
オルターナティブ・グリフ
WANDERING PARTY
ギア専用劇場(京都府)
2007/06/15 (金) ~ 2007/06/18 (月)公演終了

もう花はいらない
ユニークポイント
atelier SENTIO(東京都)
2007/06/09 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
板橋秘密倶楽部
わかりにくい路地の奥にあり、受付もつげ義春の漫画に出てきそうな雰囲気。客席の少なさも加わり、何か秘密倶楽部で観劇しているような趣が良いです。

絢爛sfMart
T1project
「劇」小劇場(東京都)
2007/07/03 (火) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
3部構成
1部。地元に根づいた人と帰郷した人とが再開。そのうちの一人が何に悩んだか海に身を投げ・・・。役柄のバックが見えてこないのと、ときおり「勢い」を振りまく演技についていけず展開もいまひとつ親身に入ってこない。
2部。設定だけ与えられた役者5人が15分間の即興芝居をする。
出演者も日替わりで、「そのとき」にしか観られないもの。
これが意外と面白く、話の落としどころは、ありきたりといえばそうだけど、短い時間内にうまく収まっていた。
3部。前回の『シーチキンサンライズ』とはまた趣向の違った作品。お見合いパーティであえなくカップルになれなかった数人がバスに乗れずに電車で帰ることに。そこでも、なんであなたはダメだったの?なんて話やそれぞれの考え方が交差する。なぜか学生が登場してちょっと場面をかき回して去っていく。かき回された結果カップルになれなかった事実=切実で落ち込む精神状態が、希望と夢に移り変わっていく様子は綺麗。

氷屋来たる
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/06/18 (月) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
長い時間でも疲れない座り方
そんなことを研究してました(笑)
芝居は文句なしのレベルの方が勢ぞろいしていて豪華。
市村さんのカツゼツも悪くなかった。
だがしかし。あの帰結まで持っていくまでの経過が長すぎる。
とはいえ終盤の独白には惹きこまれる。
アメリカの戯曲に出てくる当時の思想だとか運動だとか、アングラな背景を事前に勉強しておくとより良かったかも。

氷屋来たる
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/06/18 (月) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

THE BEE
NODA・MAP
シアタートラム(東京都)
2007/06/22 (金) ~ 2007/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
短編小説をそのままの勢いで
日本版。筒井作品的狂気をシンプルだけど秀逸な美術と巧みな演出で一気に見せる。映像と影の使い方も見事。70分。

「桐の林で二十日鼠を殺すには」「ラストシャフル」
劇団6番シード
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/06/30 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
「桐の林で二十日鼠を殺すには」
前半には笑いもありつつ次第にサスペンス調に転じて描かれるマッドサイエンティスト系ストーリー、終盤で免疫学の権威という伏線が活きてくるのと、けっこう重い結末を迎えながら、最後に救いを見せて終わるのは巧い。
あと、紗幕の前で演技している間に換装して客間(ホール?)と実験室を同じ装置を使って見せるのも芝居の面白さだぁね。

「桐の林で二十日鼠を殺すには」「ラストシャフル」
劇団6番シード
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/06/30 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
「ラストシャッフル」
中心となるパートはあたかも創作落語の人情噺というオモムキでやさしくてあたたかく、一件落着の後に明かされるもう1つの真相も(漠然と予測できるものの)好きなパターンで満足。

ゼリーの誘惑
東京ハートブレイカーズ
ザ・ポケット(東京都)
2007/07/03 (火) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

毒と音楽
あひるなんちゃら
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/25 (月)公演終了
満足度★★★
ゆるゆる~
ゆるゆる具合が癒されます。時間はでも、少し長く感じられたけど
よかったように思えます。
なんていうんだろう、ふわふわ浮いた雲みたいな感じ。
心が疲れたときに観る癒し系劇団だと思いました。

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/06/08 (金) ~ 2007/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかったです
さすがロングランの貫禄!!実はレミゼは初めてだったんですが、
席を立つときには涙。ミュージカルもいいもんですねえ~
別のキャストだとまた別の味わいがあるのかな。

衛星都市へのサウダージ
ヨーロッパ企画
新宿シアタートップス(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/07/02 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かったです~
面白かったです~。宇宙ものって、他の劇団とかでもやってたの
みたことあるんですが、なんかいいですね。終わってからすこしジーンとしました。ヨーロッパ企画は2回みにいってますが、ストーリーのわかりやすさがいいですね。ただ、ちょっと先が読めてしまうところが残念かも。

ディア・パーヴロヴィチ
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
王道だけど楽しかった
どっかでみたような会話もあるんだけど 話としては結構面白かったです。ただ、この劇団ならではの色も欲しい感じはしました。
役者さんは結構うまい人もいたかなあ。
悲劇が喜劇的になるっていう着眼点はいいとおもいます!

暗殺者ときどきOL
カリフォルニアバカンス
OFF OFFシアター(東京都)
2007/06/12 (火) ~ 2007/06/20 (水)公演終了
満足度★★★★
テンポと謎よし
チケプレで初観劇。最初のシーンでやった客いじりの際に渡したお土産にまさかの仕掛けが(w中盤あたりで、まさか客席から電話が。
その電話がまさか…劇場、大爆笑。
暗殺者2人のやりとりの真剣すぎるくだらなさと、部長の謎をといていく過程が好きです。

別役実のいる宇宙 =新旧書き下ろし連続上演=
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2007/06/15 (金) ~ 2007/07/05 (木)公演終了
満足度★★★★★
数字で書かれた物語
昨日とはうってかわって最前列の席。粗が見えるときは耐えられない席だが、そんなことはなく、話と演技に引き込まれた。こんな作品、いいんじゃないかな?丁寧に演出されていたし、演技もしっかり嘘つかずにやっていたし。

第一回岸田理生アバンギャルドフェスティバル
こまばアゴラ劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/06/26 (火) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
行くには行ったが
最前列で丸まって観ていたからか、なんだか眠くて、8割は眠ってた・・・。ごめんなさい。
台詞は心地よく、そのまま眼をつむってしまい。まるで子守唄のように。
覚醒していたところどころで、吸いつ吸われつ、種族を増やしつつ、なんて辺りだけは頭に入ってきたけど、それ以上の繊細な話は、ごめんなさい。
行くには行ったから、一応ここに書きます。

少女とガソリン
阿佐ヶ谷スパイダース
ザ・スズナリ(東京都)
2007/06/08 (金) ~ 2007/07/04 (水)公演終了
満足度★★★
なんかスッキリしない
そういう作品なんだといえばそれまでだけど、なんかスッキリ感がない。
少女とガソリン。???
長塚氏の作品て、以前の何かもそんな印象を受けたんだなぁ。
出演者は豪華だし舞台空間は濃密で好きなテンションだったけど。。。なんだか。。。
買ったパンフレットでも読み返せば何か新しい思いが生まれるのかな。

サムシング・スイート
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2007/07/03 (火)公演終了
満足度★★★
女って怖いいきもの
感情のキャッチボールが気持ちいい。
けど、彼女たち、あんなことやそんなことも考えていたの?
女って怖いわ~。
途中から出てくる彼の展開は、え?そんなベタなオチなの?と
肩透かしをくらった感じ。

夢七夜 ~Love Stars Day~
Pretty Pink Princess
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2007/07/04 (水) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
まさにピンクでプリティ
まさにピンクでプリティでファンタジーな世界なので好みが分かれるかも。今回のは私は好き。
七夕の夜、7時7分のおまじないで織姫の世界にワープし「夢を適える」代替に「運命の赤い糸」を犠牲にする夢七姫の空間をさまよう。夢をとるのか運命の人をとるのか、待ち焦がれた運命の人に果たして出会えるのか。観てのお楽しみ♪
素適な作品だと思います。
注文。受付開始時刻と開場時刻はきちんと守って欲しい。制作サイドはしっかいせい!
さんざん待たされて、自分が短気なのを久々に思い出した(苦笑)
受付・スタッフさんの衣装は微妙だなぁ、似合うヒトもいれば・・・以下略。

八人目の侍
演劇集団アーバンフォレスト
「劇」小劇場(東京都)
2007/06/28 (木) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★
ゆるめ
7人のキャスト枠に8人の役者が集まってしまう、その結果に起こるドタバタ。面白そうだけど、なぜだか、エキストラとしてキャバレーの格好をさせれる場面なんかを挿入してみたり、なんかぱっとしない。
だいたい「七人の侍」を撮るのに適当にキャストを呼ぶなんてあり得るのかと小言を・・・(笑)あ。「あの」作品のリメイクではなくてオリジナルを書き上げたという設定でしたっけ?