Turning Point 【分岐点】 公演情報 Turning Point 【分岐点】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    起承転結
    リレー形式のオムニバスなのに、こんなにもうまく行くなんて思ってもいませんでした。
    オープニングから第一話、二話、三話、エンディング。過去から現在へ。

    重い話が続くのかと思いきや、桑原さんの登場に心躍る。大好き!
    バカ笑いしすぎて笑いをこらえるのがキツかった。涙でたー。
    ラスト、グッと来ました。涙はこらえて笑ってオシマイ。
    最前列のベンチシートでお尻が痛かったけど、スッキリとした気分でスズナリを後にしました。

    4月下旬発売「ひとよ」DVD予約したかったがロビーが混んでいたため断念。
    次回公演時に買います。

    ネタバレBOX

    キローラン(思い出すだけで笑いがこみ上げてくる)
    今日も大根食べてましたよ!
    先の部分じゃないから辛くないはず…
    第二話の印象が強すぎますね。笑
  • 満足度★★★★★

    KAKUTAの大切な場所
    3人の脚本×3人の演出のリレー形式によるオムニバスという
    この冒険が大成功していると思う。
    メリハリがあり、同時に貫く芯のようなものがくっきりした。
    ここには、劇団が分岐点に立った時常に立ち返る大切な場所が描かれている。
    温かく、雑多な、居心地の良いその場所は、
    「変わらないこと」、「変わり続けること」、この二つの根っこは同じなのかもしれないと思わせる。
    KAKUTAを初めて観たが、これまでもすごい役者さん達とやって来て、これからもやっていくんだろうなあ、と私も分岐点の端っこで思ったのだ。

    ネタバレBOX

    いきなりショッキングな出だしで、女二人のクライムロードムービーみたいになるのかと思いきや、第一話の繊細な音響と照明にすっかり魅せられてしまった。
    蝉、ひぐらし、とんびの声に、なんて素敵な夕焼けの色なんだろう。
    第二話は何と言ってもキローランの高山奈央子さんでしょ。よくぞここまでという感じ。みなさん振り切れるとこまで演ってるから面白くないはずがない。
    Gカップの海老原(桑原裕子)さん、いいキャラだなあ、好きなタイプ。
    第三話で貴和子と絵里が本音をぶつけ合うところでは、何だかボロ泣きしてしまった。反発しながら離れられない、そしていつも傷つけ合う心の底をさらけ出すところ。
    ギャグが打率100%、ひとつもスベッてない。これってすごくレベル高いことだと思う。
  • 満足度★★★★★

    とてもおもしろかった!
    チケットプレゼントで当選したので、観劇させていただきました。

    いやー、本当にありがとうございます。
    とても良いものを見せていただきました。

    構成も演出も台本も良いのですが、役者さんたちがみんな「生きて」いてすてきでした。

    http://www.yotagumi.net/blog/yotaro/20120229/女の子劇団が好き?/

  • 満足度★★★★★

    面白いぞ!
    北沢スズナリで劇団・KAKUTAのターニングポイントを観劇​。
    巷では実力派と言われている作・演出の桑原裕子だけに初見だが観​劇を決意。

    今作は劇団結成15周年記念らしく、3人の演出家によるリレー形​式のオムニバスで展開している。物語自体は二人の女性の長い期間​に渡る友情物語で、特別に目新しい物はない。だが始まりの表現方​法、役者の実力と小劇場というより商業演劇の様な華やかさと圧倒​的な力強さを感じさせてくれる。スズナリが驚くほど狭く見えたほ​どだ。明らかに最近観ている劇団との格の違いを感じる。この劇団​、パルコ劇場辺りで公演するのが向いているのでは?と思わせてく​れるぐらいだ。

    そして観て良かった、次回作も観よう!と思い劇場を後にした。

  • 満足度★★★★★

    群像劇の雰囲気を感じるオムニバス
    1990年後半から始まる2人の女性の青春、人生劇。時代毎にオムニバス形式で現代までの時代を書いているが、それがうまく一本の作品になってると思います。特に1990年後半に青春時代を過ごした方にお勧め、当時のそういうのあったなあ、とか、若いころ何がしたかったんだろう、的な雰囲気がうまく、笑いを織り交ぜながら作られています。役者さんはみんなうまかったのでがすが、主役2人特に木下智恵さんがよかったです。若干気合入れすぎな演技も話が進んでいくうちに、それぞれが抱えてる心の葛藤のあらわれのようにも見えてきます。「世界終わらなかったね」のあたりは映画のフィッシュストーリーを彷彿とさせる感じでした。2時間近くの公演も気にならない、というか足りないくらいの満足度でした。

  • 満足度★★★★★

    時代を縫いあげた2本の糸
    冒頭から終幕のシーンまで
    縫い目のように現れるキャラクタから
    過ごした時間の肌触りが導き出されて・・・。

    それぞれの作り手が切り取る
    シーンの一コマずつに惹かれつつ
    終演時には
    過ごしてきた時代の束ねられた感覚が
    ふくよかなボリューム感とともに
    置かれていました。

    ネタバレBOX

    当日パンフレットにはキャストとともに
    それぞれの現わす年代が記されていて、
    そこには、その時代の空気を満たす
    描き方の確かさがあって。

    冒頭のシーンのどこか無軌道な二人の女性、
    彼女たちがその距離感のままに
    訪れる時間たちに縫い込まれていく。

    冒頭とラストのシーンが同じ作家で
    冒頭のキャラクターを2本の糸として両端を見る側に提示する役回り、
    そして二人の作家がその糸を縫い込みつつ
    同じ場所に、時間の変遷を仕立てていく。

    個々の物語に冒頭の女性たちが
    主人公になっているわけではない。
    むしろ、脇を固めるようなロールであったりもするのですが、
    彼女たちそれぞれが、
    どのようにそのシーン、
    もっといえばシーンが具象する時代に刺さり
    縫い目を作っていく姿がしっかりと残る。

    無軌道で若気の至りのような1997年を起点に
    どこかルーズで退廃を感じさせる色の中に
    登場人物たちが抱く若さや生真面目さを感じさせる1999年、
    穏やかでどこか教条的な雰囲気のなかに
    どこかポップでシニカルで人間臭い嘘がはびこるような2006年、
    さらに時代が行きついて、それでも歩みを止めることのない2011年、
    そして、最後にたどりついた今、2012年
    3人の演出家が紡ぎあげる
    5~6年を隔てた時代それぞれの時代に
    エピソードや切り取られた時代の面白さたちが満ちて、
    自然に取り込まれているうちに
    描かれた物語にシーンへの
    齢を重ねていく二人の女性の刺さり方や
    縫い筋の重なり方が
    自然に残る。

    糸だけを引き出してみれば
    波乱万丈とも思える彼女たちなのですが、
    それぞれの時代のなかに
    彼女たちのありようの必然があるから
    再びラストのパートで彼女たちを見つめるとき
    二人の生き方も、腐れ縁のような関係も
    日々を重ね人生を過ごすとてもナチュラルな質感として
    観る側に積もっていく。

    描かれた時代の匂いを自らの風景として体験している
    ある世代以上の人間(たとえば私)にとっては
    彼女たちの歩んできた感覚に
    記憶のベースの部分として揺らされる部分もあり、
    そこからも、キャラクターたちがたどった
    道程への感慨が満ちてくる。

    KAKUTAにとどまらず
    桑原さんの関わる作品には
    観終わった後の独特で他に類のない
    満たされ方があって。
    それはこの人の純作演の作品にとどまらず
    「グラデーションの夜」のような彼女の演出であっても
    「往転」のような、彼女の脚本であってもそうなのですが、
    日々を生きることの積み重ねで歩んできた距離と
    その先に視線を上げての一歩の感覚が
    色をそれぞれにしつつ、
    しなやかにまっすぐ降りてくる。
    しかも、作品ごとに
    一期一会のような生きる肌触りの精緻な描写を裏打ちする
    作り手の作劇の新しさが
    抽象的でも先鋭的な作品ではなく、
    むしろオーソドックな具象に満ちているにもかかわらず
    観る者を澱ませない。

    今回についても
    複数作家と演出家によって編まれた
    時代のリアリティに繋ぎこまれた
    2つの人生の歩みと交差の姿に
    すっかり取り込まれてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    素直に面白い!!
    本当にあっという間の2時間でした。ストーリーは聞いたことのあるような話でしたが、テンポと見せ方が上手でした。主役の2人はもちろん周りをとりまく個性的なキャラ達がとても生きていました。特にキローラン役の高山さんがすごい面白くて好きになりました。今回初めて「KAKUTA」を観ましたが、スズナリの小さな箱には収まりきれない圧倒的なパワーと完成度を感じました。エンターテイメント性が高く、まさかスズナリでこのような舞台が観れるとは思っていなくとてもビックリしました。初日は関係者の方が多かったような気がしました。桑原さんが舞台に出られた時には歓声のようなものがありました。固定ファンもたくさんいらっしゃりそうですし、本当に今後が楽しみな劇団です。力のある劇団さんには是非新しいことにどんどん挑戦して観客を虜にしてほしいです。次は来年とのことで残念ですが、楽しみに待ってます。

  • 満足度★★★★★

    15周年!
    集大成といえば言い過ぎかもしれないが
    なかなかの作品になってますよね。

    女性二人の半生、というとりとめもない題材で語っていますが
    演出、演技は渋いです。
    良いコンテンツで積み上げられてきたこの劇団、
    今が旬でしょうか。
    次が1年先なのは残念ですが。

  • 満足度★★★★★

    さすが!
    抜群の面白さで、期待を裏切らない。
    二人の女性の友情と歴史を面白い視点で描いて、引き込まれたあっという間の2時間。
    堪能した。

  • 満足度★★★★

    無題307(12-060)
    19:30の回。指定席なので19:10会場着、お客さんいっぱい。前日、チケットについて少しメールでのやり取りがあったのですが、とても丁寧な対応でしたし、当日の受付もスムーズ(わざわざおまけまで、ありがとうございました)。舞台は前方の一部を除いて天井から白い布が垂れ、どこかの渓谷のような佇まい、後ろにナニカアルナ、と思いながら開演を待ちます。場内のアナウンスで前説、公演時間2:05とのこと。19:33開演(1997年)〜21:38(2012年夏)終演、ぴったり。

    ネタバレBOX

    大胆な場面転換、次のお話しの出演者がてんやわんやで片付けやセッティング、あるいは厳かに撤退、暗転せず、あれよあれよという間に出来上がり。どうもこういったのが好きらしい。先日の駅○劇場のように見えない中でガラッと変わるのより、本作や目の前で野球のグラウンドができちゃう方がおもしろい。

    「この場所(アトリエ)」が開始地点であり、分岐(回帰)点になり、最後は解放点になることによって「扉」は内側から開けられ、消失するのかな…point of no return…。

    波瀾万丈すぎる人生、お話しそのものは、(個人的には)少し「?」な部分が〜どうしてこういう設定なのかな?このひとたちの組み合わせはなぜかな?ここに至るまでの(繋ぎの)道程が見えないなぁ?〜とか。
    不法滞在者に「ひとよ」のキャラクターがいたように見えたけど。
    マクロビオティックというのは知りませんでした、Wikipediaをみるとたしかにトム・クルーズの名前。

    隠したはずの股間…ちょっと見えてます。ずっと男は死んだのかと思っていました。大根をすりおろすと辛いが、そのままだと結構いけるものなのだろうか(毎回大根?)、セミや犬の鳴き声、夕暮れ時の色、un feminin dans l'art (であってるかな)、ガンダムねたはわかる/TVゲームはやらないのでわからない、上手の壁に貼られた配達エリアの地図…何処だかわからなかった、女性陣大活躍/男性陣は少々弱目。

    「ひとよ」のDVDを予約し帰宅。
  • 満足度★★★★

    観逃せない劇団
    3人の作家さんによるスタイルの違いがあり、勢いだったり笑いのセンスであったりに若干のばらつきがあったが、終わってみれば全てきれいに回収されていて、心地よい感情移入が出来る作品に出来上がっていた。

  • 満足度★★★★

    125分で15年間を追体験
    2人の女性の半生の要となる時期を4人の作家がリレー式に執筆するという構成のマジック、エピローグの2人の対話場面ではまるで2人のその15年間を追体験したように「あぁ、それだけ時が経ったんだなぁ」と実感してしまう。
    舞台となるのが(プロローグ以外は)同じ場所で、そこが時と共に少しずつしかし着実に変化してゆくのも歳月を感じさせる要因であろう。

  • 満足度★★★★

    Anniversary
    チケットプレゼントにて鑑賞。初KAKUTA。いいもの観れた。

    ネタバレBOX

    貴和子(木下智恵)と十川絵里(大枝佳織)の15年の軌跡を描く。
    1997・出発…売春相手を眠剤で昏睡させ金を奪う。満たされない21歳の女ふたり。
    1999・決別…大学の美術サークルアトリエ。先生と呼ばれる水本(佐賀野雅和)を絵里から奪った貴和子。ふたりの間に溝がはっきりと見える。水本は麻薬の密売に手を染めるダメっぷりがちょうどよいが、そんなのと付き合う貴和子も、元カノの絵里も相変わらず。
    2006・迷路…アトリエのあった部屋が、無農薬野菜を販売する会の事務所に。ちょっと怪しげな会の従業員となる絵里。悟ったような雰囲気が胡散臭い農作人・新納(成清正紀)と不倫して妊娠もしちゃう絵里。トルクメニスタン人?の従業員・キローラン(高山奈央子)と元Gカップのヨガ講師・海老原あずみ(桑原裕子)には笑った。特に桑原のリズムや発声のセンスが良い。うまい。
    2011・対峙…会社社長になった貴和子が弟・達貴(馬場恒行)を連れて元アトリエを訪ねるも、ホームレスの陸奥(若狭勝也)や陳小剛(長尾長幸)らが住んでいて、絵里は陳の子を身ごもっていた。ふたりの想いと感情が一気に吹き出す終盤は特に見ごたえあった。
    2012・覚悟…吹っ切れたようなふたりの大人な雰囲気の会話が清々しい。特に大枝。

    あなたは私から全部奪っていく、と叫ぶ絵里に、妊娠偽装を明かす貴和子。不法滞在者の妻となり子をもうける絵里と、社長になり小奇麗なカッコをするも、旦那(元絵里の彼氏)からは注目されずみじめだと言い返す。二人の辿った道はとびとびではあるが、その空白の時間をイメージできる楽しみと、女ふたりの友情というか愛情というか、哀しさというか劣等感みたいなものがぼんやり浮かぶ力強い舞台だった。

    主演ふたりの実年齢を知らないけど、木下智恵はその性格的なものか、大人びてみえた。木下も大枝もENDINGの晴れ晴れとした表情が美しかった。
  • 満足度★★★★

    素敵な時間
    お客から愛されている劇団、作品だなーと感じた時間を過ごせました。キャスト、スタッフが一つになっていて、けっして押売りしない姿勢に好感が持てました。初めてのKAKUTAで、本当に満足できました!
    お客置いてけぼり、感動の押しつけ、受付の酷い対応、上演時間長時間・・・。そんなことが平気な顔で横行している演劇界なのに、貴重な存在かと思います。もう1度、行こうと思案中です!

  • 満足度★★★★

    二人の人生
    ある場所を基準に交錯しあう波乱万丈の人生、見ごたえありました。
    三人の脚本家、演出家での作品でしたがまったく違和感なく出来上がっていて、それぞれの違いもそれとなく感じられました。ただ、もう少しカラーの違いも出てもよかったのかな?! とも、思いました。
    時代経過での転換の演出も好感がもてました。

    ネタバレBOX

    ただひとつ、スライドの写真が見たかったです。
  • 満足度★★★★

    はずれなし
    無理やりかもと思う部分はあったが、おもしろいのは確か。地味な野沢はいつも以上にはしゃぐ(役)の桑原が素敵

  • 満足度★★★★

    一本の話に繋がる瞬間
    チケットプレゼントで観劇させていただきました。オムニバスということで多少は強引かなという部分もあったが、ふたりの女性の15年を上手く一本に繋がったときに少し感動してしまった。いい作品でした。
    勉強になりました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★

    コメディのような
    3人の演出家で織り成すオムニバス。物語は二人の女性の友情と人生を描いたものだったが、この二人の生き様が面白い。絵里を求める貴和子、貴和子に自分の大切なものを全てを奪い取られると思い込む絵里。なんとなく解るような気がして。木下智恵さんが素敵な女優です。

  • 満足度★★★★

    この先の人生
    女性二人の友情から分離、30代になってからの再出発までを、明るく直球で、しかし熱くならず、淡々と本音を探り合いながら二人の対比を見せてくれた15年の年月は、KAKUTAの歴史にも受け捉え出来るし、観客の歴史としても振り返らせてくれました。

    出会いがあって、その個人と係わってきた状況により優勢や優劣をつけたくなるのが感情というもの。いろいろ経験して全てをぶちまけて一歩踏み出したその先は明るく、それが出来た二人が羨ましくも思った。
    変に飾り付ける「希望」とか「未来」とかに括られそうだけど、そんなもんつけなくても充分活気あって、心豊かになれそうな舞台だった。

    ネタバレBOX

    キローランさんの鋭い眼光がまさに東欧というかヨーロピアン。
    海老原さんが新納に抱きつき「種蒔いたんでしょ」の台詞と行動は、格好良過ぎて思わず肝が冷えそうになった。
    「ひとよ」の意外な人物の登場の仕方は15周年のファンサービス?もう一度見たい人だったので、嬉しかったw。
  • 満足度★★★★

    含蓄のある舞台
    名前だけ知っていたけど、まだ観たことのなかった桑原さん、初めて観た。たしか主宰のはずなのに、役者としてもなかなか味のある、存在感のある人でした。ちょっとオーバーに最初は見えたけど、なるほどいいアクセントになっていたなぁ、と。今回の舞台はオムニバス4話を繋げたというけど、なのに、ちゃんとまとまった1本の話になっていたのはなかなかウマイ。笑いの中に涙もあり(いや、逆かもしれない)で、十分に楽しめた。

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