満足度★★★★
現代の歌舞伎。これまでの目新しい歌舞伎の演目は復活狂言が多く、このような、現代の話を現代の感覚で演じるものはなかったと思う。 人間豹の述べる理屈がいまいち納得できなかったり、少し悪趣味に過ぎると感じたところもあったけど、上に書いた意味において、この作品は新しい地平を開いたと思う。 色々なことに挑戦し続ける染五郎さんはそれだけでかっこいいし、若い人にこういう人がいることは頼もしい。 なるほど確かに染五郎さんと並んで”乱歩系”な春猿さんとの組み合わせも、新鮮で良かった。
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2008/12/02 22:44
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