公演情報
「橋の上で」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★
実際に起きた事件をモデルに取り上げ、その背景となる社会問題を炙り出す、真摯な姿勢が伺えた作品である。同時に、その挑戦の困難さが課題となってしまっていた。
実演鑑賞
満足度★★★
一人のジャーナリストが20年前に事故として処理された少女の死亡事件の再検証に踏み込むというストーリー。
単なる「事故死」として片付けられたかつての事件を現在の角度から紐解く記者側のパートと、追憶のような手触りで当時の様子を再現する当事者側のパートを行き来する形で次第に真相が詳らかになっていきます。俳優は複数の役を演じ、時系列は交錯するも整理され、導線が敷かれた演出や俳優の技量、照明や美術の効果も手伝って、混乱することなく観ることができました。
映像鑑賞
満足度★★★★
タテヨコ企画の最初は、三軒茶屋の住宅街の一角の「やや広い」というだけの部屋を借景として上演された芝居(椅子も置けないので少ない観客だった記憶)。ちょっと変わった試み、であったから観に行ったのだがそれ以降タテヨコ企画は劇場で「普通に」公演を打っている。横田氏作演出のを二回、柳井祥緒作を青木氏が演出を一回、だったか。青木柳葉魚氏作品は初めてとなる。
秋田の連続児童殺傷事件が題材である。そのもの、のようでもあるし、別の設定、のようでもある。後半は正に件の母による「その瞬間」が描かれる。橋の欄干での、娘とのやり取り。その後に起きた娘の幼友達である近所の男の子との接触場面。「殺意」を否定した想定で作られた場面が、作者が事実を紐解いて蓋然性を得た結論なのか、ワンオブゼム=可能性のストーリーなのか、実際には起きなかった「もう一つの物語」なのかは、この事件の事を詳しく知らないので判らない。
こういう場合、舞台と事実との関連が明確でないことが通常ストレスになりもするが、不思議とそれが無く、芝居として面白く、引き込まれて観た。
とは言っても、「没入」が起き難い映像鑑賞(舞台の)の際のパターンで、一度ざっと見て、後で細部にも目を届かせながら見るという手順を考えていたが、二度目を見ない内に期限を過ぎてしまった。芝居に引き込む要因が何か、あるいはちゃんと見れていたかは確認できず終いである。
以前この同じ事件を題材にした舞台をどこかで観た。その舞台は母の「男関係」の時間を中心に描いていた記憶であるが、今作は事件を振り返る「場」として地元雑誌の編集室を設定し、敬遠されるこの題材を取り上げようと熱く訴える女性記者と、周囲とのやり取りと事件に関わる再現場面が地続きに相互に入れ替わる。この方法が効を奏して観客にも事件との一定の距離感を保たせ、かつ芝居に緊張感を与えていた。
映像鑑賞
満足度★★★★★
タテヨコ企画の演目は去年から注目し始めていて、『家族のカタチ』、『ゾウとパンダと見えない虹のはなし』とシンプルなセットながらも役者たちの卓越した表現力で今もなお心に残っている傑作ばかりだけど、本作も当然と言おうかやはり超絶傑作だった!
上記二作では割と日常の何気ない光景にフォーカスしたものだったが、本作では【精神疾患の母による児童殺人事件】というヘヴィなテーマながらも不思議と「日常からの逸脱感」はなくてやはり日常のリアリティを突き詰めつつもそこに止まらぬ「光」を根底に感じられるのはこのタテヨコ企画 ならではだと思った。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/03/08 (水)
世間の耳目を集めた事件を総括し未来を見据える討論劇
新型コロナウイルスの流行前から日本社会が直面してきた諸問題について、少し先の3年後の時点から先取りして観客に提起する意欲作である。
実演鑑賞
満足度★★
実際に起きてしまった痛ましい児童殺害事件を下敷きにしており、観客の注目度も高い一作だと思います。該当事件に関する知識の有無で作品の評価が変わる上演ではなく、全ての観客へ丁寧に情報を伝えようとする意思を感じました。その意味で、いま舞台上で起きている事柄を、観客が受け取りやすい状況と言えるでしょう。ただ、僕個人は、今作で過去の実在事件を取り上げた創作上の意図を明確に感じ取れず、少しモヤモヤした気持ちになりました。実際の事件を取り上げることで「これは他人事ではない」という凄みを増幅させる効果はありました。そこから更に、一歩、二歩、三歩、踏み込むことで、物語は劇的に広がりを見せると思います。(←勿論高いハードルであることは承知していますが、期待を込めて)。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/12 (日) 14:00
価格4,000円
実話を基にした舞台。脚本、キャストの皆様の熱量、裏方様の演出に「社会とは」を考えないわけにはいかない、そんな舞台でした。
悲しい、怒り、楽しい、嬉しいというのは感じることがあっても、心が動くってそうそうないかなと思います。
観劇できてよかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
ご縁があり存じ上げている #タテヨコ企画 あさ朝子さんご出演の舞台『橋の上で』を観劇。冒頭から引き込まれいつの間にかキャストの皆さんに感情移入「すごい舞台をみた!」帰りの電車では放心状態に‥あぁ〜もう一回観たい 明日千穐楽で当日券は若干枚争奪戦だそうですが絶対劇場で観た方がいい!キッカケをいただいた、あさ朝子さんに感謝。
実演鑑賞
満足度★★★★★
非常に考えさせられる内容のお話でした。
どこかに救いがあったなら、どうにか救われて欲しいという感情しかなく、役者の皆さんの感情こもった演技に惹き込まれました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/11 (土) 14:00
実話ですごく難しいテーマなのですが、人物の感情の起伏、流れるような演出、私自身の感情移入も相まって、とにかく終始、引き込まれっぱなしでした。
事件、出来事に関する感情一つ一つがとても丁寧に読み解かれていて、考えさせられるテーマでもありました。素晴らしかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今の日本に必要な物語でした。社会問題がテーマですが登場人物の気持ちをきっちり描写していて我がことのように感じられました。能瀬の真摯な演技が熱かった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
重く悲しいテーマなので、色々と考えさせられるのですが、観終わった時には感動して優しい気持ちになれるのは
演者さんやスタッフ等のみなさまが暖かく優しい気持ちで取り組んでいるからかなぁ・・・と思いました。
演者さんがそれぞれ何役も入れ替わり立ち代わり演じてるのに、混乱せず観ていられるのは演技力なんだろうと思います。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/03/09 (木) 19:00
この事件の背景がよく演出されていて、いろんな視点から再検証している。決して家庭の事情によるものでは無く、いろいろなファクターが複合的に働いて、事件が増幅されたように感じた。
家庭環境の要因が大きいと思うが、家庭だけで解決できるものでは無い事が分かり、課題にどう向き合うことがいいのか考えさせられる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/09 (木) 19:00
価格4,000円
主人公の生い立ち…それは 身近 ではないが
かと言って“他人事”では決してない。。。
重く…考えさせられるテーマ
でも…主人公の身の上に…一人でも多く
想いを馳せることができるなら
こんな“悲劇”はいつかなくせるに違いない‼ と
想いたい1時間50分でした