最新の観てきた!クチコミ一覧

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コペンハーゲン

コペンハーゲン

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/03/01 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★

知的興奮。
知的興奮、まさにその通り。何をおいても戯曲がすんごい。
3時間でしたが常に頭に刺激を感じていたように思います。
3人の役柄は絶妙。役者も最高ですし。村井さん素晴らしいです。
静かに、でもその存在感を確かに感じさせ、観客の物語解釈を
助けてもくれる舞台美術と照明にも拍手。
観に行けて良かった…。

ネタバレBOX

3人とも既に死者ということで慌てることもなく、臆することもなく
ゆっくり確実に真実に近づいていくという設定が魅力的。

専門用語などが当然のように出てくるのですが、
その点は科学者でない妻のマルグレーテにも解り易い言葉で、と
3度ほど繰り返される「謎の一日」の再現の中でやさしく実行され、
観客と舞台との温度が常に意識されているようにも思えて嬉しく思いました。
Adam:ski

Adam:ski

スロウライダー

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

満足度★★★

見てきました!!
今までのスローライダーの作風ではない感じで、人間性が非常に強くでた作品でした。初日もあり、最初は間延び感がありましたが、気がつくと作品に引き込まれ、演者の演技力と演出のクオリティーの高さを非常に感じた作品です。再演とのことで、前回の作品は見れていませんが、この作品だけでもかなり出来上がっている作品だと考えます。また、公演日程が長く、見る側にとっても非常にありがたいです。
 やはり、演劇は足を運んで見るものだと思います。2次元のTVなどの中でなく3次元での舞台はやはり面白いものです。
 

非常口

非常口

正直者の会

アトリエ劇研(京都府)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

心地よい
田中さんの作品を久しぶりに観て、感慨深く思いました。
好みで言えば、大好き!という感じではないのですが、趣向が興味不覚。彼にしか作れない作品だなあ・・という感じが、良かったです。

狂想のユニオン

狂想のユニオン

イキウメ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

満足度★★★★

友達の
知り合いが出てるってことで観にいきました。難しいお話だったけどなんだかかっこよかったです!

狂想のユニオン

狂想のユニオン

イキウメ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

満足度★★★

物語世界の枠組提示が不親切
わかりにくい導入から、少しずつ明らかになる展開は興味をそそるが、明確になると共に違和感を感じる構造がちょっと△。

ネタバレBOX

場所の求心力、そして変化する枠組の中での設定のズレがどうにも合点がいかず。パンフに書かれた基本設定にも頼りすぎだし、活かしきってもいない。ラストシーンはサードステージの「トランス」を彷彿させる。もっとオリジナリティを感じたい。
いやむしろわすれて草

いやむしろわすれて草

五反田団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

入門編にして珠玉の作品。
四姉妹の関係性を、絶妙な”間”とともに丁寧に描いている。五反田団の主流とは決していえないが、誰にでもわかる敷居の低い、それでいて名作といえよう。

ネタバレBOX

病気の三女を軸に、四女と父との絡みの時間的変化がこの物語の笑いと感動を大きく担ってると思う。
サボテンの花

サボテンの花

演劇集団キャラメルボックス

シアターアプル(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を読んだのは5年以上前で…
…オチしか覚えていなかったので帰宅後ザッと目を通したら、やはりかなり膨らませており、観ていて「いかにもキャラメル」と思ったエピソード2つがオリジナルだったのにニヤリ。

廃校/366.0【後日譚】

廃校/366.0【後日譚】

NEVER LOSE

千種文化小劇場(愛知県)

2007/03/09 (金) ~ 2007/03/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

感想(敬称略ですいません)
桜の花びらが一面に散りばめられた円形の舞台の上方には、花びらの全て散った大きな木の枝が吊るされている。
とても美しい舞台美術だと思った。
もしも花びらが桜の命を象徴しているのなら、舞台の床には生が敷き詰められていて、舞台の上には枯れ木という死の象徴がぶら下がっていることになる。
そんなことを考えていると、その中間で演じる役者たちがとても恣意的な存在に思えてきた。

ネタバレBOX



NEVERLOSEの創り上げた舞台には、異なる位相同士が同時に幾重にも連なって存在している。
その代表的な例は言うまでもなく、生きている人間と死んでいる人間の位相だ。
このことをまずはっきりと認識させたのはトシ子(川渕優子)の声だった。
精確には声ではなく、その佇まいから発せられた音の響きであり、それがどうも「少しずれた」世界から聞こえてくるように思えたからだ。
その「少しずれた」世界が、死んでしまった人間のいる世界だということは、「舞台上の人間には幽霊が見えていない」という設定を使って幾らか滑稽に説明される。
人間が幽霊のいる椅子の上に腰掛けたり、幽霊が人間同士の喧嘩を止めたりと、色々観客をクスりとさせるようなやり取りが行われていた。

しかし、ここで気に掛かっていることがある。
劇中の人間は、幽霊を見たりその声を聞いたりすることはできないが、物理的には触れ合うことができる。
そして舞台上には一人特殊な人間がいて、それはトシ子の兄ケンジ(谷本進)なのだが、彼は幽霊であるトシ子を見ることも彼女と話しをすることもできる。当然触れることもできるはずだ。
その彼が、トシ子、マユミ(舘智子)、コウイチ(代田正彦)の4人になるシーンで、マユミとコウイチを強く抱きしめていたにも関わらず、トシ子には触れてもいなかった。
話しの流れで抱きしめる必要が無かった、と言えばそれまでなのだろうが、どうしてもトシ子だけを抱き締めないという行為を意図的に目立たせていたのではないのだろうかという印象が拭えない。
(ここはケンジが現在の人間との関係を結びなおそうとするシーンだと思うのだが、不思議と幽霊の存在を捨てたという印象は受けなかった。人間との関係、幽霊との関係を並行して認めた、と言うほうが相応しい。)



ここからは憶測だが、この抱き締めることが出来なかった行為こそが、劇の中で演じられたあらゆる希望という位相に相対して重なる、演出家の仕掛けた現実というブレーキに相当する位相の侵食なのだろう。
観客にまで見えなくなってしまった幽霊の存在も、現実に眼を向けさせる要因だと感じられた。

この作品は、とても多くの希望や願いの詰まったものだったと私は思う。
本来ならばただ追憶されるだけの存在である幽霊、もう会えない大切な人、とまた会話をしたい、一緒にいたいという願いは、文字通り夢のような願いだ。

登場人物たちが煙草を各々吸い始めるラストシーン、そんな願いはピークに達し、圧倒的な強さで場を支配したまま実現され、その後完全な暗転を迎える。
追憶に埋もれてしまいそうになる。
自分には自分の、整理のついていない大きな死別がある。
そのことが少し赦されたような感情が沸き起こるが、ブレーキとして仕掛けられた現実がそれを和らげる。
カタルシスに似た喜びが残るわけではない。
しかし、ただ悲しみだけが残るわけでもない。
様々な感情がそれぞれ異なった位相を形成して、バイアスを認めない。
その状態こそが別れと「向き合う」状態なのだろうかと思う間もなく暗転が終わり、観客にまで照明が当たる。
劇場にいた人間それぞれの葛藤までが照らし出されるようだ。
そしてそれは同時にこれから結ばれるであろう人間同士の関係にまで言及しているようでもある。
自分の他にも涙を流している観客を見た。
確かに客席と舞台の位相が重なり合っているように感じられた。

強く感動した。
それと同時に悪意のない暴力を受けたような圧迫感も残ったが、今振り返ってみればどうにも心地良かったように思われる。

東京公演でも、またその場でしか味わえない感情が起こるのだろうか。
今から楽しみでならない。



最後に、コウイチの衣装が演出の片山雄一の私服だったことが思い浮かんだ。
コウイチとユウイチ、名前も片仮名だと一層似ている。
ここでも演出家と役者、舞台の外から観る側と舞台の上で観られる側という洒落っ気のある位相の重なりが形成されているわけだ。
再演とプレビュー公演

再演とプレビュー公演

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

きれいだった。
テツがきれいだった。

しかしこれを志賀さんがやるのか・・・と思いながら観てました。
やばいです。そんな、わああ。楽しみだああ。

MARRIAGE BLUE PLANET

MARRIAGE BLUE PLANET

PU-PU-JUICE

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

200703181400
200703181400@王子小劇場

Mr.VeryGoodMan

Mr.VeryGoodMan

IQ5000

笹塚ファクトリー(東京都)

2007/03/08 (木) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい迫力!
とにかく役者の方々が縦横無尽に舞台を動き回ってました。
すごい!役者一人一人が感情むき出しで見ていて圧倒されました!

ネタバレBOX

所々で、役者が舞台装置になったりして、なんか面白かったです。
キャストのキャラもしっかり作れていて見ていて面白かったです。
音響、照明の派手さもすばらしいです。
腹筋さんの一人芝居は圧巻でした。
狂想のユニオン

狂想のユニオン

イキウメ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

満足度★★★

ダメでした
描いている世界感、伝えたいこと、はなんとなくわかったのですが、「だから?」って感じでした。
途中、話をどう追って良いのかもわからず・・・。
私には難しかったのかもしれません。

でも、美術は大好きです

こどもの一生

こどもの一生

ギャングママMAX

甘棠館show劇場(福岡県)

2007/03/17 (土) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

ちゃんとこわかった。
なにげにこの劇団は初。
なので、普段どんなオリジナルをやってるのか知らない。
今回は既成脚本。
ちゃんと手に負えていたと思う。
私の観た回では最初テンション低くて大丈夫か?と思ったが、だんだん調子が上がってきた。
怖い感じ、いかれた感じ、ちゃんと表現できていたと思う。

ネタバレBOX

役者が若干かみかみだったが、光安さん、かんだときのごまかし方もうまい。
あれはずるいなあと思った。

ばらしはじめるのもよかった。
個人的にすき。
TOMMY

TOMMY

キョードー東京

日生劇場(東京都)

2007/03/12 (月) ~ 2007/03/31 (土)公演終了

満足度

「TOMMY」
サイトや新聞の評論の評判が良かったから
チケットの売買サイトで買って足を運んだんだけど・・・
よく、わからん。
中川君のオンステージ!って感じ、高岡さんやパクちゃんもローリーも
刺身のツマ以下、とにかく中川君の独演場。
彼が好きな人にはタマらないんだろうけど、一演劇ファンとしては
何だかなぁって。
後半、正直、寝ちゃって、気づいたらラストシーンでした。
2時間しかない作品なのに、前日8時間寝たのに、
日生ってホントいい椅子で素敵な劇場だよね。
まぁ確認せずに、あーだこーだ言うのは性分じゃないから
足は運んだんだけど、
ぶっちゃけ中途半端というか日本人好みじゃないと思う。
そうそう「アワハウス」も、そんな感じでしたね。
それより、ザ・フーって誰?
どんなヒット曲があったの?

ネタバレBOX

前半の虐待のシーンとかローリーのいじめのシーンとか
全然笑えないです。
あれはとても不快になって気分が悪かった。
一幕のラストのピンボールのシーン、開演前から「盛り上がる、盛り上がる!」って煽られていたんだけど
「え?」って感じで一幕終了。
あんなボールいらねぇよって。
BLUE

BLUE

30-DELUX

シアターサンモール(東京都)

2007/03/15 (木) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

満足度★★★★

シンプルかつストレートな勧善懲悪系近未来アクション
随所に得意のアクション(平家の落人絡みだけに殺陣主体)がちりばめられているのはもちろん、個人的には「異色顔合わせ(笑)では?」と思われた IKKAN(オフィス★怪人社)を中心としたお笑いもほど良いアクセントになっていて、2時間弱の上演時間がアッと言う間。

ネタバレBOX

欲を言えば落人たちの呪い的な面ももう少しあれば、などと思いつつ、一方、クライマックスで背景が空と海の青になるところと、クラーケンの見せ方に感心。
笑顔の砦

笑顔の砦

庭劇団ペニノ

駅前劇場(東京都)

2007/02/22 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了

やっぱり
マメ山田さんに目が釘付けでした。
見応えがあった。

君は人のために死ねるか

君は人のために死ねるか

野鳩

駅前劇場(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

不思議なコントのよう
野鳩は初見。ロリータ男爵「来来!図書館」で初めて佐伯さち子さんを見て、独特な雰囲気にハマったクチですが、劇団そのものというか芝居そのものが彼女の雰囲気そのものなのですね。
お芝居というより不思議なコントを見ているようで、あのぬる〜い笑いは好きです。

ネタバレBOX

チケ代対上演時間を考えるとちと高く感じました。

1500円で土日は1日3公演とか可能じゃんとか思ったりしたです。
囚われの身体たち

囚われの身体たち

ファミリア・プロダクション

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2007/03/15 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的
2時間半という時間があっという間に過ぎ去った。

次の出発

次の出発

見学者

吉祥寺シアター(東京都)

2007/03/08 (木) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

3月8日(木)S
難解な???

うたかたの日々

うたかたの日々

ヒンドゥー五千回

サンモールスタジオ(東京都)

2007/03/07 (水) ~ 2007/03/13 (火)公演終了

3月7日(水)S
じんわりと・・・

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