最新の観てきた!クチコミ一覧

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わが闇

わが闇

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初ナイロン。
ゲネプロで見せていただいた。
勝手なイメージではっちゃけてるもの想像していったらどっこい、じわりじわりと奥底に響いて重くしこりみたいに残った。
ああいう芝居久々だったかもしれない。

ネタバレBOX

さり気なく床板が傾いたのアハ体験みたいだと思ったのは俺だけかwww
軋む音だけだと思ったから気付いた時ビビッたよ。
天井

天井

三田村組

ザ・ポケット(東京都)

2008/01/15 (火) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

うめー
蓬萊作品はじめてみました。
うまいですねー。

蓮池極楽ランド

蓮池極楽ランド

仏団観音びらき

タイニイアリス(東京都)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

キライじゃない
おもしろいと思います。
けど去年の「宗教演劇」のほうがだんぜんよかったなあ。

わが闇

わが闇

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

これだからケラはやめられない。
『消失』以来の傑作。『労働者M』を書いた同じ作演出とは思えない人です。爆笑はないけれど、じわじわうふうふときたり・せつなくなってきたり、それでもなんとか、やっていくんだよねえ。っていうラストまで。3時間20分、ほとんど飽きることがありませんでした。ナイロン本公演だけあって、役者へのあてがきも成功しており、役者もケラの思いに十二分に応えていたのはなかろうか。何年かに一度はものすごく面白くなるから、ケラはやめられない。2本に1本くらいのペースなら安心してついていけるんだけどなあ。

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2006/12/01 (金) ~ 2007/01/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

ど真ん中。
一階の真ん中列真ん中席という普段ならありえないほどの良席。
一生分の運使ったんじゃないかwww

「これが劇団四季か!!」…舞台好きの祖母が一度は見ておけ、と言っていた理由が分かった気がした。
ライブで思いっきり楽しんではっちゃけてきた後の様な高揚感が劇場を出てからも抜けなかった。
あまりにも凄いものを観た後って何も言えなくなる、というが、俺はとりあえず「ヤバイ」を連呼する。
連呼した。

一緒に行った男子が終盤ビビッて俺の手を握ってたというほろ苦い思い出つき。

『OUR CONTRY'S GOOD―我らが祖国のために―』

『OUR CONTRY'S GOOD―我らが祖国のために―』

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

お手伝い。
電話番は待ってると長いがいざかかってくるとテンパる。俺はもぎりの方が好きだ←

高瀬OPAPは前回も休憩ありの長い舞台だったけど、そんな事感じさせない熱がいい。暑苦しいのに見終わるとふっと爽やかな気分にさせてくれる。学生相手の演出にこの傾向が見える気がするのは俺だけかね。

何となくだが、今まで見た高瀬さん演出に比べて抽象的な印象が強かった。
ダンスOPAPみたいな。
ともかく一見の価値有り。

IZO

IZO

劇団☆新感線

青山劇場(東京都)

2008/01/08 (火) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

戸田恵梨香が収穫!華がアリアリ!
戸田恵梨香の立ち姿に惚れ惚れしました。新成人とは思えない威風堂々。私が知らなかっただけのことなのかもしれませんが、彼女はテレビサイズじゃもったないくらいの存在感でした。広い青山劇場の板の上でもなお、オーラを身にまとう姿は初舞台って信じられないほどでした。こんな女優さんがもっと舞台に出てくれたらいいのにと強く思います。動きも自然、台詞もゆったりおちついていて、すごいです。木場勝巳や西岡徳馬の安定感には関心。森田剛のこなきじじいっぷりは相変わらずでしたが、結構やれていました。そうはいってもジャ○ーズ、動けるんですねえ。

ネタバレBOX

脚本はシーン数が多すぎて、舞台転換が追いつかないからか、プロジェクタ投影でシーンをつなげる手法を多用。多用しすぎてテンポが悪くなっていた。内容自体は、複雑な幕末の背景を噛み砕いた分かり易い言葉で伝えていくことに成功し、後半では青木豪らしく、伏線をきれいに回収しながら泣かせるところは見事でした。ただもう少し、新感線の豪快な演出を念頭にいれた書き方ができなかったかなあと、ちと残念さは残ります。
キル

キル

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2008/01/31 (木)公演終了

満足度★★★★

クリスマスの夜に。
舞台を観に行くという至福の時。
何となくカップル客が多かった気がしたがそんなことはないんだぜ。

念願の野田地図。コクーンに行くのも初めてだったからどんな芝居なのか何も想像がつかなかった。
両方の意味で裏切られたね。

妻夫木はあれが初舞台だとパンフ見て知った。納得。
広末の声の出し方が面白かったな。

とにかく壮大。

蓮池極楽ランド

蓮池極楽ランド

仏団観音びらき

タイニイアリス(東京都)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

もつ煮に焼酎、でもどこか洗練
関西系の劇団の良い部分がたっぷり出た作品。

チープな劇中劇のへたうまさや、物語のぬるさが妙に心地よくてはまってしまました。

でも、一方でどこか不器用でこだわりから抜け出せない人生を観客に鳥瞰させる域まで舞台を持っていくしたたかさもあって・・・。

なにか麻薬のような魅力のあるお芝居でした

ネタバレBOX

桂都んぼ師匠や峰U子の演技に男や女の性というか業を感じました。ぎりぎりでありながらけっこう居場所を見つけて生きているような、今の日本人をうまく掬い取った作品だと思います。
寿初春大歌舞伎

寿初春大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/01/26 (金)公演終了

満足度★★★

初春の歌舞伎座
昼の部を見ました。

5作品で4時間50分という長尺、夜の部との入れ替えが10分しかないという点で、調べていったものの、劇場に行って改めてびっくり。掃除の方、本当にご苦労様です。

作品で印象に残ったのは「けいせい浜真砂」でしょうか。10分無い短いものでしたが、豪華なセットに転換、という歌舞伎の醍醐味を味あわせてくれます。ただ雀右衛門さんは声が全然出ていなくて、残念でした。お年なので舞台に立てているだけで評価できると思うんですが、観客全員に声が聞こえてこそ舞台俳優だと思うので・・・。森光子さんに対しても演舞場10月『寝坊な豆腐屋』で同じことを思いましたが、プロであるならば高齢の舞台俳優さんには頑張って欲しい点です。

「魚屋宗五郎」はさすが幸四郎、と言った演技で、十分楽しませてくれます。酔って行く様がコミカルに描かれ、ちゃんと笑えます。さすがです。

その後の「お祭り」は團十郎の技を堪能するものなので、視覚的に派手さがなく、尻すぼみで終わってしまった気がしました。

近々夜の部を観に行くので、そちらも期待したいと思います。

通し狂言 雷神不動北山櫻

通し狂言 雷神不動北山櫻

松竹

新橋演舞場(東京都)

2008/01/02 (水) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

胸躍る新春らしい華やかな出来栄え
海老蔵オン・ザ・ステージ感たっぷりの、新春公演らしい出来栄え。


まず冒頭、物語と、海老蔵自身が演じる人物を写真で紹介。正直それでも混乱しましたが。

そして劇中は早替えに見得にと大活躍。最初から最後まで出ずっぱりと言うわけではないので5役が大変かと言われればさほどではない気もしますが、これだけの役を一部シーンでは瞬時に切り替えるのは中々至難の業かと。


難を言えば2幕の小手先の技術で観客を笑わせている感じだけ。シニアの方々は結構笑ってるんですが、色好みとかそんなに笑えるかなぁ。


大詰めに入ってからは場面もあまり変わらないので集中して観られます。そして不動明王のシーン。ここまでの課程でだいぶカタルシスが発散されているのに、ながーい、ながーい転換のせいでその気持ちが一気にさめます。大掛かりな仕掛けがあるので仕方が無いんでしょうが、この転換さえなければもっと気持ちよく終れたのにな。


それでも歌舞伎を観て久々に満足して帰りました。


関係ないですが、新橋演舞場、歌舞伎座は鑑賞マナーが悪い人が多い。注意されたのに逆切れしているおばさんがいて、やっぱりシニアの人はマナーに関し、無頓着な人が多いなー、と改めて感じました。僕は新橋演舞場、歌舞伎座に行くときは諦めて注意し無い事も多いんですが。

ペテン師と詐欺師(再演)

ペテン師と詐欺師(再演)

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/29 (火)公演終了

満足度★★★

キャストが良いだけに・・・
主演のお二人は凄く良かったのですがね・・・話がいまいちぱっとしなくて残念でした。期待していたソニンもまだ役をつかみきれていない感じがしましたし。まぁ、これは公演を重ねていけば良くなるんでしょうか。

一番良かったのが市村さんの演技なんですが、フレディって20から30代くらいの設定なんですよね。市村さんははつらつと演じられているので若さは伝わってくるんですが、台詞回しとか歌でベテランの感じが出てしまいます。

話的にも ローレンス>フレディ といった力関係なんですが、主演のこの二人だと ローレンス=フレディ と言うイメージがついてしまいます。ってかこの芝居って年齢を超えた友情も大きなテーマなのでは?? キャスティングの時点で間違っている気がするんですが、市村さんが上手いだけになんかもったいないな、と思ってしまいます。まぁ、座長芝居としてみれば気にならないんですが、作品自体を観に来た人にとっては引っかかる点ですよね。

それにしても『モーツァルト!』から2週間足らずで再演とはいえ、こんな大きな舞台に出る市村さんは本当に凄いです。年末年始ハードスケジュールだったでしょうね。


女優陣はみな歌がお上手で、聞きほれてしまいました。そしてアンサンブルの方々! さすがプロと言った感覚で、しっかりと舞台を支えています。ホリプロ・東宝のアンサンブルはレベルが高くて、アンサンブルの方だけでも一見の価値ありですよね。特にこの作品はダンスが多いので。

ネタバレBOX

ソニンの役が公式ホームページで「実は凄腕の詐欺師」と紹介されています。


!!!!!!!!

これ観なければもっと楽しめたのに!



どうなんですか? ホリプロさん。かなり核心ついてるところですけど・・・・。



追記 : 改めてホームページを見てみたら消えていました。やっぱり指摘があったんだな。
目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

満足度★★★

キレイだから目立つ傷。
確かに良質なウェルメイド。堅実で信頼のおける戯曲。実にキレイな作品。
それだけにいくつかの傷が気にかかる……そんな感じで観ていた。

サイドエピソードが充実しているようで、意外と広がりを持たない。
キャラクタが充実にしているだけに、膨らませて本筋に絡ませてほしかった。
本筋があまりにもストレートど真ん中なだけに、ひねりもみたかったな、と。

役者陣の充実ぶりに目を見張ったが、空気を共有できていない瞬間があり。
なんだか、もったいないお化けってこういう時に出るんだと思う。

火宅か修羅か

火宅か修羅か

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

いわゆる青年団の真骨頂かと。
旅館のロビーでのひとときを単に切り取っただけのような芝居でいながら、個々のキャラクターの背景までも推察され、浮かび上がるよう。

ネタバレBOX

なんてことない会話だったりするのたが、その”間”が絶妙で、同時多発会話も意図的でありながら自然に見せる手腕は流石。関係ない2組がちょっとした共通性から絡むような脚本も練れてるし。
怪獣が来た!!

怪獣が来た!!

サンダース:コンビーフ

「劇」小劇場(東京都)

2008/01/15 (火) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★

シュールな4コママンガの様な
雰囲気は嫌いではないのだけど、
セリフが半端に古いのと、連鎖する間の悪さが、
良い感じの笑いに繋がらない原因に。

ネタバレBOX

飛び道具的な役者が暴発するところは
可笑しいのだけれど、それだけじゃなぁと。
ジンギスカン

ジンギスカン

株式会社 ドラマ・ステーション JAPAN

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2008/01/04 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても素晴らしい作品!
豪華なキャスト、臨場感溢れる演出がとても素晴らしい作品!
モンゴル草原の世界にたっぷり引き込まれて、とても楽しめました。

ネタバレBOX

平岳大について事前にほとんど知らず、よくある、2世タレントを名前のあるベテランが脇を固めて盛り上げるパターンかと余り期待していなかったが、背も高く、その凛々しい姿は、草原の覇者として名を残す英雄の若き日の姿にとても良く似合う。
また、相手役相田翔子演じるカルカ姫も、強さを内に秘めた役柄、最後まで成就することのない悲恋の物語が、(元来泣き顔っぽい)彼女が醸し出す雰囲気にぴったりで、作品の世界にどっぷりと浸れた。

ストーリーはテムジンとカルカ姫のほのかな恋物語、宿命のライバル、ジャムカとの争いを軸に、物語としてもとても楽しめる。

ジンギスカーンについては、元々その人物像や国に興味もあり、結構色んな書物を通して読んできたので、史実と随分離れた人物設定(ボルテの役回り等)に最初はとまどいも覚えたが、ともに部族を率いる二人のやりとり、性格描写など見ごたえがあった。

圧巻は、今や立場が逆転し優位に立ったテムジンが、ジャムカに示した温情溢れる停戦条件にも、誇り高きジャムカは首を縦に振らず、その板ばさみになるカルカ姫が犠牲になる非情のシーン。
物語とは言え、ついには結ばれることなく終わる結末に胸をしめつけられる。

たまたま取って頂いた席が前列の良席だったこともあり、本来ミーハーなところのある自分には、豪華な衣装を纏った美男美女が眼前で繰り広げる舞台に夢うつつの気分。
こういう夢の世界にいざなってくれるのが、やはり舞台のいいところだろう。

こんな作品を観ると、ああ、お芝居っていいな、また劇場に足を運びたいな、と思う。
今年もいい作品、沢山めぐりあえればいいな・・。
poetic act vol.1 春マチ小唄

poetic act vol.1 春マチ小唄

劇団空とぶ100マイル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

春マチ小唄
セリフと身体のリズムという視聴覚性を重視した作風。
目と耳には気持ちよいのだが、ロジック的には終盤ちょっとはしょりすぎかと。
そんな中、とくに福代千鶴が好演。

13日のポストパフォーマンストークは、家庭や地域のコミュニケーションの低下に対し、インプロ(即興演劇)のワークショップを、俳優ではない一般の方が受けることが、対策のひとつとして有効かという内容でした。

目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

200801151930
200801151930@シアタートラム

イザナギとイザナミ 古事記一幕

イザナギとイザナミ 古事記一幕

劇団千年王國

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

古典への見事なアプローチ
緻密な構成とユーモアで、淡々とした記述の古事記に見事に血肉が与えられた秀作。

ネタバレBOX

終盤のクライマックスで、セリフがちょっと説明調になるのが残念。展開のスピードを重視した結果かと思うとそうならざるを得ない部分もあったのかもしれないですね。

レンタルビデオショップに並べられるのは「古典」に並べられそうですが、不本意かもしれない。
トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

不思議な雰囲気
BGMが懐かし昭和且つ裕次郎映画ネタが鏤められていてかなり好みです。さらになんだかよくわからないけど非常に力技というか体張ってる感じで元気溢れる感じ。でもSF(近未来?)な雰囲気とちょっとちぐはぐだった気がしなくもない。どっちかにもっと特化したほうが面白かったんじゃなかろうかとちょっと思ってみたり。

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