満足度★★★★
爽やか~!!
新開地劇場は、KAVCの向かいにあります。
あまり大衆演劇らしくない(?)のかどうかはわかりませんが、普通の小劇場の若手劇団のような爽やかさと勢いを感じる劇団でした。
演目は、芝居・舞踊ショー共に、(普通の芝居を観ている者の感覚で)オーソドックスなように感じました。安心感はあるけれど、逆に言えば、食い足りない感じがするかもしれない。
全体的には良くも悪くも若い集団という感じだけれど、座長の都若丸(29歳)は、踊りも演技も図抜けていて、ベテランの風格さえ感じさせる。
しかし大衆演劇の舞踊の多くは手数(てかず)が少なく退屈に感じます。
舞踊の音楽は演歌を使うのですが、こんな演歌もあるのか、というような曲もあって面白いです。
この日のラストの総踊りは、中島みゆきの「本日、未熟者」でした。