小劇場第六世代演劇祭Vol,001 公演情報 東京FLC「小劇場第六世代演劇祭Vol,001」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    大絶賛!!
    まずは劇団YAX直線『GALAXYPOWER』
    Webはまったく更新してないというやる気のなさがふんだんに出ており(苦笑)その為なのかどーなのか・・・?


    劇そのものはトランプマンやだるだるのライオンハートなどのお馬鹿っぷり!で、観客を楽しませる。っつーよりも自分達が楽しんでたんじゃん!(^0^)

    で、それよりも何よりも前作がすんごい好評だった、劇団ソラトビヨリから客演が二人。。


    そしてそして、前回観劇した『テンマ船のゆくえ』の劇団演奏舞台から白井則行が客演。


    白井がいい。
    非常にいい。
    妖しげな人形姫なんだけれど・・お釜風味?(苦笑)


    まあ、全体的に可もなく不可もないっ!てな感じでしょかぁ?




    で、劇団地球割projectの『限界和音』

    http://scene6.navico.jp/index.html



    これが素晴らしい!本当に素晴らしい!!

    大絶賛ですっ!!


    作・演出は高橋直人、

    この人、どんな感性してんだろ?と思わせるような、ある意味、恐ろしいくらいの芸術性あり。。


    終演後、ちょっと話したけれど20代前半だろうか・・?

    この若さであれを作るって・・・感動!

    将来はどんなになるんだろうか。。
    ずっとずっと、応援したい劇団ですわ。。



    この劇団、物語に付いての一切の説明やカラーパンフレットがないので、ワタクシ観る前はまったくの予備知識がなく、真っ白状態。。

    仕方がないから、観ながらメモを取るという史上初の忙しい状態!ぐはっ!(吐血)



    セリフが音となって繰り返される幻想の世界でした。。



    こんな観劇は初めてでした。。



    素晴らしい!



    以下はネタバレBOXに。。


    ネタバレBOX

    で・・・時は1284年古代ヨーロッパでのヨハネとパウロの日、6月26日・・街の子供たちが一斉に姿が見えなくなってしまったところから、始まる。。

    笛吹きの鼠取りが約束を守らなかった市長と街の人達に与えた制裁。


    物語はドイツの『ハーメルンの笛吹き』と
    グリム童話の『死神の名付け親』から抜粋して、たぶんミックスしてるよね?

    あの時代ってギリシャ神話の時代でもあるから、それらもちょっとは入ってる?(^0^)



    出演者は黒と白の衣装に統一し、あくまでも、人間を駆使したオブジェに徹する。。


    タイトルの和音の意味は、たぶん・・・そのオブジェ達がなんども何度も繰り返す言葉の音なんだろうね。。


    「1284年ヨハネとパウロの日、6月26日、昔々ある日小さな村があった時、人々は幸せに暮らしておりました。。山菜や小さな獣や魚を取りそれを分け合って暮らしていました・・・」

    など、他のセリフが音となって繰り返される幻想の世界でした。。



    こんな観劇は初めてでした。。



    素晴らしい!


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    2007/08/17 14:06

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