合同ミニ発表会 公演情報 演劇ぶっく社「合同ミニ発表会」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    昨年に引き続き。
    この企画、結構好きなのです。去年の毛皮族江本さん講座の発表が良かったこともあり。舞台経験という思い出であるならあそこまでキラキラ輝いたものにしてほしいし、サマースクールと名乗るからには若い俳優達の今後に繋がるようにしてほしいなぁとか、いろいろと考えてしまいました。
    そういう意味も込めての星付けをネタバレBOXで。

    ネタバレBOX

    多田淳之介(東京デスロック)講座★★★
    最前列に陣取って正解でした。喪服を着た14人がそれぞれの姿勢で身体を小さく低く。徐々に立ちあがりながら、母親の話を。周りの寝ている人はその話を聞きながら、言葉や音声に反応し、小さく笑ったり、音声を反復したり。14人の赤ん坊から、親の死(?)までを見せ、それぞれの母親との時間を。
    徐々に音声の反復や連鎖、波紋に変調し、言葉から意味が離れて全体である種のメロディのように。笑いで一体化しつつも母親の話は続く。
    最後は言葉の、意味と音声とコミュニケーションが分離して、その時々で現れる不思議な感覚でした。面白かったです。

    田辺茂範(ロリータ男爵)講座★★
    短編を二本。三国志の芝居の稽古、存在感の重要さが強調される。いることすら気付かれない悟空役の男はジェイソンとなり、メンバーに復讐。休み明けると、メンバーはそれぞれ更にパワーアップ。ジェイソンすら放棄した彼の普通さになんだか感動。
    カレー屋。辛口の精と甘口の精に導かれ、強烈なカレーを。中辛の注文に悩み、カリレオ・カリレイに具で勝負する普通のカレーの素晴らしさに気付かせられる。カレーは宇宙だー、みたいなところに再びジェイソン。
    キャラクター演技を活かしながら、「普通」を謳う内容が面白かったり。

    高井浩子(東京タンバリン)講座★
    バスケ部演劇部な学校とデパガと。シーンを飛ばしながら、女性の会話を中心に。最後は水着でダンス。
    男だからということかもしれませんが、会話の内容が鼻につく感じでした。当日パンフに「「Dear WOMAN」。日本の女性よ美しくです。」とありましたが、描かれてる女性が美しいとは思えませんでした。強い女性とも違うと思います。

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    2007/08/27 02:40

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