満足度★★★★
タイトルそのまま
前作『ホット・パーティクル』と比べると劇的ではないが、その分身近で「あるある」「そういう捉え方もあるか」と頷いたり膝を叩いたりしながら観る。
「粗末でないのはいくらから?」、ポエマー丸出しな男、デモ参加者の会話など、着眼点がイイよなぁ。
満足度★★★
反省と苦笑
資本主義と消費生活に比較的どっぷり浸かった暮らしを送る自分としては、反省と苦笑と、それから不安を感じる作品だった。自分のあり方を正当化する言い訳はいくららでも可能だけど、正当化していいのかどうかは分からない。
満足度★★★★
観た
社会派の劇団らしく、お金と資本主義について考えさせられる短編4本。
どの役者さんも上手いので、安定感があって良かった。
主宰の布団以外の家財道具を持ち込んだり、3000円相当デーを設けたりするのが面白い。
キコの小栗さん作の劇中の詩が良かった。
満足度★★★★★
迷ったが
見るかどうか迷ったが、見てきてよかった。
短編4編から構成。どの作品も時事に即した内容で、いかにもありそうな話。
特におばけの市では、人間は慎重であるが一度たが外れると、暴走を始めてしまうすがたが描かれていて、共感を覚えた。
他の3篇もよく出来ていて、いかにもありそうでありテーマをうまく得よう利していた。
満足度★★★
着眼点が面白い
4つの物語で構成されており、着眼点が面白かった。
国民の生活というだけあって、身近に感じられることを物語にしている。
高級店の味ではなく、定食屋の味わい(笑)。
上演時間100分(多分・・・(汗))。
満足度★★★★
しっかりした骨格に支えられて
4つの短編それぞれに
物語がしっかりと組み上げられる一方、
舞台にはつねに中間色が醸され、
単純に仕組みを描くだけではない
作り手の創意が伝わってきました。
満足度★★★★★
すごい
あとで、この芝居がどうすごかったか書くけど、いまは時間が無いので、すごいとだけ書いとくよ。
色んな人と議論したくなる。
考えれば考えるほど、あの4つの話は4つとも完璧だし、あの4つじゃなきゃいけないし。まさに「国民の生活」なのだ。
今なら瀬戸山さんご本人以上にあの芝居のすごさを語れる気がする(^^;
満足度★★★
面白かった。
ショートピース4つのうち2つは、ちょっと落ちるかなぁと思ったけど、
おおむね、楽しめました。
セットのセンスが良い。
劇場の壁を囲むように雑多に置かれた、
生活感溢れる物たちがすごく気に入った。
あれって、もしかして3000円相当でお客様から持ち込まれた物なのかな?
満足度★★★
言いたいことは分かる気がするけど・・
エモーショナル・レイバーの時も思ったけど、
ひとつひとつのシークエンスの描き方は、
非常に端的で素晴らしい(多くの女性の演出家の特徴でもある
・・ただ、その骨になるものが、
弱いんじゃないかな、とも思ったり。
役者さん達の演技が素晴らしいのは間違いないんだけどな・・。
笑いの内閣くらいしっかりと考え、描いて、スリリングだったらな・・と、
ちょっと思ってしまった(スミマセン(汗
ポレシュなどを引き合いに出すことはしません。国が違うから。
(でも「餌食としての都市」は面白いな・・あの中にはリアルなやり取りは皆無だけれど、凄い戯曲だと思う。世界の流れはリアルとは逆にあるように思う。
きっと、物語を、人と人とのやり取りを
ソツなくまとめることは簡単にできるんだと思います。
・・でも、前の人も言っている通り、
それだけでは先に進めないんですよね・・(汗
目立たなくとも、報われなくても、
何年も何年も、一生懸命悩んで苦しんで分析して・・
出来れば資本主義の発達したイギリスやアメリカの歴史まで調べて・・・
それで、また今度はもっと
心にグサリと来るような戯曲を生み出してほしいです。
だって、現実の社会や政治や世論のほうが、
ずっと無慈悲で想像力が欠け、不寛容のように思われるので・・。
満足度★★★★★
アフタートーク…
面白い本でした。くれないは第1話がみごたえありました。アフタートークで瀬戸山さんに三つ、質問をさせていただきましたが、瀬戸山さん、おこたえいただきありがとうございました(笑)。以下、ネタばれボックスにて…
満足度★★★
お箸の国の人だもの
キャスティングがハマってるので楽しく観れちゃう。
ただね、限界を感じたなぁ。
これはもう頭打ちじゃないかな。
演劇じゃなくてもいいと思うんだよね。
無題431(12-174)
19:30の回(晴、やや暑)。18:50会場着、受付、そのまま開場まで待ちます。19:03開場、正方形の舞台、コの字の座席(椅子+座布団2枚)。コの字型の|側が正面、開いている面には、本棚、衣装掛け、TV、PC、机に冷蔵庫、バスケット、急須…女性の部屋の様相。会場反対側の角にも衣装。舞台は膝くらいの高さ、最前列との間が狭いので、誰かが通るたび体をねじらなくてはなりません。本棚に目を凝らすも遠くて見えません…かろうじて手塚治虫漫画全集、1Q84、つかこうへい。単行本、雑誌、新書に文庫、辞書、CD…、終演後、近づいて眺めてしまいました。「幼年期の終わり」「火星年代記」、「千夜一夜」なんかも。ふたり芝居短編集。ときどきく「くすっ」と笑う場面がありましたが、全編通じて、なんとなく…でした。本作で3作目。
19:33予定時間を過ぎての前説(やけに短い)〜ところがここからが長すぎ〜19:40開演、なんの動きもないままじっと待つのみ、すみません、私、ここで退屈感がでてきました。初日だったからでしょうか。21:08終演。
初めは丸いテーブルと椅子(2脚)、これはチラシのものと同じでしょうかね。