二人が知る真実」
って、結局なんだったのかな。
トラックバックが出来なかったので、リンクを貼ります。
↓
http://mizki4.seesaa.net/article/434754318.html
OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」
CREATIVE OFFICE CUE
サンシャイン劇場(東京都)
2016/02/12 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了
満足度★★
完全アウェー
水どうはまったく観たことがないので、楽屋オチが多いのが残念。
ファンの為のイベントなんだろうね。
面白いところもあったのに、内輪ネタのせいでその面白さも割り引かれちゃうというもの。
http://mizki4.seesaa.net/article/434300034.html
【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】
DART’S
ギャラリーLE DECO(東京都)
2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★
初見
鍛治本くん目当てで観賞。
どういう芝居かも知らずに観てビックリ。かなり本気なサスペンス!面白かった。
詳細はブログにて。
http://mizki4.seesaa.net/article/433782655.html
ファンファーレサーカス
ねもしゅー企画
新宿FACE(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★
おとぎ話目当てで
根本宗子嬢の名前は知っていたけど、観たことは無かったので良い機会だと早々に前売りチケットを買った。
過度に期待した訳ではないと思うけど、意外にベタ甘な「おとぎ話」で肩透かしを喰らった感じ。もっとドロッとしてたりブラックなのかと思っていたので。
おとぎ話の4人と演奏、それに美しい趣里嬢を観られたので、まあいいかと思っておく。
↓トラックバックが反映されないようなので、リンクを貼っておきます。
http://mizki4.seesaa.net/article/434265012.html
希求の果て
男〆天魚
劇場MOMO(東京都)
2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
元ハッポウのくんじさん目当て
で見に行きました。
稽古期間が短かったらしくちょっと粗めな感もあったけど、じゅうぶん楽しめた!
落第天使が試験とか昇進のため人間と関わる…てネタはよくあるし、凡その展開も想像できるんだけれども。何かいろいろツッコミどころ多々あれど。個々のシチュエーションや織り込まれた笑い、魅力的なキャラクターのお陰か、満足できるおもしろさ。あんまり期待してなかったんだけど、ホントに失礼しました(^^;
女王の盲景
空想組曲
シアター風姿花伝(東京都)
2014/01/08 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★
2014年の初観劇はコレ
面白いことは面白かったんだけど、なんかこう…あともうちょっと!って感じ。何でかな。
ストーリーはもちろん、衣装や舞台美術も目指すところはよく判るし、なかなか素敵に仕上がっているともおもうのだ。
独り芝居『審判』
多田直人案
吉祥寺シアター(東京都)
2014/01/15 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★
独り芝居の『審判』といえば…
カトケンさんがライフワークとして何回も上演しているのが有名だとおもうが、重い話だと判っているので観たいとおもったことは無く。しかも翻訳物だし。
なのに観に行ったのは、つまり演者が多田くんだからだ。
独り芝居だし、すごい大作だし、彼にとっては大きな挑戦なはず。
多田ファンとしては、こんな機会を見逃す手は無い。
ナツメ
ナ・ポリプロピレン
中野スタジオあくとれ(東京都)
2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了
満足度★★★★
暮れの定番
すでに見た友人らの話から、劇中ドラゴンボールネタがたっぷりらしいということは判っていたが、これほどとは…! というくらいドラゴンボールびたし。
アニメはほとんど見ていないけど、一応原作まんがは全巻読んだので、なんとかネタで笑わせる部分では笑えたアタシ(^^;
あのおたくの鬱陶しいほどの無意味な熱さ…笑えると言うより実際いそうで苦笑。
片鱗
イキウメ
青山円形劇場(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
さすがイキウメにハズレ無し
やっぱりおもしろかった。今回は、ちょっとオカルトというか、怖いお話。
手塚とおる氏が出るというので、これもたのしみだったのだが…
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-
てがみ座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
初てがみ座
てがみ座は、今回初めて観る。
ハイリンドの多根さんが客演するというので観ることにしたのだが、それまで劇団の名前さえ聞いたことが無かった。
評判が良さそうなので楽しみにしていたが、内容についての前情報はほぼゼロ。民俗学についての話らしいと小耳に挟んだくらいだ。
客席を見回すと、割と年齢層が高そう。平均すると50代くらいだろうか。
開演に遅れてくる人や、上演中にガタゴト大きな音を立てて身動きする人などが多かったのが少し気になったが、携帯などは鳴らなかったので本当に良かった。
肝心のお話はといえば。
戦中から戦後にかけての日本が舞台。
宮本常一という実在の民俗学者が主人公。彼を含む研究者たちの集まり、“アチック・ミューゼアム”とそのパトロンである渋沢敬三の物語。
民俗学に対する情熱を題材にしながら、それに絡めて戦争をも描いている。それと夫婦のあり方までも。
ドキュメンタリーもののスペシャルドラマを観たような感じ。
硬すぎず、ちょっとした軽みも交え、でもってしっかりと人間を描いていて見応えがあった。
劇的に、わーっと面白い!という訳ではないが、じんわり素朴に「よかった」。
役者さんがみなさん達者で、何の危なげもなくて素晴らしい。
渋沢敬三氏の息子さんが観に来られたらしいが、「思い出を観ているようだ」とのこと。
脚本家の方がツイッターで発信したのだが、それを読んで──私が話を書いたわけでもないし、演じたのでもないが──なんだか嬉しくなった。
終演後のアフタートークも、いろいろと興味深いお話を聞けて面白かった。
民俗学は何となく興味はあったのだが、この機会に宮本氏の著書『忘れられた日本人』を読んでみようとおもう。
ヘッダ・ガブラー
アトリエ・センターフォワード
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/06/05 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
ファム・ファタルになれなかった哀しい女
イプセンの名作だということも知らず、もとよりイプセン自体もその作品をひとつも知らないまま観劇。
美しいけれど、最初から最後まで理解不能の厭な女ヘッダ。
だけどなぜ?
どうして?
あのセリフはどういう意味?
観劇後、気になってネットであれこれ検索。
するとまた違ったヘッダが見えてきた。
テスマンも、ミセス・エルヴステッドも、レーヴボルグも。
戯曲を読んでみたくなった。
読んだ上で、もう一度この舞台を観てみたかった。
テレビが一番つまらなくなる日(2013年版)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
演劇未体験の方にもおすすめ☆
『泡』は観に行きたかったのに行けず、後悔した。
『二人芝居』で東京フェスティバル初体験。おもしろかった!
そして今回。
きっとおもしろいんだろうけど、朝倉さん以外はほぼ知らない役者さんばかりで躊躇。
そこにチケットプレゼント当選、欣喜雀躍で観に行った。
かくて───やっぱり、おもしろかったーー!!
『二人芝居』の時にもおもったけれど、選挙ものというより人間を描いた上質な「コメディ」で、紛う方無き「エンタテイメント」。
ドタバタしていても低俗にならず、リアルだったり考えさせられたりほんわかだったり。誰にでもわかりやすくおもしろく。
やはり脚本が佳いんだなあ。
登場人物全員、キャラクターが立っていて人間くさくてイキイキしていて。
それを演じる役者さんがまた、みなさん素敵。知らないからって観るの躊躇したアタシの莫迦ばか!(特に飯田さんと鈴木さんの美声に惚れ惚れしたよ…)
実際の参院選に合わせて3年ごとに再演され、今回が三演目なのだそう。
再演のたびに改訂されて進化しているそうなので、次回2016年版もたのしみです。
獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
やはり面白い。
恐ろしいほどの幸福感か…柱とはいったい何なのか。
人々はどうすべきなのか。
いろいろ考えさせられた。
なるしー客演も楽しみだったけど、もっとコテコテに使うのかと思ったら、そうでもなかった。ファンには物足りないかも?
でもあれはあれでいいような気もする。
イキウメははずせないと改めておもった。
サイレント・フェスタ
東京ハートブレイカーズ
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
たのしかった!!
みのすけさんの「東京ハートブレイカーズの公演というのはね、首藤さんの誕生日祝いを、毎回、毎ステージ、やってるようなものなんだよ」というお言葉に、全面的に賛成です。
パーティですパーティ。楽しいはずだわー。
ライブとお芝居、両方たっぷり堪能できた!
どっちも中途半端になりがちなのに、ほさかさん、本当にみごとに作り上げてくれた。
THB、万歳♪
ヒーローアゴーゴー!
劇団東京都鈴木区
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/03/13 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★
勢いはあるし、好感も持てるけど
脚本に無理があるのではないかしらん。
流れ的に「えっ、なぜ?」という展開が多々あり、もやもやしてしまった。若い子には自然な流れに思えるのかなあ。
つまらなくはなかったし、笑える部分もあったんだけど。
何がおもしろかったかって、終演後のおまけのシャッフルキャストが一番だった。見事に男女入れ替わってしまって可笑しかった〜!
☆☆
ヒーローものは「TEAM 発砲B・ZIN」を観ていたので、悪いとはおもいつつつい比べてしまうけれど、やはり圧倒的にストーリーの完成度に差があるとおもうな〜。
*チケットプレゼントにて観劇
八犬伝
森崎事務所M&Oplays
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2013/03/08 (金) ~ 2013/03/31 (日)公演終了
満足度★★★
勿体ないことをした…
チケット代が高かったので、ケチってコクーンシートを購入したんだけど、失敗だった〜。
仕掛けや捌けた役者さんが見切れてしまったり、逆に舞台の1/4はまったく見えないという…。
いや、観にくいんだろうとは判っていたんだけど、これほどとは。
後ろの方でも良いから、正面席でもう一回観たいと思ってしまった。
やはり阿部サダヲちゃん、いい!
特に期待してなかったけど、瀬戸康史くんもなかなかステキ。
数年ぶりの中村倫也くんはますます色気が♪
田辺さんは難しい役どころのせいか、ちょっと硬かったなあ。
演出もかっこ良くていいんだけど、せっかくなら五人揃ってゴレンジャー!みたいなノリももちょっと欲しかったな。
で、肝心の前田さんは…(^^;
水の音
公益社団法人日本劇団協議会
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/03/12 (火) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
近江谷太朗を観に。
とりあえずたろちゃんを見たくて行ってみた。小須田さんも出ているし。
紅一点の津田さんは初見。
幼馴染である三人が、50歳になり再会して話すこととは…。
年齢も近いし、最初のうちはわりと共感を持って観ていたけれど、後半は違和感があり、ちょっと退いてしまった感じ。
役者さんはよかったんだけどなあ。
フルカラーで8ページ(!)の無料のパンフをもらえて、これはとてもありがたい。