【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』 公演情報 【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 27件中
  • 満足度★★★★★

    無題174
    【黒】18:30受付&開場〜19:00開演〜21:00〜休憩10分〜21:20終演、予定通り。本編3作、休憩後に共通演目。重い話が続いていたので、これは時間は短いが、とどめにさらに「凄い」のが出てくると思っていた…休憩中かかっていたのは、昨晩みた芝居にもあったバッハ(主よ〜)…のでありましたが、思いっきり笑わせてもらいました。

    ネタバレBOX

    前回の「Recover」からですのでまだ2作目です。だいたい海賊さんということなので、しっとり、うっとりとかうっかりとかそんな芸風じゃないんだろうなと思いつつ階段を下りると、今回も海賊の餌食になったのか衣装のような台本のようなものが...。

    舞台、天井から1本のロープ、左右に丸椅子、客席は椅子が4列、聞こえてくる音楽はなぜかアメリカン。

    「ジャック・ザ・リッパーたるために」、後継者のオーディションでしょうか、男性4人、女性5人によるバトル。艶やかな女優さんをみることができ、視線は自然と下手へ。ブサイクで高齢の娼婦役のはずなのですが、足を組み、上から下まできまっているし、ブラ全開、男を誘う仕草、冷たい目線…なので前のほうに座りましょう。

    「きこりと木の精」ダークなファンタジー、枯れきった木のようなボロをまとった...人のようであって人ではないものが立っていて、きこりは足元から切り倒す...場面転換し、真っ赤なハイヒールと白い足...きちんと揃えられた足首だけ。周囲にはいくつもの切り株、事件なのか、捜査官が。ここでも最初は樹皮をまとっていたのが、それを剥ぎ取り生皮のような薄着になって「家」をつくる...。

    「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」、自らの足を切り落としては、繋げるショー、ドラッグと狂気にとりつかれた捜査官が修羅場をつくりだす。

    「シュルレアリスム宣言」、どこまで即興なのでしょう…「ひろし」の告別式にやってきた劇団員一同、一人ずつお焼香と今日のセリフひとこと、ここから劇団員の中でも、肩がプルプルと震え、笑いをかみ殺しています。もちろん客席ではそんな遠慮などあるわけがありません。10分だけでしたが、とてもとても楽しい時間でした。
  • 満足度★★★★★

    黒を観劇
    かなりの偏執狂具合。特に『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』でその強度を増していた。残酷な場面はダメという方には向かないけれど、恐いものみたさで観たいかたはオバケ屋敷を見る感覚で。
    大人の残酷な童話。

  • 満足度★★★★★

    黒も赤も拝見。
    知人が出演していたので足を運びました。1演目だけでも充分に公演として成立出来るレベルの作品が×5本!すごいお腹いっぱいになりましたー。いやはや、重かった!しかし面白かった!!そして衝撃!イキウメ以来の衝撃かも。俳優さんも上手いし作演も力あるな~と思って観ていたら、やはり戯曲賞など受賞してらっしゃいましたか、お見事。

    なんか、作品がずずーんと響いてしまったせいか、翌日には体調が…↓↓↓あれーw まあ芝居のせいだけじゃないとは思いますが(^^;)いや、でもそれだけの作品だったってわけですよ。

    個人的には、脚本として赤の章の”dogma”がとても良かった。”きこり~”は特にスタッフワーク@衣装が輝いてたなー。

    ネタバレBOX

    でも最高に楽しかったのは平日昼の回限定の920LIVEかなwww笑いすぎて顔痛かった。まあ、あの『テッドとリチャード』で…あれ、あの人なんかおかしいよ、って思ってはいたんですけどw
    いやー…ダンスとか皆、頑張って覚えたんだろうなーっていう…wなんだろう、あの輝きがたまらなかったwちゃんと黄色い声あげておきましたwwwくそー生写真欲しかったなー!

    こういう、重いだけじゃなくて『シュルレアリスム宣言』とか、そういう遊び心もちゃんとあるとっていうトコロも劇団としての魅力ですね☆
  • 満足度★★★★★

    【赤の章】観劇
    究極の学校、これだけで十分でした!

    ネタバレBOX

    『dogma』学び舎の話。

    学問とは死ぬことと見つけたり、すごい、100点満点取れないと挫折ということで死、100点満点を取っても社会に出て挫折する前に絶頂期で死んだ方がいいといことで死。誰も100点を取れなかった担任は自決、究極の学校すごーい。

    校長は、理想の人生を大手会社に勤め、結婚し、子や孫に恵まれ、老衰して死ぬのが理想というのに、会社に就職する前に生徒を殺してどうするのって思いましたが、とにかく狂気に満ちた設定がすごーい。

    川添美和さんと朝日望さんのキビキビした演技、カッコ良かったです!!!

    川添さんの活躍、熱弁で、残った生徒は助かりました。どっちでも良かったです。狂気に終始しても良かったです!

    次の話ではミーハー娘役、色々な川添さん素敵!
  • 満足度★★★★★

    【黒の章】観劇、黒>赤
    徹底振りは黒の方が優っていました。良かったです!!

    ネタバレBOX

    気色悪い世界にとことん徹底、素晴らしい!

    『ジャック・ザ・リッパーたるために』は、切り裂きジャックが彼の偽物にダメ出しする話。再現映像には汚い老婆は使わないとのことで、娼婦たちはそこそこ綺麗でした。

    『きこりと木の精』、根を張った足首!人間を伐採するって感じが良く出ていました。家を作る様は凄い前衛的ダンスパフォーマンスを見た感じでした。でも、本当に人間で家を作っちゃまずいっしょ。そりゃそうですよねって、本人も気付いていたなんて。

    で、そこから川添さんが登場して、川添さんは人の家の一部になっていたとばかり思っていたのであらびっくり!セクシーダンスにメロッメロ!!『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』に繋がって…、人体切断の手品は本当に切っていたなんて、もうびっくり!!で、すぐくっつけて月一回のショーですと、おおおぞましい!!

    『シュルレアリスム宣言』は二度目なので全く面白くなし。アドリブって怖いです。前日のひょいさんのおとぼけ振りの妙に改めて気付かされました。

    川添さんと朝日さんの生写真を買って帰りましたが、本物のブロマイドぐらいの質があったらなと思いました。
  • 満足度★★★★★

    赤の章、観劇
    カタカナで表すドスグロイが一番合う醜悪な雰囲気を醸し出しながらの甘美で耽美な話で、相変わらず大好物でした。
    観るたびに思うのですが、殺戮と凌辱が普通に出てくるのに、役者さんみなさんが美しく映えるのが本当に不思議でしょうがない。

  • 満足度★★★★★

    黒の章、観劇
    幻想的と言う言葉では軽すぎるので、あえて言うなら狂想的世界と言うのでしょうか、倫理をすり抜けるというか突き抜けてる戦慄の狂気が面白かったです。
    最後の「シュルレアリスム宣言」とそれまでとのふり幅の差もツボでした。

  • 満足度★★★★★

    【黒の章】を観劇
    【黒の章】を観劇。
    『きこりと木の精』 が異常に良かった!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX



    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

    『ジャック・ザ・リッパーたるために』
    1888年、ロンドンを震撼させた切り裂き魔ジャック。しかし、その正体は定まらなかった。 これは一挙に怪しまれた4人の被疑者が、切り裂きジャックたるための供述を記した記録寓話である。

    ・・・から始まるこの物語は5人目を殺したのは俺じゃない。これは贋作だと言い張るジャックの言葉を受けて、4人の被疑者が5人の娼婦をどのように殺したかを再現したものだ。実際、殺されたのは長い事ブサイクに甘んじて生きてきたババアだ。しかし、ここでババアに演じてもらうわけにいかない。今回は此奴らにババアの役をやってもらう・・・と、あと10年もすりゃあババアになる女優たちが演じるのだ。

    それぞれの女優たちは男に殺されるまでを演技するのだが、あまりにも倒れ方が美しいのが川添だ。川添は死んだ後の絵のような画を鏡で見ながら練習したのだろうか?


    『きこりと木の精』
    3篇の中で一番好みだったのがこの物語だ。大人の童話さながら美しいファンタジーであった。
    男は長くきこりとして俗世から遁れていたためか、目に映る人々の中に木人が混ざっているような気がしていた。中にはすでにしっかりとした木の幹になっているものもいたので、きこりとしては伐るしかなかった。そうだ、家を建てよう。・・・きこりを演じたのが中尾僚太。彼はこれを演じる為に生まれてきたような男だ。物語の中にしっかりと溶け込み、きこりの鬱積した生き様を見事に演じていた。

    またこの物語をファンタジックに魅了したのが演出力だ。きこりが木人を伐った址には木の足首と赤い靴が取り残されていた。青い靴でなく赤を使うところが実に素晴らしい。そして31名の行方不明者は森に居るんじゃないか?と説いた刑事が木の幽霊に誘い込まれ、自身も木人になってしまうシーンは残酷だが妖しくて美しい。そしてキャストの全員が全身タイツで蠢くさまはエロく官能的だ。木人は流れるように自分たちで家を建てて築き上げる。死体を隠すなら死体の山を作れ!
    照明も素敵な大人の寓話。


    『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』
    サーカス団はフタバの人体切断マジックで大好評を博した。しかしこれはマジックではなく実際にフタバの足を切断していたのだった。やがて何度も切断してはくっつけしているうちに、思うようにくっつかなくなり、サーカス団員のフィッシュとフタバが提案したのは人魚による遊泳ショーだった。フィッシュを想うあまり犠牲的精神で自分を切り刻んできたフタバの怪奇と狂気の生き様を描いた物語。
    残酷ショーをみているような気分になって、正直言って、こちらはあまり好みではなかった。

    黒と赤を観て気が付いたことだが、何かが足りない・・とずっと考えていた。そしてそれはコメディと狂気を分け隔てる空気の遮断だ、と思う。どの物語にも狂気とコミカルさが点在している。だからそこに漂う空気感がぐだぐだになってどっちつかずになってしまうことだった。これをどうにかしないと狂気と滑稽の繋がりも曖昧になってしまう恐れがある。ここ、どーにかならないだろうか・・。
  • 満足度★★★★★

    【赤の章】を観た。短編2つからなる。

    相変わらずの劇団海賊ハイジャックらしい屈折と狂気と残酷ぶり。笑) 一見するとこの物語は観客の好みに分かれてしまう。それというのも鮮血やら殴り合いや、不条理な殺され方で人がバタバタと死んでいくし、挙句、口汚い言葉での罵りや、あるいは吐き捨てるセリフで眉根をよせてしまう観客も少なくないからだ。しかし、遠目で距離を置いて全体像を眺めるとこれほど滑稽でバカバカしい物語はないのだ。だから刺激的なコメディとして観劇するとひじょうに楽しめる。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/


    『dogma』
    学び舎では毎日が戦場で教師は生徒にとって絶対の存在で生徒は服従を強いられていた。ここでは教典に基づいて生徒を教育し、全てのテストに100点満点を取らなければ死が待っている。397人居た生徒が今では模範生8人のみになってしまっていた。
    卒業式の日、8人の生徒を試す試験(教典の中から出題される問答)が行われる。ここで合格すれば晴れて栄光の卒業生となるが、不合格しても合格しても、殺される運命だ。要は死の卒業式なのだが、これは教典に基づいた教えでもあった。

    ここで観客はなんで?なんて新たな疑問が沸々と沸き起こるが、免疫のない優等生たちが学園の外の世界に出たら、不条理な差別に出会い落胆し絶望し生きていけないだろう・・と説く教師がいた。笑
    まあ、世の中を痛いほど熟知していると思われる宇野の台本でのセリフだ。

    しかしここで五大先生(川添美和)が教典の逆説、つまり真実を暴き出す。それは校長の生き様について綴った物語だった。この物語にワタクシはひじょうに感動し落涙したほど素晴らしく美しい話だ。生きることに真摯に立ち向かい朽ち果てるまで生きるという執念を感じた不幸な男の話だ。男が歩んできた鮮やかな場面が想像され、それらが、まるでしんしんと降り積もる雪のように・・・やがてずっしりとワタクシのこころを満たす場面だ。自己犠牲的な物語でもある。

    悪しき風習を継承した学舎を舞台とした驚異の学園活劇は五大先生の逆説によってその縛りを放たれ生徒らは巣立っていく。終盤でいい話だったなぁ。と感動する物語でもある。

    『テッドとリチャード』
    連続殺人事件の被疑者として告発されたリチャードは「やったのは俺じゃない。悪魔の仕業だ。」と直訴を始めた。悪魔崇拝とヘヴィメタルに魅了された異常者は、端整な風貌と快活な弁舌を併せ持っていた為、彼の愁情に斟酌した愚昧な聴衆は一躍彼を担ぎ、量刑の裁断を待たずしてスターに祭り上げた。そのころ真犯人テッドが自供し死刑執行されることになる。

    リチャードは晴れてシャバに戻りヘヴィメタルの演者としてスターダムに乗っかり贅沢三昧を繰り返していた。テッドの死刑執行の日、執行官は「最後の望みをいいなさい」という。テッドはリチャードに合いたいと希望し、そして被害者の関係者のリストを手渡すのだった。テッドは「俺は君が言った被害者の家族、友人、上司、あらゆる関係者に謝りたい。といった言葉に感動して君の身代わりになった。獄中に居たら謝りに行けないだろう?だからこれからは君が一人ずつに謝りに行くんだ。」と残す。

    ほんとうの真犯人はリチャードだったが、彼の身代わりになって死んだテッドの代わりになって被害者の関係者らに謝りにいくという、なんとも複雑で苦悩に満ちた物語。
    死刑執行が電気椅子との設定だった。海外では一人の執行官がアームを引くのだろうか?日本では確か3人の執行官がそれぞれボタンを押す仕組みだから、執行官が鬱になるのを防ぐように出来ているが・・。

    また電気椅子での死刑の場合、頭に被せる帽子の下に水を湿らせたスポンジを乗せて死刑囚の頭が黒焦げになるのを防ぐのじゃなかったかしら?
    どちらにせよ、死刑執行されてしまった場合、事件そのものが終わってしまったという理由で真犯人が解っても罰せられないという法の抜け穴は不思議としかいいようがないのだが・・。

    ここに登場する警察官が頼りなくてはちゃめちゃ。ものすっごく弱腰だ。笑
    川添は赤と黒で膨大なセリフを吐くが、よく頑張ったと拍手を贈りたい。こういった2バージョンは役者泣かせだけれど、川添はちっさな体で本当に根性があります。演出もお見事!
  • 満足度★★★★★

    黒の章
    黒の章を観劇させて頂きました。深いテーマを突き抜けて描いていてとても考えさせられましたし、同時に楽しめました。結構ツボな部分もありましたし(笑)

  • 満足度★★★★★


    2話共に、良かったです。『黒』とは、違うテイストだが、狂気に潜む、清・濁、正・悪、偏執狂を通して見えてくるのが、真実かも?しれない。何役も演じきる役者さん達も見応えありました。違う魅力が光るので、『黒・赤』両方見た方が良いと思います。

    ネタバレBOX

    《dogma》
    全てが死に向かっているような狂気の学校での物語。ゴダイ先生役川添さんが見事。生きる事の素晴らしさを、逆説で説く姿が印象的でした。。
    『和』テイストの衣装と動きが、効いていた。
    絶対服従の中で、ちょっとチャラい感の怖さ?モリクニ先生(ひょいのさん)と教頭(水沼小百合さん)も、良いアクセントに、なっていた。

    《テッドとリチャード》
    連続殺人事件の被疑者リチャード(堀口武弘さん)は『自分は無実で、悪魔の仕業だ』と主張した。
    一部の愚昧な聴衆は、リチャードをスターと祭り上げる。それを取材するリポーター(水沼小百合さん)とカメラ(ひょいのさん)の姿がワイドショー的で面白かった。笑いつつも、一部の庶民とは言え、真実を見ようとせず、祭り上げてしまう一般庶民は、現在のいろんな事柄とも、相似してるようで怖いと思いました。

    どんでん返し的な真実と罰の見せ方が、怖いけど魅力を感じ良かったです。

    リチャ―ド(堀口武弘さん)の苦悩と虚無感、良かったです。

    テッド(平良和義さん)の淡々とした不気味さ、良かったです。

    『黒』では、コミカルさを、少なくしても良いと思ったが、こちらのコミカルさは、テンポと狂気を際立たせる効果があったと思いました。
  • 満足度★★★★★

    大好きかも。
    赤・黒、両方拝見しました。相変わらずの耽美っぷり。どのシーンを切り取っても、切断面からは美学とエロスが血飛沫の如く溢れ出て、ああ、この凶暴さが海賊ハイジャックだな、と。どの演目も、最初から最後まで緊張感が途切れることなくずっとクライマックスのようで眩暈がする。作・演出の宇野さんはきっとド変態なんだろうなと思わされるのですが(失礼、)その宇野さんの世界観を嬉々として作り上げる役者さん達を目の当たりにしていると、そのグルーブ感が凄い勢いで伝わってきて、なんて素敵な劇団なんだろうと思うのです。受付でのスタッフさんの対応も温かく、海賊ハイジャックという劇団がなんだかとっても好きになりました。

    ネタバレBOX

    一番のお気に入りは「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」。皆さん体当たりですね(笑) 橋本くんご苦労様です(笑) ひょいのさん面白いなぁ。怖すぎる話なのに救われました。

    「dogma」では川添さんの役者力に感嘆。あの小柄な容姿がキラキラキラキラ輝いていて、まるで宝物のよう。素敵な女優さんだなー、と。

    シュルレアリスム宣言は遊び心満載で面白かったですww ひろしさんがwww
  • 満足度★★★★★

    黒の章
    黒の章を観劇しました!
    相変わらず迫力がすごかったです!
    今回のお気に入り役者さんはカワソエミワさんとヤシキギユカさん!
    赤の章はどんなお話なのかな~♪

    ネタバレBOX

    三作ということで同じ役者さんが全く別の役をやるのがおもしろかったです!
    特にカワソエさんとヤシキギさん!
    お二人の「ジャックザリッパーたるために」から「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」での変貌がすごかったです!
    ヤシキギさんのはじめてのチュウ、怖すぎです。
  • 満足度★★★★

    赤の章
    川添さんの演技に圧倒されました
    シュルレアリスム宣言は前作と違って、面白い趣向だったと思います

  • 満足度★★★★

    赤の章
    この舞台を観て戦時中の日本や、宗教とか国のイデオロギーとかを考えた。栄光のために死ぬという価値観を植えつけて死を恐れさせないようなシステムをつくる。よくある話ではある。でも結局みんな最後死を選んだ?から、「ん??何だ、何が言いたいんだ」とわからなくなってしまった。最後に残った2人が救いだった。
    『テッドとリチャード』山口さんの検事役が面白かったー。。なんか英語の吹き替えみたいやった。みわちゃんもかわいかったし。あと何気にカメラマンがよかった、フットワークいい。

    黒もみたかったけど、風邪ひいちゃって・・。ごめーむ。

  • 満足度★★★★

    気合入ってましたね
    赤の章見ました。
    劇中の曲、役者の気合、相乗効果で観ている方に響いてきました。
    ネタバレは嫌だと思うので、書きませんが
    ぜひ見に行くことをお勧めします。
    好きです、海賊ハイジャックの世界観
    まだしばらく公演してるみたいなんで黒の章も観れたらいいな

  • 満足度★★★★

    赤観劇!面白かった!
    個人的には、とても良い時間を過ごせた!
    海賊ハイジャックの新境地をみた感じがした(笑)。
    狂気の世界は健在!相変わらず凄い。
    しかし、海賊ハイジャックで、まさか笑うとは、思わなかった(笑)。
    1話目でもお腹いっぱいになったが、2話、3話でお茶とデザートが
    出てきた感じ(笑)。
    まだ、黒は観劇していないが、評判が良いので期待したい!
    黒・赤両方セットで4000円は、この質なら相当お得だと思う。
    上演時間は2時間15分位(休憩時間10分含む)。

    ネタバレBOX

    <良かった点>
    ・海賊ハイジャック公演での、川添美和さんはやっぱり凄い!!
     狂気の世界での彼女は別格。作風とベストマッチしている。
    ・第1話の「高校卒業の話(栄光の道も挫折道も死)」は
    ハイジャックの狂気の世界に磨きがかかり、怖いくらい。
    それなりに緊張感をもって観劇した。
    休憩時間に近くのカップルが怖かったと言っていた。
    ・第3話の葬式は、コミカルで笑った!
    ハイジャックがこんな笑える作品をするとは、ちょっと意外。
    故人に対して、役者陣が第1話、2話での自分のセリフの一文を
    言うのだが、絶妙で楽しめた(笑)

    <ちょっと残念な??点>
    ・面白かったので全然OK(笑)なのだが、葬式のシーンでの経典?
    の読み上げ、読み上げる役者が全然暗記してないのは、どうなんだ?
    周りがフォローする姿はかなり笑ってしまった(笑)。
    もしかして、狙ったのかな?それとも作風(笑)。
  • 満足度★★★★

    赤を観劇
    「dogma」が秀逸。前半は教師が軍隊の教官のように凶暴スパルタとなって多くの生徒を虐待し殺してしまうのだが、後半になって五大先生(川添美和)が教典の逆説を唱える箇所で涙が零れた。真面目に観るとフィジーの法律など登場し疲れるが距離を置いて観ると滑稽な舞台だと思う。

  • 満足度★★★★


    昨年より、アクやクセやアブな部分より、美学を強く感じました。パラノイア視線に、慣れてきたのか?・・・イヤ、パラノイアの根底の、脆さは、私たちと同じだからかも?3話のオムニバス。2話目、土に眠る森の精霊達が、目覚めて魅せる木の館は、幻想的で必見。赤も絶対観たいです。

    ネタバレBOX

    『ジャック・ザ・リッパーたるために』
    ロンドンを震撼させた切り裂き魔ジャック。しかし、その正体は定まらず、一挙に怪しまれた4人の被疑者と被害者娼婦との物語。
    娼婦役5女優、エロチックで魅力的♪でも、娼婦という特殊な職業と言うより、女としての、強かさ、脆さの見せ方が、良かったです。

    『きこりと木の精』
    長くきこりとして俗世から遁れていた切なさから、見えた家は、妖しくも美しかった。
    最初は岩の様な塊だったのが、次第に動き始め、真の姿を現して、「家」をつくる。まとっていた布をはがし始めた時は、前作『R』のオープニングを、思い出してしまったくらいの、、、、ちゃんと、お召になっていて、安心しました。(笑)が、ちょっと怖いけど、危険な香りが美しかったです。
    なので、中央から、赤いビキニのような衣装で、川添さんが出てきて踊り子の様には、驚いた。怪しく美しいが、なんで、ここでと思ったが、ちゃんと次の物語の序章でした

    『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』
    ゲイシー・サーカス団の大喜利は人体切断マジックで締めくくられる。
    足を切り落としては繋げるショー、繰り返すうちに、足もダメになってきたから、魚と繋げて人魚になんて、平気で考えてしまう陰には、ドラッグとその裏の、人の愛憎、弱さが・・・

    『シュルレアリスム宣言、稽古なしで、いかせて頂きます。』とのあいさつ後、始まったと言う事は。毎回違うのかな?シュールだが、おもろかった。

    美術も、紗幕(?字がわからない)の木々の絵も良く、照明により深い陰影が浮かび上がり、とても素敵でした。
    各役者さんの個性が生きていた。
    川添さんの見た目もキャラも、すっごくすっごく可愛いのに、娼婦の冷めた言葉をクールにきめたり、お色気タップリにも、なれるのは秀逸です。
    邸木さんのかっこいい系の美しさに秘めた脆さや、冷酷さ、クールな艶も、見事でした。

    残酷さや狂気が描かれているのは苦手なのですが、ハイジャックさんの作品は、『美』の印象の方が強く残るし、心の脆さ等の着眼点が魅力です。
    それだけに、最初の方の、やや早口のようなコミカルさや、現代若者言葉の様な言い回しは、無くても良いように感じてしまいました。(当方、アラフォーなもんで、、、すんまそん)
  • 満足度★★★★

    両バージョン観れました
    両バージョン何とか観る事ができました。

    ネタバレBOX

    「黒の章」
    1話目の「ジャック」と3話目の「黒髪」は、なかなかにハイジャックらしく面白かった。
    2話目の「きこり」はちょっと微妙だったかな。
    ただ、面白いのだが、最後のシュルレアリスム宣言に全部持っていかれてるぞ(笑)

    「赤の章」
    「dogma」はハイジャックにはちょっと珍しい和モノテイストでした。ただ、ちょっと分かりにくのと、少し長いかな。
    個人的には、葉隠れの流れかと思ってしまった。
    「デット」悪くはないと思うのだが、あまり印象に残らなかったな。
    で、ラストはシュルレアリスム宣言。やはり全て持って行ってました(笑)

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