満足度★★★★★
KAKUTAの大切な場所3人の脚本×3人の演出のリレー形式によるオムニバスというこの冒険が大成功していると思う。メリハリがあり、同時に貫く芯のようなものがくっきりした。ここには、劇団が分岐点に立った時常に立ち返る大切な場所が描かれている。温かく、雑多な、居心地の良いその場所は、「変わらないこと」、「変わり続けること」、この二つの根っこは同じなのかもしれないと思わせる。KAKUTAを初めて観たが、これまでもすごい役者さん達とやって来て、これからもやっていくんだろうなあ、と私も分岐点の端っこで思ったのだ。
ネタバレBOX
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2012/02/25 23:23
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