華崎の観てきた!クチコミ一覧

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Blue amber~揺れる琥珀のように~

Blue amber~揺れる琥珀のように~

OSK日本歌劇団

ABCホール (大阪府)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★

高世麻央の蒼き情熱
フィナーレでの高世麻央のスターオーラには舌を巻いた。

ストーリーは…チラシやチラ裏で期待させた割に、小さくまとめすぎたかな…。

東海道中膝栗毛

東海道中膝栗毛

松竹

中日劇場(愛知県)

2009/05/11 (月) ~ 2009/05/28 (木)公演終了

満足度★★★

惜しい!
傑作になりそうで、なり損ねた感じかも…。

ネタバレBOX

人が端へ行くと傾く、崖の上に半分突き出た家の中での立ち回りは、舞台装置も面白く(あれって、どうやって動かしてるんでしょうか?)、スリリングで息もつかせず引き込まれます。

そこから、崖から落ちての宙乗り、大詰のミュージカル仕立て(もちろん邦楽で)な大団円までは、とても充実していて楽しめます。

が、それまでが…。

一つは、古いんでしょうか。弥次さん(右近)は、色好み。喜多さん(段治郎)は、食いしん坊。という設定で引っ張られても、ステロタイプな感じでいまいち面白くない。
妊婦ネタ、あんまネタ、ブスネタも笑えないし。旅役者の一座の芝居がめちゃくちゃになって笑うっていうのも…ちょっと難しいかなあ。弥次さん喜多さんが一生懸命やってて裏目に出るのなら笑えると思うけど、どうもやる気がないようにしか思えない。

とろろ汁をひっくり返して『女殺油地獄』ばりにつるつる滑っての騒ぎとか、面白いんですけどね。音楽に合わせて皆がこけるのとか。
でも、どこかテンポが悪いというか。
芝居小屋のところも、春猿さん(女形なのにバリバリの立役)、猿弥さん(もう一役は怖~い仇役なのに娘義太夫)、笑三郎さん(三味線本当に弾いてる)、みんな器用ですごいのに、何かドタバタしてもったいない。

もっと、要らないところは削って、役者ももっと開き直ってはっちゃけてくれたら、多分、傑作になると思います。
都若丸劇団公演

都若丸劇団公演

都若丸劇団

新開地劇場(兵庫県)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

爽やか~!!
新開地劇場は、KAVCの向かいにあります。

あまり大衆演劇らしくない(?)のかどうかはわかりませんが、普通の小劇場の若手劇団のような爽やかさと勢いを感じる劇団でした。

演目は、芝居・舞踊ショー共に、(普通の芝居を観ている者の感覚で)オーソドックスなように感じました。安心感はあるけれど、逆に言えば、食い足りない感じがするかもしれない。

全体的には良くも悪くも若い集団という感じだけれど、座長の都若丸(29歳)は、踊りも演技も図抜けていて、ベテランの風格さえ感じさせる。

しかし大衆演劇の舞踊の多くは手数(てかず)が少なく退屈に感じます。
舞踊の音楽は演歌を使うのですが、こんな演歌もあるのか、というような曲もあって面白いです。

この日のラストの総踊りは、中島みゆきの「本日、未熟者」でした。

弥生特別公演

弥生特別公演

劇団花吹雪

朝日劇場(大阪府)

2009/03/01 (日) ~ 2009/03/30 (月)公演終了

満足度★★

大衆演劇デビュー。
昨年早乙女太一の公演を新歌舞伎座で観てから、大衆演劇を大衆演劇の劇場で観てみたいと思っていました。

大衆演劇の演目は日替わりですが、この日の芝居は「番町皿屋敷」でした。

ネタバレBOX

タイトルは「番町皿屋敷」ですが、「番町皿屋敷」と「魚屋宗五郎」と「芝浜革財布」を混ぜた脚本で、そういったパロディ精神や「番町皿屋敷」のラストの新解釈は面白かったです。
元々話に繋がりのある「番町皿屋敷」と「魚屋宗五郎」はいいとしても、ハッピーエンドで雰囲気の違う「芝浜革財布」を混ぜるのは無理があり、芝居が間延びするだけのようにも感じましたが…。

私がこの劇団に期待していたことは、イマドキの綺麗な若い人達が、古典的な演目をやっているというアンバランスさが面白いと思い、何か自分に新しい世界を見せてくれるのではないかということでした。

実際に観てみると、技術が足りなくて持っているものを生かせていないのがもったいなかったです。
踊り、芝居とも頑張って芸を積んで欲しいなあと思いました。
Livespire「嵐になるまで待って」

Livespire「嵐になるまで待って」

Livespire(ライブスパイア)

なんばパークスシネマ(大阪府)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/15 (金)公演終了

満足度★★★

見やすかったです。
キャラメルボックスの作品は初めて見ました。

見るべきところがアップになるので分かりやすいし、緊迫感のあるシーンは、多分、よりドラマチックになっていたのではないかと思います。(あ、でも、冷静に考えてみたら、やっぱり、生の“巻き込まれ感”には及ばないかも)

ネタバレBOX

役者さんでは、温井摩耶さんが良くて泣かされました。
土屋裕一さんも、嫌味なく頼りになる、元家庭教師以上恋人未満の役がはまっていて、いい感じでした。

声がポイントになるだけあって、細見大輔さんはいい声だなーと思いました。

西川浩幸さんには笑わされた。

ただ、人物描写が浅いというか、“人”というより“キャラクター”という感じに思えてしまうのは、やっぱり、映像だからという面も大きいのだろうな。
通し狂言 小笠原騒動

通し狂言 小笠原騒動

松竹

京都四條南座(京都府)

2009/05/03 (日) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★★

初日でした。
七之助さんの成長ぶりに目を見張りました。二役とも、見ごたえのある女形です。

BANANA FISH

BANANA FISH

_

新国立劇場 中劇場(東京都)

2009/04/18 (土) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

アッシュがすごかった。
やっぱり柄谷さんはすごい。アッシュをそこに現前させていました。
アッシュの強さ、脆さ、美しさ…。

ネタバレBOX

惜しむらくは、相手役である英二役の役者が若すぎて、バランスが合わなかったこと。アッシュと英二が物語の中心になるのだから、ここはもっと慎重にキャスティングして欲しかった。
第6回 レビュー 春のおどり

第6回 レビュー 春のおどり

OSK日本歌劇団

大阪松竹座(大阪府)

2009/03/14 (土) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

はかなくも美しい雑草魂
6年前、抗えない運命を歌っていた彼らは、未だしっかりとそこに存在し、春に備え力を蓄えている。痛みに耐え、眼差しをしっかりと上げて。

美しく切なく、力強い第一部の芝居は、初心者にもわかりやすい娯楽作。
第二部のショーは、ラテンアレンジの白鳥の湖の、オデットとオディールのダンス対決が見もの。

極樂夫婦善哉07~08

極樂夫婦善哉07~08

極楽歌劇団

道頓堀極樂商店街(大阪府)

2007/11/16 (金) ~ 2009/03/31 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しかった〜。
もっと早く行けたら良かったな。極楽商店街は今月末で閉鎖してしまう。

食のテーマパーク、極楽商店街。大正・昭和の町並みそのものがステージ。作り込まれた雰囲気の中の、オープンスペースならではの舞台。
商店街の屋根の上、あっちとこっちで夫婦喧嘩。観客は路地から見上げてキョロキョロ。

畳み掛けるテンポと音楽、歌、ダンスが楽しい。ラストは宙乗り。
約30分、あっという間の舞台。

観客のノリの良さにもびっくり。これは大阪ならではかも。

キャストは日替わりだし、全方向が舞台で角度によって見えるものが違うから、何回も観て全貌を味わいたい。

床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

ABCホール (大阪府)

2009/02/19 (木) ~ 2009/02/23 (月)公演終了

満足度★★★

役者さんたちの魅力には浸らせてもらいましたが、
作品は、少し物足りなかったかな。

ネタバレBOX

一昨年MONOメンバー5人だけで公演した、『地獄でございます』にちょっと似てますよね? 『地獄~』のほうが、緊張感もあって、二重構造も面白かったし、設定も凝ってて面白かったなあと。
なので、客演を呼ばなかったらどうなるんだろう、というのが、素朴な疑問です。女優陣の皆さんには何の不満もありませんが。
10月のAI・HALLの公演はそういう意味でも興味があります。

尾方さんがラブシーン的なものをしているのは多分初めて観たので、へ~vvとトキメキながら観ました。
二月花形歌舞伎

二月花形歌舞伎

松竹

大阪松竹座(大阪府)

2009/02/01 (日) ~ 2009/02/25 (水)公演終了

満足度★★★★

昼・夜共に観劇。
「毛抜」
ついこの間まで、(歌舞伎の)獅童さんは駄目、と思っていましたが、先月久しぶりに観てから、彼を観るのが面白くなってきました。
彼の粂寺弾正、悪くないと思う。もっと回を重ねていって欲しい。

薪車さんの八剣玄蕃、存在感があって良かった。

「女殺油地獄」は心理描写が上手い作品ですよね〜。竹三郎さんに泣かされまくり。

愛之助さんと亀治郎さんは見た目のバランスもいいし、きっちり綺麗という感じ。

(夜の部はネタばれで)

ネタバレBOX

「吹雪峠」
七之助さんの演技が、玉三郎さんそっくりでびっくり。おえんという役は、助蔵を好きな理由も何かゆがんでるし、時々ぽろっと思いもかけない本音が出たりするところが、怖くて面白い(笑)。
獅童さんの演技はあれで良いのか悪いのか(笑)。
面白い演目でした。

「実盛物語」
他の演目での勘太郎さんは、ぱっと目を引くものがあったけど、実盛はあと一歩貫禄みたいなのが欲しかったかな。まだ若いしね。

「蜘蛛絲梓弦」
登場、退場、早替わり、びっくりさせられまくりで楽しかったです。登場、退場の仕方が、今まで観たことがないのが多かったのが良かった。
泉鏡花の夜叉ケ池

泉鏡花の夜叉ケ池

花組芝居

AI・HALL(兵庫県)

2009/01/30 (金) ~ 2009/01/31 (土)公演終了

満足度★★★★

両組観劇。
泉鏡花と感じさせないほど台詞がわかりやすい。

加納さんの白雪姫が美しくかわゆらしい。良い意味で、以前より楽に演じてるような…?

谷山君の万年姥が素敵。

ネタバレBOX

夫婦が大根でしばき合う演出が好き(笑)
初春花形歌舞伎

初春花形歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2009/01/03 (土) ~ 2009/01/27 (火)公演終了

満足度★★★★

夜の部を観ました。
「恋飛脚大和往来」封印切
笑三郎さんはこれまで落ち着いた大人の女の人の役が多かったので、梅川ははかなくてかわいくて新鮮。
猿弥さん(八右衛門)、上手い。演じているということを感じさせないほど。
獅童さん(忠兵衛)は、3年前の「女殺油地獄」の与兵衛が良くなかった印象があるので、ちょっと心配していたんですが。初めこそ上方弁のハンディを感じたものの、後になるほど良かったです。
何より、封印を切ってしまった後、二人きりになってからの場面で引き込まれたのが良かったです。

「弁天娘女男白浪」
海老蔵&獅童コンビは本当にワルという感じで怖いです(笑)。同じ演目でも、演じる人によって、芸風も解釈も違うから面白いですよね。
大好きな極楽寺での立ち回りもあったのが嬉しかったです。

双蝶々雪の子別れ

双蝶々雪の子別れ

劇団前進座

前進座劇場(東京都)

2009/01/03 (土) ~ 2009/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

今年の初観劇でした。
初の舞台化なのに、隙のない上手くできた作品だったと思います。落語のほうを知らないので、どこまで落語で描かれている部分なのか分かりませんが。落語自体が傑作なのでしょうね。

物語の完成度の高さに加え、役者さんも上手くて、空間がいい感じに濃密な空気で満たされていました。

広也さんの長吉が、ちょっと淡泊だったのかなあ。もう少し、気持ちと現状との間の葛藤みたいなのを感じさせて欲しかったかも。

ネタバレBOX

悲しい話だけれど、最後は皆で手ぬぐい投げ、そして晴れやかな笑顔で今日はこれぎり、と終わるのが、正月らしくすがすがしくて良かった。
11人いる!

11人いる!

_

ABCホール (大阪府)

2008/12/26 (金) ~ 2008/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★

もっと。
たまには立ち止まってもいいと思う。けど、これまでの作品と比べると、やっぱりどうしても、もっとできるはず、と思ってしまいます。
ちゃんと楽しかったんですけど。

それぞれのキャラクターの立たせ方は良いと思うので、ドラマ部分をもう少ししっかりと繋いでいってくれたらと思います。

でも、公演終幕まで絶対もっと良くなると思います。私が見逃してることもあるだろうし。あ~東京に行きたいなあ。無理だけど。

スターダストレビュー

スターダストレビュー

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

さすが!
全部で15景でしょうか。
かっこよく、セクシーに、キュートに、悩ましく、美しく、神聖に、たおやかに、コケティッシュに、クールに、可憐に。
黒(男役)一点の高世さんとのデュエットも交えながらの、女役10人によるOSK女役の魅力がギュギュッと詰まった公演でした。
先週の男役のみ9人の舞台があまりにかっこよく痺れたので、これはどうかと思っていましたが、さすが、やってくれましたね!

花形歌舞伎

花形歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

菊之助さんの政岡。
菊之助さんの政岡は、年齢を考えるととても良い出来だったのではないでしょうか。
誰も信用できない中、若君を一人で守っている心の張りがビシバシ伝わってきました。
一人になってからの場面は特に、母親の心情を表現するので、年齢を考えても難しいだろうと思っていたのに、しっかり泣かせてくれました。

普段ならあまり一堂には会さないような人達がたくさん出ていて、それだけでもとても楽しかったです。

江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)

江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2008/11/03 (月) ~ 2008/11/26 (水)公演終了

満足度★★★★

現代の歌舞伎。
これまでの目新しい歌舞伎の演目は復活狂言が多く、このような、現代の話を現代の感覚で演じるものはなかったと思う。
人間豹の述べる理屈がいまいち納得できなかったり、少し悪趣味に過ぎると感じたところもあったけど、上に書いた意味において、この作品は新しい地平を開いたと思う。

色々なことに挑戦し続ける染五郎さんはそれだけでかっこいいし、若い人にこういう人がいることは頼もしい。
なるほど確かに染五郎さんと並んで”乱歩系”な春猿さんとの組み合わせも、新鮮で良かった。

ショータイム

ショータイム

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/23 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり平松さん。
三年間でそれぞれが大きく成長した中で、一番強く印象に残ったのは、やっぱり平松さん。
すらっとした立ち姿、ストイックでありながらセクシーなかっこよさ。ノースリーブのドレスで踊る姿に目がくぎづけになりました。

男役のソフト帽のダンスだけどドライで現代的な感じの「Tank!」、赤いドレスの女の子たちがコミカルに踊る「Hi-Speed Bus」、桜花さんの華やかなタップなど、さりげなく名場面を擁した作品でもあります。

ダンディ

ダンディ

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2008/11/29 (土) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱い舞台
舞台から感じるすごい気合い。客席のすごい熱気。出演者と観客の、”男役”に対する熱い想いをひしひしと感じました。
今年春入団の新人君たちがどこまで頑張ってくれるかが最大の関心でしたが、期待以上にしっかりと先輩たちについていっていたので、本当に嬉しかったです。

来週(もう今週ですね)の女の子(女役)たちの巻き返しに期待しています。もちろん、男役二番手の高世さんも、その実力を見せ付けてくれるでしょう♪

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