ぱち太の観てきた!クチコミ一覧

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 ツレがウヨになりまして

 ツレがウヨになりまして

笑の内閣

京都大学吉田寮食堂(京都府)

2012/05/26 (土) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

今考えても・・
演技云々はともかくとして、
着想も、公平であろうと苦闘しつつ考え抜くところも4とても素晴らしかった。

公演のまえの金曜日には、
アバンギルドでViolensのライブを見たんだけど、
この週末で賀茂川をちょっと上るだけで
散歩がてら
極度の洗練から究極の泥臭さ(でも凄くしなやかな思考)と、
川の流れとともにゆったりと味わえたので、
すでに暑くはあったけれど
5月の素敵な週末を味わえた気がして楽しかったことを今でも覚えている。

・・2012年のベスト10入れたいなぁ・・(笑

ワンサ

ワンサ

スクエア

ABCホール (大阪府)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

今更だけど・・
最終日に観てきました。

地域ネタ?を混ぜていてスクエアらしくて面白かったです。

バルブル

バルブル

げんこつ団

駅前劇場(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

NKH(日本気配放送
出てくる人間は一見変人が多いけど、
よくよく見ていると「分かるな」ということが多い気がする。

あんまりキャラ設定とかは出てこないケド、
ひとりひとり、特に男性キャラを見ていると、
「あんまり一般的な演劇作品には出てこなさそうだけど、世間には時折見かけそうな」キャラクターが
そこここに紛れ込んでいたりする気もするので、
自分としては男性の(特に俳優に)じっくり見て欲しい気もしたり・・。



ネタバレBOX

最後の方に、唯一の肉親である母親が死んでずっと引きこもってる(でも本人はあんまり気にしていない感じの
男性が出てくるが、
この人はNHKではなく、NKH(日本気配放送)に受信料を払っている。

そうすると、家のあちこちに何らかの気配を感じ、
心配してやって来たバイトの先輩(魚をさばいているのでみんな魚臭いらしい)
を含め、頻繁に気配を感じて一斉に振り向く。

心配してやって来てるのに、みんな生臭くって、
主人公も生臭いのが嫌だとバイト行くのを嫌がって、
でもそのうちでは気配があちこちにあって、みんな気配がするたびに一斉に振り向く!

・・・意味が分からないけど、
男たち(中身は女性)が振り向くたび、
自分とお袋が、オヤジが死んでから、
(ふたりとも霊感チックなものもないし、たぶん父親もニコニコして死んだから化けて出ることもないせいか)
「ぜんぜん出てこないね」
「お盆とかって出てこないもんなのかね?」
「ちょっとでも気配がすれば戻ってきたって気もするのにね」
とか、しょんぼりして話したりしていることを思い出して、
「気配」とかって、他人にとっては意味不明でも、
親族にとっては確かに受信料払ってもみたいものなのかもしんないな、
などとおもったりして、
表向きにはその引きこもりの男性に共感する余地は無いのだけれど(感情があまり表には出てこないし、目つきも変(苦笑
なんか色々想像してみるとそいつらのシュールなやり取りの中に
作者の意図みたいなものが見え隠れする気がしたりして
(この人、ひょっとして本当に「NKHあるからお袋死んでも平気だよ~」とでも思ってるんじゃないか、と思ってしまうあたりがまた凄い(これを女性陣で作っているから余計ブラックなのかも
まぁ、面白いなと思ったりもしてみたり。

運命の理不尽さに抗う為には、
不条理で行くしかない、とでも見えるような・・。

気のせいか1年ぶりのせいか、いつになく挑発的な雰囲気にも
見える気がして、そこがなかなか良いな、と言う気もしたり(笑
雷神ウツボ

雷神ウツボ

ひげ太夫

Geki地下Liberty(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

この村守るぜ、ただし飯食ってからだ。
さすがに観てから半年たって書くのも何だけど、
12月の公演まさか観れないとは思わなかったんで・・(関西遠征と土日仕事と、日曜午後は横浜に行ってしまい

2012年のランキングを入れる段になって、
げんこつ団とひげ太夫も入れたいな・・
でも、ピーターブルックを入れないでこっち入れるってどうなんだろう?

アリじゃない。

ってな感じで、でも実際入れてみるかはまだ考え中なので良く分からんけど
でも、とりあえず先に書いてみました。

・・そうなんだよな、(脳内)少年・・というよりちびっ子?
でいるということは、
なんかダッシュで家から飛び出していく前に、
なんかもぐもぐ口に入れて、
「母ちゃん、美味かったぜ!」と言うんだか言わないんだか分からないうちに消えてなくなる・・・で「猫の髭を抜く」未満の悪さ?を外でなんかしでかして帰ってくる(笑

いつも思うんだが、男性の舞台は食事のシーンが少なすぎる(苦笑

元気に走り回っている俳優がいるということは、
なんか栄養の良いものをたくさん食べてるということで、
電車とか見たって、ろくに食べてない男性は元気もなさそうだ。

トリュフォーだって、キャメラ回す前にはたらふく飯を食べたんじゃないかと思うんだけど・・。

ジャン・ミシェル・ブリュイエール / LFKs [フランス]『たった一人の中庭』

ジャン・ミシェル・ブリュイエール / LFKs [フランス]『たった一人の中庭』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2012/10/27 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

これだけの作品を再現するのも凄い
フランスの外国人問題は詳しくは知らないケド、
日本の作家でも、
これを参考にして、
外国人と自分たちの関係について
刺激的な作品を作ることに挑戦する人が現れても良いんじゃないかと思ったり。
(パリの中心部は綺麗だが、その外側は移民の綺麗とは言い難い住居が続いているというのは聞いたことがある(スクイテンもそんなことを言っていた

考えてみれば、隣国の北がいつ倒れるかも分からない状態だとすれば、
日本人の方がフランス人よりもっと敏感にこういった(移民)問題について
民間人の間での認識を深めることがとても重要なんじゃないかと思ったりする。

「梨の礫の梨」

「梨の礫の梨」

ライトアイ

「劇」小劇場(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄く持ち運びしやすくて・・
なるほど、色んな町に持って行ける舞台で、
なおかつ二人の持ち味が良く分かる舞台だったな、と。

書くのがだいぶ遅れたけど・・(汗

子供鉅人「幕末スープレックス」ザムザ阿佐ヶ谷(東京)ゲネ公演

子供鉅人「幕末スープレックス」ザムザ阿佐ヶ谷(東京)ゲネ公演

劇団子供鉅人

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/10/04 (木) ~ 2012/10/04 (木)公演終了

満足度★★★★★

2012年も
子供鋸人はこのザムザ含め、
12月の原宿や、7月の大阪での人狼イベントにも出張しました。

結構前からのファンなので、
客観的な評価というよりかは、
「ここはこんな良いところがあるんだけど、他の人にはどう映っているんだろうか?」
と言うところの方が気になって、
他の団体との客観的な評価が逆にしずらくなっているかもしれないです(五反田団みたいなもんか?(苦笑

来年もまたいろいろ公演を観に行きたいな、
と思いつつ、
本領を発揮する大阪の小さめの規模のイベントにはなかなか行けるかどうか・・?(汗

子供鋸人同様に以前から大ファンのデグルチーニ氏のライブなんかも一緒にセットで観れると良いなぁ。

東京にもポコペンチックな良い小屋があると良いんだけど。

bow-wow

bow-wow

GRINDER-MAN

象の鼻テラス(神奈川県)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

雨の中
観に行ってきました。

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

瞳子スゲェ・・
何が凄いって、最後の最後で遂に本気を出したっぽい
瞳子の、狂ったラジオ体操だかなんだかよく分からん
ぶっ飛んだダンス?と、
それに全くブレずに鬼気迫る表情で喰らいついてくる後ろのバナナ軍団がスゲェ!(笑

つい1週間ほど前まで、
2012年のスペクタクルの極致は
人智を超えた感のあったAMON TOBINのマジカルなライブで決まりだと思っていたけれど、
最後の最後で、
原宿の川村美紀子と王子の瞳子が来た(しかも二人とも身一つで(笑

ふたりとも観てて久々に
『ギャー!』と叫びたくなる位イカしていたしイカれていた(いい意味で

正直バナ学は最初はあんまり乗り気じゃなかったんだけど、
主宰の最後の「死ぬ気」を見届けるのも悪かないかなと思い直してチケットをとった
(別に被害にあったという方のことを忘れたつもりじゃないです、実際に見たわけじゃないけど

・・で、観てやっぱり良かったと思った。

いや、自分は別に舞台芸術が一番偉いと思っていて、
芸術の名の下には上演中のトラブル全てが許されると思っている類の人間では全くない
(勿論バナ学がそうだと言っている訳でもない
つもりではあるし、
「人を傷付けるくらいなら舞台なんか止めろ」と普通に考えるタイプの人間なんですが、
それ以上にバナ学の死ぬ気が凄かったと言えば良いんでしょうか・・?

別に自分の言葉にして書いても何も伝わらないし分からないと思う
(所詮書いた言葉なんてその程度の物です

ただ、あの瞬間あの劇場にいた人には、
目の前の「死ぬ気」が伝わったし、嘘偽りは感じなかったと思う。

横も上も下も後ろも見ない。ただ前(観客)だけを見る。
今この瞬間にすべてをぶつける。
明日死んでもいい。今日燃え尽きる。

眼がそう訴えてるみたいだった。

舞台の存在を信じるというのは、
ぺらい言葉のやり取りでは何も生まれなくても、
目で見て叫び合って、お互いに体温や息遣いを感じとれば、
気持ちが伝わる瞬間があることを信じることなんだと思う。

「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』

「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』

DULL-COLORED POP

アトリエ春風舎(東京都)

2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

満足度★★★

あり・・?@あくまでプレビュー
「ふたりマクベス」は割と予想の範囲内だったかも。

悪女と良妻を自由に行き来できる女優としての魅力は十分に伝わったけれど、
正直『男あがさ』のファンの自分としては(なかなかこんな野蛮な男優はいないもので・・(笑
見応えは確かにあったけれど、
せっかくの岡田氏の男役が観られないのはちょっと残念だったかなぁ・・(苦笑
タイトルから想像されるより思ったよりエンゲキエンゲキし過ぎていたかな・・?という感じもしたり(もっと野蛮な何かを想像していたから

対照的に「マボロシ兄妹」は、
観ていて文字通りの男優女優の心地よい台詞スマッシュの応酬に
頭がクラクラするようで・・(笑

ただ、この戯曲が出来上がったのがやっぱり2週間位前のためか、
まだ俳優の立ち位置がぐらついているみたいで
(それも演出家の目論見通りらしいが(笑
ひょっとしたら最終日には俳優たちはその立ち位置を完全に自分のものにしているかもしれないから(それはそれで詰まらない(笑
一応前から予定はしていたけれど、
明日の朝公演でこちらだけはもう一度観てみよう(最後は完成されていると思ったので最初と真ん中を見てみたいと思っていた。
(あと、『ふたりマクベス』の方までは時間的にキツイかもしれないし、マクベスの二人は流石の俳優でもあるので、プレビューの段階で既に役を完全に自分のものにしていたようなので。

・・ちなみに、3人とも実力は折り紙つきなので
採点は相当辛めです(苦笑

もっともっとすごいものはいくらでもできるだろうと思うので、
若手のように頑張ってほしいと☆5つとかを付けるのではなく、
「もっともっと派手にガンガン行ってくれ」と言う意味での☆3つです(派手にやりすぎて破綻するくらいがこの3人には自分にとっての☆5つです(笑

年末

年末

ろりえ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

女子は凄いなぁ・・
気が付くと、男になったり、母親になってたり、
殺人鬼になってたり、猫になってたり。

で、やっぱりいつも不安を抱えた女の子のままであって(笑

70分という時間も良かった。

すぐ家かえってお袋の手伝いをする時間もあったから(笑

さっきお袋が疲れたカオをして手伝う自分をみていった
「遊び過ぎて死んでも良いけど、私が死んでからにしてね。
私が生きてるうちは、五体満足でぴんぴんしてるくらいの体力は残しておいてね。生きているうちに死んだら駄目よ。
私が死んだらあとはどうなっても良いけれど(笑」

やっぱ女って凄い!・・死んだオヤジじゃこうは言わなかったろうなぁ(笑

ぼんやり君と金色ハムスター・他数篇

ぼんやり君と金色ハムスター・他数篇

耽美社

Live&CafeBar PLACEBO (大阪府)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/06 (木)公演終了

満足度★★★★★

荒削りだったけど面白かった。
「インディペンデントのフェスの選考に残れなかった」
と言われれば「そうだろうな」と思う。

インディペンデントの今年のラインナップを見れば、
役者も作者もそれぞれとびぬけたのが、
このショーのために強力にタッグを組んでるっぽいのばっかで、
その中に入り込むのは正直、東京の劇団の実力者でも至難の技だと思う。
(全然関係ない劇団の人同士で勢いと緻密さを持って準備すればどうにか勝負に・・という感じのものだと思う

それでも、以前から突劇金魚の中でも一風変わった雰囲気が持ち味のこの役者さんの一人芝居なら、完成度云々以前に観たいと思うのが人情というもの。

23日の原宿ラフォーレでも感じたけど、
東京のヒマ人(と言っても遊ぶのには忙しそうな)たちは今、完成度よりは一風変わったもの、特異な雰囲気を持ったもの、
なんか観たこともない気配を感じるものを求めているのだと感じた。
(EXILE(実力はさておき)よりはきゃりーぱみゅぱみゅみたいな?

そんな中、
大阪から子供鋸人以外に近い将来東京に出てこれそうな人、となると、
個人的にその筆頭は上田耽美さんなんじゃないかな、と思う。

大抵の人は、実際に見てみると
「なんだ、コレ?」
って感じるかもしれない。

でも、それでいいんだと思う。

やる気があるのかないのか分からないようでいて、
観終わった後でなにか奇妙な香りを残す登場人物。
(こういうのは考えて出ないと思う

ぼんやりとしているようで余韻を残す会話。

戯曲の完成度を高めると言うよりは
味園のなかに充満するあの奇妙な雰囲気を
芝居の中にいっぱいに蓄えるように、
一年くらいかけてじっくりと、その奇妙さ(と言うとアレだけど)に、さらに磨きをかけて行けば、
たぶんだけど・・原宿のどっか退屈に飽きた人が出入りする場所で
日の目を見るかもしれない(あくまで直感だけで根拠のない予感だけど(笑

・・・まぁ、まだまだ荒削りで製作途中だけど、自分はこの世界観がとても好きです。観れて良かった。

フェス落ちしても良いんじゃないかな、なんか勘違いして本編よりも
予選落ちしたこっちに東京くんだりから引き寄せられる物好きもいることだし(個人的には日程も奇跡的に良かった(笑

ナントカ世代の落語まつり

ナントカ世代の落語まつり

ナントカ世代

アトリエ劇研(京都府)

2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

大阪から京都に行ってそのままバス・・
で翌朝東京ついてそのまま仕事だったので感想書く時間が無かった・・(苦笑

東京ミルクホールのクリスマス会

東京ミルクホールのクリスマス会

劇団東京ミルクホール

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/12/23 (日) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

正月 has come
・・・・ヤバい、力尽きてもう書けない(苦笑

面白かったのはまちがいない。

余力があればあとでもう少し詳しく・・。

気分はもう正月!

ちなみに2012年の1月6日の
コースケ・ハラスメントさんのゴールデン街劇場での舞台は
こりっちに載ってないんだよなぁ・・。

個人的に凄くファンなので、
出ていれば2012年のベスト10にはこっちを入れたいんだけど・・。

なかなか入れたいのが載ってないってのは難しいよなぁ・・(苦笑

『サンタクロース会議』『サンタクロース会議 アダルト編』

『サンタクロース会議』『サンタクロース会議 アダルト編』

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

勉強になった
観客のちびっ子がサンタさんから欲しいもののなかで
「飛び出せ動物の森の絵本」というのがあって、
あとで攻略本をコンビニで見てみたら「うわ、コレ凄く良い、やってみたい」
と思ったり(笑
「金属バット!」と答えるちびっ子に
「・・アレ、ちょっとまて、こう言っちゃなんだけど、たまにとんでもないガキとかいたりするから、買って与えるのは全然良いと思うんだけど、ボール以外の生命体や器物に損壊を与えないようキツく言い含める必要もあるんじゃ・・と思ったり(よくみたら良い子そうだったんで余計な心配か」

ニセサンタに注意させるために登場させたニセサンタを
男の子が信じ込んでるっぽくて、
安全のためとはいえちょっと悪いことをした気になったり(苦笑

なかなかに楽しめました。

・・気のせいかゲーマーっぽい子があんましいなかったような・・?

ちなみに当日券で両方観れました。

下北沢にて、

下北沢にて、

ロ字ック

下北沢 Laguna(東京都)

2012/12/23 (日) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

あり・・
なんかもっと挑戦しても良かった気が・・。

でもSebastianXが入場規制かかってたりするから、
下北では今回の戯曲みたいな等身大な感じが流行りなのかなぁ・・。
(バンドを引き合いに出すのもアレだけど(汗)大好きな黒猫や撃鉄のボーカルの叫びが会場内にあんまし届いてないのにも衝撃を受けたなぁ・・・下北

生音と合わせて会話の掛け合いをしたりしてライブ感を出す感じとか、なかなか面白かった。

ネタバレBOX

・・ただ、正直な所、自分にはイブに彼氏がいない女子の悩みとか全く分からないのでちょっと入り込めなかったなぁ(仮にカッコイイ昆虫の相談とかになら乗れるかもしれないが、そんなヤツいないか(苦笑
   ※誓って言うが別にモテもしないし彼女もいない、って誓うほどのことでもないか(笑

ただ、この話を観てて
「もし自分が、よく彼氏ができる友達の話をされながら、
自分に彼氏が出来ない女の子の悩み」を聴いているとしたら・・(そんなこたぁないが」
を、頑張って想像してみた
(たぶんこの舞台のイメージは
「下北で女の子が女の子にそんな相談をする」というところなのだろう・・と思って

(・・・でも、彼氏ができないつって、
どんな男でも良いって訳じゃないんだろうし、
どういう男なら良いのか分かんないと対策の立てようがないよな・・)

とか普通に思ってしまうし(たぶん口に出しては言わないだろう・・

(そもそも、性格がマトモで顔が良い奴は全て結婚しているか
人里離れた場所で隠遁(研究など)生活を送っているよ)

・・と思っても、やっぱり口に出しては言わないだろう
(言わなくても誰でも知っているから

結論:当然のことながら、自分は相談相手には不適な人材です(そりゃ相談されない筈だ(笑
    →僕は観客としてはだいぶ足りない所があるようです。
      今回に関しては自分の力不足を痛感いたしました(苦笑

仮に万が一、転変地異的に僕の元に奇跡的にそんな相談が舞い込んだとして
何か言うとしたらこれくらいしか思いつかないな。

「別に彼氏いなくてもいいんじゃない?
自分がカッコ良いように生きることが大事だと思う。
それで分からないなら、男の方がバカなんじゃないかな。
そんなんで迷ってたら人生なんてあっという間に棺桶の中だよ」

やっぱダメだね、試験だったら0点っぽい(開き直ってるし

・・スミマセンね、別に答えが聴きたいわけじゃないってことは分かってるんだけど、
なんか舞台見ただけじゃちょっとモヤっとしちゃうから、
こんな感想しか思いつかないや!←懲りてない



虫

Q

アトリエ春風舎(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

初見なんで割とザックリと観ちゃったけど・・
女の子のリアルの男性のイメージ=虫?と、
テレビ画面の上での虚構の男性のイメージ=関ジャニ∞との対比がとても面白い(笑

ちょっと極端かなーと思ったりもするけれど、
劇的にするにはこれくらい両極端にした方がちょうど良いのかもしれないなと思ったりした
(ただ、2年前にもほぼ同じ脚本で上演したようなので、
個人的にはちょっと不安にはなってしまったけど

ネタバレBOX

弁当屋さんで10年以上働いているジャニオタの女性(30代と思われる)
の存在感がどんどん増してくる様子が個人的にはとても面白い。

普通、男性の女性アイドルのオタクというのは、
個人を偶像化する傾向にあるように思うんだけど、
女性の男性アイドルのオタクの方々というのは
まぁ、確かに偶像化する人も多いんだけど、
それとは別にグループの中での人間関係にあこがれている人が多い気がする。

ラストの方で、
ジャニオタ氏(女性)が冴えない女性落語家氏に、
「関ジャニ∞のような人間関係を!」(たしかこんな風な台詞だったと・・
と話しかけるシーンが個人的にはクライマックスだと思う。

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それまで、役者たちの後ろの背景には幾度となく
関ジャニ∞の画像が大写しに映されれている。

今まで現実の男性との接点のない一人の内気な30代の女性が見ているとなれば、
通常の男性なら、ジャニーズ=白馬の王子様
として夢見る女性の姿が容易に想像できるんじゃないのかな・・と思う。

ところが、実際には女性は男性に対するあこがれと言うよりは、
男性アイドルの人間関係にあこがれているのだと明かされる
(女性観客にとっては当たり前のことかもしれないケド

虫=現実の男性?に襲われることによって、
今まで自分に見向きもしなかった(と思われる)男性に対する
若干の希望めいたものもスッパリと断ち切り(多分。これには異論もあるだろう
女性同士で男性アイドルグループのような友情を目指すことに切り替える様子は、正直、とても凛々しく見える気もしたり・・
(でも、気のせいかそういう女性って結構多い気もするんだよなぁ・・自分自身、女性以上に気持ち悪い(苦笑)現実の男同士の嫉妬とか、なんかそういうものに、もう辟易してしまった。確かにそういった現実の男の相手をするよりか、女性同士で男らしい(というか男性の虚構の友情へのあこがれの共感でつながる)人間関係を育んだ方が合理的かもしれない・・


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こんな奇妙な誘いかけをされて
通常なら戸惑うところを、
「私、関ジャニ∞にはおこがましいかも知れないけど、関ジャニ∞より努力していると思うから、私の落語会に来て!」
(この台詞で、この噺家も実はジャニオタなのでは・・という感じがちょっとしてみたり・・あくまでちょっとだけだけど
と迷わず誘いかえす噺家も(凄い誘い文句だ(笑
「アレ、この女性、結構男前だね!(ジャニオタっぽいけど」
という雰囲気がまた漂う。

殆どカオスな登場人物群のなかで、
いちばん男っ気なさそうな二人が
最後に群を抜いて(他人から見るとどうか知らんが
眩い人間関係を構築する予感を漂わせるあたり・・
作者、何にも考えてなさそうで実は凄く考えているのかな、と言う気もした(最後になって。初見なんで、ホントザックリっす(汗

他にもいろいろエピソードはあったんだけど、
特に心に響いたのはこの辺りということで・・。

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でも、まぁ、男性も虚構なのは承知でジャニーズや宝塚を観て、
なんか、女性が憧れる男性っぽい人間関係
(ちびっ子の頃には成立してたように思うんだけど・・なんでいつの間にこんな男だけ女々しく(その割に暴力的に)なっちゃったのって思うよ
を子どものころの記憶から思い返した方が良いと本気で思う。

・・イヤ、ホント男の女々しいのはホント苦手っす
(ゴールデン・ボンバーの「女々しくて」は大好きだけど
  ♪あんまり女々しいと目の前で踊られちゃうんだっ♪

(また個人的な意見を書いちゃったなぁ・・(懲りてない
鳥とホームレスと女と先生

鳥とホームレスと女と先生

タイタニックゴジラ

プロト・シアター(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

I'm Like A Bird
高木氏はろりえの中では一番の野蛮人のように見えたケド、
自分の作品では、ろりえよりもロマンチック探偵みたいだった(笑

パワフルな芝居を予想して
なんとなくディーゼルのパンツをはいていった自分は
やっぱりなんとなく当てが外れた(なんとなく予感はしていたけど(笑
感じだけど、観終わったら「これも良いかも」という気になっていた。

ちなみに高木氏は
自分の作品のロマンチック?が恥ずかしかったのか、
アフターの一人芝居では何故か大工の格好をしていたのもちょっとウケた(スミマセン(汗

サンリオピューロランドにいそうなキャラクターも・・心の眼で見れば、いたような気が・・鳥とか(褌は無かったけど

ネタバレBOX

チラシのオッサンが現実世界の主人公の姿なのカナ・・?
舞台上の主人公は、オッサンの頭の中にある自分の若いときの姿なんだろうか。

宝玉が出てきたけど、
あれはチラシに出ている公園にある遊具を
オッサンが頭の中でデフォルメしてるんだろうか?

そうだとすると、モンハンなんかのゲームによく出てくる
『宝玉』をネタにしているってことは、
オッサンを自分たちの将来の姿に例えているんだろうか?

少年って、主人公の子供のころの姿なのかな?
無邪気で、なんでもやりたいようにやるのに、上手く言葉にあらわせない。

女の子の家から逃げてきた飛べない鳥は、今の主人公の姿なんだろうか?
だとすると、女の子は出てきた家の奥さんの若いときの姿なのかな。

そんななかで、『先生』だけが他者なのかな?
主人公は時に苦痛を与えたいと願い、また逆に苦痛を受けもする。

彼は、先生であると同時に、友達であり・・・そしてたぶん昔の恋敵(と想像(青春だねい
本気になってケンカしたり、一緒にドラム缶風呂に入ったり、鳥や少年や主人公といっしょに川の字になって寝たり。
(そういえば自分もこどもの頃、子どもだけで河原でたき火をしてあったまったりした(今は危険

夢の野原は風が気持ちよさそうで、夜空も綺麗みたいだ(帰りの冬の夜空がキレイなのを見て、空がきれいな冬に似合った舞台だな、と思った。そう言えばきょうは夕日が綺麗で、富士山がそのなかにクッキリ見えた

マンガなんかを見てても分かるけど
主人公のそばに鳥が一羽いるだけで、
世界がぐっと広がって軽くなる気がする
(やまむらはじめのマンガなんかが良い例だと思う

飛べなくても、いつか飛べるんじゃないかって気がする。
人間じゃない生きものに見つめられて、世界が深くなる。


自分も長者ヶ崎の海辺の草むらに寝転ぶのが好きだけど、
あのあたりは見上げるといつも空高くに鳥が舞っている(伊丹の空も凄かったなぁ・・

見上げた空の鳥を眺めるみたく
観れる舞台も悪くない・・ていうか、
みんなもとこういう舞台を作ったらいいよ、と思った(笑
泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2012/12/13 (木) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

FT的な?演劇も好きだけど・・
桟敷童子も自分はとても好きで、
2006年のスズナリの泥花以降はほとんど観ているはず・・(2つくらい観れなかったのがあるのかな・・?

ようは物語があろうがなかろうが中途半端な舞台は観る気がしないということで・・。

じゃあ、桟敷童子の舞台のいちばんの良さは物語か、
と言われると、そうとは言えないと思います。

今回は、最近のなかでいちばん間近で役者さんたちの演技を観られたせいか、
そのことが良く分かったように思います・・
(別にほとんどのお客さんも既に気づいていることだとは思いますが(汗

ネタバレBOX

物語が昭和で九州の炭鉱と言うこともあってか、
若い観客(自分も含んで良いですかね・・
には馴染みが無い設定かもしれないですが、
ちょっと冷静に考えれば、今時、あんな表情をして喋る役者さんたちのいる劇団は無い事が分かります。
(どういう表情か、と言われると観てもらうしか分からないと思いますけれど・・ちなみに木村伊兵衛の写真なんかを見れば分かると思うんですが、昔の人たちは今の人たちよりずっと人間臭い表情をしているように思います。桟敷童子の役者さんたちはそうした表情に近ずけていると思います

物語は、と言えば、
題名が「泳ぐ機関車」で赤堀の炭鉱の話で、前作の前日譚となれば、
既に筋は見えている・・ハズ。

なのに、既に見えている筋の中で、
登場人物たちはとても人間臭く描かれていて、一人ひとりから目が離せません。

理想に燃える父親は、朝鮮特需を自分の力と勘違いして用心を忘れ、強いように見えて打たれるとあっという間に朽ち果てていきます。

死んだ母親は、主人公の思い出の中で、
夢の中でバッターボックスに立つ主人公を、
まるで寺田ヒロオの「スポーツマン金太郎」みたいに
朗らかに盛り上げてくれます。

その母親の弟は、
どこまでもカッコ良く、最後に良いところで腕っ節の強さを見せつけてくれます。
(源義経みたいだな(笑

おばぁちゃんは親族以外誰も信用せず、
強かさを備えながら時代の波に完全には乗れず、
父親の弱さを最初から見通しながら、
孫の主人公に期待を寄せつつ死んでいきます。

その親族のおじさんは
ねずみ男のようにずる賢く甘い汁を吸いながら、
それでもかわいく簡単にボロを出す憎めなさを持っています。

父親の右腕の平治は、
どこで拾われてきたのか、
恐ろしく抜け目なく、汚い仕事も平気でこなしながら、
最後には貪欲にはなり切れないところに、
どこか育ちの良いお坊ちゃんの落ちぶれた様子を思い描いてしまいます。

主人公の担任の教師は、
どこかひょっとこみたいな可愛らしい(色っぽいという意味ではなく
表情を浮かべながら、
必死で主人公を庇ったり、苦しんだりします。

挙げはじめるとキリが無いですが、
どの登場人物も、どんな職業の人たちも、
必死で死に物狂いで生きて、
その中には貴賤の区別などまるでないのです。

それはどの人も主人公の心を通してみた風景だから、
全ての人が甘くほろ苦く、
それまではずっと寄り目だった主人公が、
ラストで泳ぐ機関車をバックに前に進む時、
その真っ直ぐに見据える目の中に
鮮やかに集束されていくかのようです。

他の舞台だと、スポットライトの当たるところからの距離によって、
作者の彫り上げた人物描写の深みが
当然のように変化しますが、
桟敷童子の特に今回の舞台にはそれが無いように思います。

完全な悪役と言うのは全く存在しない。

端役の一人ひとりに至るまでそれぞれの生活を刻み込み、
怒るにしても納得できる理由を背負っているような。

この舞台は、物語というよりかは、
苦しくとも人間らしい人びとのいた、
1950年代という眩い時代を描くためにあったのかな、とも思います。

別に昔を美化するつもりもないのですが、
ちょっとカメラを持ってみれば分かる通り、
いくら写真を撮ってみても、
かつての先人たちのネガの中に映っていたのには遠く及ばない残像が映るだけで、
桟敷童子はそうした機械では再現不能なものを、
人間の声と体を使って、
人びとのまえで豊かに物語るから、素晴らしいのかな、とも思うのです。

そしてそうした芸当も、劇団員が長年積み重ねてきたチームワークでのみ可能だと思います。

そうした意味では桟敷童子と地点は似ているように思います。

自分は、作品の構造によって観る舞台を選んだことは一度もないです。
(実際、地点も桟敷童子も2006年以降は観れる限り観に行っているので・・

中途半端が一番よくない。

本気になって何かを表現しようとするならば、すべては役者の顔に現れるように思います。
【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

劇団肋骨蜜柑同好会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/15 (土)公演終了

満足度★★★★

アヒルとお嬢さん
女優さんの方の喋り方が妙に気になっていたが、舞台の終盤になってやっと意味が分かってきた(笑

ネタバレBOX

もともとの話し方がそうなのかもしれないけど、
女優さんが少しきょろきょろしながらやたらと口を少しとんがらせて喋るのが印象的だった。

・・別に不自然という訳ではなく、
それが妙にあっている気もしたので、
観ている間もそんなに気にはなっていなかったんだけど、
この女優さんは実は作家の(現実の部屋の隅に転がっていると思われる)素麺機に浮かんでいるアヒルだからあんなアヒルっぽかったのかな、
と最後にふと思った(笑

この作品、ゴトーの「待つ」をうまくアレンジした二人芝居。
シンプルでよく整理されているなと感じた。
メタ構造を上手く遊んで物語を出たり入ったり(笑

女優がどんどんアヒルっぽくなっていくにつれ(笑
男の振り回される速度も加速する。

やがて女優に連れ出されて観客のお地蔵さんと一緒に自分の世界を俯瞰するところはひとつの見せ場だ。

そういえば最初に問いかけていたのは(まだ名乗ってもいなかった)作家のはずなのに
いつしか逆に作家を揺さぶって、
自分をヒロインにした世界(=作品)を書かせている。

・・あれ、いつの間にどっちがどっちになったんだっけ?(笑

最初は、この男こんなに詰まんなくっちゃ作家になんかなれないだろ。
・・・むしろ女性の方が作家向きなんじゃないの?
と、観客に思わせておくのも作戦のうち。

やがてこのアヒルめいた女優が、男の頭の中で生み出された登場人物(たぶんディーヴァとでもいうべきようなもの
であることが感じられるにつけ、
作家の頭の中に訪れた幸福な瞬間とでもいうべきものに
立ち会ったことに気づかされる(笑

実はこの劇場に向かう途中のバスの中で
中勘助の書簡集を読んでいて、
岩波茂雄にあてた手紙のなかで自分の原稿を移動途中で紛失したことを報告する手紙を見つけた。

バスや電車は、何かと出会うこともあればなくすこともある(笑

自分は一週間ばかり前に京都にぶらっと出かけたとき、
お気に入りの瑠璃光院に向かう途中、
八瀬比叡山口の駅前で見かけた蕎麦屋の軒先を掃くおばあさんと
その店先に一つある外灯の景色を思い浮かべていた。

自分の奥の細道にはこの作品みたいな女優は登場せず、
大抵萎びた感じのおばぁちゃんやおじいちゃん猫なんかしか登場しないなぁ(わざとそんな道ばかり選んでいるというのもあるんだろうけど(笑

冬は寒がりの猫を膝の上に乗っけるのも素敵だけど
木枯らしが吹く中ぶらりと煤けた旅に出かけるもの良いものだな
(それが作家の頭の中であれ

この季節にはなかなか良い趣向のメタだと自分は思う。

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