「だいなし」/「本日昔噺」 公演情報 「だいなし」/「本日昔噺」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-20件 / 30件中
  • 満足度★★★★★

    他の人はどう思うか知らないけれど・・
    自分はすごく面白いと思った。

    「自分はもっとできると思った」
    思い込みの結果の脚本が・・

    ネタバレBOX

    「気、狂った?」
    という読んだ役者の声。

    書いてるときは超面白いと思ったんですけど、夢から醒めたら、何度読み返してみても・・あーッなんてつまらない。

    聞こえてくる別の役者の声「・・薄ッ!」
    そりゃそーだよなー。さんざ待たせてこれかよ。まーわかってたけど♨

    ・・でも、どこからか湧き上がる「しゃーないなー、やってやるか」

    その言葉がすべてを表してるような(苦笑

    そーいや昨日引き倒しの映画観たっけ。同じことなのかもな。

    一人一人はなんて非力で、一生懸命考えてもどこまでも及ばなくて。
    でも、みんなで助け合えば、なんか不恰好でも形になった瞬間、なんだかあんまし形のよくない笑顔が一人一人の表情に浮かぶような。

    だって普通やんないぜ?気狂った台本にあんな熱演。
    凄いね、役者たち。
    え、そんだけ?脚本家兼演出家は?
    脚本がクズで役者が凄く優しくてお人好しで有能だと思われたんなら、それって演出家が良いってことなんだと俺は思うけど。

    脚本が素晴らしくて役者が及ばないように見えるんだとしたら、それこそ演出家の責任なのかもだけどさ。

    でも自分は脚本もだいぶ好きだけど。
  • 満足度★★★★★

    見応えありました 「本日昔噺」
    今年最初の観劇でしたが、それに相応しい見応えのあるお芝居でした。テンポも良いし、台詞もよく考えられていました。踊り、歌、殺陣などいろんな要素がありましたがそれぞれ楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    本日昔噺
    だいなしを見てからこっちを見ると・・予想以上の出来にちょっとびっくり(笑

    衣装だってこっちとあっちとじゃ・・
    一瞬キャストとかを見比べてみて
    「これって大阪の劇団?」とか思うくらい
    エンターテインメント性に富んでいてわちゃわちゃしていて、
    無茶苦茶なのに押さえるところは押さえている。

    これって本当に旗揚げ公演?
    次作ったらどうなるんだろ?
    と期待してしまう感。

    でも、最初からなんとなく決めてはいたんだけど、
    もし今週時間がなくてどっちかしか見れないって思ったなら、
    自分は「だいなし」の方だろうなって。

    いや、よくわかんないけど、たぶんこっち(昔噺)は脚本、演出が主役、
    あっち(だいなし)は役者そのものが主役って感じなんだろうなって
    なんとなく予感はしていた。

    で、どっちの舞台に出る役者が奇特かって言ったら
    間違いなく後者(苦笑

    自分は奇特な役者と奇特な演出家が揃う舞台が好きだからなぁ(苦笑

    でもって、そんなのもできるんだけどこっちだってなかなかだぜってのが、こっちの昔バナシの方なのかな。

    物語なんてどーだっていいんだ(ホントはどうでもいくないけど
    って感じでスピード感でどんどん飛ばす舞台がたまにあるけど(自分の記憶の中では大阪とかで
    この昔噺はまさにそーだな。

    出来ようと出来なかろうと、歌って踊って斬って喋って死んで、
    ・・うん、悪くないエンタメ性
    なんかよくわからないタイミングでよくわからないキャラが飛び出しては消えて。

    これこのままのテンションで行くのかな?

    ネタバレBOX

    って思ってたらあっちで企んでこっちで目論んで(ネタバレってほどでもないか

    ちなみに青学ジャージを着ると無敵?っぽくなるって設定観客のみんなわかってたのかな(最後には斬られて、でもまた復活するのって・・

    ・・という間になんか不思議な終わりかたで。

    次あるかどうかわからないから今行った方が楽しいような。
    あとで自慢できるかもしれないしね(将来誰も覚えてない可能性もあるが、そっちのがレアだと自分は思うけども♨
  • 満足度★★★★

    うむ?
    「本日昔噺」を観ました。いろいろ言いたいことはあります。
    マイクを使った部分、音が大きすぎてかなりうるさかった。
    某ミュージカルをオマージュしている箇所は、私には解ったけど、解らない人にはまったく解らないんじゃないかと。
    歌がとにかく下手なのは狙いなんでしょうか?
    王子小劇場は、舞台のレイアウトが自由なはずなのに、あの舞台の狭さはもったいないです。殺陣がひどかったのは狭さのせいですよね?
    前田前次郎と希は、ホントに良かったです。
    作品自体は途中でちょっと腹が立ったりもしたけど(笑)、なんだかんだ最後までちゃんと見れました。ツッコミ所は満載ですけど。

  • 満足度★★★★

    2作とも拝見
    全く質感の異なる作品でしたが、役者たちが要所をしっかりと支えて、旗揚げではあっても、観る側を作品に繋ぐ力がありました。

    ネタバレBOX

    『だいなし』は、演劇の題材としてはある意味禁じ手なのかなぁとも思うのですが、その禁じ手ぶりが様々な表現でしっかりと作りこまれているので、作品としてしっかりと成立してしまっているように感じました。
    脳内の表現での内外の視座の切り替えや、稽古場にむかう隊列の作り方など、上手いなあと思う。

    その虚実はわかりませんが、作品として「禁じ手」の範疇を乗り越えて、描くものを明確に持った演劇として成り立つまでに作りこまれていたように思います。

    『本日昔噺』は舞台に勢いがあり、役者達其々の華も作られていて観ていて楽しい。まあ、物語自体には薄っぺらさもあるし、ひとひねりはあるものの予想通りの収束にも感じられ、特に歌などには粗さを感じる部分もありましたが、メインのキャストそれぞれに見せ場があり、それを支える役者達にも舞台の流れやミザンスを支え続ける存在感の出し入れがあって、うまうまとその顛末を追わされてしまいました。

    両方観終わって、作り手の物語を歩ませ、必要に応じた空間を編む安定した力を感じることができて。
    作り手がなにを表現したいのかということが明確になれば、劇団も更に力をつけていくのではと思いました。

  • 満足度★★★★

    本日昔噺
    ざっつ・えんたーていめんと、でぃす・いず・正月公演。
    「国盗りの陰謀をヒーローが阻止」という王道娯楽時代劇をオールスター的なキャストが演ずる個性豊かなキャラクターたちで彩り、歌やダンス、殺陣まであるという。日本映画全盛期の正月映画の如し。
    序盤での早口の台詞回しと単語の前や後に短いポーズを挟むスタイルに初期の柿喰う客を、その後、全体的な感じに X-QUEST を想起。
    あと1つ「この既視感、何だっけ?」だったのが劇団☆新感線(帰路で思い当たった)のおポンチ路線と、好きなパターンだらけ。
    さらに、所属している団体ではなかなか見ることができない面を見せて下さる出演者…そんなこんなでかなり楽しめた感じ。
    ところで劇中でガンガン歌うのはヴィクセンズシアターのお家芸?(笑)

  • 満足度★★★★

    エンタメ!
    本日昔噺を観ました。ストーリーは分からない所もありましたが、登場人物のキャラが可笑しすぎて、とても面白かったです。特に前田前次郎役の野口オリジナルさんは、面白くて印象的でした。スピード感があり、歌・ダンス・殺陣・衣裳も見応えがあり、エンタメ性の高い楽しめる舞台でした。役者さん達の熱演も良かったです。訳の分からない所は、あまり深く考えずに、楽しんで観た方がいいのかな?と思いました。笑って楽しめる舞台でした!

  • 満足度★★★★

    『だいなし』/『本日昔噺』
    1/8(木)19:00~『だいなし』
    1/11(日)19:30~『本日昔話』を観ました。

    ネタバレBOX

    『だいなし』
    劇団ウミダが旗揚げされるまでの過程における、
    海田さん自身を中心に描いたドキュメンタリー的な作品。

    というか、要は作品が書けなかったことをネタにしている。
    海田さんの脳内と実際の稽古場を切り替えながら、
    役者たちがそれぞれ海田さんの思いを代弁しつつ、
    一方で海田さんを責めて苦しめる立場を演じ分ける。

    演劇を創る側の内部の話であり、
    見方を変えて広義に「目標までに物事を達成させる大変さ」を
    示している、とも言えるかもしれない。

    が、場合によっては内輪ネタで終わることもあり、
    そこを好ましく思う、思わないで受け入れられるかが分かれてくる。

    自分の立場では、
    演劇を創る側にもなった経験もあり、それを理解しているため、
    観た回の観客の中では、かなり感情移入してたという自負がある。
    これによく似た作品を過去に観た事があるのも影響している。

    役者が芸達者で豪華なメンバーなので、
    どんな作品でもある一定のレベル以上のものを観せてくれるだろうし、
    それだけに求められるレベルも高くなるから、
    劇作家、演出家にかかるプレッシャーが高いのは必然。

    そこで「どう葛藤を観せるか」であり、
    例えば「潔く勢いで持っていかせるか」、
    または「変わった視点を用いるか」などあるだろうが、
    作家の脳内を見せる以外のそれが無かった。

    演出は良かったと思うので、
    下地の作品がもう少し練りあげられればという印象。

    場面によっては間延びしているところもあり、
    願わくばもう少し尺を絞って一気に観せてほしかった。


    『本日昔噺』
    時代劇調で歌、踊り、殺陣ありのエンタメ劇。
    アイドルネタをパロってサンプリングし、
    色々詰め込んで豪華さがどーんとくる幕の内弁当のような、
    まだ終わってなかったおせち料理のような。

    マリー・インタアネット(鳴海由莉さん)を頂点とする
    竜宮の国の者たちと、他の国の余所者たちとの抗争を軸としている。

    終始キャラを突き通す前田前次郎(野口オリジナルさん)を中心に、
    林虎之助(港谷順さん)、ヨタ(悠茉さん)が
    敵味方で異なる魅力をもって、前田前次郎と対を成していた。

    この4人は特に目立ってて魅力的だった。

    あと浦島ビデオ(川上憲心さん)と
    一気に口上をまくし立てる風の噂(前園あかりさん)も楽しかった。

    台詞回しも良くて各キャラクターとも魅力的で、
    思わず笑ってしまったところもあったが、
    少し冗長に感じられる部分もあり、
    もっとテンポの緩急の付け具合がバランス良くなると更にいいなと。

    一番ラストの終わり方は好きだった。
  • 満足度★★★★

    好みが分かれるかも…本日昔噺
    旗揚げで2作品を同時上演するという、無謀と思える企画だ。しかし、少なくとも自分が観た「本日昔噺」は、著作権無視、人権を考慮したのか、というようなパロディのオンパレードであった。しかし、面白さはあった。ただ、その描こうとした内容は「新年の勢い付けに是非!」という威勢のよい謳い文句に隠れてしまった。旗揚げということから、少しは印象に残る公演にしなくても良かったのか、という疑問を持ち、一方、そう思わせることが目的であったのであれば成功かもしれない。

    日程の都合で、「だいなし」が観られなかったのは残念であった。

    ネタバレBOX

    時代、場所も架空の設定であろう。前田前次郎=前田慶次(傾奇者)、マリー・インタアネット=マリーアントワネット、理研の小○方さん、映画「桐島、部活やめってよ」の桐島など、実在、架空人物から、国、時代背景など、まとめて俎上にして、古今東西の人間の欲望に対する貪欲さを描いた、と思われるが…。誰もが自由に解釈できるような設定(もしくは無設定)だから、観客がそれなりに楽しめたのなら、それで良しの世界であろう。ここが観客の好み、感性によって分かれるところだろう。

    まぁ、当日パンフにある「劇団ウミダの次回! 次回はあるのか?! 次もやるのか?!」という一種自嘲気味な文字が気になる。

    ぜひ、次回公演も期待している。
  • 満足度★★★★

    だいなし
    事前にタイプ・評価の異なる感想を目にしていて正解、その理由が手に取るようにワカって納得。
    序盤では「このパターンで来たか」とニヤニヤ、中盤以降、涙を拭うお客さんが見えたり洟をすする音が聞こえるに至っては頬が緩みっ放し。
    ここ半年ほど「内容に入り込む人・客観的な見方をする人」について考えていたが、本作はその判定基準になるのではなかろうか?
    後者である身としては多かれ少なかれああいうことはあったろうが、全て事実ではなかろうから、どうしてそこまでアツくなるかな?な感覚。
    もちろんフィクションだと割り切り冷静な目で観ていても泣ける作品はある。
    がしかし、少なくとも本作はそれを目的としてはいないと思う。
    また、涙とは逆の批判も目にしたが、海田主宰、してやったりなのでは?
    あるいは真に受けられ過ぎて当惑?
    個人的には前述のように「あ、これね」と観ていたが、終盤で一人になった場面での役者・海田眞佑と、サプライズ(←これも真偽不明ではあるが)を経た落とし方の巧みさを買う。
    加えて、キ上の空論の「空想、甚だ濃いめのブルー」と同様、生成過程に関して疑問が残るのも上手いし好み。
    フェイクドキュメントってのはこういうモンさ、みたいな…。

  • 満足度★★★★

    このテイストは、好きです!
    【本日昔噺】を観劇。
    “ケレン味たっぷりな独特の台詞を小気味よく捲し立て、歌って踊って著作権をたたっ斬る爽快チャンバラエンタメ!”という本作。

    謳い文句に偽りなし!このテイストは、好きです!

    ただ、“歌って踊って”が、本作にとってどうしても必須であるなら、
    もう少し“普通”に歌える役者をキャスティングをしたほうが・・・(笑)

    あっ、“ギャグ”として挿入してるのであれば、話は別ですけど・・・(汗;)

    何れにせよ、楽しめた~!

  • 満足度★★★

    まずは「本日昔噺」
    昔話風な世界でのエンタメ活劇?
    名称とか皮肉も交えた言葉を詰め込み
    ゆるくて今一つピリッとしない感じ
    それでも野口さん演じるキャラの
    自由度のお陰で、何となくは面白い
    感じでまとめたって感じです。
    長い充電期間を経ての旗揚げ公演だから、元気でまぁよかったと思います。
    こちらは単体で見てもいいかな

  • 満足度★★★

    『本日昔噺』観劇
    かぶいてました。

    ネタバレBOX

    竜宮とさる猿の国の戦いにかぶき者や桐島が絡んだ話。

    ストーリーは意味不明でしたが、マリー・インタアネットやかぶき者の前田前次郎に華があって良かったです。
  • 満足度★★★

    だいなし
    あかりたん。

  • 満足度★★★

    本日昔噺
     2010年に旗揚げ宣言をしたものの、その後、一切活動をしてこなかった劇団ウミダの実質旗揚げ公演。旗揚げ2本のうち「本日昔噺」を拝見。

    ネタバレBOX


     まあ、政治というものに、不信感しか抱けない、このエリアの植民地政府の日常を見ていれば必然的に生じる陰謀論的な噺なのだが、マリーインタアネット女王が領する“竜宮国”と隣国の“さるさるの国”は、当然のことながら、領土や権益を掛けて争っている。だが、それは、紛争や戦争の形を取っているわけではない。
     寧ろ、エンターテインメントを用いて、敵国領民の関心をどちらが引きつけ、様々な商売や不随的利益を自らの側に帰せしむるかについての争いである。竜宮国の既定路線はスタップというアイドル5人組なのだが、中核メンバー、キリシマは、さるさる国と気脈を通じている節があるとみられ、現在、メンバーから外れている。代わりに入っているのが、孫悟空である。滅法強いが頭が弱いのは、猿だから致し方あるまい。
     竜宮国では、他にも大衆操作と実益を兼ねる施作の一環として、女王に直訴する権利が与えられているのだが、直訴人は、どういうわけか皆、男で太郎と呼ばれる。直訴すると、女王直々に解決の手段が示され、解決の為のアイテムが与えられた後、太郎は、指定された部屋へ案内される仕組みだ。ところが指定の場所では、実は、強制労働が科されていた。彼らは一生、此処で奴隷労働に従事する仕組みである。
    ところで、さるさるの国には、前田 前次郎という有名な歌舞伎者が居て、かどわかされた娘を救出する為、竜宮国に潜入してきていた。
    更に、キリシマそっくりの林 虎之助なる者が同道している。だが、林は二重スパイの可能性もある。おまけに、太郎として、現在、奴隷労働に従事している質問太郎こと、ヨタは、反旗を翻し、クーデタを成功させた。生き返りの秘薬を持つ竜宮中心勢力、ヨタ、前田 前之助三つ巴の闘いの行方や如何に!
  • 満足度★★★

    観る順番が逆だったら…
    『だいなし』が先でなくて良かった。
    理由はネタバレで。

    ネタバレBOX

    『本日昔噺』
    バリバリのエンターテイメント作品。真っ直ぐにエンタメをやっていて小劇場だとちょっとチープな感じが出てしまっていた。もう少し小劇場ならではのトンがった演出か、舞台美術や小道具をガッチリ作り込んでいれば更に良くなるイメージ。

    野口オリジナルの型にはまった時の爆発力を感じた。技術がある役者が外連味なくエンタメやればキチンとしたものが出来るのだと感心。同様に鳴海由莉も素晴らしく良かった。分かりやすいキャラに分かりやすい演技をキッチリ乗せても嫌らしさが全くなく、キャラクターを受け入れさせる力量に感心。この2人と、好きな人には堪らないキャラクターであろう悠茉のヨタだけで、殆どの世界観を構成できているというエンタメ系ならではの割り切り。そこに、アクセントとしての風の噂役の前園あかりと、官兵衛役の津和野諒が効いていて、この2人が大好きな僕としては、これだけでほぼ満足。エンタメならではの雑なシナリオ展開とキャラを前面に推し出すのが嫌いな方には合わないだろうな。

    『だいなし』
    正直『だいなし』を『本日昔噺』の前に観てしまったら『本日昔噺』観ないで帰ってしまったかもしれない。好きな役者である前園あかりと津和野諒の名前がクレジット最上位にあって、無茶苦茶期待していただけにガッカリ度合いが尋常ではない。
    シナリオや演出は「アリ」の部分もあるけど、計算してのものではない気がするし、仮に計算してのものであったとしたら、より観たくない気すらする。
    終盤の海田眞佑の独白は胸に迫るものがあったので、完全否定はしないが、次があるのであれば確りした作りの作品を作って欲しい。
  • 満足度★★★

    本日昔噺→だいなし、の順で観ました。
    ふたつのお芝居、間を取って☆3つ(甘め)。まずは『本日昔噺』。狭い舞台で背の高い役者さん達が暴れまわる様を「イケメン芝居かぁ」なんて思って観ていたのですが、ナルシスト侍な野口オリジナルさんの牽引力で昔噺世界に引き込まれ、いつの間にか爆笑しながら観てしまってました。そして、殺陣が加熱してきた頃からか、ヨタを演じた悠茉くんが超絶私好みであることに気付いていつの間にか釘付け。心の中でキャーキャー言いながら観てました(笑)イケメン芝居って、役者さんがカッコいいと思えたら勝ちなんですよね。ダメな芝居だったらカッコいいと思えないので。勝ちました。そして『だいなし』へ。だいなしでした(苦笑)

    ネタバレBOX

    ヨタ。金髪ミディアム、中性的なしなやかさ、黒とピンク基調のフルレングスのドレス、狂ったような殺陣、圧倒的な強さ・・・超絶私好みです(笑)

    で、『本日昔噺』に絞ってそちらのクオリティを上げた方が良かったのではないかなと思いました。『だいなし』で観客に伝えたかったことは、そもそも伝える必要があるのかななんて思ったのです。劇団ウミダのやりたい演劇って何だろう、と考えると。イケメン芝居ではないような気がなんとなくしますが・・・またやるならヨタ様を・・・笑
  • 満足度★★★

    「だいなし」鑑賞
    まず、なんじゃコレ!から入りモヤモヤが続き、時折魂を揺さぶられるようなシーンがちょこちょこやって来る。
    面白くはないが、演劇的妙味が在る。

    ネタバレBOX

    往年のポツドールのセミ・ドキュメントと銘打ったテイストを想起させる・・・。
  • 満足度★★★

    「だいなし」
    劇団の「あるある」作家の「あるある」的内容に新鮮味は無いが面白かったので良しです。生みの苦しみの中出来た「本日昔噺」も観たい。

  • 満足度★★★

    だいなし
    あのワンアイデアだけで90分はちと厳しいかなぁ。

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