最新の観てきた!クチコミ一覧

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恋の丸ノ内線

恋の丸ノ内線

ポリタン煉瓦亭

劇場MOMO(東京都)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

「恋の丸の内線」観劇
たまたま時間が合ったので、友人の応援のつもりで足を運びました。

ネタバレBOX

当パン挨拶にあった文章、
「トンネルを抜ける・・」を観劇前に読んでおいてよかった。
こういうことを伝えたくて、そしたらたまたまこういう話になったっていうふうに捕らえました。それは伝わったので今後の発展に期待ーがんばれ~
この人好きだなぁという役者さんもいたけど、前フリなのか芝居のクセなのか不明な感じの役者さんがちょっと中途半端だったかしら?
途中使われていた昭和歌謡は好きなんだけど、舞台もそれに合わせた雰囲気で作れるとよかったかも。
お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」

お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」

ブラジル

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/15 (土) ~ 2007/12/19 (水)公演終了

満足度★★

思ったより
どういう見せ方をしたいのかよくわからなかったのが正直なところ。
勢いで見せる舞台にしてはテンション、テンポがでていなくて
物語を楽しむ舞台にしては展開がいまひとつで
どちらにしてもちょっと中途半端に感じた。
確かにお客さんは随所で笑っていて、
それはひとつのエンタテイメントなのだろうが、
逆に物語の展開をにおわせる言動(伏線)が、結果期待はずれだったり
話そのものが味気なかったように思う。
ただ、一緒にみた友達は
「おもしろかった。私の好きな系統の芝居だ」といっていたので
見方によるのだろう。

『白い部屋』

『白い部屋』

dlb-EnterPrise 舞台演戯事業部 Do-リンク場

テアトルはこざき(福岡県)

2008/02/23 (土) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

うん、どろどろ。
いろんな意味で、汚かった。
いやーな部分を描ききっていたようで、観終わって脱力。
作品としてはとてもよかったと思う。
きちんと観れました。

ネタバレBOX

最初のほうは役者がビビりすぎていたような感じがあって、違和感だったけど。
「極限」を表現したかったんだろうなあ。
ワンダーランド

ワンダーランド

Neo Mask

ザ・ポケット(東京都)

2008/02/13 (水) ~ 2008/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ひと粒で三度おいしい傑作
芝居のスタイルのネタと『ハムレット』の翻案で笑わせる前半、劇団主宰が「大切なこと」に気付く後半(名台詞の宝庫!)、そしてお得意のアクション、イリュージョンに笑いをまぶしたクライマックスと「ひと粒で三度おいしい」傑作。

女探偵冴羽優羽 ~ Case File : 天使 ~

女探偵冴羽優羽 ~ Case File : 天使 ~

しゅうくりー夢

シアターVアカサカ(東京都)

2008/02/08 (金) ~ 2008/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

互いに相手を想っている気持ちもイイ
1977年を舞台に沢田研二ファンでバツイチ子持ちの女私立探偵を主人公としたハードボイルド。事件そのものだけでなく、主人公・優羽とその息子が(口では乱暴なことを言っていても)互いに相手を想っている気持ちがさり気なくしかし丁寧に描かれているあたりもイイ。

誰 ガ タ メ ノ 剣

誰 ガ タ メ ノ 剣

シアターキューブリック

ザ・ポケット(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

予習した効果アリ
事前に長宗我部元親について予習しておいたので冒頭で元親が槍を持っていることや信長の「鳥なき(里ならぬ)島の蝙蝠」という言葉にニンマリ。また、SFっぽい感覚もある衣装やメイクのセンスに前月観た少年社中の『カゴツルベ』も連想。

贋作 春琴抄

贋作 春琴抄

劇団ドガドガプラス

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2007/07/12 (木) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

見事
内藤陳の見事な芸事。色あせません。素晴らしい。
役者人も踏ん張っておりました。

アングラ演劇のフォローでしょうか。内容よりも勢いで勝負できる劇団でした。
粋をもっと感じたかった。次回にさらに期待いたします。

グッデイマンハッタン

グッデイマンハッタン

ttk

ザ・ポケット(東京都)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった!
久しぶりに、芝居の後に爽快な気分で家路につけました。笑いとドラマがたくさんあって、自然と楽しむことができるのは良いですね。こういうお芝居は誰に勧めても良いと思う。

空白に落ちた男

空白に落ちた男

楽天チケット/楽天エンタープライズ株式会社

ベニサン・ピット(東京都)

2008/01/14 (月) ~ 2008/02/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

これは本当に面白いです★
ベニサンピットという空間に出来た空間は、まるで空白のようです。よく観てみると不思議な舞台装置。この場所だけでもかなり不思議なのですが、そこに登場する5人の登場人物がこれまた不思議。とっても面白いんです。どんどんこの空間に吸い込まれていく感じがたまらないです。観てない方、必見!!!バレエや舞踊とかいうイメージは全くいらないですよー。coba産の音楽も最高です。もう一人の出演者のように音楽に人格があります!

ブレヒトだよ!

ブレヒトだよ!

劇団衛星

京都市東山青少年活動センター(京都府)

2008/02/23 (土) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

いいもんですね
小劇場系はトラウマがあってあまり観に行けない人間だったので,チケットが当たり,久しぶりに観る機会が与えられて,複雑な気持ちだったんですが.

で,観た結果……いやあ,よかったです.んもうすっかりファックジャパンさんのファンになっちまいました.なんというか,劇空間が狭いメリットというか,なんだか懐かしい気持ちになりました.観客もみな若く(当方四十路),若さエキスみたいなのが空間ににじみ出ていて,それも心地よかった.文化とはこうでなくっちゃいけません.一億総ファミリー化,TDL化,ぬるま湯的認知症化に歯止めをかけるためにも,こういう演劇はずっとやっててもらいたいです.

そう言いながら当方はいかにもファミリー的な市民ミュージカルに手を染めて抜け出せないでいます.音作りや演出の面白さはやめられませんな.
一応自分もアクターの端くれのつもりでいます.勉強もさせて頂きごっつぁんです.

勉強といえば,一緒に連れてきたムスコが今度,「環境警察」のワークショップでお世話になる予定です.よろしくお願いします.

おそらく会場でただ一組の小学生連れのオッサンでした.

ネタバレBOX

ネタじゃありませんがこちらに書きます.
舞台で音屋をやらされることが多いので,ついつい音響に興味が行きます.
音はよかったと思いますが,せっかく狭い空間だからマルチチャネルなんかにすればおもしろい効果が出せたとおもいます.もったいないなぁ.
BGMも効果音楽も素敵でした.ただ独白転換のBGMは微妙な変化がほしかったです.後半は飽きちゃいました.

ダンスシーンがあるとは思っても見ませんでした.なんだか嬉しかった.
でも,ミュージカルじゃなくても,もっとちゃんと踊ってほしいです.
場面転換のウネウネの動きも,もっと滑らかで怪しい,こう…コンテンポラリやアングラ系舞踏のような美しさがほしいです.

えらそうなこと書きましたが,とっても楽しい作品,ありがとうございました.
二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2008/02/01 (金) ~ 2008/02/25 (月)公演終了

鏡獅子
午後の部の口上から拝見。とても所作の勉強になります。特に鏡獅子での子役の二人の踊りがとても魅力的で微笑ましくて。日本の伝統を残していってほしいなぁと感じましたね。

まどろみ戦士

まどろみ戦士

IQ5000

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/02/01 (金) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

雪の中、熱かった・・・
大雪の降る中、行ってきました。ACCEND公演でのまどろみ戦士は2回目でした。本公演よりはちょっと短め。でも、内容の濃さは本公演に負けないです。大好きな演目だなぁ。。。
魔王が出てきた時、セパ君を思い出してしまいました。。。

♥♥♥~Don\'t catch me !~

♥♥♥~Don\'t catch me !~

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★

日常会話まんま劇
ふ~~ん。。って感じの何の感動もない芝居でした。

どこがどう繋がってるって様子もなく、ただただ、日常の普段のありなままの、どーってことない芝居。

これなら別に芝居にすることないよね?(・・)

普通にカラオケ行って、普通に彼氏と喧嘩して、普通に友人達と騒いで、普通に肩で風切って歩いてるニーちゃんとぶつかってインネンつけられたり、普通にコンビニで買い物したり・・・。

なにがどーってことない表現をわざわざ芝居にする意図が分からない。
全く分からない。。

もしかして・・・分からないのはワタクシだけ?(・・)
なんつーって不安になってトイレに入ると、そこでも鏡を前にメイクを直してる女の子達が、「普通の会話劇だよね?芝居じゃあない。会話劇。特に芝居にする必要ないよね。」・・・と話してるではないですかっ!

多勢に無勢ではないけれど・・・妙に安心して納得したワタクシ。。

良かった!普通の感性持ってて。。



どーってことない普通の会話劇を観て、どーってことない芝居と感じるワタクシは普通です!(きっぱり!)




ARTRACTION -アートラクション

ARTRACTION -アートラクション

Alphact

black chamber(大阪府)

2008/01/25 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったです
本格的なバレーを観るほど堅苦しくなく、しかし、鍛えられたダンサーたちのダンスを鑑賞できる。
開演前からダンサーたちによるパフォーマンスが、会場のあちこちで繰り広げられており、退屈させないためのいろいろな工夫が凝らされていました。

ブレヒトだよ!

ブレヒトだよ!

劇団衛星

京都市東山青少年活動センター(京都府)

2008/02/23 (土) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!
台詞に「演劇やっててブレヒトを知らないのはモグリだ」ってのがあるけど、この公演自体は、ブレヒトを全く知らなくても楽しめます。
テンポが良くて、見やすくて、笑いがたくさん、ちょっと切ない。
とても面白かったです。

『フルコンタクト』

『フルコンタクト』

マシンガンデニーロ

萬劇場(東京都)

2008/02/22 (金) ~ 2008/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい!
取り扱う題材、ストーリーの展開、作品が放つイメージ、どれも素晴らしい!
後半の加速は観ていてドキドキした・・。
社会派サスペンスとしても秀作だと思う。

ネタバレBOX

事前に観た某サイトでの劇評が余りにもヒドかったので、全く期待していなかったのだが・・・。
嬉しい誤算、今月も沢山観劇しているが、自分としてはかなり上位の作品。

物語は、近未来、遺伝子の優劣が問われる時代。
のほほん、と暮らしてる自分達には耳の痛い話題だが、現実にヒットラーが第三帝国時代に実施しているなど、憂い(と偏り)を持った指導者なら、いつでも実施し得る、満更、空想物語とは言えない。

遺伝子が選別される時代となり、後世に残されるか否かが重要視される、さながら、現代センター試験の人生版。

精子オークションのシーン。
んな、まさか・・・と思いながらも、ひょっとしたらそんな時代が来るのかも・・、と思わせるのは、リアリティある、良い作品だったということだろう。

最後ヒルコが去っていくシーン。
なんか頭で理解しながらも、こみ上げて来るものがあった。
う~ん、なんだろ。
神が持つ厳かさ、キュートな女性の持つ可愛さ、そして母の持つ母性の力強さ、それらを兼ね合わせたのがヒルコだったと思う。
死なない、安心してみていられるはずなのに、血まみれになるヒルコ・・。
もういいだろ、木村、お前、まだ撃つのか、人間じゃねぇよ・・。
ほとんどの人がこう思ったと思うのだが、そう考えさせただけで、作品としては成功だったのではないかと思う。



ハードボイルド・マーロウ

ハードボイルド・マーロウ

アカネジレンマ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★

タイトルが重すぎたか・・・
粋で小洒落たアメリカン・テイスト・・・。
タイトルから、そのような作品を連想してたのだが・・・。

ネタバレBOX

伝えたかったのは、どんなメッセージだったのだろう・・。

物語の終盤になって、二人の探偵にチャンドラーの名探偵、フィリップ・マーロウを語らせるが、そのような世界を目指してたのではないか・・。
肝心の作品が、イメージに近づけなかったのは、とても残念・・。

(多少辻褄の合わない所は演劇の虚構として多めに見るとしても)最後の謎解きのシーンにもう少し重点を置いて欲しかった。

好意的に見れば、ラスト探偵ミシマの感涙のシーン、また調査内容を曲げてまでして、探偵として失格だが、より情に訴えかけたいヒューマン・ストーリーを描きたかった、と思うのだが・・。

ストーリーの大部分が、子沢山の主婦探偵と妻に疑われた探偵所長との不倫物語と言うのでは、琥珀色のシャレたアメリカン・ドリームには、ほど遠いかも・・・。

「ハードボイルド」、「マーロウ」などという鮮明な単語をタイトルに持ってくれば、やはりそれなりの作品を期待する。

思い入れが強過ぎたのか、今回はイメージと遠い内容だったのは、残念に思った。

ライカンスロープ

ライカンスロープ

Afro13

シアターVアカサカ(東京都)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/19 (火)公演終了

満足度★★★

確かにライブだった
確かにライブのようだった
大音量の音楽、次々と変化する照明、縦横無尽に駆け抜ける俳優陣、繰り広げられる舞・歌
衣装もすばらしく、観客を作品に引きずりこむ重要な要素になっていた
まさにゲームの中に入り込んだかのような錯覚を覚える
現代版歌舞伎のようだとも思った

着座するコブ

着座するコブ

魚灯

京都芸術センター(京都府)

2008/04/18 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

難解である
観劇後、頭は謎でいっぱいだった
難解な作品でした
それでも作品の中にはぐいぐいと引っ張られ、様々な感情が自分の中に流れ込んでくるような感覚になりました。
難解かつ非常に痛々しい作品。それが私の感想です。

恋の丸ノ内線

恋の丸ノ内線

ポリタン煉瓦亭

劇場MOMO(東京都)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★

切り口は面白いのに・・・
設定は面白い、最初の8分位は「何が起こるんだろう」と、
期待した。
蜷川幸雄の持論からすれば「オープニングの5分で、芝居の半分は
決まる」である。リア王で例えれば最初の5分で残り3時間30分以上の作品の半分が決まったのであろう、ならば70分のこの作品の8分ってのは、
大したものである。
(?????
ん・・・よくわからない事を言ってしまった。)

駅ナカビジネスが盛んな昨今、確かに、この作品のような
舞台設定があっても、悪くはない。
登場人物の設定も、パっと見て、スッゲー膨らみそうな予感はする。
しかし、しかし・・・・
他の方が口をそろえてコメントしているように、全く話にテンポがなければ
役柄に感情移入出来ない、構成が悪く話にメリハリがない。
全然面白くならない、面白くないのだ。

題材として、これだけネタが揃っていながら、たかだか1時間ちょっとの
上演時間にもかかわらず、ここまで退屈な作品にするなんて、これも
一種の才能なのかなぁ。

高校生の文化祭だって、これよりはもう少しマシな作品を
見せてくれるぜ!って思うほど、ダラダラ退屈な作品になってしまい、
「誰か芝居の作り方を教えてやれよ」って思うほど、つまらない。
例え作家の人が演出の人が経験不足で、詰まってしまっていても、
照明の人とか、美術の人とか、宣伝の人とか、
役者さんだっていい、もっといえば劇場MONOの人だっていいじゃないか、
誰か注意してあげれば、1万倍くらい面白い作品になったような気がする。
(1万倍で中の上程度だけど)

本当に地味な、本当にパっとしない役者さんたちが
覇気もなく、淡々と台詞を連ねていく。
この人たち、何のために芝居しているんでしょうか?

劇団のホームページも見あたらなければ、作家のコメントもなく、
どうも、この作品を作った人達の「顔」が見えてこない。

金持ち学生?の道楽かなぁ。
ちょうど卒業記念公演とか、上演されている時期だし。
「MONOで学生時代、俺、芝居うったんだぜ」って
ハクでも付けたいのかなぁ。



ネタバレBOX

やっぱりね、まずは、中野で上演しているんだから、丸の内線の駅は
茗荷谷じゃなくって、新中野とか中野坂上にしなきゃ。
まぁ東京ドームの下りがあるけど、そこは中野サンモールにしても
構わないんじゃないか?
そんな「基本」の部分からズレている。
白っぽい舞台装置は近未来的でありながら、話は創業うん十年の
ボロホテル、そして音楽は昭和歌謡。
なんなんだ、これは。

「恋の~」ってタイトルつけてるんだから、
せめてラストは彼女の亀甲縛り姿でも杉本彩ばりに見せて
迫力つけて欲しかった。

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