最新の観てきた!クチコミ一覧

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「いたいのいたいのトンデゆけ!」

「いたいのいたいのトンデゆけ!」

劇団Birth

シアター風姿花伝(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度

素敵な劇場 シアター風姿花伝
目白通りと山手通りの交差点にある、シアター風姿花伝、
舞台の間口が広いけど、客席と一体感のある構造で
小劇場なのにパルコ劇場で芝居を見ているような雰囲気になれます。
パイプ椅子でもクッションが別で用意してあったりして
安っぽさは、ありません。とても素敵な劇場と思います。
芝居と劇場のバランスって大事ですよね。
芝居の演出の一部は劇場と、僕は常々感じてます。
この劇場で上演するから、見に行こうって思います。
交通の便の悪さはかなりのハンディだけど(僕は自転車で行きましたが)、いろんな芝居をこの劇場で見たいと思いました。

と、劇場の良さの話ばかりになってしまいました。

肝心の芝居の話なんですが、
なんといいますか、飛び技のような設定の登場人物ばかりを
配置し、何だか食傷気味、
挙句の果てに、韓国人を登場させて、「徴兵問題」とか
ちょっと社会派チックな内容を混ぜてみましたって感じでしょうか。
何だか、今時昼メロや女性誌の漫画でも、
こんな安易な設定の話なんて採用されないんじゃないかって
思うほど、安っぽい。

日常の話であっても、全くありえない、加えて、韓国との社会問題を
軽々しく取り上げたりして
趣味の演劇、奥様サークル、自己満足的な感じが
バンバン伝わる安っぽい作品。
まぁ、小劇団が自腹切って上演するんだから
趣味でいいんだろうけど。

劇場の良さだけで、星一つです。

ネタバレBOX

.小劇団だからでしょう、30過ぎの女が平気で20そこそこの
女子大生演じてみたり、娘より母親のほうが若かったり
明らかなオッサンが留学生とか浪人生とか、いわゆる20そこそこの
役を演じていて、非常に息苦しい。
大きな劇場では何ら問題ないんですが
それこそ、舞台と客席が一体となるような空間では
非常にしんどい...
お彼岸の魚

お彼岸の魚

ニットキャップシアター

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★

次回も観てみたいです。
「演劇でしかできないこと」をやっているという点は素直に良いと思いました。わからなさを楽しむ、観客それぞれに委ねる、という部分もどちらかというと好みです。ただ、それを成立させるための前半部分の芝居が、アイディアに追いついてないという印象を受けました。
個人的にはやりたいことと、芝居が一致してるように感じられた終盤部分が好みです。
ポストパフォーマンストークでの話や、他の方のクチコミを読むと、いくつかのタイプの芝居をやってるようですので、また観てみたいと思います。

ネタバレBOX

前半をあそこまで緊張感や物語で引っぱらず、素直に違和感に徹しても面白かったかなという気はします。

テーマの「記憶」の扱いは面白かったのですが、「存在」に関してがすっと入ってきませんでした。
一つは、ポストパフォーマンストークで出ていた「団地育ちの感覚」という部分が自分に少なく、この作品中での「他者との距離」を共感しにくかったからかもしれません。ただ、空間や人物がもっと舞台上に存在すれば感じられたのかもしれませんし、逆に思いっきりズラせば気にせず面白がれたのかなという気もします。
悪の唄 もしくは 正義の唄

悪の唄 もしくは 正義の唄

Neo Mask

萬劇場(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

キレの良い殺陣とアクション+α
キレの良い殺陣とアクションが期待通り、いや、期待以上だったことに加えて、多層構造の巧みさと、提示される「正義とは何か」の命題やラストで明かされる主題が良くて満足。

ネタバレBOX

メインとなる忍者パートがカウンセリングを受けている患者の夢で、カウンセラーと患者がその夢の中に入っていったり、さらにそれが実はカウンセラーの夢で…というアイデアには感心。
媚励(ビレ)

媚励(ビレ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

役者力。
とっても素敵な役者さんばかりでした。
伊東さんに、みんなが魅かれているのがひしひし伝わってきました。
魅了されました。

後味の悪さが売りだとすると、ものたりなかったのかしら。ラストかなー?

修学旅行

修学旅行

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★

学生にちょっと昭和っぽさを
感じるものの、修学旅行の女子高生達の話として違和感なく成立している。55分を100分にした脚本も話に広がりが出て○。

ネタバレBOX

割り振りで同室になっただろう女子達、好き勝手な行動を引き金に見かけの平和が崩れ、アンバランスが生じてからの対立は模した何かに重なって。沖縄に平和学習、その設定は台詞に乗っかり考えさせる意味あいも浮かび上がらせる。深い。

ちなみにこの日の公演は終演後に畑澤さんと藤井さんのアフタートークあり。作品についていろいろ聞けたのでちょっとお得気分。

通路の補助席なしに残席僅かのチケット、アンケートにも書いたけどぜひとも通路席を当日券として用意することを考えてもらいたい。
レビュー 春のおどり

レビュー 春のおどり

OSK日本歌劇団

大阪松竹座(大阪府)

2007/04/14 (土) ~ 2007/04/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な迫力!!
大阪の人、いや関西の人は幸せである。なぜならば、NewOSKの「春のおどり」が簡単に観られるからである。
宝塚は東京でも観られるが、NewOSKは大阪でしか観られない。
 
松竹座で公演中の「春のおどり」は大阪の橋をテーマにした和物と桜をテーマにした洋物の二部構成で、和物ショーは、連獅子の見事な毛振りがあるかと思えば、コミカルなシーンもあるというバラエティに富んだ構成だ。

第二部はOSKが得意とする群舞が見事なのはいうまでもなく、それぞれのスターに応分の見せ場が用意されている。もちろんトップスターの大貴誠はこれがサヨナラ公演となるからか、どの場面でも、一際輝いていた。
名物のラインダンスも人数が増え、迫力がました。
ミュージカルでお馴染みの名曲もこんな味付けができると新鮮な解釈で使用されている。
とにかく、どこもかしこも見どころ満載。

170分といつもより20分ほど時間も延長し、85周年記念にふさわしい内容だ。

「大阪の春は春のおどりから」を実感されてはいかが?

短編集・不埒

短編集・不埒

中野劇団

アートボックスホール(東京都)

2007/04/14 (土) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

口コミは重要だ。
もちろんノーマークなのだけど友人に聞いての観劇。10分ほどのコント12本立てで平均点が高く、作り込まれているのです。

ネタバレBOX

誰も知らない名産品と地名のことを説明して貰おうとして更に訳のわからない単語で溢れてしまう「有給休暇」とか、嘘を聞くと激痛が走る特殊能力を持った借金取りにばれないように嘘を突き通す「誘拐」が秀逸。

一本モノを是非見てみたいです。
あいあい傘

あいあい傘

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★

面白かったですけど…
さすが、やはりストーリーはステキです。
演者のお芝居も良いと思うのですが、何が悪いのでしょう…
客が悪いのか脚本が舞台に不向きなのか、これだったら舞台じゃなくてテレビドラマで観たいな、という感じがしました。
 

ネタバレBOX

「マジメな芝居の後に小さく笑わせるネタが入る」という展開が何度も続き、観ているうちに、そのセリフがネタなのかマジ芝居なのかがわらかなくなってきました。
実際わたしがしんみりしている場面で横の人は笑ったりしていて、客の反応も様々。
そのせいかあまり感情移入できなかったです。
(真面目な場面ですぐ笑わせネタが入ってしまうというのもありますが…)
 
イタコさんのお笑いシーンと、最後にお父さんと話すシーンは
客の気持ちも一丸となっていて良かったです。
明智小五郎の事件簿〜黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ

明智小五郎の事件簿〜黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/04/06 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★

どうだろう?
「こんなの黒蜥蜴じゃない!」っていうのが正直な感想です。
中途半端にオリジナルをなぞっているから、観ていてイライラしました。とにかく演出&設定がひどいです。
出演者は熱演していたし、感動して涙したシーンもあったりしたから残念です。
いっそのこと、タイトルから「明智」とか「黒蜥蜴」とかを外して、乱歩や三島の作品を元ネタにした宝塚オリジナル作品として発表すればよかったのに・・・
星は、春野さんの熱演とキュートな小林少年へ。

TES.

TES.

神様プロデュース

遊空間がざびぃ(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

贔屓します。
前から気になってましたが、期待を裏切らない充実した内容でした。
個人的には、いい頃の第三舞台をちょっと思い浮かべたりもして。
今後、しっかりとマークします。

まつさをな

まつさをな

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2007/04/07 (土) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

得意の幕末ものだけにソツがない
人情噺のような前半と陰謀の絡む後半という構成が巧いし、ギャグのはさみ込み方が絶妙で、得意の幕末ものだけにソツがない。

ネタバレBOX

ただ、後半の陰謀パートがキャラメルには珍しい悪役がいることも含めて、同じく幕末ものの『TRUTH』の焼き直し的な印象アリ。

また、ゲストの粟根まことが今一つ個性を発揮しきれていず…というかまるで西川浩幸の代役のような使われ方だったのは残念。
わきみちチューズデー

わきみちチューズデー

開店花火

シアタートラム(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★

コントみたいな高テンション
のっけから全力出し切る演技が続き、最後に一気にしっとりと持ってくる大きな緩急がポイント。

ネタバレBOX

主人公の漫才コンビの存続のピンチ→原点に返って最後の一手、という基軸はよいと思うんだけど最後の選択の説得力、そして周囲の人物達の行動の動機づけが今ひとつわかりにくくなっていて、話自体ごちゃごちゃした印象。なにも街のみんなが金に困って転がり落ちることにする必要はないと思うんだけどなぁ。
天国と地獄

天国と地獄

演劇ぶっく社

シアターアプル(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/16 (月)公演終了

お、
素敵なショーって感じでした。
顕作さん節炸裂でしたね。

外は白い春の雲

外は白い春の雲

大人の麦茶

「劇」小劇場(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

舞台を楽しむ
出演者すべてが味わい深く、華があります。隅から隅まで、どこを見ても楽しみが充満している、そんな舞台。

力のある舞台というのはこういう作品のことだと、改めて感じさせてくれます。

媚励(ビレ)

媚励(ビレ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

常識の範囲内とはいわないが
乞局にしては設定も展開もネジ曲がった感じはなく、普通の世界の延長線上にあるような仕上がりになっている。

ネタバレBOX

座席配置も含め、セットの出来はきれいですばらしい。その美観に合わせてしまったか、パンフで規定するおどろおどろしい設定やら、奇なる人物や行動が常識とされる乞局独特の気色悪さがなかったのがある意味拍子抜け。今回の芝居だと喪服割引の意味あいがあまりないと思うんだけど。
媚励(ビレ)

媚励(ビレ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

ズレてると、可笑しい
人間のどうしようもなくダメで嫌な部分を淡淡と、乾いた質感で描く、というのが最近の流行りというか、もはやスタンダードという印象さえあるが(それは観客のダイレクトな反応を見ても感じたことだ)、その中でも人物が取っている行動の異常さとあくまで日常を基点とした演出とのギャップが、、、もの凄くツボ。表面的には淡淡としてるもんだからその多大なズレが更に増幅されて、猛烈に可笑しく感じられる。

スワチャントッド

スワチャントッド

劇団千年王國

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2007/04/11 (水) ~ 2007/04/17 (火)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
スワチャントッドのリズム!!楽しめましたぁ~☆
台詞が早口で聞き取るのが大変でしたが^^
時間が取れればもう一度、観たかったです。

現代能楽集I「AOI/KOMACHI」

現代能楽集I「AOI/KOMACHI」

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2007/04/11 (水) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度

何がなんやら・・・
アメリカ公演もされたと聞いて
トークショーも付くお値打ちな回で観劇。
とにかく劇場の大きさに対し、舞台の中身が
小さい芝居なので、間延びして間延びして。
それ以上に、話をわかっていなければ、
何がなんやら、訳がわかりません。
有名な三島戯曲ですから演劇ファンは
知っていて当然という事でしょうか。

「AOI」、麻美れい様は、とても大きなオーラをお持ちなので
れい様が登場すれば、舞台にパっと光が広がる。
いやいやお見事です。
以前、山田洋次の「学校Ⅳ」という映画の初日の舞台挨拶に
れい様がご参列され
「私のような見てくれの女を普通の役で配役してくれて
大変感謝しております」と大変つつましく
おっしゃりながらも、他の映像俳優を全てケチらせてしまった
時を思い出します。
「ゲゲゲの鬼太郎」の次は是非「妖怪人間ベム」を映画化して
もらい、れい様のベラで見てみたいものです。
ベロは氷川きよし、ベムは大地康夫でベストキャスト。
話がそれました。
「AOI」は、とにかく、れい様だけを見る芝居で
全く無表情な長谷川博己(たまにミッチーに見える)や
大芝居な剣持たまきと、アンサンブルはバラバラ。
スタイリッシュでクールと言えば聞こえがいいですが
あまりにも舞台に説明がないので
付いて行けれません。

それ以上に、訳わからないのが「KOMACHI」
そもそも、現代舞踊が僕の守備範囲外なので
とにかく、つらい1時間だった。
これは自分の好みの問題なので、本当はとても素晴らしのかも
しれません。
でも舞台でチョコチョコ踊っていても
1階席の一番後ろの席から見ていたら、
何がなんやら、よくわかりません。
正直、寝てしまいました。

もともと隣のトラムで作られた作品なので
それを倍以上大きい劇場で上演しては、
無理があるのは当然でしょう。
でも、とんな作品も、地方公演は
1000人以上入る市民会館とかで上演されるのですから
贅沢な悩みかです。
東京で芝居を見れて、良かった。


ネタバレBOX

長谷川博己って文学座出身と、プロフィールに書いてありました。
男前だから、モデル上がりか何か人気商売から出てきた人かと
思っていたら、ちゃんと芝居の勉強をしてきた人なんですね。
それにしでは、全く無表情で、セリフも棒読み。
文学座で何していたんでしょう。
その後のトークショーで演出家が
「初演に比べたら、随分ましになった」と言ってましたが
初演は相当酷かったんでしょうか。
トークショーの間も、全くインタビューの受け答えが出来ず
「彼は不思議キャラなんだろうか」と思いました。
単純な質問「アメリカは、いかがでしたか?」でも
「いや、特に」と、やる気がないのか、受け答えせず。
半分しか出番ないんだから疲れてもいないでしょうに。
それに対し剣持たまき。
いやぁ大女優ぶっていらっしゃって、
自然体なれい様を相手に
小難しい事を朗々と話されてらっしゃいました。
東宝の大作ミュージカルで大きい役をやってると
やはり大きくなるのでしょうか。
何だか時代錯誤な気がします。
君は人のために死ねるか

君は人のために死ねるか

野鳩

駅前劇場(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度

うーん
わたしは
ぴりっと
しなかったなあ

再演とプレビュー公演

再演とプレビュー公演

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★


二本立て

おねがいの
そんな
という
展開が

そして
剣がおれ
どきどきした

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