青春の延長戦

冗談だからね。（東京都）

公演に携わっているメンバー：18人

団体紹介

顧問から上演許可を貰えず、公演中止に追い込まれた、腹いせに、結成。

大人にならざるを得ない現代に生きる、大人にも子どもにもなれない人々の、生活とこれからを。意地悪な冗談と、それに似た本当で、単なる嘘とか、出来れば言いたくない本音とかも、交えつつ。実感の伴った手触りを以って、描く。

近作では、それらの作風に加え、会話劇をベースに、「ドラマは、いつだって激情（劇場）の外」をテーマに掲げ、「劇構造から尖る会話劇」を創作。

何より若いです。劇団も作品も。どの団体よりも若い自信があります。若いだけとか、尖ってるだけ。とかよく言われるけど、それすらない人たちよりよっぽどマシだし、尖ってて若いってだけで、これまでもこれからも進めないってのは、自分たちがいちばんわかってる。

いろんなひとを敵に回しつつ、徐々に面白がってくれる人も増やしつつ。

フットワークの軽さと、バイタリティあふれる言動で、
演劇と演劇ごっこの狭間、超最前線で戦う、高校生の劇団です。

ーー演劇界、最速の青田買いをあなたに。

２０１７年、１月。
演出家・前川麻子を招き「飛ばない教室 または、わたしのいないその場所」を上演。

２０１７年、３月。
花まる学習会 最年少進出公演「青春の延長戦」を上演予定。

応募公演への意気込み

冗談だからね。第③回目となる本公演は、念願の、花まる学習会 王子小劇場での公演です。劇場の歴史の中で、冗談だからね。が最年少の利用団体となるそうです。まだまだ未熟な私たちに劇場を貸してくださる劇場関係者の皆様、今回お力添えいただく皆様、そして応援してくださっている皆様からのご期待に、全力で、かつ作品で応えたいと思っています。

そんな本作は、とある劇場を舞台に、３つの異なる時代ごと、それぞれの「繰り越した青春の代償」を「場所」という共通項だけが生み出す、緩やかな連帯感と共に描く。異色の青春劇（青春劇ってなんだよ）です。

また今まで以上の充実した環境と、創作面での幅を広げるため、同世代よりも上の世代の役者さんたちにオファーをし、ご出演いただきます。

結局、劇場どうの、ステージ数どうのではなく、この世代間を越えての創作が、劇団としていちばんのステップアップになると思っています。今回の公演がゴールではなく、もちろんスタートでもなく、あくまでも第④回、第⑤回を見据えた上での、正しい第③回公演にしていくつもりです。

ーーだって、青春の延長戦。そりゃ、勝つまで続けるよ。

将来のビジョン

これまで通りのフットワークの軽さとバイタリティ（なんのつてもない沖縄公演やベテラン演出家を招いての番外公演など）は活かしつつ、その熱量の行く先をしっかりと見定め。そして整え、より「次を見据えた」作品づくりと劇団運営を行っていきたいと考えています。

① 年間の公演回数の安定化。具体的には、年間３作品（番外公演を含む）。
② 観客動員、大台の１０００人突破。
③ 赤字にならない。

を、目標に活動していきます。

また、今の自分たちの活動に、大きく影響した高校演劇と小劇場に恩返しとはいかないまでも、冗談だからね。が「高校演劇の新しいかたち」として高校演劇の新たな選択肢をはらんだ活動ができたら、こんなに幸せなことはありません。

具体的なプランで言えば、高校演劇出身者（または、高校演劇に縁の深い）の先輩方と冗談だからね。主宰の安保泰我の対談をまとめた「小劇場進出のためのガイドブック」の公開（現在、ロロ 三浦直之氏・ままごと 柴幸男氏との対談が決定。）などがあります。こちらは公式HPのほうで順次アップしていく予定です。

ーー僕らが選ばれないなら、祭りになんてならないよ。

冗談だからね。