
銭に向け叫ぶ
シャチキス(少年社中×ホチキス)
シアタートラム(東京都)
2007/08/23 (木) ~ 2007/08/26 (日)公演終了

夏海とツバサの離婚★旅行
THE♥フォービーズ
笹塚ファクトリー(東京都)
2007/08/24 (金) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ZANSIN!
私は、千秋楽に鑑賞しました。これまで数々の劇団をみてきましたが、この劇団をみたのは今回が初めてです。吉本の劇団と聞いて吉本新喜劇のようなイメージを受け取りましたが、全く真逆のモノでした。スタイリッシュでPOPでスピード感があり、作品的な深みは感じられませんでしたが…エンターテイメントとしては最高だと思います。素直に笑ったし、素直に感動できる作品でした。批判しようにもお客様の反応が全てだと思います。子供もお年よりも楽しんでいましたから…。この劇団は、「マンガを実写化」したような作品作りに挑戦しておられるそうですが、このパッケージは新しいものだと思います。作品の至る所にその演出が施されていたように感じました。次の作品もみたいなと思える劇団のひとつでした。

リサリサ・バナールと竜のコンパス
colorchild
明石スタジオ(東京都)
2007/08/23 (木) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
何とも言えず幸せな気分
セットを全く使わない舞台は久々だったので最初はとまどったが、想像力が追いついてくると、夢のある冒険活劇が素晴らしかったです。
リサリサ役の中村容子さん、最後の彼女のはじけるような笑顔を観て、何とも言えず幸せな気分になった。
観に行って良かった。次の作品も期待しています。

『ザ・レイクス・プログレス-放蕩児レイクの生涯-』、『エリート・シンコペーションズ』、『コンチェルト』
小林紀子バレエ・シアター
新国立劇場 中劇場(東京都)
2007/08/24 (金) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめる演目でした
可愛らしい「コンツェルト」、全く同情できない主人公の話ながら滑稽で皮肉で生き生きした踊りで楽しめた「ザ・レイクス・プログレス」。その暗いエンディングを腐食する、ひたすら明るい「エリート・シンコペーション」。
マクミランの小品って、いつも楽しめます。
「ザ・レイクス・プログレス」の振付家がロイヤル・バレエの創始者ということは初めて知りました。

ブリテリ・マイルーラ
はちみつシアター
劇場MOMO(東京都)
2007/08/22 (水) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★
う~~ん?芝居と言うよりもショーでしょ。
流行らないスナックブリテリでの人間模様を描いた作品。
この閑古鳥が鳴いてるスナックをどうにかして繁盛させようと、試行錯誤した結果、ショーをする。という設定。
う~~ん?結構ベタな演技。。しかし、ほろりとしたシーンも。。
全体を前半・中盤・後半で分けるとしたら・・・楽しめたのは後半のショーくらいか・・。
ダンサーの3人のダンスは素晴らしいのは理解できる。。
バレーを習ってたのだろう。。
体の線がバレー線(^^)
しかし、逆に他のメンバーのぎこちない踊りが露出される。。
まあ、学生の頃、体育館に座りながら観た学芸会だと思えば、不満もない。
今の学生は凄いの作るからね~~。。

八月納涼大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2007/08/11 (土) ~ 2007/08/29 (水)公演終了
満足度★★★★
第一部を観ました
「磯異人館」
物語の展開が何となく見えてはしまうのですが、それでも何だか
泣けて泣けて…。
世の無常とか、切なさとか。
理屈を超えた感情に突き動かされてしまった自分に戸惑いつつ
滂沱の涙でした。
「越前一乗谷」
舞踏ならではな表現と、歌舞伎座の舞台機構も生かされていて
私は好きでした。
福助さんが、儚く切なく美しかった…。
終盤は、特に夢幻な雰囲気と無常さが漂って、お気に入りです。

ロマンス
こまつ座
世田谷パブリックシアター(東京都)
2007/08/03 (金) ~ 2007/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
新たな視点で
チェーホフ作品が又、観たくなりました。
今回、語られたチェーホフの演出プランで演じたら、私が観たのとは
別物の作品になるのだろうか?!と、興味が湧きました。
語られる内容を自分の中で反芻しながら、井上さんもヴォードビルを
目指しているのだろうか?!と、新たな興味も湧きました。
当日券は、毎回出ているようです。
上演時間3時間15分なので立ち見はキツイでしょうが…。
着席できる当日券がゲットできるなら、オススメしたいです!
観ることが出来て、嬉しかった。よかったです!!

輪廻は斬りつける(再)
芝居流通センターデス電所
駅前劇場(東京都)
2007/08/16 (木) ~ 2007/08/21 (火)公演終了
満足度★★★★
「ありがちな結末」へのアンチテーゼ
終盤で複数のエピソードをまとめる方向に行くかと思わせてどんどんワキ道に逸れて本筋を放置したままという終わり方が「ありがちな結末」へのアンチテーゼになっており斬新。また、前説や休憩もアソビ心たっぷりで楽しい。
また、音楽担当者が舞台下手に常駐してナマでキーボードを弾いていたり、オープニングやエンディングがミュージカルナンバーっぽいのもツボ。

5時には家に帰ろう
トリのマーク(通称)
ザ・スズナリ(東京都)
2007/08/18 (土) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
コラージュというかモザイクというか
ザ・スズナリを思わせる場所を訪れる人々の点描というかスケッチというか、それらによるコラージュというかモザイクというか、とにかく他にあまり類を見ない作品。
時に笑いもあり、観客の想像に委ねたまま最後まで明かされない謎もあり、な中、全体を通してのストーリーは特になし…なので延々と演られるとちょっと参るけれど、約90分というほど良い長さと、個性的なキャラのおかげで楽しく観る。

ゼン王国とアク王国~コトバオカシキ黒バージョン~
喜劇病棟@ふくおか
テアトルはこざき(福岡県)
2007/08/25 (土) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★
楽しそう
楽しんでるなぁ・・・
と非常に感じた。
稽古も和気藹々だったのだろうと思う。
ネタの詰め合わせで、末満さんやっぱ好きやわぁ・・・。
喜劇の方も、仲町さん以外は面識もなかったのですが、良い声の方がいたり、表現方など、これからの芝居が楽しみになる方を発見して、嬉しかったです。
とにかく、「楽しそうだな」というのが一番思ったことです。

合同ミニ発表会
演劇ぶっく社
ENBUゼミナール(東京都)
2007/08/26 (日) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★
昨年に引き続き。
この企画、結構好きなのです。去年の毛皮族江本さん講座の発表が良かったこともあり。舞台経験という思い出であるならあそこまでキラキラ輝いたものにしてほしいし、サマースクールと名乗るからには若い俳優達の今後に繋がるようにしてほしいなぁとか、いろいろと考えてしまいました。
そういう意味も込めての星付けをネタバレBOXで。

夏海とツバサの離婚★旅行
THE♥フォービーズ
笹塚ファクトリー(東京都)
2007/08/24 (金) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★
思考の停止。想像力の欠如。が持つ危険性。
『テレビ的』であることが悪いことだとは思いません。しかし、そう名乗るのであれば、劇中でテレビを茶化し「くだらねぇ」と言ってしまう、その姿勢をまず改めるべきだと僕は思います。
自分たちがリスペクト、フューチャーしているものを「くだらねぇ」と言ってしまうかっこよさや、「テレビ」は「くだらねぇ」から「テレビ的な演劇」を作る!ということだったのかなとも考えられますが、そこまではわかりませんでした。
また、当日パンフに『マンガ』というキーワードを載せていましたが、『マンガ』的な演技をやりきれていたのは一人だけだったように僕は感じました。
十を語るのに、一から十まで全てをそのまま舞台上で提示することが、「テレビ的な演劇」だとは思えません。また、「テレビ的な演劇」が気軽さであるとかそういうことなら、1時間半に収めた方がいいと思います。2時間前後の演劇が多い中、1時間半という時間には「気軽さ」があると思いますし、個人的に2時間は長く感じました。
久しぶりに「出てきただけで笑いが起こる」状態等を目にして、その「思考の停止」を良しとしている作り手側には危機感を覚えました。THE フォービーズもそのことに違和感や、危機感を感じているのであれば、もし次回公演で同じ状態が生まれた時にはその場に「つっこみ」を入れるなど、初めてTHE フォービーズを見る観客が置いて行かれない工夫がされていくことを願います。前説は過去公演でも行っていたようですし、そういうことができる団体だと思います。
そういった「何をしても、あるいは何もしなくても笑う」という、作り手側にも失礼だと思える観客も一観客であることは確かです。携帯電話など事前に注意されているものでない以上、楽しみ方の一つであり、観客は悪くありません。空間づくりや、瞬間的な対応で、印象は変わると思いますので、「テレビ的な演劇」が「何も考えずに見れるもの」「誰もが楽しめるもの」ということであるのなら、そういう観客のためにも考えて頂ければと思います。
【8/30(木)3:03】
ぴんぶぅさん よしこ☆さん のコメントを受け、以下の文を加筆修正致しました。
『テレビ的』であることが悪いことだとは思いません。しかし、そう名乗るのであれば、劇中でテレビを茶化し「くだらねぇ」と言ってしまう、その姿勢をまず改めるべきだと思います。また、当日パンフに『マンガ』というキーワードを載せていましたが、『マンガ』的な演技をやりきれていたのは一人だけでした。
十を語るのに、一から十まで全てをそのまま舞台上で提示することが、テレビ的だとは思えません。また、気軽さであるとか、そういうことなら、1時間半なら1時間半の“枠”に収めるべきだと思います。2時間は長かったです。
「何も考えずに見れるもの」を楽しんでいる観客が悪いとはいいませんが、久しぶりに「出てきただけで笑いが起こる」状態等を目にして、その「思考の停止」を良しとしている作り手側には危機感を覚えました。

なだれる
劇団競泳水着
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/08/22 (水) ~ 2007/08/28 (火)公演終了
満足度★★★
28日、火曜まで。
初見。面白かったです。
確かにトレンディードラマ。「最新型のラブストーリー」ではないです(笑)
トレンディードラマを「演劇で、1時間半で」やることによる、観客層・観劇人口拡大の可能性と、ラストの演劇的な構成による新たなトレンディードラマの魅せ方は、最新型だと思います。お薦めです。

ゼン王国とアク王国~コトバオカシキ黒バージョン~
喜劇病棟@ふくおか
テアトルはこざき(福岡県)
2007/08/25 (土) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
第2部はおもしろかった
1部は・・・ちょっと苦手なアドリブコントの羅列・・( ̄ー ̄;
しかも知らないゲームネタが多くて困惑。
2部はなかなかおもしろい題材を使っていて良かった。
が、これまたアドリブと繰り返しの部分はちょいと苦手だったかも。
でも観客にはひどく受けていたので若者向けだったのかな~ww
杉山さんがいいのはわかっていたけど、立石さん、いいわぁ~~~
かなり気にいってしまいました(*^-^*) あと玉虫さん?声いいですすごく。

Hプログラム『燈』
POTALIVE
こまばアゴラ劇場ロビー待ち合わせ (東京都)
2007/08/23 (木) ~ 2007/08/25 (土)公演終了
満足度★★★★★
灯りと水を辿って歩く夜の街
街の祭の後、駒場を流れる空川の跡を進む。案内に引かれ、話に惹かれ、知らない道をこっそり進む時間は短いのに凝縮。58分。

くるめ演劇祭 Kurume Act Fes 07
石橋文化センター
石橋文化センター(福岡県)
2007/08/25 (土) ~ 2007/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇祭としての感想ではないけど
見たのはガラパのみ、他は見る予定なし。
地元でないと全部はいけないよー
でも、とてもおもしろかった!時間的にも腹八分目みたいな
感じが実によかった。体を張った演技で(まさにw)感動したー
トータル的な感想は全部を見た人に期待します。

MISSION IN POSITIVE 10th Attack ゴーゴー パッション
エンターテインメント風集団 秘密兵器
「劇」小劇場(東京都)
2007/08/21 (火) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ホントに面白いんだけど
この集団「秘密兵器」には既に連絡(メール)したのですが、ちょっと公演時間が長いと思いました。(約2時間半)もう少し、間を詰めて笑いを凝縮すればさらに素晴らしい作品になること間違いなし。だって、役者さんは場数を踏んだ経験者ばかり・・・脚本は良くできているのだから、もうひと頑張りでグレードアップは間違いなし。個人的には期待の劇団(集団)です。 テッド・K

ヴェニスの商人
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2007/08/17 (金) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

POLKA -ポルカ-
JOE Company
本多劇場(東京都)
2007/08/22 (水) ~ 2007/08/29 (水)公演終了
満足度★★
どっちつかず・・・
サスペンス作品に仕上げるために、かなり無理をしているな・・・って感じてしまう作品。
無理にサスペンス作品に仕上げるのではなく、上質なシチュエーション・コメディ作品に仕上げた方が、この作品には合っている気がした。
リアルティさが欠けるサスペンス作品は、ちと駄作に見えてしまうからな・・・

野獣が革製品を支えている
iOJO!
Duo STAGE BBs(東京都)
2007/08/25 (土) ~ 2007/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
こんな感じもいいな。
ほんとに短いお話の積み重ねで、俳優さんの力量を力強く感じました。見せ場って言うほどでもない場面を、自分で見せ場としてもっていく。さらっと書かれた脚本もその辺を期待しているようで、よかったです。たまに息抜きでこういう企画があるといいなあ。