虹色の涙 鋼色の月 公演情報 虹色の涙 鋼色の月」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★

    フォンチーさん出演。
    Space107での公演を観劇。ボクラ団義さんのいつもどおり長い演目でしたが、飽くことはありませんでした。
    片目を隠して「ピキーン」というのは6年近く経った今もはっきりと覚えています。印象が強かったです。
    主演の前田希美さんはとても良かったです。目当てだったフォンチーさん、この数ヶ月前にOver Smileで主演だったので、高い期待をして行きました。そこはちょっと肩透かしだったかな。

  • 満足度★★★★

    【横浜公演】これはいい!また良い劇団に出会えた!
    劇団初見であったが、とても楽しい時間を過ごせた!
    物語が非常に分かり易く、惹きつける展開に、魅力的な登場人物。
    どんな観客でもついていけ、何を言いたいのかが伝わってきた。
    脚本・演出家の久保田唱さんの名前を覚えた。
    上演時間2時間50分。

    ネタバレBOX

    <全体的な感想>
    物語は全て観てみれば一見ありふれた内容であったが、個人的には非常に楽しめた。
    特に、物語の構成、展開が良いから、惹きつけられ楽しめたのだと思う。
    シンプルな物語をこのように誰にでも分かる内容で、魅力的に仕上げるのは、凄いスキルだと思う。
    観客を向いて芝居作りをしているように思え、言いたいことも明確なところも好感であった。

    <制作面>
    受付の対応、観客の誘導、前説で注意事項の説明、全て良かった。
    また帰りの観客への丁寧な挨拶も好感。
    前説で、「電源offの連絡はいつも言っていたが、観劇中に電源onしてはいけないと連絡していなかったので、ノートパソコンの電源onする人がいたとうい話は笑えた(ネタかな?(笑))」
    今後、上演予定時間や座席詳細(自由、指定等)について、こりっちに記載してもらえると嬉しい。

    <役者陣>
    個人的には、イセ役の竹石悟朗さん、サカイガワ役の石部雄一さん、クッキー役の佐藤修幸さんが特に良かった。
    技量が高いように思え、物語を更に輝かせていたように思う。
    佐藤修幸さんは偉人のような感じが伝わってきたなあ。
    結果的には日本人の役だったのだが。

    それから気になったのは、前田希美さん。
    前田希美さん、フォンチーさん、穐田 和恵さんはタレント活動をしており、
    観客動員のための出演なのかな?と思っていたが、芝居を観劇して失礼なことを考えたと反省した。

    前田希美さんは、役柄を演じているというより、役になりきっている感じがした。セリフを全て自分の言葉のように自然に話しており、その点では、他の役者陣を圧倒しているように思えた。
    演じるという技術的なスキルが高いというのではなく、本人そのものに感じるという点で、強く印象に残った。
    フォンチーさん、穐田 和恵さんも自分の役をしっかり好演していた。
    フォンチーさんは以前観た公演よりも自然な演技に感じた。
    穐田 和恵さんはちょっとおバカなキャラだったが、登場すると明るい雰囲気を醸し出していた。芹菜さんのものマネはなかなか似ていた(笑)。


    <課題と思われる点>
    ・一般的に2時間50分は長いと思う。
     普通の観客は2時間が限度だと思う。
      面白かったが、観客視点でみるといらない場面やセリフは
     結構あったように思えた。
     今回は出演陣も多かったので難しいのかもしれないが、
     劇団のやりたいことを少しそぎ落として、観客に合わせた方が
     良いように思えた。
      (これが恒常的に続くとリピートが減る可能性を感じる)
      
    ・役者陣のスキルアップ
     魅力的で個性溢れる役者陣が多かったのだが、
     もう少しだけスキルアップできた方が良いかな、と思えた。
     例えば、どのセリフを言っても、一本調子のように聞こえたり、
     声を張りあげている感じがしたり、バタバタしてるなあと感じる人もいた。
     (役柄のせいではなく)
     物語の面白さに救われているところもあると思えた。
     公演メンバー全体のチームワークがよく、バランスが良く感じたのだが、
     アイドル集団のようにチームで評価されているからといって、
     個人で評価されるかというとそうでもないのに類似するような・・・)

    初見であったが非常に魅力的な劇団だと思ったので、
    次回公演も観ようと思う。


  • 満足度★★★★

    時間があっという間
    今回も散りばめられた謎をきっちり解決するお見事な本。そして、描かれたキャラ達を見事に表現する役者陣(ちょっとカミはあったが)も素晴らしかった。今回も面白く、時間があっという間でした。とある作品のまさかのリンクにはおー(ん?もあったが)となった。

  • 満足度★★★

    臨場感の高い作品
    現代劇のようで現代劇でない、ファンタジーな世界観。
    その世界観の作り込みはさすがで、
    クオリティの高い舞台美術、衣装も相まって臨場感が素晴らしかったです。

    3時間近い上演時間は、ボクラ団義の作品では普段だとあっという間に感じられるのですが、
    今作ではすこし冗長に感じました。
    一つ目の殺人事件から第二第三の殺人事件が起きるまでが長すぎた結果
    テンポが悪くなってしまっていたのかなぁという気がします。
    個人的な好みで言えば、もう少しミステリ色の強いストーリーの方が良かったです。

    大団円のラストはとても爽快感があり、観劇後感の良い作品でした。

  • 満足度★★★★★

    長いのが逆に嬉しかった!
    他の劇団などで長時間の劇を観た時はもうそろそろ終わって。。。と思ったものですが、ボクラ団義さんの劇は逆に長時間の劇でもまだ続いてくれるんだ。もっとこの世界を観ていられるんだ。と嬉しくなります。
    ストーリーや役者の方々が良いのは勿論の事、舞台セットや衣装、照明、音響、運営等すべてが素晴らしいと思いました。
    色とりどりで鮮やかで凝った衣装も個性がそれぞれあって似合っているし、なんといっても舞台セットが凄い良い!場面転換の際のスムーズさとわかりやすさに加え、階段のセットが開いたり閉じたりと視覚的にも楽しめました。
    ファンタジー大好きなんですが、最初っからその世界観にぐいぐい引き込まれてどっぷりと浸かって観れました。要所要所に張ってある伏線や小ネタなどは一回の観劇ではわかりづらかったかもしれず、もう一回観に行きたかったなあと後悔。大阪はちょっと遠いのでDVDになるまで待ちます。前回の「OVER SMILE」の時も思ったのですが、ボクラ団義の劇って何度でも観たいと思えるんですよね。
    殺陣やダンスも相変わらず良かったし、演技も特に竹石さんの表情とか雰囲気とか、もの凄く良かったです。

  • 満足度★★★★

    久保田マジック、炸裂
    東京公演の千秋楽を観てきました。

    「色」をキーワードに、ボクラ団義が得意とする、虚構と現実のちょうど境目を巧みに操る世界観。そんな無茶な…という設定が、観ている内に違和感なく腑に落ちてしまうのが、まさしく久保田マジック!
    今作でも、ぐっと惹き込まれました。

    必然、偶然、虚偽の殺人が織り交ぜられる中、頑なに盲信していた古の教えから解き放たれていく登場人物たちの複雑かつ繊細な心の動きが丁寧に描かれていて、僕も、すっかり感情移入…。
    あっという間の175分でした。

    サスペンスファンタジーとは、面白い試み。ボクラ団義の方向性に、よくマッチしていたと思います。
    客演の皆さんも、適材適所に配されて、この世界観に説得力を与えてくれていました。特に、ルナ役の前田希美ちゃん、うん、可愛かったです。

  • 勧善懲悪の卓越した政治劇





    私が今、規模拡大中の劇団を一つ挙げるとすれば、それは『企画演劇集団ボクラ団義』である。推理ものとファンタジーを組み合わせた、難儀なストーリー展開が持ち味だ。ロジックで形成しないから、推理ものとして評価できない観客も多い。ただ、ファンタジーという孫の手を借りた『ボクラ団義』は、稚拙な 種明かしすら「 どうだっていいではないか」という気にさせてくれる。


    大海に浮かぶ「イーストムーン」に、ある日「部外者」が漂流したところから物語は始まった。客演の前田希美が演じるルナと、劇団エースの竹石が演じる○は、『ロミオとジュリエット』のごとく、階級を越えた〈愛〉を描くための駒ではないかと思った。もし、それが事実だとすれば、「恋愛ファンタジー」になる。だが、むしろ「卓越した政治劇」を全篇柔らかいスタンスで描いており、「恋愛」ではなかった。


    上演時間が3時間20分(休憩なし)だった。当然、「休憩入れて欲しい!」という意見もあるが、少なくとも上演時間に異を唱えるのは違う。「イーストムーン」という王国の興亡を描く「卓越した政治劇」なら、相応の時間は掛かる。それでも、一部の戦争期をカットしたのだ。


    つまり、これは一種の『シェイクスピア』に他ならない。一見するとファンタジー色が強いため、政治劇だとは解りづらいが、「恋愛」を排したのは その証だ。『マクベス』にしろ、『リア王』にしろ、シェイクスピアの真髄である作品達に「恋愛悲劇」はない。全てを削ぎ落としたリアリズムが政治劇だろう。

  • 満足度★★★★★

    すいません、ベストコンディションで観たら最高の舞台でした
    (2回目の感想失礼します。)
    すいません、何はともあれまずは前回の感想で自分が思った事、
    観た(つもりになっていた)ものについて勘違いなど多々あった事、
    それらをベストな状況で観劇しなおしたら改めて気付かされました。

    「前回の感想ごめんなさい」と謝りたい気分です。
    (申し訳ないのですが、前回の感想は確かに前回の感想なので
    メンテせずに残し、こちらに今回の感想で書かせていただきます。)


    OVER SMILE(Play.Againの方)を2回観劇した時から思っていたのですが、
    ボクラ団義の舞台には
    1.「初見の楽しみ」と更に
    2.「2度観(目)の楽しみ」があるな、
    と今回もやはり思わされました。

    初見では複雑怪奇な物語が展開され紐解かれていく
    (観客自身が理解していく)様に驚きを覚えながら観劇し、

    そして2度観ではネタをひととおり知ったがゆえに分かる、
    初見では気づけなかった役者陣の一挙手一投足、演出その他に
    込められた更なる伏線などボクラ団義の舞台の芸の細やかさに
    更に驚きを覚えながら感激してしまう、
    という楽しみ方があるのかな、と。

    特に今回は1回目は椅子のせいで否定的な気持ちになっていたのか、
    「いつも通りよく出来ている物語/舞台、だが…」のような
    自分に合わなかったかのような感想を持ってしまっていたのですが、
    今回ちゃんとベストな状態で観なおしてみたら全然違う感想を
    抱いた事に自分自身も驚きました。
    (残念なのは今回「初見の楽しみ」が椅子のせいで奪われた事でしょうか…)

    ※ ただ、確実に前日よりもお芝居が更に良くなっているような気もしました、
      これは劇場慣れなどといったものなのか、
      あるいは舞台公演中も演者の皆様日々精進されている
      成果なのでしょうか?


    話は変わりますが、CoRichの感想欄だけで僕と他の方1件、
    SPACE107の前席(X~Z)の辛さについて指摘していました。
    (=実際は他にも多くの方があの椅子に辛さを感じて、
    この劇の本当のポテンシャルを楽しめていなかった
    可能性があると思います。)

    次回公演もSPACE107を使うとの事で、
    僕らが次回前席に座らなければいいというだけの問題ではなく
    ハンズで売ってる600円ちょいのクッションをつけるなど
    なんらかの対応をとっておいた方がよいのではないでしょうか?
    (椅子ごときの為に舞台の感想が変わるなんて
    (申し訳ない話ですが)もったいなすぎます。)

    ネタバレBOX

    前回の反省を活かし今回は携帯用クッション持参で参りました。
    空気を入れるタイプ(かなり携帯性にすぐれる)も
    持ってきたのですが、ぽっちゃり系な自分が座る事で
    これがパンクなどしたら舞台自体が壊れてしまうとの恐れから
    こちらの実戦投入は避け普通のクッションタイプのものを使用しました。

    多少席の狭さは気になるもののお尻、脚ともにすごく快適でした。

    ※ もしかしたらクッションのせいで自分の座高が上がり、
      後ろの人の観劇の妨げになっていたかも知れません。
      そうだったらごめんなさい!




    で、舞台の方ですが、初見ではなくアフターパンフレットも
    本格的パンフレットも読んでの2度観でしたが、
    やはりボクラ団義は面白かった、完全に気持ちを持ってかれた、
    という感じです。


    ・ まず驚かされたのは、初回は普通に観てしまっていた冒頭から
      もう表情や身振り手振りで伏線を張りまくっていた、という事実でした。


      最初にルナからイセが海の色を聞かれた時の表情、
      若干の間と返答自体に含まれたニュアンス的なもの、
      それがイセも色盲、更にはジンの息子であった事に
      ついての伏線であったとは・・・
      (初見では、ミナトから指摘があった時初めて
      「ああ、そういえばそんな事言ってたような」程度しか
      記憶していませんでしたが、それがこんな形で
      最初から細やかに演じられていたとは思いませんでした・・・)


      そして、予見の力を使う際のあの片目を隠すポーズ、
      これがジンに始まり、その死をきっかけとして
      ルナ、カイ、最後にはイセまで、
      (予見の力の説明が出る中盤よりもかなり前から)
      物語が展開する際にたびたび表現されていたとは・・・


      あとこれは完全に単なる見落としでしたが、
      カラブリは剣なりなんなりいろんなものを空振りしてたんですね( ´ー`)


    ・ ミステリ部分について、
      初回を(ダメなコンディションで)観て、
      アフターパンフレット、本格的パンフレットを読んで、
      それでもまだ理解しきれない
      (物語としてそこだけ成立していたかどうか疑問になっていた)
      部分があったのですが、
      ベストの状態での二度観で、やっと長の死、少女の証言、
      そこから生じる矛盾、
      その後の各人の行動、第二第三の殺人、
      すべての真相について
      劇中の内容が自分の中で腑に落ちたような気がします。

      単純に初回のコンディションが悪かったからか、
      あるいは今回は結構難解なお話だったのか、どちらだろう(??)


    ・ 色々な箇所で少しずつ涙腺に来るものがあったのですが、
      イセとジンとの最後の別れだったか、
      あるいはイセが第二第三の殺人の容疑をかけられてしまう
      無声芝居の場面だったか、
      あるいはルナがニホンの少女の話を聞き、それに対して
      自分は何も出来ない事を悔いる(恥じる?)場面だったか、
      どこかの場面で確かに泣いてしまいました。
      (泣いたり笑ったり喜怒哀楽の感情を表に出す事や涙を流すのは
      健康にいいなどと言いますが、こうやって舞台上の役者の演技や
      役柄などに気持ちを重ねて自分の感情を刺激してくれるのも、
      役者と観客とが同じ空間で演じ、それを観劇する
      お芝居の良い所だと思います。)


    ・ 1つの大きな物語(メインストーリー)の中でいくつもの人達
      それぞれの物語も同時に展開している事に改めて気付かされました。

      ・ 「美しい雪、では雪とはいったい?」という失われた過去から来た
        自分の名前や「孤島」「南海」「東の月」などの謎の言葉に興味を持ち、
        そして殺人事件を追う邏卒でありストーリーテラー的な役割を果たし、
        最後には捜査日誌は航海日誌となり、
        綺麗な雪、その雪降る国ニホンへ向かうミユキの物語

      ・ 殺された長ジンとイセ、そしてジンとサカイガワの間に
        隠されていた物語
        (まあ、これはメインストーリーですね)

      ・ (今回もやっぱり気になった)
        愚直なまでに母と自分の正義を信じていたのに、
        自分が悪事の片棒を担がされていた事を知り、
        そして殺されそうにまでなって
        悪と権力への欲へ落ちてしまった、サンゴ

          ミチサキがどの場面でサンゴの手にかかったのか
          初回はイマイチ分からなかったのですが、
          2度観でウエシマと組み合っている所を
          ミチサキごとなで斬りにするサンゴの姿を
          見て、「ああ、こういう形だったのか」と
          分かりました。
          母親を盲信し続けた若者の悲しい形の親離れ、ですかね。。。

      ・ 海へ出たい、海に立ちたいというあこがれをイセ同様に持ちつつも
        島のしきたりに従い海辺での釣りと素潜りだけで漁をしてきた
        漁師たち、そして仲間の死とそれに対して何も出来ず
        逃げ出したイセへ怒りをぶつけ、
        イセが宮へ乗り込む時には「俺たちは何もしない」
        と言いながらも加勢にかけつけ、
        最後にはそれぞれの適正を活かして海へ乗り出していく
        仲間思いの漁師たち

        そしてサンゴに殺されてしまったアキカゼの無念・・・
        (網の話だけ最後なんか笑いのネタになってましたね。゚(PД`q。)゚。)

      ・ 新たな造船技術を求めて孤島へ辿り着き、
        それが引き金となって島中を争いの中へ落としてしまった原因でもあり、
        そしてみんなに「みんなが乗れる大きな船を作って島を出よう!」
        と大演説をぶって、
        ただ刀、武器を作る為だけに鉄、鋼を叩き続けたウツセミや
        とにかく金の為に立ちまわるゴンドウ達を説得したクッキー

        初回はイセの海にかける情熱が一番目立ったのですが、
        今回はクッキーの大演説シーン(それぞれにかける言葉の1つ1つ)が
        かなり記憶に残りました。

      ・ 「古代の兵器を復活させた、この島はもう終わりだ」と
        争っていたカイやサンゴを止め、「自分はこの島に残る。
        まあ、残った者達もしばらくすれば仲良くなるだろう」
        と、この孤島に残る道を選んだ
        (ジンの最後の願いである「後を継いだ」ともいえる?)
        サカイガワ(とヒラセ)

      その他にもカイやエミリの物語も・・・


    ・ (いつもそうだったのかも知れませんが)
      お芝居中に入るダンスに、
      物語の先の展開などを予兆させたものと
      物語のシーンの一部としてのものと
      そういう使い分けがされていた事に初めて気づきました。


    ・ 笑いを取りに行くべき部分と、ここは取らないでおく、
      という部分の使い分けがすごい、と感じました。

      「サスペンスファンタジー」とは言ってもボクラ団義、
      ちゃんと観客みんなの笑いのツボは押さえてますよ、
      と物語中に多々織り込まれる笑いのネタ、
      しかし、ここぞという場面では「笑わせに行く事もできるが!?」
      と観客にも思わせながら、しっかりシリアスな劇にしていたり、
      という笑わせる部分とそうでない部分の緩急の付け方が
      これまたうまいなあ、と
      (「サスペンス」としてちゃんと成立させられる
      絶妙な笑いの配分だったと思います。)


    ・ (これは初回も感じたのですが)
      例えば群衆での殺陣については実際は相手の身体の離れた所で
      止められた刀を剣戟の音と観客(自分)自身の想像力を働かせて、
      「ここでは壮絶な争いが繰り広げられている」とイメージしていた
      つもりなのですが、

      イセ(竹石さん):カイ(沖野さん)の1:1の戦いで
      「やっぱりこの2人の殺陣は映えるな!」
      と思わされたら更に続くカイ:サンゴ(加藤さん)の殺陣もいい、
      更に・・・と

      これらの時は想像力の力を借りるまでもなく迫力が違う、
      剣と剣が本当にぶつかりあいかわしあいしているのが観ていてわかる、
      この凄さは今回のキャスト全員の修練の賜物でもあるのでしょうが、
      やっぱり沖野さんがすごいのかな、と

      あのダイナミックかつアクロバティックなアクションを観ると、
      「(本人否定の)アクション俳優」の名に恥じない
      素晴らしい殺陣でありアクションだと思います。

      沖野さんが絡むと殺陣の迫力が変わる。。。


    ・ 初回観劇時は多分歌詞が頭に入っていなかったのでしょうが、
      火矢に沈みゆく船に合わせて
      ローズインメニーカラーズさんの

    ×  「しーずーみーゆーくー、船を見ーてるー」

    12/11ツイッターでご本人に指摘されました(´∀`*)
      「沈んでく船を見て」

      という歌詞が、13年前の楽曲とは思えないほど
      ピッタリマッチしている事に驚きです
      (脚本/演出も13年前にこのシーンを考えて作った(笑)という
      ローズインメニーカラーズさんもスゴイ!)。

      だからあのタイミングであの楽曲が入り、
      歌の盛り上がりに合わせ、物語の更なる展開を仕込んできた、
      という事か、と納得と驚きです。


    ・ 前説で、今回とうとう出演者陣から大神さんだけでなく
      客演の宇野さん(でしたよね?)も投入されましたが、
      やっぱりアドリブで笑いを取るのが上手いですね。

      大阪人のDNAにはいつでもどこでもボケとツッコミと
      笑いのネタが取り出せるアドリブ神経のようなものが
      組み込まれているのか、と感心(というか感嘆)しました。



    【以下、すいません、勘違いしてた、気持ちが変わった部分】
    ・ 長ジンがサカイガワに「もう楽にしてくれ」と確かに言ってました。
      昔兄弟で争っていた事を前振りにした上で、
      死に際の苦しみの中でジンは確かに
      「もう楽にしてくれ」と、弟サカイガワに懇願して、そして・・・
      の行為でした。
      確かに最後に手を下したのはサカイガワ、で物語すっきりしてますね。

      ただどうして女邏卒ミユキが2人が兄弟である事と
      手を下したのが本当は誰か、という所まで推理できたのか、
      については、更に観劇しないと分からない謎ですかね。。。


    ・ 「虹色の涙」は決してイメージとして弱くない。
      イセにのみ予見の力が残りルナは色を感じる事が出来るようになった
      (と推測される)、

      アヤブキが「色の分からない姫にも、色調の違いで楽しめるように」
      と仕立ててくれた虹色の船の帆、

      そして争いの中破滅に向かう島を何も出来ずに脱出した後悔と
      これから向かう未知の国への期待その他色々なものが
      感極まった瞬間のルナの涙、

      エミリが「帆の色は何色に見える?」と聞いた時に
      「涙で見えない」との事、

      この虹色を見つめた涙を指して「虹色の涙」、

      パンチは十分でした。


      ただ、順で言うと「鋼色の月 虹色の涙」なのかなあ、とか思ったり


    ・ OVER SMILEの世界との繋がりは「イイ!」と思えてきました
      ・ (OVER SMILEの物語で)
        世界が争いに滅び、ニホンに逃げ延びた一部の人々が更に争い、
        いつしか3つの色に分かれて更に争いは続き、
        しかしその争いをたった1人の少女が終わらせた、
        というクッキーの説明に対して

        同じ少女でありながら何もできない自分を責めるルナ

      ・ そして、真犯人が分かったはいいが、それが元で島を分けての
        争いになってしまい、
        漁師イセは父親である長ジンの
        「ルナやその他の人を守って島から脱出して欲しい」という願い、
        自分の仲間である漁師その他の人々もこの争いから助けたい、
        そして何より長く禁じられ知る事もなかった海とその外の世界について、
        島民として漁師として1人の若者としてのあこがれから
        海へ出る、クッキーのいた国「ニホン」を目指して

      ・ イーストムーンの人々は元々戦火のニホンを逃れて、
        孤島イーストムーンへ渡ったというクッキーの説明に対して、
        ニホンでの言葉を名前に持つそれぞれの人々のニホンへの憧れ

      そういう色々な意味をあわせると

      やっぱり東の太陽「ニホン」とその更に東の孤島「イーストムーン」、
      この物語がつながるのは意味がある事なのかな、
      実際舞台上の各人と同じ気持ちで考えた時、
      クッキーの言う「ニホン」は憧れの地であり、
      そのあこがれの「ニホン」がOVER SMILEの舞台であった
      あの世界である事からOVER SMILEを観劇した人にとっては、
      「憧れ」「新天地」など色々なイメージを膨らませる
      (膨らませやすい)材料になるのかな、という意味で
      やはりOVER SMILEとつながる事は良かったと思います。


    以上長々とすいません。
    大阪公演頑張って下さい。


    PS.すいません、忘れてました。
      第二第三の殺人の後イセがミユキの元を訪ね、
      犯人はカイである、カイは次にイセかルナを狙う、ルナが危ない、
      と言った瞬間にスポットライトが移り、
      カイとルナの会話、そしてカイのルナを殺そうという決心
      (幸いエミリが現れた事で回避されましたが)
      こういったストーリーの流れ流れでの上手な場面の転換に
      「TVドラマを観ているかのようなテンポの良さ、シーンの切り替わり」が
      これまたすごいな、と思いました。
      1つの舞台の中でほんとにいくつものシーンを使い分け、
      そしてその切り替わりのテンポがほんとにいい、
      こういった上手さもボクラ団義流舞台の強みだと思います。
  • 満足度★★★★

    初日観劇しました
    ボクラ団義さんは初観劇。
    紹介され行ってきましたが、ストレートプレイで休憩なしの3時間は少し疲れました…
    ですが、内容自体は面白かったです^^

    観劇前に知人の出演者からリハがギリギリでヤバい…と聞いていたのですが、細かいトチリは初日には付きものなので仕方ないかと思いました。
    ヒロインの女の子も非常に可愛いですし、副座長の殺陣が素晴らしかったです。

  • 満足度★★★★

    アフターイベントに(僕が)救われた気分
    今回の作品の設定からPVからどれもこれも自分にはドストライクで
    「これをボクラ流でやったら面白くならない訳ないでしょ!」
    と思っていた作品。

    しかし、、、運良く取れた前の席の椅子が低くて硬い時から
    「もしかしたら…」って予感してたんです。

    開場から実際開演まで少し伸びて30分ぐらい、
    そして開演してから10分そこらでとにかくお尻と脚が痛い
    (情けない話ですが椅子が硬いのか低くて姿勢が良くないからか)。


    宣伝チラシの「サスペンスファンタジー」の謳い文句が、
    最初のシリアスシーンからどう展開していくのかにワクワクしながらも
    とにかく痛みに耐え続ける3時間でした。


    悲しいかな、とても情熱的な若者が初めて---(ネタバレ禁止)な
    シーンに、気持ちを重ねたいけどとにかくお尻が痛い。

    座るポジションをずらせばよかったんだろうけど、
    あの椅子だと下手に動くとお隣さん達に迷惑がかかると思い
    それがまた裏目に出て、
    物語は頭に入るけど、気持ちの方が全然込められなかった、
    そんな情けないかな、悲しい観劇3時間弱でした。

    (目の前では必死の演技と「この場面の表現に入れるか!」という
    ドハマリのダンス/無声芝居といつも(もしかしたらいつもより?)
    かっこいい殺陣と
    BGM(色々なシーンの表現にいつもより多用してた気が?)、
    という最高にこだわった演劇が展開されていたのに・・・)


    と、大波乱の物語の終わりまで「次の観劇回こそはちゃんと観よう」と
    そういうマイナスの気持ちでいたんですが、
    アフターイベントでローズインメニーカラーズさんと
    (OVER SMILEに続き2回目の)無声芝居+生歌の掛けあわせ、
    これが観れて(僕が)救われました。

    観劇中のこのシーンを思い出し、あの場面で受けたショックと
    演者さんと気持ちを重ねて驚きや悲しい気持ちになったのと
    いろんな想いをちゃんと感じていたのが思い出せました。

    それからはアフターパンフレットを眺めつつ、
    自分がどういう気持で物語を観ていたか、
    だんだんと想い出せてきたから不思議です。

    ネタバレBOX

    お尻の件はイレギュラーだったとして


    色々な事を思ったんですよね、確か。

    ・ 前説に出演者自身(ブバイガハラ)が出てきた時の服装を見て、
      「この孤島は日本の時代劇のような古い時代かつ
      和風の生活をしている所なのかな?」
      と想像していたら、孤島の登場人物それぞれがかなり
      バラバラの和洋折衷、南国から洋風からアジアンテイストから
      色々をとりいれた服装をしていたり
      (前回のOVER SMILE並に衣装にこだわってました)
      これもOVER SMILEとの繋がりへの伏線だったんでしょうか?

    ・ ナニモノにも縛られず孤高をゆき、島で唯一長の息子を「王子様」
      娘を「お姫様」と呼ぶ漁師の青年(イセ)の言動や行動に
      ちゃんとした「理由(長の次男だった事など)」が存在していたり

    ・ 物語のキーの1つである「フネ」、初めて木の船で青年達が
      船出するシーンを大道具の足場(なんというんでしょうか、
      ああいった段差を作る為の台は)の閉じていく様で、
      島から離れていくというのをうまく表現していたり


      このシーンでそれまで海辺で魚釣りや素潜り、
      泳ぐ事はあったとしても
      海上を(船で)疾走る、海上から島を眺めたりと
      初めてづくしの経験に漁師の青年イセや姫ルナ達が感激する様など、
      「同じ気持ちになりたいなー!共感したいなー!」と
      思わされた場面でした。


    ・ 権力を失うのを恐れて長を殺した王子カイ、
      というメインストーリーの中で
      それまで愚直なまでに母親(参謀)ミチサキに従いながらも
      自分なりの正義を通していた息子サンゴまでもが
      権力への欲に傾いていく、そして最後には母親ミチサキにまで
      手にかけてしまう様、

      そして王子カイとサンゴとそれぞれを盛りたてる島の住人達により
      島(イーストムーン)中で争いが繰り広げられる様、
      鉄と鋼の武器がぶつかり合う様を
      「鋼色の月」と表現していた事に気づき、
      また、この物語のキーの1つは「権力」とその「欲」なのかな、と

    ・ 長がまず殺され、そしてイセ達が船に乗り、何者かの火矢により
      船を沈められ、そして宮で一夜を明かした後の
      第二第三の殺人の時のイセを中心とした無声芝居と
      そのBGMとしてかかるローズインメニーカラーズさんの楽曲、

      ルナに無実を証明する事もできず逃げ出し、
      そして更に同じ漁師仲間の死にまで遭遇し、
      やっと逃げ延びたと思ったら仲間の漁師達に殴られ蹴られと
      散々な扱いを受けて最後に邏卒(警察)のミユキの元へ現れる
      漁師の青年イセ、
      ここにもっとも気持ちを重ねたかったです。

      驚き、くやしさ、かなしさ、そして何が起きているのか分からない
      (実際はあの時犯人はカイ、と分かっていたのでしょうが)、
      という恐怖など色々な感情があの無声芝居の中で
      繰り広げられていたと思います。

    ・ あとどのシーンかちょっと思い出せないんですが、
      もう1箇所物語の表現をうまくダンスにした部分があって
      「ああ、(ボクラ団義さんは表現がやっぱり)うまいなあ」と
      思わされました。

    ・ 終演後のトークで添田さんがゲストの方にアドリブトークで
      完全食われちゃってた気が・・・
      が、がんばれ、添田さん∩(*・∀・*)∩フ

    ・ 真凛さんがアフターで語っていた、
      「曲にセリフを合わせるのがとてもむずかしい」というお話、
      なるほどなあ、と思いました。
      ローズインメニーカラーズさんの曲のもりあがりと間奏に合わせて
      捜査日誌を読むなど、結構タイミング重要だもんなあ、と納得です。


    【気になった点】
    何点か

    ・ 長が殺され容疑者を目撃した少女、しかし色盲の少女の説明からは
      どの容疑者もが矛盾してしまうという所について、
      刀の切り傷、洋服に乱れその他はなく争った形跡はなかった事、
      そして洋服についたトリカブトの紫、
      長の一族は能力を持つ限り皆色盲、
      などいくつかのトリックの元ネタは提示されていたのですが、
      ちょっと自分の頭のキャパを越えてしまったのか
      自分にはこれらが全体的にうまく紐付け(紐解け?)られませんでした。
      この辺は本格パンフレットで説明されているのかしら?

    ・ 外界から流れ着いた男クッキーが実はOVER SMILEの世界で
      争いが終わった後の「日本」から来たという設定について、
      元々色つながりで何か通ずるものを感じていたので、
      「そうか、こうつなげてきたか、それなら長の能力の件も納得できるな」
      とは思いつつ、(自分は)先日のOVER SMILEが
      OVER SMILEの初見だった事もあり、
      この短期の中で物語同士をつなげてしまうのは、
      観劇者側の好みが分かれてしまうんじゃないかな、
      という感じがしました。
      (OVER SMILEを観てない人はそもそも何のことか分からないでしょうが)
      
      あのOVER SMILEはあくまでもあの世界で完結していて欲しかった、
      という人もいるのではないかと・・・
      (自分もそう思っているような、
      せめて2、3年前に観たのであったら「懐かしさ」とか
      別の感情を持てたかな、と)

    ・ 長を殺したのは最終的に誰だったのか、について
      無理に長の弟である医師サカイガワである必要はあったのかな、
      と思いました。
      憎まれていた訳でなし、あるとすれば息子の手にかかって
      死ぬのが嫌だったとか、「もう楽にしてほしい」とか、
      そういう意味からだったのなら納得なのですが・・・

    ・ タイトル「虹色の涙 鋼色の月」の「鋼色の月」については、
      非常によくイメージできたのですが、
      それに対して「虹色の涙」が最後に出てきた帆、
      色盲ではなくなっていた姫、というのはちょっとパンチ弱かったかな、
      という気がしないでもないかと。。。
      (あるいは自分が気づいてないだけで更に何かと紐ついていたのかも)

    ・ 真凛さんの捜査日誌読みはともかく、
      その他で長文でもないセリフで一部
      自分の言葉としてでなく「セリフを読んでる感」を
      感じさせてしまっている場面がありました。
      誰とかそういうのはいいんですが、芝居に入り込めてなかったのかな?


    まだまだ色々良い点気になった点感じたものなどあったのですが、
    ちょっとお尻の痛みにかき消されてまだ想い出しきれてません。
    もう1回観る予定なのでそこでなんとか
    (本格的パンフレットはもう読んでしまうつもりなのですが)

    ・ 演者さんに共感、感情をのせる
      (演者さんの演技自体には問題を感じなかったので、
      アレに気持ちをのせられたらどれくらい面白いのか知りたいです)

    ・ お話のトリックや繋がりの点をちゃんと理解する
      ちゃんと見直す

    したいなあ、と思います。
  • 満足度★★★

    設定と構成と
    楽しかったですが、いろいろ気になるところもあり。
    やはり長いと感じましたね。

    ネタバレBOX

    「設定」で気になったのは、孤島で暮らす島民の多くが「船」を知らないという点。
    世界=島だとしても、さすがに無理があると思います。魚を取るのに「水上の乗り物」があったら便利って誰か思いつくでしょう。

    「構成」で気になったのは、「長」殺しから次の事件(アキカゼなど)までの長さ。
    「宮」への不信感、イセへの疑惑、キーパーソンであろうクッキーの謎、島の常識が崩れていく不安(ルナの困惑)など様々な要素がありましたが、もう少しそれらが組んずほぐれつ、たたみ掛けるようにスピーディーに展開できなかったか。
    サスペンスとして、謎が謎を呼ぶ感覚が薄いと感じ、集中力の維持が難しい時間帯がありました。

    前3列はベンチシートでしたが、ベンチシートで休憩なし3時間はちょっとしんどいです。前半、気持ちが思うように乗らず、終盤、いよいよ物語が動き始めた頃にケツがSOSを発するという残念な展開。

    前作「OVER SMILE」とのつながり(ある少女のくだりで舞台上にフォンチーさんがいるとグッときます)や、島を離れた彼らの目指す先が「いい国」であるかは、観ている我々の手にかかっていると受け取れるメッセージ性はよかったと思います。
  • 満足度★★★★

    勿体ない
    私は3時間でも観ていられました。
    台詞噛むとこや声が小さめなのは冒頭から気になったかなー。

  • 満足度★★★

    長い活劇
    役者さんたちは楽しんでいました。

    ネタバレBOX

    周りを海で囲まれた小さな国に船に乗った男が流れ着いたことで、外にも別の世界があることをひた隠ししていたいわゆる島の長がもう政権が持たないと判断し、一族支配を放棄しようとしたことから起こった殺人事件を含む一連の騒動。そして、若者たちは新しい世界、具体的には彼らの祖先の国である日本を目指して新造船で出発するという話。

    長一族は直近を予知する超能力と色彩が識別できないハンデを併せ持っていますが、きょうだいの中でもそれらの能力が消えることがあり、能力を最終的に保持した者が後継者になるというのが本来の掟のようでした。

    ですから、後継者争いを防ぐためにといって生まれたばかりの次男を島民に預けたことが間違いの元でした。最後、長の娘と次男のどちらに能力が残っているのか、まだ決着は付いていないようにも見受けられましたが、その後が気になるところです。

    長殺しの解明については、トリカブトを飲むように仕向け、飲ませて刺した長男が犯人であることには間違いなく、苦しんでいる長を最終的に死なせた長の弟を真犯人と言うのは言い過ぎだと思いました。

    そろばんパチパチ、いつも確率をはじき出す計算娘が可愛かったです。
  • 満足度★★★

    長いですが、楽しめました!
    3時間におよぶ芝居でしたが、
    事件の真相が何重にも重なり合い楽しく観られました。
    途中、現代の世の中を示唆する考えさせられる場面もあり。

  • 満足度★★★★★

    大スペクタクルな物語でした。
    上演時間はやや長めでしたが、ハイレベルな舞台でした。姫2人の役がかなりよかったです。

  • 満足度★★★★★

    団体としてやはり良い
    いきなり脱線しますが、何度か開演前に客席に座っていると案内の人のアナウンスがうるさく感じてしまう、と言うことを書いた事がありますが、こちらは明らかに意識した抑えた声で、かつ聞き取りやすい声でやっていて嬉しく思いました。
    これこれ、ちゃんとしてて良いなあ。
    勿論本番舞台でもそうですが、抑えた声量でも通る声というのは技術としてちゃんとある。
    こじつけの様に飛びますが、開場と同時に入れば30分、その人の声を聞くことになる。
    これって下手したら端役の役者より出番?多くなるって事だよな。
    やっぱり舞台に出ないメンバーも大事。
    まあ、こちらの芝居は3時間くらいあるので出演者のかたの稼働半端ないかと思いますが!

    今回、ノンストップで3時間15分ほどあった気がします。
    予定より長引いていたのかな?
    開場と同時に入っていたので4時間近く座ってた事に!
    さすがに尻が痛いレベルでしたが。。

    ネタバレBOX

    普通の芝居ならばもうすぐラストなんだろうな、というタイミングで話が動き出してびっくりした。

    舞台としてはもう少しコンパクトにまとめた方がいいのかもしれない。
    ただどこをどう削ったらいいのかは思い付かない。
    長い芝居を観ると、あの辺は無くてもよかったんじゃないかなあと思ったりしがちですが、そういう風には思わなかった。
    とても長い小説を読んでいる気分?
    小説ならばそれは長過ぎる小説なのではなく、その長さの小説、と言えるでしょうから。

    大真面目に舟に乗ってるシーンはとても紙一重だと思う。
    少しでも気を緩めれば、滑稽に見えるだけだもんな。

    今年は、過去の再演をするプレイアゲイを含む5回の公演があったことになり、その事自体、かなり評価しているのですが、プレイアゲイをやること自体に意味を持たせて来たのはさすがだと思う。


    沖野さんがゴキブリの様なイメージでのたうち回ってるとこ好き。

    住んでいた場所を捨て新天地へという流れは、捨てたからといって争いが無くなるのかと考えるとだいぶ危ういですが。
    どちらかというとあの一団が新天地での火種になりかねない。
    でもそういった移民とか昔はあったんだろうな。

    自分は観る専門ですがここの座組みはとてもうらやましく目に映る。

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