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A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM

A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM

G2プロデュース

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/06/22 (日) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

さりげなく今様で、シェークスピアも楽しめて
評価はちょっとおまけ気味の4☆だけれど、でもシェークスピアを忘れるほど今様に楽しめて、なおかつシェークスピアもたっぷり楽しめました。

シェークスピアの美しい台詞などが、すうーっと入ってくるところがこの舞台の秀逸なところ。役者も何気にすごく好演で・・・。

よい試みとたくさんの芸に満ちた舞台だったと思います

ネタバレBOX

神田さんの演技の太さというか押しの強さにはびっくり・・・。彼女はとんでもない役者に成長していくかも知れません。

他の役者さんたちも、実は猛者ぞろいで、やや細いトーンの舞台をしなやかに支えておりました。

個人的にはとてもお気に入りの舞台でした。
ローゼ・ベルント

ローゼ・ベルント

燐光群

調布市せんがわ劇場(東京都)

2008/06/30 (月) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

目を、見開かせる。
一年を象徴する漢字として、「偽」が選ばれたのは去年の暮れ。相変わらず、世界は「偽」に満ちている。

とはいえ、僕らはすぐに、慣れて、そして、忘れる。「偽」も、忘れる。でも、この演劇は、そうさせてくれない。無理矢理、僕らの目をこじ開ける。

世界を、見せる。僕らの目を、見開かせる。涙を流すひまもない緊張感で迫る。そんな舞台だった。

ネタバレBOX

ハウプトマンという人(ノーベル賞文学者)の、100年以上も前の作品を、坂手洋二さんは現代とつなげてしまった。舞台は精肉工場。日常的に偽装が行われていて、それが当たり前になっている世界。

工場で働く美しい娘ローゼは、工場を経営する社長と不倫している。彼女は聖職者との結婚が決まっているが、不倫関係を知った工場の技師にゆすられ、身体を要求される。嘘を嘘で塗り固める暮らしの果てに追いつめられたローゼの取った行動が、裁判沙汰に発展し、偽装に満ちた、食肉工場という世界そのものの破滅につながってしまう。

社長、その妻、技師、ローゼの父親。大人達の世界は、「偽」に覆われている。そして、それが当たり前すぎて、そのことに気づくことさえできない。

終わりの見えない泥沼の裁判の中、狂ったようになってしまったローゼをみながら、社長はいう。「ローゼは、私たちをみて、私たち(のような、嘘にまみれた大人たち)が当たり前の人間だと思い込んでしまったんだ。これは私たちの責任だ」と。これは、響いた。「偽」の世界を当たり前だと思って育つ子ども達の国は、どこへ向かうのか。

もとは、地主と小作人たちの物語だったという。設定を理解していない最初のうちは、いつの物語なのかわからなくてとまどってしまったけれど、いつの間にかどうしようもなく現代的な、そしてとても普遍的な物語が見えてくる。

簡素で抽象的な舞台装置が、僕ら観客に、比喩を読み解くことを暴力的に要求してくる。なにもない舞台を工場として見ようと、僕らの無意識がアナロジーを読み取ろうとがんばるうちに、それぞれの人物が、何を見ようとして、なにを見まいとしていたかが、見えてきてしまう。世界の裏の、見たくないものに、気づかされてしまう。それは、汚い世界を見まいとして、目を閉じようとするうちに、どんどん嘘に追いつめられていく、そんなローゼの苦しみと重なっていく。

ローゼ役の占部房子さんの、ラストの狂気は、共感すら受け付けないほど。美しくて、恐ろしくて、文字通り圧倒的。僕は、涙を流すことも許されない。演劇の持っている、暴力的な力に、ただ圧倒された2時間。

新設のせんがわ劇場は、狭い。椅子が、小さくて、固い。お尻が、痛い。長くて、休まるゆとりのない劇なので、ちょっとつらかった。
流浪の民

流浪の民

劇団 THE☆メンチカツ成

新宿村LIVE(東京都)

2008/06/08 (日) ~ 2008/06/11 (水)公演終了

満足度★★★

まだ頑張る余地ありあり
チラシがものすごいインパクト。キャッチコピーにも惹かれ。
でも内容は実はそれほどデンジャラスではなく、設定以外は結構普通でした。
演出で面白く見せている感じ。

見ていて面白かったし、もっと面白くなりそうな気がしたのにストーリーを無難にまとめてしまった感があって勿体なく思った。
だけど目の付けどころ・・・というか、セリフにセンスを感じる。
大事なところはばっちり押さえます!みたいな。

客演の役者さんがステキ。
負けるな劇団員。

ルドルフ

ルドルフ

東宝

帝国劇場(東京都)

2008/05/06 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★

楽しみました
期待値が低かったので、予想外に面白く拝見しました。
井上・笹本がとても瑞々しい魅力を放っていて、それだけで見る価値あったと思う。
特にマリーの描かれ方に脚本上からすでに矛盾を感じるものの、それを自分の中で消化しきって強く愛らしいマリーを作り上げた笹本氏はとても輝いて見えた。

対して、浦井氏に狂言回し役は少し荷が重かったみたいで。
存在感が圧倒的に足りない!勿体ない。

画的な美しさが考慮された演出で、ところどころハッとさせられるシーン有。
絵画を大胆に使ったセットもカッコいい。


流れる庭 ーあるいは方舟ー

流れる庭 ーあるいは方舟ー

劇団一跡二跳

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/03 (木) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりすごい!!
一跡二跳らしい芝居!!
作・演出の古城さんと一跡の役者さんで完成される舞台!
観た後の満足感・・・最高!!
前は砂、今回は水が舞台に!!

父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景

父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景

あひるなんちゃら

サンモールスタジオ(東京都)

2008/07/03 (木) ~ 2008/07/08 (火)公演終了

満足度★★★★

初日にお邪魔しました
まったり、のんびり~♪
なんだか居心地が日曜日。

ネタバレBOX

ビンタの切れ味、サイコー!
ほっぺが赤くなっていて、オヨヨ。
共生の彼方へⅢ

共生の彼方へⅢ

A.C.O.A.

atelier SENTIO(東京都)

2008/06/26 (木) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

トーク! に、
出席させて頂きました。おもしろかったなあ。

三島由紀夫をこころみる

三島由紀夫をこころみる

劇団渡辺

atelier SENTIO(東京都)

2008/05/23 (金) ~ 2008/05/24 (土)公演終了

トークに
出席してきました。誠実なつくりに好感を持ちました。

弱法師

弱法師

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

atelier SENTIO(東京都)

2008/07/02 (水) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

大いに笑わせて頂きました。
昨年の演出家コンクール優秀賞受賞は伊達じゃない。とにかく男優がいい。突き抜けてる。素晴らしい。

チケット代も安いし(絶対赤字だと思う。笑)オススメです。

上演は今週末まで。お時間ありましたら、ぜひ!

その夏、13月

その夏、13月

チェリーブロッサムハイスクール

サンモールスタジオ(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/01 (火)公演終了

満足度★★★★

久々のスマッシュヒット
細かいことはさておいて、良いですね。
2,800円で良いものを見させて頂きました。

次回以降も観に行きたいな。
それと、民放で取り上げてくれないかな、この劇団。

ローゼ・ベルント

ローゼ・ベルント

燐光群

調布市せんがわ劇場(東京都)

2008/06/30 (月) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

怪優、占部房子
それに尽きる感じ。やはり自分の中で坂手さんは演出家というより、作家。
今回はそんなことよりも「せんがわ劇場」にびっくりした。本当に建築家にデザインさせない方がいい。ちょっと空間として酷い。東京なのに地方のツアー公演を観にきた気分を味わえた。

CR卒業物語

CR卒業物語

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/16 (月)公演終了

みました
鈴木アメリさんお疲れ様でした。

眠れない夜なんてない

眠れない夜なんてない

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

200807021900
200807021900/ビデオ撮影日

眠れない夜なんてない

眠れない夜なんてない

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました
以前、「さよならだけが人生か」を何年も前に見ていて、その時は幼かったので自分があの雰囲気に追い付きませんでした。

それを踏まえた上で、今回のお芝居を。

やはり独特の演出は面白いですね!セットも素敵だった。
何よりおじさま達の演技がとっても素敵。

でも やっぱり今回も、もうちょっと大人になれば、もっと面白みがわかるのかも。。と思ったり。
どれぐらい大人になればいいんだよ、と自分にツッコんだけれど。

この年になっても、オリザさんは早い・・・のかなぁ。
それでも集めた資料、それ故に細かく描かれた人物の状況、感情などが、距離を近づけてくれた。
彼の実力を、分かるぐらいの力量を持ちたい。

ジュリアス・シーザー

ジュリアス・シーザー

劇団昴

あうるすぽっと(東京都)

2008/06/19 (木) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

「おまえもか!」>(~o~)
舞台きれいだし 役者さんがベテランさんみたいで おちついて 観劇しました 

華燭(かしょく)

華燭(かしょく)

東京タンバリン

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

もっこり
じゅんってしました。

華燭(かしょく)

華燭(かしょく)

東京タンバリン

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

丁寧な脚本、おもしろい演出、素敵な俳優。
おとなしく、大きい揺さぶりはないけど、味わいの深さはさすがです。直接は語っていないのに感じられる部分が多く、わかりやすいから気持ちが離れません。人間の普遍性を温かく見つめる視線がいいんです。

ネタバレBOX

席が指定で選べないのは残念だけど、一応死角はないようですね。どっちに座っても通路での会話は見えない部分がありますが。このセットの組み方はかなり素敵です。いろんな角度から見てみたい。

登場人物は結構多いし、2役したりもするので、前半は人間関係の把握をしっかり、後半で気持ちの流れについていけるように。
表と裏と、その向こう

表と裏と、その向こう

イキウメ

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/07/02 (水) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★

期待はずれ、
と、あえて言わせていただくのは、もう作品の出来不出来は関係なく、自分の期待値とのギャップ。違う違う、イキウメで観たかったのは。枕詞に「紀ノ国屋ホール版」とか付ければいいと思う。

ネタバレBOX

人間らしい体温を感じてしまうんです。薄ら寒い変な空気にどっぷりしたかったのに。生とか死とかに対しての思いが強かった気がします。ストレートには言って欲しくない、よくあるメッセージ性ががっかりです。
杭抗(コックリ)

杭抗(コックリ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

はじめての
こつぼね。
スーツで行きました。
鯨子さんがステキでした。

表と裏と、その向こう

表と裏と、その向こう

イキウメ

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/07/02 (水) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

初日に
見てきました!
すっごいよかった。

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