
5時には家に帰ろう
トリのマーク(通称)
ザ・スズナリ(東京都)
2007/08/18 (土) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★
ふんわりした優しい感じではあるが
ちょっと私には苦手な感じのお芝居でした。出てくるキャラがそれぞれのストーリーを紡いでいくのだけれど。なんとなく詩的で哲学的で。個々の場面場面を素直に楽しまないとダメなんだろうな。女優さんたちがみんな素敵でした。

フレッシュボーイ
SQUASH(劇団スカッシュ)
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
クラシカルな作品だったけど・・・
モダン的な作品で、なかなか熱くならないから、途中で飽きてしまうかな・・・って思ったけど、見え隠れする「破滅」がどんな結末を迎えるのか期待してしまったので、最後まで飽きずに観れましたね。
ラストに一気に爆発する「熱さ」は良かったな・・・
ただこの様な作品を上演にするにあたり、足りなかったモノは多かったかな・・・

きみは死んでいる/その他短編
MU
OFF OFFシアター(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
やってしまった
電車遅延で入り口ギリの補助椅子で観劇。
舞台半分が見えない!!!!
もし事前に観に行く方、または役者に知り合いがいる方は、座席確認必須です。
しかしながら見えないのも逆に想像力を膨らます要素になってしまう、不思議な話が一話目。現実味を帯びた非現実に、舞台の醍醐味を感じさせる2話目。現代社会の薄ら寒い感覚麻痺を垣間見る3話目。
あー、両バージョン観られないのが残念でした。
MUにはこれからも期待大!!!!

ひーはー
Piper
本多劇場(東京都)
2007/07/26 (木) ~ 2007/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★
祝!10周年
とにかく笑えました。何も考えなくても、そして考えすぎても笑えます。さすが大王マジック!腹筋さんファンの人は物足りないかもしれないけど、今回のような緻密に入り組んでいる芝居ではパワーマイムはなくて正解です。(でも見たい。超一人芝居行きたかったなぁ(泣))Piperのみなさんは適材適所の配役で、客演のみなさんも準メンバーであるかのようにすっかり溶け込んでいました。Piperの舞台だから仕方ないけど、片桐さんにはもっと活躍して欲しかったです。そして自分はすっかり平田さんに夢中です。(笑)
生で見たときのように楽しめるかはわからないけど、DVDの発売が待ち遠しいです。

ささやき色のあの日たち
地球ゴージャス
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/08/05 (日) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★
期待して
「凄くいいよ」「とにかく感動するから」という周囲の評判を聞いていたし、岸谷さんが芸達者だというのは知っているし、出演者に結構好きな人がいたので初めて地球ゴージャスを観劇したわけなんですけど・・・
たまたま今回の作品がよくなかったんですかねえ?とにかく面白くなかったです。周囲の方たちは大うけしてたけど自分は全く笑えないギャグありーの、なくてもいいじゃん的な歌やダンスありーので、なんか鴻上作品に影響を受けた中学の演劇部が制作・上演しましたって感じがしました。(すいません。ボキャブラリーが貧困なので。けして中学の演劇部をバカにしているわけじゃないです。)とにかく二時間がすごく長く感じました。
須藤さんの使われ方ももったいない気がしたし、北村さん、山口さんがよかっただけに残念です。
気になったのは、山口さんの役は藤原さんを想定して書いたものなんですかね?自分は山口さんで正解だったと思います。いい女ってことを除いたら、色々な意味で藤原さんにはあまり合わない気がしますから。(偏見?)

犬顔家の一族の陰謀
劇団☆新感線
サンシャイン劇場(東京都)
2007/08/11 (土) ~ 2007/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった!
この内容でここまでやっていいのかよってくらい豪華でしたよ。出演者もセットも衣装も。
芸達者な方たちばかりなのでアドリブもばっちり。
高いチケット代もこれなら仕方ないのかもしれない。
これほどの人たちがここまでやってしまう突き抜け感が最高です。
とにかく凄く面白かった!・・・でも、この芝居に内容を求めるのが間違ってるのは重々承知ですが、ここまでパロディ満載で中身がないとさすがにリピートはしなくてもいいかな。

ちがいますシスターズ
大人の麦茶
紀伊國屋ホール(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
昔懐かしい人情喜劇...
昔なつかしい、てんぷく笑劇場のような昔懐かしい人情喜劇風。
下ネタ除けばNHKで放送してもおかしくなさそう。
コメディ「お江戸でござる」のように、歌とトークを追加したらピッタリではないかと。
ただ、会話の間(ま)が長いように思うのです。テンポよく転がしていければ爆笑につながるんじゃないでしょうか。

魔人現る
劇団鹿殺し
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/08/03 (金) ~ 2007/08/07 (火)公演終了
満足度★★★★
すごいパワー
KAKUTAの女優さんが特にすごかった。
全員のパワーに圧倒されっぱなし。
最後は感動して涙が出てしまった・・・。
欲をいえば、席がせますぎたのと、スタッフ対応が悪かったことかな。
芝居はよかった。

ケンコー全裸系水泳部 ウミショー
ネルケプランニング
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2007/08/02 (木) ~ 2007/08/08 (水)公演終了
満足度★★★★
思わぬ収穫もアリ
ストーリーは「しょーもねー!」だが、グラビア系アイドル7人を中心に据え、実力派でワキを固めたバラエティ系ステージとしては楽しくて上出来。また、ワキの実力派はもちろんのこと、アイドルの中にも意外な(失礼!)演技巧者がいて、思わぬ収穫もアリ。

永遠の一秒 〜TEARS FOR THE FUTURE〜
THEATER JUNK
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)(東京都)
2007/08/11 (土) ~ 2007/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動で震えました
いあ~素晴らしい。。魂が抜かれましたね。(^^)
最初と最後に重いテーマを持ってきて、中盤は笑いのツボを押し捲り!
それでいて、最後に「平和とは」「生きる意味とは何か」を、ずしんと問いかけてくる。
後半、涙が止まらない経験は、 久しぶりでした。
劇中での投射映像の使い方も軽妙で笑わせてくれる。
「最後の命の一秒まで生きる
その一秒が永遠 」

きみは死んでいる/その他短編
MU
OFF OFFシアター(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/20 (月)公演終了
満足度★★★
Aバージョン
『変な穴』は共感できる人が多いのではないかな~。。?)
心の穴って、大きさは様々だけれど、誰でも持ってるでしょう?(・・)
「そんなことないよ!自分はすんごく満たされてて、困ってしまうーーー!!」
っつーお人、前にでなさーーーいぃっ!(怒!)
一発殴らせろっ!!(・・)

残存エゴイズムクラブ
Not in service
千本桜ホール(東京都)
2007/08/09 (木) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
次回は希望で終わらせて
主催は早稲田大学の現役学生。
「Not in Service」とは電車の回送状態のことを指し、「サービスは(未だ)ない」という誤訳も含まれている。
う~~ん・・・・・・・??
陰湿な設定にただただ、気が滅入りました。。
ワタクシの感性に合ってないだけで、他の人が観たら、また違った印象があるのはトーゼンだけれど・・・
ワタクシ達が音楽や観劇、そして映画にはまるのはこの満たされた気持ちと充足感、感動、違う世界への冒険・・・その時々の情景を思い浮かべ自分もそこに、一瞬でも同じ世界に入って満足することができるから、です!
で、個人的には、お涙頂戴あり、感動あり、大きな意味での愛あり。・・・が欲しいのです。。
表現評価とはあくまでも観客の評価で決まるから、観客が何を求めているかを敏感に察知するのも表現者の務めだと思う。。
で、観客が観劇した後に「もう一回観たいな~」と思ったら、その演出は勝ちってことになる。。
観客の五感が満足してナンボの世界だから、そこのところを演出家も勉強してほしいな~(^^;)
ワタクシ達が劇場にわざわざ足を運ぶ意味。
一瞬時を忘れて豊かな空間を彷徨いたい、震えるような感動で胸を熱くしたい、爽快なシーンでスカッとしたい、多分、みんなこんな感じじゃないかと思うのですよ。
今回の舞台にはそのような要素はなくワタクシに伝わった事、劇団から受け取ったメッセージが、ワタクシが求めていた事、感覚と違う、そこが満足できなかった点です。
きっと・・・作る側って自分の表現方法に凝りすぎてしまうと、素人(観客)から、どんどんかけ離れてしまい、その差は広く深くなってしまうのではなかろうか?
次回作に期待したいですね。。(^0^)

あなたの寝顔をなでてみる。
珍しいキノコ舞踊団
イムズホール(福岡県)
2007/08/16 (木) ~ 2007/08/17 (金)公演終了

小劇場第六世代演劇祭Vol,001
東京FLC
千本桜ホール(東京都)
2007/08/08 (水) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
大絶賛!!
まずは劇団YAX直線『GALAXYPOWER』
Webはまったく更新してないというやる気のなさがふんだんに出ており(苦笑)その為なのかどーなのか・・・?
劇そのものはトランプマンやだるだるのライオンハートなどのお馬鹿っぷり!で、観客を楽しませる。っつーよりも自分達が楽しんでたんじゃん!(^0^)
で、それよりも何よりも前作がすんごい好評だった、劇団ソラトビヨリから客演が二人。。
そしてそして、前回観劇した『テンマ船のゆくえ』の劇団演奏舞台から白井則行が客演。
白井がいい。
非常にいい。
妖しげな人形姫なんだけれど・・お釜風味?(苦笑)
まあ、全体的に可もなく不可もないっ!てな感じでしょかぁ?
で、劇団地球割projectの『限界和音』
http://scene6.navico.jp/index.html
これが素晴らしい!本当に素晴らしい!!
大絶賛ですっ!!
作・演出は高橋直人、
この人、どんな感性してんだろ?と思わせるような、ある意味、恐ろしいくらいの芸術性あり。。
終演後、ちょっと話したけれど20代前半だろうか・・?
この若さであれを作るって・・・感動!
将来はどんなになるんだろうか。。
ずっとずっと、応援したい劇団ですわ。。
この劇団、物語に付いての一切の説明やカラーパンフレットがないので、ワタクシ観る前はまったくの予備知識がなく、真っ白状態。。
仕方がないから、観ながらメモを取るという史上初の忙しい状態!ぐはっ!(吐血)
セリフが音となって繰り返される幻想の世界でした。。
こんな観劇は初めてでした。。
素晴らしい!
以下はネタバレBOXに。。

コンフィダント・絆
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/04/07 (土) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
しみじみと、しみじみと・・・
当て書きを得意とする三谷さん。
だからこそ、このキャスティングが成立したことも、大きな成功
要因だったのではないでしょうか。
どのキャストも、もはや他の人を思い浮かべられない程。
時代を遡り、私もその場にいたかのような想いに浸りました。
才能があるゆえの苦悩、凡人ゆえの苦しみ。
人間の持つ様々な感情が次々と現れていきました。
でも、最後は本当に優しい気持ちで満たされるのです。
こんな幸福感が味わえるのも観劇の幸せな醍醐味!と再認識
させてもらいました。

噂の男
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2006/08/11 (金) ~ 2006/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★
心地良さとは違うけれど・・・
キャストはモチロン、脚本・演出も話題のメンバーが集結!
面白くなかったらウソでしょうな期待を裏切らない舞台でした。
しかも、感動したとか楽しかったで100%じゃない内容だった
にも関わらずです!
ドロドロしてたり、う~~ん・・・・と感じたり。
それなのに、やっぱりお見事だったんです。そこが、凄かった
んですよね・・・・。

犬顔家の一族の陰謀
劇団☆新感線
サンシャイン劇場(東京都)
2007/08/11 (土) ~ 2007/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
チケット買えなかった人でも・・・
うっかりして、チケット買えませんでしたが、ヤフオクで買うのもなんだし(通常のチケットもいい値段だしね)・・・と思って、思い切って当日券狙いで行きました。毎回当日席を用意してくれるとの事、結構良いところで見れてうれしかったです。ありがとうございます。チャンピオン祭りということもあって、ギャグ、ギャグ、ギャグのオンパレード!楽しく観させていただきました。

ダブリンの鐘つきカビ人間(2002年版)
G2プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2002/05/23 (木) ~ 2002/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★
これで大王にはまりました!
私にとって、初めて“後藤大王”の魅力に触れた舞台です。
不可思議で可笑しくて、切なくて優しくて・・・。
チョッピリの恐怖と冒険活劇。
様々な気持ちの動きに心拍数が上がりっぱなしでした。
絶妙なキャストも、お見事!
名作です!!

あなたの寝顔をなでてみる。
珍しいキノコ舞踊団
イムズホール(福岡県)
2007/08/16 (木) ~ 2007/08/17 (金)公演終了
満足度★★★★
うわ~よかった!
ダンス系は一歩ひいて見てる。なにをいいたいかがわかんない
ものが多いから(自分には)
だけど、きれいな動きや自然なしゃべり、ステキな顔つきなどは
見ていて非常に心地よい(^^)これは十分に演劇的であった。
最近のダンス系でピカ一です♪

きみは死んでいる/その他短編
MU
OFF OFFシアター(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
Bバージョン。
Aバージョンの余韻にまだゆらゆら浸かっているうちに、Bも観ちゃいました。こちらは女の子の勢いが強いバージョン。やっぱり古市海見子さんと佐々木なふみさんの演技力、迫力には目を見張ります。2話目がちょっと私にとっては微妙で、そこで中だるみを感じてしまいましたが、1話のAバージョンと比較しての美しさ、3話の人間のえげつなさがびんびん来ます。AもBももう一回ずつ観たいくらい。この短編から話を広げての長編化とかも期待です。