
おたのしみ
ラックシステム
ザ・スズナリ(東京都)
2007/03/23 (金) ~ 2007/03/28 (水)公演終了
満足度★★★★
使い込まれた白木製品の肌触り
リアルに作りこまれた装置の中で描かれる昭和の庶民伝、今回は終戦直後から5年ほどを描いて。
途中から井上ひさしの『闇に咲く花』的な方向に持って行くことができたり、終盤で悲劇のニオイを漂わせたりすることもできるのだけれど、敢えてそうせずにハッピーな流れにしたのはいかにもここの芝居だなぁ。

おたのしみ
ラックシステム
ザ・スズナリ(東京都)
2007/03/23 (金) ~ 2007/03/28 (水)公演終了

橋を渡ったら泣け
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/03/05 (月) ~ 2007/03/29 (木)公演終了
満足度★★★★
戸田さん素敵だな
過酷な状況に残された人々の生活と心情...というよりも、人類が誕生し、次第に社会を形成してきた歴史を見ているようでした。
ハッピーエンドは、気持ちよく帰られるのでありがたいです(笑)。

TOMMY
キョードー東京
日生劇場(東京都)
2007/03/12 (月) ~ 2007/03/31 (土)公演終了
満足度★★★
<演出>いのうえ+<照明>原田
客席まで目一杯使った演出&照明がよかったです
<演出>いのうえ+<照明>原田は
『朧の森に棲む鬼』で初体験、今回でまだ2回目ですが
さ す が だ
『朧の~』とはもちろん全然違うタイプなのに
同じようなスケールの大きさを感じました
中川晃教に関しては話がTommyの内面にフォーカスしようとしてるから
一人だけ目立ってても特にわずらわしくなかったです
他の方も書いてますが「ショー」という感じでしたが
全体の内容的にメリハリがもうひとつだった気がします
やっぱり映像の使い方もすごかったけどメリハリつきづらそう
ちなみに私は1階O列33番だったのですが行ったら
音響ブースが組まれていました(つまり1階上手ロビー側)
会場係の方がその周辺のチケットを持っていたお客さんに
同じ列の空席のチケットを配っていましたよ
おかげで私もほぼ中央の席から観ることができました
そして日生劇場はロビー・階段がうす暗い蛍光灯で
お客さん皆不幸に見えてしかたがないです…ロックミュージカルなのに
ロビーの雰囲気もやっぱり大事だなって思いました

Adam:ski
スロウライダー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
う〜ん
やはり「何かある?」っていう引きつけ方は毎回良いのだけどそれを上回れず終わってしまう。
今作品は今まで観て来たなかでは一番好きだけど・・・。
効果音や照明の使い方は好き

Adam:ski
スロウライダー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★
ていねい。
とてもていねいに舞台を作っている感じがして期待どおり。ただお話の展開が途中で読めてしまって、そうするとちょっと…私には集中力をもたせるパワーが足りなかった。前も書いたけど三鷹のホールは大変いい姿勢を感じます。三鷹でやるなら観ようかなと思う。ちょっと客席がお友達お友達してたかな。

Adam:ski
スロウライダー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

TOMMY
キョードー東京
日生劇場(東京都)
2007/03/12 (月) ~ 2007/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★
けっこう気に入っちゃったです。
よろしくない評判を聞いていて、ほとんど期待せずに観劇しましたが、そのせいか、予想以上によかった(笑)
最後はよくわからず終わってしまい好みではないのですが(予定調和でもなんでもいいからおめでたく盛り上がってほしいな)、ミュージカルというよりストーリー性のあるショーみたいで、楽しかったです。
1F席でしたが、シート通して音楽が響いてきて◎。
アシッドクイーンのシーンは圧巻でした。
あと、ミニスカナースやメガネっ子サリー、クレーン使ったピンボールのシーン(ベルばらのペガサス思い出した)とか、楽しいじゃん(笑)
ただ、日生劇場よりも、もっと小さい劇場で見たかった気はします。

三月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/26 (月)公演終了
満足度★★★★
昼の部を鑑賞しました
義経千本桜の渡海屋・大物浦に興味があったので昼の部を見てきました。
義経千本桜は派手だし見ごたえもあるし面白いで、オススメです。
ただ一番楽しみにしていた渡海屋・大物浦が個人的にイマイチだったのがショックです。
是非夜も見たいです。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ニッポン放送
新宿FACE(東京都)
2007/02/15 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
満足度★★★
はじめてみました
映画予習をしなかったのですが、歌詞が全編英語だったので
話の核となる部分がわからなかったのが残念です。
わからなくてもよさはなんとなくわかるのですが、
やはり「愛の起源」などはきちんと内容を客席に伝えるべきでした。
山本さんの脚線美に終止釘付けでした。
でも最後はホロリとしましたよ。

TOMMY
キョードー東京
日生劇場(東京都)
2007/03/12 (月) ~ 2007/03/31 (土)公演終了
満足度★★
うーん
いのうえさんとアッキーコンビ楽しみだったんですけど、
内容がきちんと理解できない&台詞が一部の人を除いてほとんどわからなかったのが初日の感想。
この間みたヘドと同じような前もって予習しないと駄目なのはどうなのかなぁ?
いのうえさんの視覚センスとかすごいと思うんだけどもう少し一般のお客さんへの演出的配慮があるとよかったです。

セレブの資格
シーエイティプロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2007/03/19 (月) ~ 2007/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
落ち着いた優雅で上品な作品、タイトルに間違いなし
芝居のネタになりやすい金持ち貴族のお家騒動の話。
こういう話は寓話だから、芝居の雰囲気が全て。
この作品は、2時間出ずっぱりな若尾文子さんが、見事に空間を
引っ張って行き、とても優雅で上品な作品に仕上がってました。
(都知事選はいいのか・・・?)
畔柳徹子じゃ、こうは行きません(^^)。
作品の大きさに比べ、劇場が大きすぎたのが難点ですが、
イギリスの田園地方で、アフタヌーンティを楽しみながら
ホストお手製のスコーンを食べているような、
そんな気分になる、作品です。
何より、小林十市が、ぴったりなはまり役。
やっぱり、体全体から醸し出す育ちのよさというか
品位ある立ち振る舞いって、実生活がモノをいうんだって実感。
熊川哲也じゃ、こうはいきません(笑)。
彼にとって、これまでで一番の当たり役じゃない!?
登場人物の掘り下げが甘かったり、時間軸がおかしかったりする事なんて、触れるのは、ヤボな話。
一つ一つ丁寧に作られた芝居の世界を楽しむには
最適な作品です。

女体カーニバル
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
『他人の不幸』
前日に観た『口だけの女』の5年前という設定なので、「この人物は将来あんなことになるのに…」とか「あの状況の原因はこれだったのか」などと “神の視点” で観るような感覚。

さくら/シークレット・ハンター
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2007/05/18 (金) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
シークレットハンター
めちゃくちゃ面白かった。これって、ネタバレを知らないで観に行く方が楽しいかも。。トウコちゃんとあすかちゃんのトップコンビは、実力派の名の通り最高のコンビやったっヽ(〃'▽'〃)ノ

いやむしろわすれて草
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

西の国のプレイボーイ
ドルイド・シアター・カンパニー
パークタワーホール(東京都)
2007/03/22 (木) ~ 2007/03/24 (土)公演終了
満足度★★★★★
楽しい!
いやあ、久しぶりに素直に愉快な気分で芝居を楽しめた。
戯曲自体はちょっとひねくれたところがあるのに、きちんと楽しい仕上がりになってるのは良いですね。
俳優の演技はややもすると少々くどさを感じそうになるところを、ちゃんと魅せている。この厚みと説得力のある演技力は素晴らしい。正しく真似して出来るものではないですよ。
客席もあったかくて大変良い雰囲気。
こういう場を作れる芝居は何処で誰に勧めても良いと思う。

Job&Baby
サーフコミュニケーションズ
青山円形劇場(東京都)
2007/03/06 (火) ~ 2007/03/13 (火)公演終了

これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2007/03/23 (金) ~ 2007/03/27 (火)公演終了
満足度★
これはひどい
正直申しまして、お金を返してくださいとしか申し上げることがございません。
でき得るならば★をマイナスにしたいです。
これパフォーマンス?と聞かれれば、そうかもしれない。
これ前衛アート?と聞かれれば、そのつもりなんじゃないかなと思います。
これ演劇?と聞かれれば、いやそれは無いと答えます。
これ舞台芸術?と聞かれれば、勘違いすんなと言いたいです。
これを舞台芸術だと思って観に行ってしまった所に敗因はあるように思う。
反戦集会の何かだと思って行っていれば、まだ納得がいったのに。
どういうものだったかは一応ネタバレに。

「ゼリーの空間」
空間ゼリー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/03/03 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
「嘘と真実」
嘘と真実の境界線は非常に曖昧です。もし、貴方が誰かを騙そうと思って嘘をついているのは嘘かも知れませんが、嘘を演じている時の貴方は、本当にそう思っているのかも知れません。
弱肉強食が真実であったとしても、食物連鎖の頂点にいる者は、その下にいる無数の生き物に支えられ、助けられなければ生きていけません。でも下にいる生き物たちは上にいる人たちが居なくても生きていけたりするものです。「強」は「弱」で、「弱」は「強」なのかも知れません。
そんなことを考えながら見ていました。

女体カーニバル
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了