
マリー・アントワネット
東宝
帝国劇場(東京都)
2006/11/01 (水) ~ 2006/12/25 (月)公演終了
満足度★★★
「マリー・アントアネット」2回目観てきました!!
先月に続き、「マリー・アントアネット」観てきました。
今回は、2F席3列目!!
帝国劇場の2F席って初めてですが、
全体の感じが見渡せて、やはり1F席と違った雰囲気で
見られていいなと思いました。
でも、この演目は1F席がいいかな?!
前回見たときは、かなりベルバラと比べちゃって
物足りなさを感じ、話もいまひとつで
感情移入できなかったのですが
今回2回目で、言いたいことや演出も少し
伝わってきたような感じです。
前半のアントワネットは、相変わらず愚かで
鼻持ちならない女です。
マルグリットの気持ちで観てしまいますが、
後半、革命が進行していき、国王やアントワネットが
どんどん追いつめられて行くと、やけに可哀相に思ってきます。
マルグリットの心情がいまひとつ、理解しがたいところです。
何故、あれほどまでアントワネットを憎まなくてはいけないのか?
裁判で、アントワネットをかばうものの、処刑されて当然と言う。
わかるような、わからないようです。
山口祐一郎さん、この役ではやはりカワイソウ!!
改めて思いました。
まぁ、山口さんにしか出来ないのでしょうが、
カリオストロは別に必要ないのでは・・・・・
なんて思ったりしました。
ミュージカル界の貴公子、井上芳雄さんは
スレンダーでかっこいいですね。
フェルセンがお似合いでした。
オルレアン公の高嶋政宏さんは、メイクが怖かったです。
でも、押しの強さは光っていましたね。
お上手です。
来年の帝劇公演は、オルレアン公に鈴木綜馬さん。
フェルゼンが今拓也さんだとか!!
イメージ変わりそうですね。
来年は、観にいくことないななんて思っていたけど、
やっぱり行きたくなりました。
美声のアニエス役、土居裕子さん。
ローズ・ベルタンの春風ひとみやラパン夫人、北村岳子さん。
みなさん、存在感充分の方が揃っておりました。
歌もよかったのですが、心に残る歌がないのが残念です。
早くCD出して欲しいな!!

壁抜け男
劇団四季
自由劇場(東京都)
2006/09/09 (土) ~ 2006/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
「壁抜け男」観てきたよ♪
自由劇場で「壁抜け男」観てきました。
「壁抜け男」は、2回目、
6年前くらいに四季劇場の秋で観て以来です。
自由劇場は、こじんまりしていて
舞台との距離が近くていいですね。
あたりが暗くなったなと思ったら、
客席と舞台の間に「画家」がいつのまにか現れました。
幕が上がると、お役所の一室が。
台詞はほとんどなく、歌で物語が進行して行きます。
石丸幹二さん、とってもコミカルですね。
二枚目もいいけど、こちらも可愛い!!
娘は、新聞売りの有賀くんがいいと
つぶやいておりました。
確かに笑顔は爽やか。
楽しいミュージカルでした。
カーテンコールが何回も。。。。
アカペラを聴かせてもらえました。
客席も一緒になって歌いました。
「人生はさいこぉ~~!!!」
この舞台は、本当に面白いです。
歌もいいし。。。。。
演奏も、たった3人とは思えないくらい
素敵な音楽を奏でてます。
洒落たフレンチミュージカルは、
是非是非、お勧めです。
芝郵便局の自由劇場内ポストに手紙を投函すると、
「壁抜け男」特製消印が押されるけ男に・・・と
いうことで、投函しようと思いつつ
忘れて帰った私です。
切手も買えばヨカッタな!
チョット、後悔。
壁抜け男の最後の姿は、モニュメントとして
現地に残されているそうです。
知らなかったぁ~!!
モンマルトルに行ったときには、
是非、チェックしたいですね。
フランス行きたい~!!

シンデレラ
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2006/12/15 (金) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかったコジョカル
英国ロイヤルバレエのコジョカルを観るのは初めてでした。美しい甲、可憐な表情、踊りはもちろん正確でとても素晴らしかったです。フェデリコ・ボネッリもノーブルな素敵な王子様でした。イジワルな姉もコミカルな演技で良かったです。

噂の男
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2006/08/11 (金) ~ 2006/09/03 (日)公演終了

私がオバさんになってる!?
ネルケプランニング
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2006/12/26 (火) ~ 2006/12/30 (土)公演終了

私がオバさんになってる!?
ネルケプランニング
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2006/12/26 (火) ~ 2006/12/30 (土)公演終了
満足度★★★★
米米CLUB演劇部第一弾
最初は、学芸会ぽかったけど、タイムスリップしてからが面白くて、爆笑しました。
意外と奥が深い内容でもアリ、単純ギャグもありの内容でした。

LOVE~冬のサボテン/愛しのメディア
演劇集団HHG
サイスタジオ小茂根 Bスタジオ(東京都)
2006/12/19 (火) ~ 2006/12/30 (土)公演終了
満足度★★
作為的に・・・見える
イオルコスを目指すマラソンランナーの男とそれを助ける弟。そして男を見守る、4人の「メディア」と名付けられた女たち。
彼らの葛藤や苦悩が詩的な台詞と共に立ち上がってくる・・・
正直いうと、俺の好みじゃあない。
そんなことを言ってしまうと身もふたもないのだが、個人的な志向として、何かを俳優が戯曲を舞台に立ち上げていく際に、台詞にない部分を何かで埋めようとする作為が見えると一気にドン引きしてしまうのだ。
俳優のみなさん確かに魅力的で芸達者なのだけれども、俺にはどうしても“演技”というウソを巧く取り繕って固めてしまっている部分があるように見受けられた。
しっかし・・・サイスタジオはいい小屋だ。比較的自由な空間にカフェまで付いているなんて、贅沢にもほどがある。
金があったらゆっくりお茶でもしながら帰ったのもを・・・

虹
グリング
紀伊國屋ホール(東京都)
2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
人生を覗き見るような・・・
グリング一年ぶりの本公演。
そして私も約1年ぶりの東京での観劇。
当時1年間の活動休止を聞いたとき、次回公演はおそらく見られまいと諦めていたのに、まさか再びこの目で見ることが出来ようとは・・・ホント、人生何がどうなるかなんてわからんもんだ。
クライマックスの、聖美(荻原利映)と夫の広志(杉山文雄)のシーンで、聖美が広志に水を持って行こうとした瞬間。不意に涙が込み上げてきてどうしようもなくなった。
何気ない行為で、特に感動的な言葉があるわけでもない。けれどもその瞬間、彼らが共に過ごしてきた長い年月が突然私の中に生まれた気がしたのだ。そう感じたときには、もう涙が出てしまっていた。
エイズと共に生きることを余儀なくされた広志と、それでも強く生きていこうと励ます聖美。かれらが長い年月をかけて作り上げてきた絆が、“水を汲む”という些細な行為の1つに凝縮されているような気さえした。
グリングの舞台を見ていると、生きとし生けるものへの慈しみのようなものが感じられ、見た後に生きていることがとても素晴らしいことのように感じられてくる。
本当に魅力的な舞台だった。

ロープ
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2006/12/05 (火) ~ 2007/01/31 (水)公演終了
満足度★★★
リングの中に世界
チケットもままならないまま札幌から飛び出してきたが、滞在最終日にしてようやくチケットが取れた。ホントに嬉しい。
世界のメタファーとしてのリング。
リングの上に、人間の愚かさの歴史が集約されている。
今までのような言葉遊びは姿を消し、強い憤りや怒りといったものがリングの周りで展開される。
そんな印象を受けた。
リングに立つ者、試合を企画する者、それを観る者、実況する者、プロレスをめぐるさまざまな人たちの思惑が“戦い=暴力”の物語へと発展していく。
一見して今まで比べ圧倒的に地味な芝居なのだが、そこから次第に浮かび上がる思念の激しさは今までとは比べものにならないほど。
次々とタブーに踏み込み、自分たちもその中に含まれることを自覚しつつ糾弾する。この芝居を行うことはまさにそんな行為に他ならない。
こういったメッセージ性を盛り込むことについては賛否両論あるだろうし、私も懐疑的な立場ではあるのだが、これだけのものを見せられると「アリかな〜」なんて思ったりする。まぁ、演劇だってメディアの1つなわけだし、そこでジャーナリズムを語るのも、自己矛盾に対して無自覚な報道番組を観るよりかは有効だと思える。
最後のシーン、今までの野田芝居では観たことのないほど静かに、そして淡々とした様にあっけにとられてしまった。
すごく優しさに溢れたシーンだと思う。

節穴に、ふたつのみだら
弾丸MAMAER
シアターVアカサカ(東京都)
2006/11/08 (水) ~ 2006/11/12 (日)公演終了
満足度★★★
節穴に、ふたつのみだら
昭和の初期に生きていなかったので、どういったものなのか余りわかりませんが、私のイメージする昭和とはまた違ったものを感じました。
そういった作風なのかもしれませんが、、
こういった内容のものも面白いので、これからも探してみようと思います。

みんな昔はリーだった
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2006/12/13 (水) ~ 2006/12/30 (土)公演終了
満足度★★★
楽しかったです!
評価が分かれるところかもしれませんが、自分は好きです。純粋に楽しめました。後ろの方は空席が目立ちましたが……。

クローバー:冬
ククルカン
TEMPORARY CONTEMPORARY (東京都)
2006/12/07 (木) ~ 2006/12/10 (日)公演終了
「クローバー:冬」
いかにも小説やなんかでありそうな、非現実的な内容なんですが。
私はこういった世界にあこがれてしまう一人なんですが、
映像とか色づかいが綺麗なので、かなり楽しめたと思います。
価格も安いのでまたいけたらいくかもしれません。

そこそこ黒の男
猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか
駅前劇場(東京都)
2006/11/22 (水) ~ 2006/11/30 (木)公演終了
満足度★★★★
そこそこ黒の男
ただ笑いたいと言う人にはお勧めだと思います。
私もその一人でこういった講演をよく見るのですが。
おなかを抱えて笑うことが少なくなったなぁ・・・と思われる方はぜひ見てみるといいと思います。
お試しあれ。

キャッツ
劇団四季
キャッツ・シアター(東京都)
2006/11/01 (水) ~ 2009/05/03 (日)公演終了

夢から醒めた夢
劇団四季
新名古屋ミュージカル劇場(愛知県)
2006/12/01 (金) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

COLORS II
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
COLORS II
映像と言うか、映像じゃないんですが、色使いがとても綺麗だと思いました。
映画や絵画を見ているようなそんな感じでした。
美しい世界を体感してるようなそんな感じを受けました。
笑える要素もあって面白いと思いました。

嘘かもしれないけど、オリジナル
Hula-Hooper
新宿村LIVE(東京都)
2006/12/14 (木) ~ 2006/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
嘘かもしれないけど、オリジナル
みていて、懐かしい気持ちにもなりました。
みたらわかると思うんですが、余りネタバレになると不味いので、これくらいにして。

走れメルス
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2004/12/03 (金) ~ 2005/01/30 (日)公演終了
満足度★★
走れメルス
超有名作だとかってに思ってるんですが。。
何度もみていて、マンネリ化してるのもあると思うんですが、あきましたね。
ですが、子供でもみれるのは凄くいいと思いました。
値段が子供が見れるような価格帯ではないですが・・・

私がオバさんになってる!?
ネルケプランニング
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2006/12/26 (火) ~ 2006/12/30 (土)公演終了
満足度★★★★
私がオバさんになってる!?
こういった公園は凄く好きで、よく見ます。
みていて、こっちもいっしょになってあの輪のなかに入りたいなと。。
そんな気持ちになりました。
いっしょにドンチャン騒ぎでもしたいなと。

無敵な男達
劇団たいしゅう小説家
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2006/12/01 (金) ~ 2006/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★
無敵な男達
ホストクラブが舞台の舞台です。
私は正直、ホストが見たくて見に行きました。
本当のホストがあんなに優しい方たちだと嬉しいんですが、現実はそうもいきませんからね。
ですが、あったかい気持ちになれました。
結構笑えると思います。