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ローヤの休日(2007年版)

ローヤの休日(2007年版)

ゲキバカ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/01/10 (水) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

それは熱い舞台だった。
初めて観る劇団だった。上演時間も、詳しい内容も、HPすらも見ずに紹介されるままに劇場に足を運んだ。
小さなOFF OFFシアターに足を踏み入れ、しばし、舞台上のセットを楽しむ。この上で、どんな舞台が展開されるのだろうか。
そして客入れ音楽の盛り上がりとともに、小さな空間は、大きな闇の中に吸い込まれていった。

男ばかりの舞台も珍しいが、物語の構造として王道をきっちり作っている劇団も珍しいのだろうかと考えた。
王道には王道のやり方があるわけだが、本筋がしっかりしているために、ぐいぐいと世界に入っていける。これはまさに良い例になるだろう。

小劇場の初日って、たいていは「間に合わずに」惨憺たる状態であることが多かった気がするが、そんな心配も無用だった。
ロングランの初日で平日ど真ん中ということもあり、客席はやや少ない気がしたし、観客もやや緊張ぎみだったのかもしれないが、あくまでも飛び掛ってくるような役者たち。
そして紡がれていくストーリの奥に潜む、漆黒の闇。

千秋楽を迎える頃に、この闇がどこまで深くなっているか、観てみたいと思った。

スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2007/01/05 (金) ~ 2007/01/29 (月)公演終了

満足度★★

映画は観てみたいけれど・・・・・
市村正親さんと大竹しのぶさん。
決してストーリー的に好きな話じゃないし、どちらかというと
苦手な方なのですが、ぐいぐい舞台に引き込まれてしまいました。
大竹しのぶさん、ミュージカルは意外にも初めてだそうですが
なんのその、市村さんに負けていません。

歌も印象に残るようなのはなくて、お話も明るくなくて
私的には、やはりあまり好きじゃない演目でしたが
これを演じられる方は、なかなかいないでしょうね。
スゴク難しいと思うのに、皆さん、それぞれ
ハマッていたと思います。

水夫役の城田優くん、爽やかな好青年でした。
でも、あの水夫の衣装はイマヒトツ!!

アンソニーとジョアンナは、何も知らずに結局復讐に幕が下りました。
これで、HAPPY END?知らなくて幸せなんでしょうね。
トッドの復讐は成功?それとも?
確かだと思われた正義だけど、人間の悲しさ・欺瞞を見ました。
ラストは衝撃的でしたね。

最後に、市村さんと大竹さんが手を取って踊っていた姿
お茶目でした。

ティム・バートンが、ジョニー・デップと組んで
映画化も決まっている「スウィーニー・トッド」
こちらが気になります。

鹿鳴館

鹿鳴館

劇団四季

自由劇場(東京都)

2006/12/01 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

名作ですね!!
日下さん、やはり四季の創設当時のメンバーで、浅利さんにも一目おかれるだけあって、存在感がすごいです。野村さんもさすが!お着物も似合ってらっしゃいました。こういった作品が見られるということは嬉しいです。

動物園物語

動物園物語

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2007/01/08 (月) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

席によって印象が変わると思います。
開演前から空気を作り、引き込む演出な『動物園物語』。この作品を引き込んで魅せるのは相当難しいと思います。観ててきつくなるので。後半、もっと押しても良かったかなぁと思います。

アメノクニ/フルコトフミ~八雲立つユーレンシア~

アメノクニ/フルコトフミ~八雲立つユーレンシア~

innerchild

時事通信ホール(東京都)

2007/01/08 (月) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度★★★

小手さんの知的な世界。
説明についていくのに必死(苦笑)。古代から現代まで自由に日本史を行き来するのは面白いですね(あ、未来も?)。
若くてきれいな女優さんがいっぱい。時事通信ホールもすごくきれい!レビューはトラックバックさせてもらいました。

書く女

書く女

ニ兎社

世田谷パブリックシアター(東京都)

2006/10/02 (月) ~ 2006/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

悔しいですが
永井愛さんに脱帽です。
個人的にはもっとパンチの効いた感じが好みですが、
十分に楽しめました。

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2006/06/05 (月) ~ 2006/06/30 (金)公演終了

満足度★★★

なんというか
戯曲発表当時はセンセーショナルな内容だったのでしょうが、
現代日本では特にそんなこともなく。
ケラさんは翻訳戯曲の演出がうまいのだろうなって思ってたら、
これが初めてだったみたいですね。

毒薬

毒薬

二番目の庭

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/09 (火) ~ 2007/01/09 (火)公演終了

90%暗、10%明
高校の文芸部を舞台にしたお話。男性1名、女性2名
ネタバレに

ネタバレBOX

主催者側なので、適当にさっ引いて読んでください。

純粋ゆえにあこがれの女性の性交の写真を見たことや、それに欲情してしまった自分、その葛藤の苦しみを女性にぶつけてしまったことを、自殺という形で表現した主人公の男子高校生。
この構成自体は、純粋さを残した男性には共感できると思う。
キャラクターやストーリーの矛盾(と言えると思うのだけど・・・)は残るが、若手の脚本演出家であり、今後の可能性に期待したい。
時のなかの時−とき

時のなかの時−とき

山海塾

世田谷パブリックシアター(東京都)

2006/03/16 (木) ~ 2006/03/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい時間を過ごした
あれからもう一年近く経つのか。
細部までは思い出せないが、あの時体感した時間と空間の感触だけは今も残っている。
何か、とても素晴らしいものに包まれた感触。
終幕の間際、私は確かにあの舞台の向こう側に、ときが見えた。
得も言われぬ恍惚たる瞬間。
勿論CDは買った。

法王庁の避妊法

法王庁の避妊法

ハイリンド

「劇」小劇場(東京都)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

戯曲は鉄板。
役者陣も本家自転キンとはちがったテイストを出せてた
ように思います。医師二人の対比なんかは特に。

キャッツ

キャッツ

劇団四季

キャッツ・シアター(東京都)

2006/11/01 (水) ~ 2009/05/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足度の高い演目
まずなんといっても臨場感あふれる劇場が良いです。どの席からでも見やすく、席によって新たな発見があるのではないでしょうか。
ストーリーは単純ながらも明るいコメディタッチで万人に楽しめる作品。ALW自らの手によってDVD化されていますが、個人的には四季版の演出の方が好み。
激しいダンスシーンも見物。劇場帰りには道で見かける猫に話しかけたくなります。

真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん

KUDAN Project

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★

最終公演、千秋楽。
ラストシーン。あぁ、これで終わるんだなぁと。
海外完全バージョン用の字幕ボードは、多少気になるとこはありますが、独自の演出も加わり。
最終公演? という嬉しいような、な話も出てはいるようで。

ネタバレBOX

ネタバレということではないのですが、客席に恵まれず。線路が近いわけでもないのに、なんかゆれるなぁと思ってたら、隣の人のびんぼうゆすり…。
あと楽しんでるからだとは思いますが、言葉を発しちゃうお客さんって苦手なのです。「こわっ」とか、「びっくりした」とかは、まだいい方で。
「(あそこから・そろそろ)出てくるよ」とか、繰り返しシーンの台詞を言っちゃうとかは勘弁してほしいなぁと。
毒薬

毒薬

二番目の庭

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/09 (火) ~ 2007/01/09 (火)公演終了

せっかくの
会話劇なんだけれど、会話が成立していなかったように思えた。残念。

スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2007/01/05 (金) ~ 2007/01/29 (月)公演終了

満足度★★★★

初日観劇
スティーヴン・ソンドハイムの有名作品を、宮本亜門が演出・振り付けということで、初日に行ってきました。

市村正親、大竹しのぶの初顔合わせに、武田真治やキムラ緑子が共演。歌より演技というメンバーです。無実の罪で流刑にされた男が復讐のために戻り、名前を変えて仇の判事を狙う。だが、その前に彼の過去を知っている男を殺す羽目になり、次々に殺人を重ねていく…。

 人間の暗い面を(時にコミカルに)描いた物語。歌よりドラマを重視した宮本演出も、テーマを際立たせるには悪くないのでは。日を追って、もっと全体も馴染んでくると思います。

出雲の阿国

出雲の阿国

劇団前進座

前進座劇場(東京都)

2007/01/03 (水) ~ 2007/01/10 (水)公演終了

満足度★★★

大味
シンセを使った音楽がゲーム音楽のようでちょっと興ざめでした.
脚本はよくまとまっていたけれど,人物造型が若干平板.

維新回天・竜馬伝!/ ザ・クラシック

維新回天・竜馬伝!/ ザ・クラシック

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

痛快
幕末モノは見ていて気持ちがいい。登場人物それぞれにドラマがあり。
それを演じる人たちも元気があって痛快でした。
1時間半という短い時間なのにコンパクトにまとまっているのも良かった。
主役の貴城さんを中心にとてもまとまっていたと思います。
貴城さんが和モノよく似合います~、竜馬なのに高貴な香がしました♪

ショーは・・・普通に楽しめました。
貴城さんの魅力がぎゅっとつまっていたのは好感がもてましたけど
後は普通・・とくに印象に残ってるシーンもありませんでしたわ~
残念

アイーダ

アイーダ

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2006/04/16 (日) ~ 2007/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽
初めて千秋楽を見てきました!
3回見ましたけど、キャストはほとんど変わらず。
濱田さん好きなのでいいんですが、
どーせなら他のキャストでもみたかった。

やはり千秋楽はアツイですね、出演者も客席もアツかった。
そして感動しました。
今までこの作品で泣いたことなかったけど、泣けましたわ~

また、福岡に戻ってきてくれることを願います。

紫式部ものがたり

紫式部ものがたり

松竹

日生劇場(東京都)

2006/12/05 (火) ~ 2006/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★

紫式部ものがたり
久々に楽しい演劇でした。大地真央さんの男役姿から、十二単姿まで堪能できるし、芸達者な俳優人も良かったし、楽しいお話という感じです。

マリー・アントワネット

マリー・アントワネット

東宝

帝国劇場(東京都)

2006/11/01 (水) ~ 2006/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★

マリー・アントワネット
今回が2度目の観劇。前回は曲もピントこなかったのですが、今回は曲も耳に残り、印象も良くなっていました。公演も1ヶ月経つとみんなノッってくるようです。観客も慣れることが必要なようです。ストーリーは盛り沢山ですが、史実にある程度忠実だし、楽しめると思います。

寿初春大歌舞伎

寿初春大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/01/26 (金)公演終了

満足度★★★★

盛りだくさんで
夜の部を観ました.
盛りだくさんで充実感のあるプログラムです.一番印象に残ったのは勘三郎の『春興鏡獅子』.また福助のお富は,ねちねちとしたいかにも根性の悪そうな台詞回しで,黒い頽廃の香りを発散させつつ,ユーモラスな雰囲気もあり,よかったです.

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